1951-11-07 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号
○永井純一郎君 何時から。
○永井純一郎君 何時から。
○永井純一郎君 議事進行です。今の羽仁さんの質問に関連するのですが、私も昨日であつたか、一昨日であつたか、第三條の信託統治については縷縷條約局長から回答を得ましたが、羽仁さんと同じように非常にわからないわけであります。そこで私どもはこの第三條が判然としない限り、実は先に進めないと思つておるのであります。そこで衆議院では多数の横暴というか、そのまま押し切られて来ておりますが、参議院はその特性にも鑑みて
○永井純一郎君 そうすると国連の総会で、これは例えば南西諸島の場合、私が質問するのは、これは戰略地区として信託統治下に置くんだと思いまするが、その場合もやはりあれですか、総会でやるのですか。
○永井純一郎君 今のお答えでは、はつきりしないのですが、なお一つ先に進んで、これはあとでお尋ねしたいと思いますが、それでは第七十六條のところに、今局長が言われた国際の信託統治の目的のところに「国際の平和及び安全を増進すること。」こういうことのためにいろいろな形で信託統治が起きるのだから、南西諸島の場合も……というふうな意味のようでしたが、それでは七十六條の(い)号が国際の平和及び安全を増進するかしないか
○永井純一郎君 曾祢君の質問がありましたこの第三條に戻るのですが、三條に関連しでお尋ねをしたいと思います。これは私が更に補足して條約局長にお尋ねしたいのですが、この国連憲章の七十七條の(い)、(ろ)、(は)、こうあつて、先ほどのお答えでこの(ろ)号と(は)号とがはつきりしなかつたようにも思いますが、この点が一つと、それからこのいろいろな政治的な意味を含まない、純粋の法律論としてどうなるかというふうに
○永井純一郎君 平林さんから、吉川君が申上げましたことに対して極く一部の例外のように言われたのでありますが、まあ吉川君から非常に激しい言葉で申上げた点は許して頂くといたしまして、実は私、午前中に申上げたのでありまするが、幸い只今相当たくさん各委員がお集まりでありますから更に申上げたいと思いますが、例えば私のほうの岡田宗司君から総理に質問しました行政協定の、例えば項目だけでも示されないかというような非常
○永井純一郎君 議事進行について委員長にちよつと皆さんに諮つてもらいたいと思います。一般質問を外務大臣が来て昨日までやりましたが、これは第十通常国会の予算委員会においても、参議院におきましては非常に問題になつたのですが、こういう非常に重要な案件についての総理の態度が非常に悪いのでありまして、これは我々はただ一党一派の意見を申上げておるのではないので、もう少し質疑に対して十分に答え、それは事務当局のほうからの
○永井純一郎君 委員長のお考え御尤もだと思いますが、経過は、こちらが決算委員会で聞いておることは、内容についてもやはり伺つておるわけです。その内容の詳細に亘つて聞くことは今日の場合又とてもできないと思いますから、経過に附随する程度の内容は、カニエ君の言う程度のわかつておらないことは……今度どういうふうに、私が一番考えるのは、今委員長のおつしやつたように、今後国民が検察庁だといつて信頼を、やはり検察庁
○永井純一郎君 その言葉を聞いて大変力強く思うわけでありまするが、なお小さいかも知れませんが、今その会計検査院からの通告によるということは、私どもそういうことを知らないで今聞いたわけですが、こういつたような事件は普通必ず通告があつて行われておるかどうか、そのことを一つこの事件以外で聞きたい。それからこのくらいのケースの事件は検事を一体普通どのくらい動かしたり、或いは搜査関係の者を動かすのが普通であるのか
○永井純一郎君 私は途中から決算委員に入つて来て、よくこの事件を知らないのでありまするが、併し国民の立場の極く常識的な立場から見て、今検事正がおつしやるその他の公団の関係、そういつたものは非常に嚴重にやることにして、これも同じようにやるのだというようなお考えのようにもとれましたが、この問題はカニエ君なり小林君からも熱心な質問がありましたが、我々が考えておるのは特に法務総裁としての大橋君に対する考え方
○永井純一郎君 それはわかるのです。根本的に……。
○永井純一郎君 これは長官にでも来てもらつたときでなければ、この論議が決定するわけにも行かんと思うのですが、事務的な実際的なお答えを頂けばよいと思いますが、自立経済計画は、この前の会期中にも決定しておらないということを長官は言つておる。特に我々がわからないのは、法案を実行する方法というものが第一きめられておらない。そこでここにある自立経済審議会と開発審議会がどういう関係で、審議する内容を決定したらどういう
○永井純一郎君 これは経済自立計画ですね。あれはまだ完全に決定されておらんですね。経済自立計画は政府としてはまだしておられなのいですか。
○永井純一郎君 私は日本社会党を代表いたしまして、本二十六年度予算案に対しまして反対の意見を述べるものであります。(拍手) 先ず私が最初に申上げたいことは、私どもがこの予算案を審議するに当りまして、国会議員といたしまして責任の重大なることを痛感しておつたのであります。それはなぜかと申しますと、この予算の大綱が決定した後におきまして国際情勢並びに国際経済に激変が起きておると思われるからであります。そこで
○永井純一郎君 折角みんなで文部省の所管のこの重大な事項がうまく解決されるようにということでやつておるのに、どうも文部省には、大臣以下の答弁なり態度にはどうも我々は満足いたしかねる。誠に遺憾だと思うのですが、まあ一応、同じことを何遍も繰返して申上げても仕方がないのでございますから、そこで私は地財委にちよつとお伺いしておきたいのですが……。
○永井純一郎君 できるようにする、努力をする、それはわかるわけでありますが、今日すでに地財委、政府それからあなたのほうの数字が非常に違うということは、私が今こまごまと申上げた單価の違い等があるわけです。そういうことは、これはもう合同で、それが大蔵省、地財委は地財委というふうにばらばらで調べないで、きつちりと一緒になつて調べれば、はつきりしたものはわかると思うのです。そうした場合にはできるだけやるということでなしに
○永井純一郎君 今の矢嶋君からお話があつた結論になつて来ると思うのでありますが、いろいろ文部大臣が苦心をされておることはよくわかるのです。そこで私どもが大蔵省、地財委、文部省という数字が非常に違つておるわけでありますから、その結果が今日のままで参りますと、矢嶋君その他の委員のかたが心配しますように、この結果のどどのつまりが人員整理をするか、府県のその他の事業を縮小するか、そうでなければ肝腎の目標としておるところの
○永井純一郎君 そういうお答えを、国際情勢等から考えてできないことをしてくれということを我々は要求はいたしません。但し経済民主化の問題等は私はそういう問題でないと思います。そこで私が一歩讓つて申上げておりまするように、若し総理にしてその答弁が十分におできにならないならば、所管大臣をして懇切丁寧にわかるように考えておるところを答弁させるなりされるべきである。私は国民の代表としてこのことをはつきり申上げたいのであります
○永井純一郎君 議事進行……。総理の木村君に対する御答弁を伺つておりまして、私は非常に遺憾に存じます。参議院におきまずる予算委員会におきまして、不審査の際にも誠に不十分でありまして、我々が相談いたしまして、その点総理に反省を求めますために、各党代表質問をいたしまする一番初めの日に反省を求めた結果、林副総理が身代りになつておいでになつたと思うのであります。只今木村君が質問しておられまする経済民主化の問題
○永井純一郎君 勿論外交のことでありまするから、対手国がありますと同時に占領下であります。その辺は我々国民もよくわかるのでありますが、併しいろいろの判断する材料がないのに、なぜできないということを前提にしておられるのかということについては、又ここに一般の国民はわからなくなるわけであります。昨日の新聞でありましたかに、ソ連のマリクとダレス両氏との間に声明の応酬をやつておるようでありまするが、あのアメリカ
○永井純一郎君 そこで私ども国民がますますわからなくなるわけでありまするが、総理も同じように在外公館等を持たないからいろいろな情勢を判断するところの材料はないということになれば、そういう状態に置かれておる政府の場合におきましては、私は講和問題等につきまして、恐らく、そういう状態にありまする日本の政府といたしましては、考えられることは私はたつた一つしかないのじやないかということを考えるのであります。それはいろいろな
○永井純一郎君 昨日総理に御出席願いまして、社会党を代表いたしまして御質問を申上げる予定をいたしておつたのでありまするが、実は私は総理に、その他いろいろな大切な問題があるのでありまするが、特に議会の審議権並びに民主政治のありかたと申しまするか、これにつきまして、他の問題に及ぶ時間がなくとも徹底的に御所見をお伺いいたしますると同時に、私どもの考えも申上げたい、こういうふうに私が一番初めに御質問申上げることになつておりましたので
○永井純一郎君 今の指導連のお話の中に、農産物の価格の話がありまして、米価を初め価格を国際価格に近寄せればもつとたくさんの收入が農村にあるのだというふうに簡單にお話になつたように思うのですが、これは指導連としては、そういう考えでなくして、差当りは国際価格に近寄せれば、たくさんの收入があるわけですけれども、本質的な問題としては、そうではなくして、農産物の生産費を十分償つて、且つ農業の近代化等ができるような
○永井純一郎君 只今のお答えでありまするが、そういうふうに外務省がつんぼさじきでありまして、情報なり知識というものは單に内外の新聞程度であるということだとすれば、今日まで総理初め政府当局が講和の問題についていろいろな主張をし意見を述べておるのでありまするが、それはただ單にそういう極く基礎のない、はつきりした基礎のないものの上から判断して言つておるのか。或いは主として司令部との話合いによつて司令部から
○永井純一郎君 今の木村さんのお尋ねに関連するのでありますが、将来の朝鮮の戰乱の見通しという問題で極く新聞程度のお答えがあつたのでありますが、私が従いましてこれに関連してお尋ねしたいと思うのは、外務省は情報をどういうふうにして取つておるかということであります。それが一つであります。それから、それと関連してでございますが、たしか中共軍が介入する少し前だつたと思いますが、長春会議というものが開かれたように
○理事(永井純一郎君) 御異議がないようでございまするから、中川君の理事の辞任を許可いたします。 次に中川君の辞任によりまする理事の補欠の互選を行いたいと思うわけでございまするが、互選の方法はどういうふうに取計らつたらよろしうございますか。
○理事(永井純一郎君) それではこれから委員会を開会いたします。 今日は、佐々木委員長が病気でございまして、従いまして理事の打合せによりまして、大体次のような日程で行いたいと思います。 第一には、理事の中川君から辞任の申出がありまするので、この理事の辞任とその補欠の互選に関すること。それから委員会の今会期中の運営について御相談をすること。それから前回の委員会で、つまり昨年の十二月十四、一十六の両日
○理事(永井純一郎君) 中川さんの御質問がありましたので、午前中に見えておりましたが、午後から課長が見えてるようですから答弁をお願いいたします。
○理事(永井純一郎君) 速記を始めて下さい。 今日お配り願いました資料について、或いはその他について、政府から貿易局と外為、それから通産省から見えておりますから、御発言を願つて結構であります。
○理事(永井純一郎君) それでは鉄鋼の関係のかたと機械の関係のかたの御説明を願います。速記をやめて下さい。 午前十一時三十五分速記中止 —————・————— 午後二時二十三分速記開始
○永井純一郎君 だからその地域別がなかつたらこれはまあ全然意味がないわけでございますね。その一応の計画はあるのでしようね。
○永井純一郎君 この輸出先を全部、二十六年度の見込ですね、輸出先を全部欲しいのですが、この重要物資輸入買付のようにですね。
○永井純一郎君 今次のこの第九臨時国会を我々は救農臨時国会といたしまして要求いたしたのでありまするが、目下農村と農民にとりまして最も重大な関心事であるところの米価が最終決定の段階に立ち至つておりまするので、ここに私は米価設定の基本的な問題につきまして、緊急に総理、農林、安本、大蔵の各大臣に対しまして質問をして、その所見を明らかにしたいと思うのであります。 終戰以来のあの食糧不足からの社会或いは経済
○永井純一郎君 説明を一通り聞いたわけですが、御承知のように、連年災害がありまして、特に災害のある地帶は、一つの災害帶をなしておりまして、始終そこに災害が起つて、土木、農業一般の商工業者等にも非常な損害があるわけです。そこでこの参議院の安定委員会といたしましても、この問題は相当国民の生活に直接結付く大きな問題でありますので、積極的に取上げて行きたいと、こう思うわけでありまするが、それで来年の、二十六年度
○理事(永井純一郎君) 説明を一応お聞きしたわけですが、今の御説明に対して御質問をして頂くようにいたしましよう。 〔理事永井純一郎君退席、委員長着席〕
○永井純一郎君 基本的なものを見せて欲しいと思います。
○永井純一郎君 具体的な地方計画を立てております。あれが実にちぐはぐだらけなんです。私達地方計画を見て知つておるのですが、特に農業関係の数字なんかはおかしいのです。ああいうように実際におかしいような計画をただ机上で作つていても、これは非常に無駄だと思う。それで何千万円という大変な費用を使つたように聞いておるのですけれども、あのへんはもう少し安本がやらないと、今羽生さんのおつしやるように大蔵省でやつている
○永井純一郎君 今いろいろなお話がありましたが、先ず皆さんがお話になつたようなことで進めて頂くのは結構だと思うのですが、経済白書なりいろいろ出ておる数字的な資料、そういうものを一応欲しいと思うのですが、分らない所は又後で専門員なり或いは安本の事務当局の人達に聞きたいと思います。一つ基礎的な資料を欲しいと思います。それから羽生さんからお話があつた五ケ年計画の中で特に食糧の問題についての御意見がありましたけれども