1953-11-06 第17回国会 参議院 通商産業委員会 第4号
○武藤常介君 只今この問題が保留になりましたようですが、御承知のように茨城東の炭鉱方面は現在非常に不況に見舞われておるし、それに今度の問題の出発は、伺うというと、会社側の企業の合理化に出発しておる、こういうことが請願書に書いてありますので、どうか今後十分慎重に御研究をお願いすることを要望いたしておきます。
○武藤常介君 只今この問題が保留になりましたようですが、御承知のように茨城東の炭鉱方面は現在非常に不況に見舞われておるし、それに今度の問題の出発は、伺うというと、会社側の企業の合理化に出発しておる、こういうことが請願書に書いてありますので、どうか今後十分慎重に御研究をお願いすることを要望いたしておきます。
○武藤常介君 只今の長官の御答弁ですが、これは極めて簡単だろうと私は思う。府県別に調べるということは、只今の件数にしても約二百件ですから、極めてまだ件数が少いのですから、その調査は簡単にできようと思います。それから余り公開しちやいかん、こういうことならば、これは我々はあえて公開する考えは持つておりません。であるけれどもが、折角我々が作り上げた金庫が如何に活用されておるか、全くわからん状態であるということも
○武藤常介君 只今質疑応答を伺つておりまするというと、なかなか、折角の金庫も趣旨が徹底しないところがあるのではないかというようなことも想像されるのでありまするが、さりとて我々はどの程度にこの趣旨が徹底し運用されておるか、実際にわはかりませんから、各県別にでも……、各金融機関というと秘密に付すということがあるかも知れませんが、各県ごとの実績だけでも、何か表でも頂載すれば大変参考になると思います。
○武藤常介君 本案については、被害小企業者の利子の負担を軽減してやる妥当、適切な案と存じまして賛成するものでありますが、法文の中に若干不明瞭な点があるのと、そのほか二、三の点について修正を要すると存じます。 今修正案文を朗読いたしますから、御賛成を賜りたいと存じます。 昭和二十八年六月及び七月における大水害による被害小企業者に対する資金の融通に関する特別措置法案に対する修正案昭和二十八年六月及
○武藤常介君 只今衆議院のほうから送付になりました水害地域の、大水害による被害小企業者に対する資金の融通の問題ですが、この法案は、趣旨は非常によろしいのですが、なお法案としてこれを提案するのには、相当疑問の点もありまするので、今少しこれは文章を明確を期するようなところもあろうと思います。それでなおこの問題は、先に通産委員会において問題となりました関係もありまするので、通産委員会のほうにもお諮りをしたいと
○武藤常介君 私は本案は、すでに懇談会並びに両院の打合会等におきまして、十分質疑を尽した件でございまするから、この際、質疑討論を省略いたしまして、直ちに採決に入らんことを動議として提出いたします。 〔「賛成」と呼ぶものあり〕
○武藤常介君 昨日委員会ではありますまいが、理事、小委員長の会の際に申上げまして、大体御承知と思いますが、その後変化はございません、御了承願います。
○武藤常介君 この法律案が衆議院のほうと両方で提案になる場合にはどうします。衆議院のほうから最初出た案は、衆議院のほうが提案者になりますか。それともどういうふうなことにいたしますか。
○武藤常介君 只今御報告申上げましたうちに漏れがありますので、甚だ恐縮でありますが、追加をお許し願いたいと思います。 昨日の衆議院のほうとの折衝の場合に、衆議院の小委員会からこういう案が提示されました。「昭和二十八年六月及び七月の大水害による被害中小企業者に対する国有の機械等の譲渡等に関する特別措置法案」、これは非常に長いのですが、要は、政府で今遊んでおる機械が相当あるからこれを罹災者に貸与でなく
○武藤常介君 先方の衆議院の小委員会との折衝の経過を申上げます。先般本委員会並びに小委員会におきまして決定いたしましたところの申合せ事項、又法律案の要項、この二つが決定されておつたのでありまするが、先ず第一にこの法律案といたしまして基金の補助、それから第二の損失補償、この二件の問題を衆議院のほうと折衝いたしましたが、衆議院のほうでもやはりこれと同じようなことを大体決定いたしまして、大蔵省並びに企業庁
○武藤常介君 只今の御答弁で大体わかりましたが、仮にこの負担金を課せられるということになりまして、万一この負担金を納めないという場合には何か商法の規定に反するようなことにでもなりますか、どうでしようか。
○武藤常介君 只今前の委員さんからお話がありましたのと大体重複するようですが、私もこの商工会議所の今日までの活動につきましてはいろいろと承知いたしております、今度の改正案によりまするというと、相当業者としては小さい業者まで加入するようなことになるようですし、殊に只今お話のありました特定商工業者の調査ですか、これをやるようになれば、なおこれに対する負担金の賦課があるようでありまするが、この調査の問題は
○武藤常介君 私は本案に賛成いたすものであります。只今委員諸君から大分附帯決議に類するような討論がありまして、これらには私も皆賛成でございます。ただこの論議中に、今回の大水害に際してこの公庫の発動を十分にするようにどいうような各位からの要望がありましたが、それは私も極めて同感でございます。併しながら本案の出発というものは、多少の災害は見越して出たところの案でありましようが、かかる大災害を予想しないところの
○武藤常介君 只今総理大臣の御答弁がありましたが、今回の予算におきまして三本建の給料が大体決定されるかと思うのでありますが、これによりまして高等学校の教員は相当待遇されるようになろうと思います。私もこれは当然なさねばならんことであると思いますが、これに伴いましてこの中小学校の教員が非常に淋しみを持つておる。これはどういうわけであるかというと、従来でも中学校、小学校は非常に事務が煩瑣で而も時間的にも非常
○武藤常介君 私は総理大臣にお伺いいたしたいのであります。問題は教育に関する問題でありまするが、根本的な問題でありますので特にお願いしたいと思います。 政府は資本蓄積や合理化による経済の再建を非常に強調いたしておりまするが、これは目下としては当然なことと私は考えます。併し私の見るところでは物質的な面や目先の効果ばかり余り考えておりますると、今後二十年先、又は三十年の将来を考えるときに、現在の新らしくやつたところの
○武藤常介君 私は委員の更迭によりまして、今回出て参りましたものですから、或いは重複いたしておるかもわかりません。その点御了承お願いいたすものです。成るべく重複を避けまして私は打切りたいと存じますが、この中小商工業者に対するところの融資というものは、私もこの方面には相当経験がありまして、実際は下部にはなかなか渡りませんで、やはり要領のいい者は十分これを利用するが、要領の悪い者は更にこれを利用することはできないで
○武藤常介君 只今対策本部長、国務大臣のお話を伺いまして、非常にこの復旧のためには熱意を持たれておるということは誠に私ども意を強うする者でございます。 私は只今から伺いたいのは中小企業者、商業、工業等の中小業者が今回の水害によつて受けたところの被害は想像以上のものがあるようでございますが、往々にしてこうした方面はどうも顧られないというようなことがあるのでありますが、先般来から通商産業委員会におきましては
○武藤常介君 調査費を政府のほうで補助するということになりますれば非常に結構なんですが、只今お話がありましたように、保証協会で保証しても銀行で改めて調査しないと銀行の成績に関係するというので、なかなか貸してくれない。このために小さな業者は相当の運動をしなければならないというようなのが相当あるという話を聞いておりますが、今後はこういう方面でもつと政府で監督しましてですね、中小企業者の救済が完全にできるように
○武藤常介君 関連ですが、只今法的基礎の話がありましたが、私はこの問題は非常に法的基礎のできたことは我我が多年考えておりましたことと一致するもので大変喜ばしい次第ですが、只今お話によりますと保証協会のほうでは保証するが金融機関でなかなか融資しない。これに関連いたしまして相当の調査費がかかるのですね。どうかすると多くは零細な業者がこれに頼る、ところが銀行の利息、これに保証費、調査費というと相当の金利になつて
○武藤常介君 只今厚生大臣からお話がありまして、大体承知いたしましたが、実はこの予算の問題は最後に私申上げてみたいと思つておるのですが、私が只今申上げましたのは、予算がありましても、お互いに分担の問題やなんかで往々にして遅延するというようなことがあるから、これに対して十分の注意を払つて頂きたい、こういうことを申上げたのであります。 次に私は大蔵大臣並びに……、建設大臣は今日はお見えになりませんですか
○武藤常介君 只今農林大臣から詳細に伺いましたが、あらゆる手を尽されようと意気込んでおられることは非常に喜ばしい次第でありますが、従来からややもすれば政府の計画などが、こういう災害の場合には計画を立ててそれをあらゆる機関に発表されまするけれどもが、最後の結末に行くというと、どうも龍頭蛇尾に終るようなきらいが多いのであります。どうか今回は万全の努力を払われんことを切望してやみません。 時間の関係上、
○武藤常介君 緊急の問題でありまするが、このたびの北九州の豪雨によるところの被害は極めて甚大でありまして、さぞ被害者はお困りだろうと遥かにお察し申上げる次第でございます。これにつきまして、それの対策上で二、三お伺いいたしたいと思うのでありまするが、先ず以て農林大臣にお伺いいたします。 今度の災害につきまして、議院の調査団はまだ戻つて参りません。併しながら政府としては大体今日までの機雷の状況がすでにおわかりかと
○武藤常介君 私の申しましたことにつきまして、相当育児の相違はありますが、なお重ねて伺つても同じ結果であろうと思いますので、私の質問はこれで打切ります。
○武藤常介君 改進党を代表いたしまて、すでに出ました問題に関連がありまするが、委員会におきまして、総理大臣からじつくり実はお伺いいたしたいと考える次第でございます。 現在の日本の根本的な病弊とでも申しますか、国民が真剣に国の将来に対して考えるというような精神が非常に今乏しくなつて来ておるようであります。これは敗戦という事実、又その後の占領、これらが長く続きまして、国民が依頼心ばかり強くなつて来た。