2016-02-24 第190回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
○武田公述人 御質問ありがとうございます。お答え申し上げます。 名目GDPは伸びておりまして、もちろん、その分、デフレーターで除去した実質GDPと、そこの乖離が出るのは御存じのとおりかと思います。 しかし、まずは、先ほども申し上げたとおり、企業収益が改善し、それが雇用市場の改善につながり、それが賃金上昇また設備投資へ回っていくことによって、所得から支出の好循環が生まれ、ひいては実質GDPの持続的
○武田公述人 御質問ありがとうございます。お答え申し上げます。 名目GDPは伸びておりまして、もちろん、その分、デフレーターで除去した実質GDPと、そこの乖離が出るのは御存じのとおりかと思います。 しかし、まずは、先ほども申し上げたとおり、企業収益が改善し、それが雇用市場の改善につながり、それが賃金上昇また設備投資へ回っていくことによって、所得から支出の好循環が生まれ、ひいては実質GDPの持続的
○武田公述人 足元で実質GDPの伸びが鈍いのは事実でございます。それにつきましては、海外経済の情勢がやや悪化しておりまして、それが日本経済にも悪影響を及ぼしているものと理解しております。 したがって、やや長い目で見た場合には、二〇一二年ごろから今という比較においてはプラスの面があろうかと思います。 以上でございます。
○武田公述人 三菱総合研究所の武田と申します。 本日は、貴重な機会を頂戴し、まことに光栄でございます。 私は、平成二十八年度予算案につきまして、賛成の立場から、マクロ経済の視点を中心に意見を述べさせていただきます。 早速でございますが、お手元の資料の一ページ目をごらんください。 アベノミクス始動からの三年間を振り返りますと、幾つかの経済変化がございました。特に二つの大きな変化がございました。