1981-04-09 第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第8号
○武安参考人 これはそう具体的にめどがついているとかそういうことではございませんが、五十六年度予算の中あるいはさらに五十七年度ということでその増加をぜひお願いしたいと思っております。
○武安参考人 これはそう具体的にめどがついているとかそういうことではございませんが、五十六年度予算の中あるいはさらに五十七年度ということでその増加をぜひお願いしたいと思っております。
○武安参考人 先生の御指摘のように、審議会の審議に当たりましては、委員以外に各界の専門家の専門委員を相当数お願いして、審議に遺憾なきを期するように考えております。 それで委員のメンバーでございますが、現在のメンバーで産業界御出身の方がおられますが、これは企業代表といったようなことでなくて、産業技術の開発に長年深い学識経験をお持ちの方という観点で個人別に選んでおります。ただ、先ほど申し上げましたように
○武安参考人 研究テーマの次回以降の選定でございますが、現在、案としてあります四テーマにつきましては、先ほど局長からも御答弁がありましたように、事業団の現在持っております情報の中から数をしぼりまして、くみ上げたわけでございます。それで、この制度の発足が認められますと、以後につきましては、さらに広い観点で各界の研究動向に十分な識見を持っておられる有識者からのヒヤリングを広く行いまして、全般的に見ながら
○武安説明員 今回の出力上昇試験におきまして、予想外のできごとが起こりましたことはたいへん残念に思っております。大臣から明らかにされました方針に基づき、事務当局としまして一丸となって事態の今後の処理、将来の対策に努力いたしたいと考えております。
○武安政府委員 この科学技術基本法におきます基本計画といいますのは、関係各省庁において推進されまする科学技術に関する施策全般にわたりましてその大綱を定めようとするものでございます。御指摘のように、科学技術会議設置法におきましては、科学技術会議は関係行政機関の施策の総合調整を必要とする場合に、科学技術政策の基本的諸事項について審議、答申することを任務とするということになっておりますので、基本計画の策定
○武安政府委員 科学技術という元来のことばとしましては、サイエンス・アンド・テクノロジーと申しますか、要するに、科学技術全部を含んだものを言っております。ただ両者の関連が非常に密接であり、相互にいろいろ関連しながら発展するという性格を持っておりますので、それを一体化したことばが一般的に用いられる、こういうことでございます。
○武安政府委員 ただいま齋藤先生の御質問のように、科学は、自然科学にかかわるものと、人文科学にかかわるものとに大別されるわけであります。もっともこの分類というのは時代の変遷、特に科学技術の進歩過程において若干の相違が出てくるわけでございますが、この法律におきまする「科学技術」というのは、科学技術を、人文科学にかかわるものと自然科学にかかわるものとに二大別しまして、そのうち、人文に関するもの及び大学の
○武安政府委員 これは先ほど申し上げました共同利用のサービス施設の調査研究のための費用、あるいはこのための一部ボーリング等の試験を含めました費用でございます。
○武安政府委員 それを含めました計画というものはまだできておりません。先ほど申し上げましたのは、施設の基準等の問題をいま検討しておるということでございます。
○武安政府委員 研究学園都市に移ります機関のうち、大部分が国立の研究機関でございますので、その間の施設あるいは環境の基準等について検討しております。それから研究団地というような形になりますので、たとえばそこには放射線のセンターでありますとかあるいは実験動物とか計画とか、いろいろ共同的につくったほうが能率的なサービス関係の施設が必要になってまいりますので、それの内容あるいはあり方等についても各省と連絡
○政府委員(武安義光君) 研究投資の額は、国民所得の比率において申し上げますと、アメリカが四・三%、イギリスが二・九%といった程度であります。日本はいま大臣から申し上げました一・七%でございまして、いずれにいたしましても、絶対量につきましても、比率におきましても、かなり日本のほうが少ないという状況でございます。
○政府委員(武安義光君) 先ほど来お答え申し上げましたように、技術導入の経緯を見ますと、当初は海外との格差が非常に大きかったために 重要技術をまるまる輸入するというような傾向で、圧倒的にバランスが輸入に傾いておったのですが、最近の段階におきましては、比較的、基幹的技術よりも次第に部分的技術、それから産業部門別に見ましても、基幹重要産業以外の技術というものがふえてきた。それから技術輸出のほうも次第にふえまして
○政府委員(武安義光君) 科学技術庁の所属の防災センター、それから無機材質研究所この二つの機関の施設を本年度から学園都市に建設することになりまして、具体的に準備を進めております。
○政府委員(武安義光君) 科学技術庁といたしましては、各省の研究機関があちらへ移ることになっておりますので、その整備等につきまして、全般的にその関係がうまくいきますように事務的に援助をいたしております。なお、その中に研究機関が移りました場合の研究に関するサービス施設等も必要になってまいりますので、その関係の検討もいたします。
○武安政府委員 試験研究費に関する税額控除制度の拡充でございますが、これは四十二年度から、一定年度に会社が支出しました研究費を上回る研究費部分につきまして、基準年度に対しまして二五%程度の税額を控除するという制度ができたのでございますが、四十三年度における制度としまして、通常の企業平均以上に増加しました分についてはさらにこれを上のせして税額の控除制度を拡充する。具体的に申し上げますと、年間通常の企業
○武安政府委員 ただいま大臣から御説明ありましたとおりでございますが、学園都市の全体の計画につきましては、御案内のように、総理府に設けられました推進本部において行なっておりまして、それの事務的担当は首都圏整備委員会の事務局が当たるわけでございます。 御承知のように、学園都市の中に包括されますものとしましては、公共施設あるいは住宅等も必要になりますし、大学、各省の国立研究機関、そういったものが入ってまいりますので
○説明員(武安義光君) 科学技術庁といたしましては、この種の大学の諸研究につきましては、その内容につきまして実際上審査し、責任を持って御意見を申し上げるという立場ではございませんわけでございますが、臨界未満実験装置は、この取り扱い上核燃料物質の使用ということで、主として安全性、この問題につきまして審査をいたしまして、周辺に被害を及ぼすおそれのないという点等を確かめまして使用の許可を行なっております。
○説明員(武安義光君) お答えいたします。カナダにありますカー・マギー社から日本側に対しましてウラン鉱の探鉱及び開発についての打診がございまして、これにつきまして電気事業者あるいは鉱山業者等が現地に調査団を派遣しまして、その結果等を聞きますと、かなり鉱区としましては有望であるという判定をいたしております。ちょうど原子力発電を本格的に始めます時期で、ウラン資源の確保という問題は非常に大きい問題でありますので
○説明員(武安義光君) 高速増殖炉の開発は現在世界的に各国熱心にやっておる段階でございまして、現在のテンポでは昭和六十年代ぐらいが実用化のめどではなかろうかということが言われております。わが国におきましては、その時期までに、現在のところスタートは立ちおくれておるわけでありますが、動力炉開発計画を策定しまして急速にこれを進めたいという考えであります。先般、日本原子力研究所に完成しました施設は、その一番基礎
○武安説明員 中共の行ないました核爆発実験による放射性降下物は気流に乗りまして日本のほうへ流れてまいります。そこで、従来の例でございますと、実験後数日からぼつぼつわが国の環境放射能がやや増加いたしまして、特に雨が降りますと雨の中に非常に多くまざって落ちてくるということになります。これにつきましては、放射能の調査というのを各省分担してやっておりまして、今回も気象庁、科学技術庁あるいは防衛庁等の各機関におきまして
○武安説明員 まだ今回の原子力核実験の結果の推移というものが、従来の経過等との比較におきましてもはっきり出ておりませんし、いずれにしましても具体的対策を早急に講ずる必要があるかどうかということは、まだ明らかでありませんので、その点を対策本部の会議で調べたい。 なお申し落としましたが、対策本部等のメンバーにつきましても、所要の関係者を追加したらよかろうという話でございます。 ですから、本日の会議では
○武安説明員 本日十時から、院内におきまして、今回の中共核実験に関連しまして関係閣僚の懇談会が開催されました。出席されましたのは、官房長官、両副長官、自治大臣、防衛庁長官、それから科学技術庁長官、そのほか関係省の文部省、厚生省、農林省の各事務次官、運輸省事務次官、気象庁長官等の方々であります。大臣は叙勲の授与式のために中座されまして、科学技術庁事務次官から、従来の放射能対策につきましての対策本部のいたしました
○説明員(武安義光君) 開発能力につきましては、原子力の現在の方針が平和利用ということでやっておりますので、これについてわれわれのほうで分析調査したこともございません、評価したこともございませんので、ちょっとお答えいたしかねると存ずるのであります。