1972-05-25 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号
○武内参考人 私の考えにつきましては、「医学のあゆみ」という医学専門雑誌がございます。そこで二人で対談の形で私の考えをずっと詳細に発表してございます。その別冊を全国の大学の内科の教授の多数の方にお送りして批判を請うてございます。私、その方々からかなりたくさんお手紙をいただきましたけれども、おまえの考えに非常に賛成である、よく理解できるという御返事はずいぶんいただいておりますが、おまえの考えはこういう
○武内参考人 私の考えにつきましては、「医学のあゆみ」という医学専門雑誌がございます。そこで二人で対談の形で私の考えをずっと詳細に発表してございます。その別冊を全国の大学の内科の教授の多数の方にお送りして批判を請うてございます。私、その方々からかなりたくさんお手紙をいただきましたけれども、おまえの考えに非常に賛成である、よく理解できるという御返事はずいぶんいただいておりますが、おまえの考えはこういう
○武内参考人 イタイイタイ病の患者さんの、昭和三十年以前、つまりビタミンDがまだほとんど治療に使われておらなかったころの患者さんと、その以後かなり使われるようになってからの方での違いでございますが、これにつきましては、不幸にしてなくなられた方の解剖された方がいらっしゃいます。昭和三十年になくなられた方お二人の方を金沢大学の梶川教授が詳細に報告しておられますが、全身非常に強い栄養不良の状態があったということ
○武内参考人 御紹介いただきました金沢大学の武内でございます。カドミウムの人体に及ぼす影響について、私がいままで調べてきたことについて、ごく簡単に意見を述べさせていただきたいと思います。 昭和四十年に金沢大学医学部に四人のイタイイタイ病の患者さんが入院されました。その方たちを金沢大学の医学部で詳細にいろいろ検査をいたしました。そのときわかったことは、このイタイイタイ病の患者さんが骨の病気のほかにじん