1999-11-30 第146回国会 参議院 法務委員会 第7号
○参考人(武井共夫君) もちろん公安調査庁に関しては、地下鉄サリン事件以前全く何もした形跡はありません。地下鉄サリン事件後、強制捜査後に、私どものところに公安調査庁から再三にわたり資料を出してほしいという要請がございました。私どもはそれに対して、既に警察に渡してあるから警察からもらってくれというふうに答えました。警察も非常に後手後手でありましたけれども、それよりもはるかに後ろを走っていたのが公安調査庁
○参考人(武井共夫君) もちろん公安調査庁に関しては、地下鉄サリン事件以前全く何もした形跡はありません。地下鉄サリン事件後、強制捜査後に、私どものところに公安調査庁から再三にわたり資料を出してほしいという要請がございました。私どもはそれに対して、既に警察に渡してあるから警察からもらってくれというふうに答えました。警察も非常に後手後手でありましたけれども、それよりもはるかに後ろを走っていたのが公安調査庁
○参考人(武井共夫君) まず最初に、坂本一家事件が起きたときのことからお話ししたいと思います。 一九八九年十一月七日に私どもは事件の発生を知ったわけですけれども、そのときに直ちにこれはオウム真理教が関与している可能性が高いというふうに私どもはさまざまなこれまでの状況から判断いたしました。しかしながら、直ちにその日、警察当局に対してその旨を伝え、むしろ強調するぐらいに伝え、その後の連日の捜査の要請、
○参考人(武井共夫君) 弁護士の武井でございます。 私は、当時私と同じ法律事務所に所属しておりました故坂本堤弁護士が殺害される、当時わからなかったわけですけれども、殺害される、いなくなるという事件があって以来、もう十年以上になりますけれども、オウム真理教と闘ってまいりました。私自身は、オウム真理教被害対策弁護団の中心メンバーでもあり、また坂本弁護士事件の事実調査の責任者でもあり、そういう立場でオウム