1948-06-08 第2回国会 衆議院 農林委員会 第15号
○正示政府委員 粗税の減免、徴收猶予の点につきましての御質問でありまかが、大藏省からお答えをいたします。 このたびの雹害の状況につきましては、先ほど農林省御当局から御説明のありましたように、大藏省といたしましても、現地に調査のために本省から人を派遣いたしまして、相当詳細に実情を調査いたしております。また申すに及ばないことでありますが、現地の税務署、財務局も鋭意調査をいたしておりまして、その結果報告
○正示政府委員 粗税の減免、徴收猶予の点につきましての御質問でありまかが、大藏省からお答えをいたします。 このたびの雹害の状況につきましては、先ほど農林省御当局から御説明のありましたように、大藏省といたしましても、現地に調査のために本省から人を派遣いたしまして、相当詳細に実情を調査いたしております。また申すに及ばないことでありますが、現地の税務署、財務局も鋭意調査をいたしておりまして、その結果報告
○正示政府委員 お答え申し上げます。私たち税の徴收に携わるものといたしましては、できるだけ法律に忠実であることを常に心がけております。二十二年度の税の取り方につきましては、全体といたしましては、税法にお定めになりましたものを、百パーセント徴收し得なかつたという点は、慚愧にたえないと考えておるのであります。むろん部分的には、いわゆるバランスの、とれない面もあろうかと存じますが、全体といたしましては、税法以上
○正示政府委員 二十二年度末の收入の額は、御承知のように予算を大体上まわるこはと、確実にわかつております。ただ私たち目下計数で非常に困つております点を率直に申し上げますると、御承知のように、二十二年度の税金は、年度末に差迫りましてから、非常に強硬に徴收せざるを得なかつた実情でございます。御承知のように、この会計年度が四月になりますると、二十三年度の最初の月と、二十二年度の最後の月とが四月で重なつておるわけでございます
○正示政府委員 私主税局次長であります。ただいま税制改正の問題につきまして御質問がございましたが、御承知のように、この具体案につきましては、一應事務当局の案を税制調査懇談会にかけまして、その懇談会におきまして、各方面からいろんな御意見を伺つておるのであります。私たちはその御意見を非常に重要な参考にいたしまして、いずれこれは時間の関係もありまして、すべてをこれに合わせることも困難でございまするが、できるだけそういう
○正示説明員 お答え申し上げます。御指摘のように基準といたしましては、先ほど申し上げましたようないろいろな資料をもとにして基準を立てます。しかしながらどこまでも農家の直接御申告になつたものが基本になつておりますことは、税法に定められた通りであります。実際の実情は御指摘のように、個々の農家におかれましては、記帳等もなかなか十分におやりになつていないということは、その通りであると考えます。そこでやむを得
○正示説明員 ただいまの森委員からのお尋ねにお答え申し上げます、前段申されました米の実收高に関連いたしまして淡水魚のお話等もございましたが、この点は私たちもまつたく森委員のおつしやられた点に同感でございます。願わくは正しい申告ということが基本になりまして、それによつて問題なく正しく税がかけられるという事態が一日も早く日本にできることを望んでやまないのであります。まことに嘆かわしいことでございますが、
○正示説明員 それでは実は先般本委員会にお呼びいただきましたので、参りまして、相当いろいろ御質問もございまして、また大藏省として考えておりますことは申し上げ、なお御要求によりまして資料を先般差上げ、これに関しましても、掛りの者が参りまして一應御説明はいたしておるのでありまするが、本日全般的な説明をするようにというお話でございまするので、一應私の方で目下農業所得につきましてやつております方針の大体を御説明申
○正示政府委員 ただいま冨田委員から歳入の確保のことにつきまして、きわめて至當なる御忠告をいただいたのであります。大藏省といたしましては、歳入の確保については、全責任を負つておる次第であります。しかしながら最近の税の状況等におきましては、まことに深憂をいたしておる次第であります。終戰後の特殊物件收入の確保につきましては、内務省方面とも始終緊密に連絡をとりまして、非常な努力を拂つておつたのでございますが
○政府委員(正示啓次郎君) これは先程申上げましたように、或る程度のものは二十一年度の決算報告に対しまして御報告できるかと思つております。ちよつと今日は数字は持合せませんが中華等におきましては支出済になりましたものは或る程度分つております。
○政府委員(正示啓次郎君) それでは私からちよつと申上げますが、これは先程理財局長から御説明申上げましたように、ポツダム勅令昭和二十一年ポツ第百十五号によりまして二月末を以て臨軍を打切れという聯合軍から指令を頂きまして、五月末日を以て一應出納の完結ということをいたした。そういうふうにいわば一定の時期を限りましていたしましたのでありますから、先刻理財局長の御説明にもありましたように、実際にいわゆる出納官吏
○正示政府委員 ただいま御質問の點は、政府としては非常に困つておる點なのでございます。これは他の機會等において大臣その他から申し上げることと存ずるのでありますが、たとえば給與の問題一つを取上げましても、國會の方面に對しまして御承認を得ないような水準で事實上出しておるというふうな點もあり、かたがた一方におきましては金が實際足りないというふうなことで、政府の内部におきまして非常に困つておる點でございます
○正示政府委員 お尋ねの點につきましては、相當時期は遲れましたが、督促をいたしましてやつとまとまつております問題は歳入だけになつております。
○正示政府委員 お尋ねの財政に關する法文の規定から申しますと、これは實は先般もこの委員會で委員長からお尋ねもございまして、申し上げたことがございますが、御承知のように、豫算、決算及び會計令という政令がございまして、それによりまして各省及び各廳の方から、要するにこれは各省大臣または特別廳長官の下におられます支出官、あるいは歳入徴收官の方でとりまとめられました御報告が、翌月中にそれぞれ大藏省に到達するように
○政府委員(正示啓次郎君) それでは私から簡單に御説明申上げますが、只今大臣からお答えになりました通り、官職の帳簿につきましては、多年の慣わしでやつておりますが、新しい制度等から考えまして、相當不備な點もあろうと思つております。折角この複式簿記の採用の方法等についても考究しております。目下やつております主なことを申上げますと、これは複式簿記にはなつておりません。決算に最も關係の深い、又國の收支の締め
○政府委員(正示啓次郎君) それでは私から只今の山下委員の御質問に對しまして、檢査院の次長さんからすつかり御説明がありましたのですが、多少大藏省に關係いたしました事柄に關しまして御説明いたしたいと思います。御承知の未確定金額につきましては只今お話がございました通り、税務署は全國に只今四百近くあるのでございますが、その各税務署が一人々々の納税者につきまして實は決定いたしまして、税の徴收の仕方につきまして
○正示政府委員 私から便宜お答えいたします。ただいまの御質問でございますが、會計檢査院長の御説明のありました通りに、一應事由は全部かようにはつきりいたしておるのでありますが、いずれも檢査確定しておる金額でございますので、間違つたものは、その事由を明らかにいたしまして、決算額は決算額として議會の方へ提出いたしております。
○正示政府委員 それではただいま政務次官のお話がございまして、別に補足の必要もないかと考えるのでございますが、一應法律的事務的な問題だけを申し上げたいと思います。御承知のように憲法第九十條には、「國の收入支出の決算は、すべて毎年會計檢査院がこれを檢査し、内閣は、次の年度に、その檢査報告とともに、これを國會に提出しなければならない」という規定がございます。それから國會法あるいは會計檢査院法、財政法等法律
○説明員(正示啓次郎君) 只今委員部長さんのお答えになりました御趣旨は大体私たち考えておりますことと一致いたしておるのでありますが、直接の意見を求められましたので御参考までにお答えいたしたいと思います。財政法附則の第三條に「この法律施行前になした予備費の支出並びに昭和二十年度及び同二十年度の決算に関してはなお従前の例による。」という規定がございます。この財政法附則の規定は、法律論といたしますれば、御承知