1958-04-24 第28回国会 参議院 法務委員会 第35号
○説明員(檜垣好文君) 正確な年は覚えておりませんが、大体二十二年か三年ごろに、経済企画庁の前身でありますその時分の安定本部だったと思いますが、そこに勤めることになったのであります。
○説明員(檜垣好文君) 正確な年は覚えておりませんが、大体二十二年か三年ごろに、経済企画庁の前身でありますその時分の安定本部だったと思いますが、そこに勤めることになったのであります。
○説明員(檜垣好文君) ただいま御指摘の二人の企画庁内部における職務でございますが、まず、林計画官の方は、現在私どもの経済企画庁総合計画局計画官という職務を持っております。担当は、この計画局の中におきましては課が一つ計画課というのがございまして、それ以外には……ちょうど大蔵省で申しますと、主計局の主計官に当るような格好の職務でございますが、それぞれ仕事を分けまして、計画官において担当いたしておるのであります
○檜垣説明員 それではお求めによりまして、ただいま御質問の点について概略申し上げたいと思います。 まず、ただいま官房長の方から御説明申し上げましたが、年度別の計画でございますが、実はこれは経済計画の特徴としましては、御承知の通りいわゆる共産圏諸国と違いますので、日本の経済の実態に即応した経済計画を作るという格好でございます。そこで全般的な問題といたしましても御承知の通り、この前の経済自立五カ年計画
○説明員(檜垣好文君) それではただいま政務次官の方から中間報告を申し上げましたが、そのうちの一つの、お手元にお配りいたしてありまする、昨日持ち回り閣議で決定いたしました凍霜害対策の実施要綱の概略を御説明申し上げます。 先ほど政務次官からもお話し申し上げましたように、政府の方におきましては、とりあえず対策要綱をまずきめまして、できれば予備費その他の予算措置につきましては、本日の閣議できめたいという
○説明員(檜垣好文君) 漁港につきましては、ただいま御説明申し上げましたように現在査定中でありますので、総額はまだ決定をしておりません。それから予備費、農地等につきましては、ただいま申し上げましたように、査定が終りましたので、従来の原則によりまして本年度の予備費を要求いたすのでありますが、ちょうどこの時期が時期でありますので、一応三月までにできる事業というふうなことに限定されると思うのであります。それは
○説明員(檜垣好文君) 漁港あるいはその他の公共施設につきましても、御指摘のような災害復旧事業につきましての原形復旧という原則につきまして、いろいろの問題点があるのでございますが、御指摘のような特に東北地方におきまする漁港につきましては、そういう問題が多いのではないかと思うのであります。まあ原則としましてはただいまお話のように、公共施設につきましては原形復旧を原則とし、それに改良を加えまする部分につきましては
○説明員(檜垣好文君) それでは昨年十二月二十五日ないし二十七日に三陸沖暴風浪がございましたが、それによりまする被害の状況と、一応概略の現在までの対策の経過を御説明申し上げます。 被害につきましては、お手元に水産庁の方から出ております資料と、農地局から出ております資料とでごらん願いたいと存ずるのでありまするが、まず水産関係につきましては、お手元にございますように、一月の二十八日現在で、総計十八億一千三百四十九万二千円
○説明員(檜垣好文君) ただいま御質問の開拓者の災害資金等でちょうど償還期に当っておるものにつきましては、先般御審議を願いました天災資金融通法に基きまする、これは実は本年の災害によります災害資金でありますから、二十億円のワクがございますが、そのうち東北、北海道に両方合せまして約一億の資金を開拓者に融資する、そのうちから振りかえて償還財源とする、そういう考えでおります。
○説明員(檜垣好文君) 御質問の点につきましては、ただいま委員長からの御質問にもお答えしたのでございますが、御指摘のように災害復旧対策、あるいはそれに伴う善後措置だけではなしに、根本的にまあこの災害そのものは天災でありますので、必ずしも完全にというわけにはいかないかも存じませんが、人力の及ぶ範囲におきましては、できるだけ防除対策を事前に講ずるということが最も災害対策としては重要な点でございまして、御指摘
○説明員(檜垣好文君) 御指摘の特に台風等につきまして毎年被害をこうむっておる地帯につきましては、ただいま御説明いたしましたような台風等に伴う被害に対する対策だけを講じておりますのでは、御指摘のようにむだな国費等の冗費でございますので、この点につきましては、すでに一部予算等によりまして、あるいは西南暖地の対策とか、いろいろな施策を講じて参っておるのでありますが、それによりましても相当の効果をおさめておるように
○説明員(檜垣好文君) それではお手元に資料といたしまして農林水産業風水害対策というのを配付いたしてございますが、これはただいま議題となりました台風以外に、本年の四月からの風水害対策につきましての現在までの概要を書いているのでございます。 一応その中から今回の九州並びに四国、中国地方の台風二十二号あるいは二十三号の関係を特に取り出して御説明申し上げますと、まず金融措置の中の(3)にございます経営資金及
○説明員(檜垣好文君) 入植施設の点の御質問でございますが、お話のように、開拓者につきましては、入植しますときに住宅の補助金が出ておるのであります。どうしても経済力が弱いのでお話のような十分な住宅ができておらないのであります。それがさらに台風等によりまして災害を受けた場合には、現在やはり予備費等で災害の住宅の復旧の補助をいたしておりますが、これもお話のように、必ずしも十分な額ではございません。残っております
○説明員(檜垣好文君) 台風二十二号、並びに二十三号につきまして、一括御説明を申し上げます。 まず被害状況でございますが、お手元に農林水産業の施設の被害調べが資料として配付いたしてありますが、それによりますると、これは各府県からの報告でございまして、これは先ほど建設省の方からのお話しがありましたように、今後現地につきましてこの査定をやるのでありますが、一応各府県の報告を集計いたしましたところによりますと
○檜垣説明員 ただいまの御質問でございますが、私どもこの常襲地帯の法案を現在検討いたしておるのでありまして、ただいま提案者の方から、審議会の方で、いろいろの点で検討されるということでございますが、私どもの方におきましてもそういう考え方であるのであります。一応台風と豪雨が考えられておるのでありますが、ただいまお話のように、台風必ずしも豪雨を伴うものとも限らないのであります。 一応豪雨等によりまして風水害
○説明員(檜垣好文君) それではただいまお話のあります東北地方水害状況の概略について御説明申し上げます。 六月二十四日の夕刻から梅雨前線によりまする大雨によりまして秋田、青森、山形、岩手、新潟その他の地方に相当な水害が起っておるのであります。詳細な調査は現在各府県あるいは農林省管轄下の関係機関等におきまして調査をいたしておるのでありまして、農地並びに農業用施設につきましての被害につきましてはあとで
○説明員(檜垣好文君) 再保険金の概算払いはただいまも福岡、佐賀の両県について申し上げましたように、こちらから必要な手続をとるよう指令を出しまして、これによりまして府県の共済組合連合会の方からこの共済基金の方へ手続をとるのであります。従いまして初めの審査には時間がかかりますが、それがきまりましたあとの手続は、書類の作成あるいは審査がございますけれども、それはそう時間はかからないように思っておりますが
○説明員(檜垣好文君) ただいま私の御説明がちょっと不十分でございましたが、お話のように概算払いにつきましては、地区につきまして全村的なところに概算払いをやるというのが建前になっておりますので、これは先ほどもあとで付け加えて御説明を申し上げましたが、ひょう害等につきましては、お話のような相当そういう被害が多いと思います。これにつきましてはただいま申し上げましたように被害の調査をいたしておりますので、
○説明員(檜垣好文君) それでは災害対策につきまして本日までに実施して参りました事項、あるいは折衝の経過等につきまして概略御説明いたします。 先ず第一番に営農資金の関係でございますが、詳細は後刻農林経済局金融課長の方から御説明申し上げることにいたします。大蔵省と折衝いたしまして大体の話し合いがつきましたので、関係の必要なる法律案の法制局審議を終りまして、本日法案が閣議決定になっておるのであります。
○檜垣説明員 ただいまの御質問でございますが、目下災害の程度を調査中であります。この要望が佐賀から出ておりますが、はたしてどの程度の数量が必要であるかというような点を過去の程度に準じまして検討いたしております。それによりまして果して安売りを必要とするか、あるいは延納もあわせて必要であるかというような点について研究いたしております。そのほかの県につきましては要望がまだ出ておりませんので、これも災害状況
○檜垣説明員 ただいま御説明のときにちょっと触れておきましたが、飯用押し麦につきましては、過去にも被害の激甚な地帯に安売りあるいは代金の延納措置を講じた実例がございますので、府県等の要望によりまして、被害状況を検討の上措置して参りたいと考えております。安売りの場合は御承知の通り特別立法が要ります。それから代金延納につきましては、大蔵省との協議を要しますが、その要望が出ましたら、それに応じて検討いたしたいと
○檜垣説明員 それではただいまお話のありました水害、凍霜並びにひよう害につきまして概況を御説明申し上げます。資料はただいま印刷中でございますので、追つて御配付申し上げますが、一応災害のただいままでの概略を申し上げます。 まず四月十四日ないし十七日の水害でございますが、おもなる被害地域は北九州、高知、鹿児島県等でありまして、その災害の状況は、まず麦類につきましては被害面積が八万九千八百七十五町歩、金額
○檜垣説明員 ただいまの御質問でございますが、御指摘の通り、大体国内消費を目的としまして輸入いたしたのでございます。ただ戦前におきましては、御承知の通り油脂産業は、相当輸出産業としまして各方面に輸出をいたしておつたのでございますが、私どもの今後における油糧産業に対する政策といたしましては、これはもちろんまあ一番大きな供給源である中共大豆の関係等もございまして、必ずしもどの程度に実現できるか疑問でございますが
○檜垣説明員 ただいま御質問になりました油の関係でありますが、御承知の通り戦前におきましては、大量の満州大豆が輸入されておりました関係上、割合に安い価格において油が供給されておつたのでありますが、それにいたしましても、欧米等の食糧構成から考えてみますと、せいぞれ二割程度というふうな非常に低い状況になつておるのであります。先ほども御質問あるいは御意見がございましたように、今後の日本の食糧政策から考えますと
○檜垣説明員 現在のわれわれの考えは、実は輸出は農林省だけでなく、安本ともよく相談の上で、われわれの方はそれの方式に従つてやつておるだけであります。しかしながらさきに申しました通り、一万トンの分が若干残つております。これにつきましても安本、農林省の方でもうとめなければいけないということになればわれわれの方はそれをとめてもさしつかえないのであります。現在のところはそういう意思表示もございませんので、一応今