1948-02-10 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第6号
○橋本委員 実はどの証人に聽きましても、ほとんど現場と処理委員会との連絡がはつきりいたしません。そこでお尋ねしたいのは、いずれの会社におきましても、委員会の委員の更迭等がありますと、先の行為が不明のために、あるいは運営上における組織等について、責任上当然前委員との打合せなり事務の引継ぎがあると思いますが、そういう点は別に今日までなくして、たとえば今の証言でありますと、昨年九月更迭する場合においては、
○橋本委員 実はどの証人に聽きましても、ほとんど現場と処理委員会との連絡がはつきりいたしません。そこでお尋ねしたいのは、いずれの会社におきましても、委員会の委員の更迭等がありますと、先の行為が不明のために、あるいは運営上における組織等について、責任上当然前委員との打合せなり事務の引継ぎがあると思いますが、そういう点は別に今日までなくして、たとえば今の証言でありますと、昨年九月更迭する場合においては、
○橋本金一君 司令部の食糧放出により一應緩和した感はありますが、少くとも食糧に関する限り、再三の施策は遺憾ながらほとんど不成功に終つておるのであります。しかして明日に備えるために、本日の討論会を機に、各方面からの生産供出に対する御意見を承つたのでございます。殊に菊池君の発言中にありました生産並びに供出の問題に対しましては、私ども理想とし、理論的には全面的賛意を表するのでありますが、ただ理想、理論によつてすべての
○橋本金一君 政府は常に耐乏と協力、血と汗の労力によつてのみ経済の安定、食糧危機の突破をはかり得ることを強調いたしておられるのであります。國民もとより、これらは首相の申すまでもなく、よく承知はいたしておりますればこそ、それら血となり肉となるべき食糧を求むるのに悩みある現実にあるのでございます。組閣以來、いろいろと食糧問題に対する対策は講ぜられたのでありまするが、遺憾ながらすべては蹉跌を來しまして、今日