2006-12-07 第165回国会 参議院 内閣委員会 第7号
○参考人(横山純一君) 国庫支出金については二つあるわけですね。経常費については包括補助金、そして臨時的には一括交付金と私なりには分けているんですけれども、そこの地域で弾力的に使えるということは、これは税源移譲なんかも非常に大切なことなんですけれども、かなりメリットがあるというふうに思います、地域の裁量性を発揮して。それはただ、事業によって違うと思います。ですから、何をやっぱり包括補助金にするかということだというふうに
○参考人(横山純一君) 国庫支出金については二つあるわけですね。経常費については包括補助金、そして臨時的には一括交付金と私なりには分けているんですけれども、そこの地域で弾力的に使えるということは、これは税源移譲なんかも非常に大切なことなんですけれども、かなりメリットがあるというふうに思います、地域の裁量性を発揮して。それはただ、事業によって違うと思います。ですから、何をやっぱり包括補助金にするかということだというふうに
○参考人(横山純一君) 小さく産んで大きく育てるとよく言われるんですけれども、正にそうでありまして、ここからスタートするんだということですね。これで終わりじゃないんですね、ここからスタートするということでございます。枠組みをつくったわけですから、あとはいろんなものを盛り込んでいくチャンスが生まれたということであります。そういう点で評価をしたいと思います。 それから、物足りないという方もおられますけれども
○参考人(横山純一君) 北海学園大学の横山です。よろしくお願いいたします。 私は地方財政論と地域経済論を専攻しておりまして、そういう面でいうと、今までの三名の参考人の行政学、地方自治論の専門家とちょっと違った視点からの発言が多いんではないかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。 最初に要約をしたいと思います。最初にどういう点を強調してしゃべるのかということを最初に要約したいと思うんですけれども
○横山純一君 最初のミニマムの問題ですけれども、私は、先ほど申しましたように、新ゴールドプランが実現した場合でも在宅介護サービスのニーズの三分の一ぐらいしか満たされない、施設サービスは一応満たされるというふうに言われてはいるのだけれども実質的にどうなのかな、こういう状況ではないかと思います。そして、それを今度は翻って自治体の中で見ていきますと非常に格差があるというわけですから、当然、今の状況ですと、
○横山純一君 やや私の先ほどの説明が悪かったという面もあるかと思うのですけれども、私自身は別に、スーパーゴールドプランのことでスタートをもう少し後に延ばすとか、そういうようなことではないのですね。ただ、今の新ゴールドプランですと、在宅介護サービスのニーズの三分の一ぐらいしか満たされないだろう、だから、やはりこれでは足りないわけで、スーパーゴールドプランが必要なのではないか、こう言ったわけです。ただ、
○横山純一君 北星学園大学社会福祉学部の横山です。 まず、今回の公的介護制度ですけれども、私自身は、公的介護制度をつくることには非常に賛成でありまして、急速に高齢社会が到来している、そして高齢者が高齢者を介護しているという実態がある、あるいは、介護地獄だとか高齢者虐待というのが新しい現代用語になりつつある、こういう状況ですから、公的介護制度をつくる必要性というのは非常に高まっていると思います。