1954-07-07 第19回国会 参議院 労働委員会 閉会後第2号
○参考人(横山利秋君) 書記長の横山でございます。非常にお忙しいところ時間をお割き下さいましたことに対して、国鉄労働者を代表いたしまして厚くお礼を申上げます。 只今当局側から御説明になりました事実関係につきましては、そんなに違つたことはございませんから、成るべく時間を短縮する意味におきまして、事実関係に伴う見解の相違を主として申上げたいと思います。 今回の問題の根本原因は、何といつても四回に亘る
○参考人(横山利秋君) 書記長の横山でございます。非常にお忙しいところ時間をお割き下さいましたことに対して、国鉄労働者を代表いたしまして厚くお礼を申上げます。 只今当局側から御説明になりました事実関係につきましては、そんなに違つたことはございませんから、成るべく時間を短縮する意味におきまして、事実関係に伴う見解の相違を主として申上げたいと思います。 今回の問題の根本原因は、何といつても四回に亘る
○横山参考人 毛頭ございません。
○横山参考人 組合側としては、まことに困惑いたす御答弁なんです。私どもは、事情は一応よくわかつておりますからなんですけれども、初めてお聞きになりました先生方でも、井上説明員の今のお話は、けげんにお考えになるだろうと思う。ことに先ほど私が申しました高崎線の荷物車から火災が出ました。これは車掌のおるところにも荷物を積んでしまいまして、そして車掌の携帯用のコンロから、そばの荷物に引火したという事件であります
○横山参考人 中央闘争委員会が、荷物愛護運動をやるということを明確に把握していただくために、どういうことを指令の中に入れたかというお話を、まず私からいたしたいと思います。三つにわかれておりまして、一つは、荷物の積みおろしの場合、投げおろし、投げ積みの禁止でございます。第二番は、荷物の積載制限であります。これは規程に一メートル八〇という線が出ておりますから、その通りにやれというのが第二番目であります。
○横山参考人 先ほど問題になりました、暴力で引きずりおろした、暴力で強引におろしたということを主張されておりますが、当日現地には、当局の幹部の方は一人もおりません。駅長、信号係主任並びに助役といわれる人も、実は現地におりません。私が現地に行つたときは、そういう責任者がおらず、その中で基準法違反あるいは基準法違反ではないという論議がかわされました。そのあと私は、業務命令による基準法違反でないということを
○横山参考人 先ほどの御質疑の中でひとつ申し上げたいことがございます。これは単一組合論の議論の中で発展したお話でございますが、国鉄労働組合は、御存じの通りの単一組合であります。御答弁なされました吾孫子元職員局長も、すでにこれを認められて、国鉄労働組合の単一組織並びに中央としての統制をしばしば要望されておるところであります。従いまして、今回の年末闘争に際しましても、中央闘争委員会が十分に統制をとつてくれるようにという
○横山参考人 本日は私どもの関係のために、非常に忙しい中御審議いただきますことを、厚くお礼を申し上げます。 ただいま国鉄当局側からお話がございました点については、われわれとしては大いに異議のあるところでございます。私どもが、何はともあれ、各位の十分なる御検討をいただきたいと思いますのは、どうしてこういう事態が起つたかということが第一の問題でございます。いろいろ申し上げたいことがございますが、時間も
○参考人(横山利秋君) わかりました。これは政府の発表によりまして、経済白書におきましても農村関係につきましては消費水準が戦前水準を突破しておると、そういう数字も出ておるわけでございます。私ども国鉄労働者としてはそこまで、政府が発表しておる水準まで行つていない、なぜこういうことになるのかということが言いたいのであります。政府の発表によりますと、国民の相当の部分が戦前水準以上に生活をいたしておるそうでございます
○参考人(横山利秋君) 我々としては先ほど申しましたように、一二七から一一〇に、更に国家の諸般の状況を考えて一〇〇といたしておるわけであります。それではどうしてその一一〇通りの数字を要求をしなかつたのか、なぜそれを一〇〇に戻したのかという点につきましてはいろいろ各般の人口とかいろんな国家の状況を参酌をしていたしたわけでございます。問題は然らば国家財政にそういう余裕があるかどうかという点になるわけでありますが
○参考人(横山利秋君) 国鉄の横山でございます。何はともあれ、先般本委員会におきまして国鉄裁定につきまして深甚の御考慮を煩わしまして、私どもに非常に好結果を与えました決議を頂きましたことを心からお礼を申上げます。国鉄労働者はあの決議によりましてどれだけ鼓舞され、或いは又私どもの主張が国会において認められたということを痛感をいたした者で、心からお礼を申上げたいと思います。 本日は新聞で御承知の通りに
○横山参考人 国鉄の横山でございます。第一点の国鉄のみどうして経理面かこれほど悪いと言われているのかという点についてであります。先ほど私は、若干根本問題をぜひ考えていただきたい、こういうふうに申し上げておいたわけでありますが、先ほど申し上げましたように、問題の焦点として、たとえば建設線にしても、あるいは社会政策的、あるいは低物価政策の意味からしかれておる運賃にしても、それがそのままになつておりますから
○横山参考人 国鉄の横山でございます。私ども国鉄並びにタバコの専売労働組合は、公労法の適用を受けてから、すでに四年以上になるわけであります。最初公労法を適用されましたときに私どもが考えましたのは、これで裁定が出れば、一応争議は終るのだというふうな感じを受けて、そういう運動を進めるように努力をいたしたのでありますが、最近では、裁定が出た、さあこれから闘争だというふうな状況になつておることを、まことに心
○横山参考人 今冒頭のお話の中で、四月以降についても一万八千円なり一万九千円なりの要求をしておりますから、それがもしできなかつた場合には赤字がふえるのではないかというお話もあつたわけでありますが、ただいま四月以降の賃金については要求をし、それぞれ調停申請中でありまするし、われわれとしては一万八千円なり一万九千円という新しい年度の賃金については係争中であります。従いましてこれは必ず要求が達せられるものと
○横山参考人 先ほどいろいろ申し上げました私の最初の要点は、夏季手当あるいは年末手当、期末手当にいたしましても、これは労働の質と量ということで考えるべきでなくして、生活できる要素において考えるべきものだ、こういうことを申し上げた。ちようど友末さんでありましたかも同じような意見ではありましたが、最終的には労働の質と量をも考えるときがあろう、こういうふうに言われました。しかし根底としては友末さんと私ともに
○横山参考人 私が国鉄労働組合の給対部長の横山でございます。私は夏季手当ないし期末手当というものの意義と、それからその必要性について皆さんに御理解を願いたいと思うのであります。 まず第一に、最近一部の使用者のお方の中に、一体期末手当なり、夏季手当というものを使用者は支払う責任がはだしてあるのか、またないのではないかというふうな御意見があるようであります。そういう御意見がありまするために、まあこのくらいでいいだろうというふうな
○公述人(横山利秋君) 御紹介を受けました国鉄労働組合の横山でございます。勤労者の立場から今回国会に上提されております租税法の法案につきまして御意見を述べさして頂くことにいたします。 税金は国民の重要な義務と言いながら、税金についての国民の不満というものは常に測り知れざるものがあり、絶えることがございません。一般的に言いまして、市井の税金を納める私ども勤労者ばかりでなく、すべての人が言つておることは
○公述人(横山利秋君) 国鉄労働組合の企画統制部長の横山であります。私は現在公共企業体労働関係下にある組合の役員といたしまして、時間の制限もございますので全般的、原則的なことにつきましては、藤田公述人初め労働組合出身の公述人のおつしやつたことを支持いたしまして、私の公述の要旨を現行公労法と改正のこの法案とを対比して公述をいたしたいと思うのであります。配付をお願いいたしました資料の中で現在の公労法の問題点
○公述人(横山利秋君) かねてそれは我々としては強調をし、法律の枠内においても、例えば協力会議といいますか、そういう名前を使つたことがありますが、協力会議という形でも国鉄当局としては考える余地がないと言つたことがあります。その点については、一つ国鉄当局として何かを考えようということになつたことがありましたが、ほかの原因からこれが軌道に乗りませんでした。今日職場にありますのは、安全、衛生、苦情処理、こういうような
○公述人(横山利秋君) 極めて簡単に御返事を申上げます。公共企業体労働関係法の第八条の第一項におきまして、管理、運営については団体交渉の対象とすることができないというふうに規定されておるのが癌であります。併し実体論といたしましては、国鉄労働組合も国鉄の輸送復興のためにしばしば御意見を提出しております。職場におきまてもいろいろなことを言うておりますが、それがちつとも軌道に乗らない。正式な軌道には乗らないのであります
○公述人(横山利秋君) 私は国鉄労働組合の企画統制部長の横山であります。公述をいたします前提として、この法案が立案されるに至つた要件について二つ先ず申上げてみたいと思うのであります。 その第一は、民営移行論についてであります。今日までこの民営移行論がやはり終始つきまとつており、この法律案においても、片一方は民営的なものでありますが、片一方の公社法案についても、将来においてその雰囲気がなしとしない。
○横山公述人 事業能率は上つておるのであります。上つておりますが、その原因は、必ずしも公共企業体になつたからというりくつにはならないと思います。公共企業体になつた功績並びに罪科と申しますか、功罪は相半ばするものがあると思います。確かに公共企業体になつたことによつて、進歩的な面があります。それなるがゆえにまた、私が先ほどから申し上げておつたようなむずかしい問題が発生をいたしておるわけであります。
○横山公述人 私は個人としての公述人でありますから、個人としての私見を述べました。しかしもし御要望がありますれば、ぜひ国鉄当局者を呼んで、今日の国鉄法が十分であるかどうかを聞いていただきたい。私の知る範囲内においては、専売公社並びに国鉄当局は、この電信電話公社法案に対して非常な関心を寄せ、この法案を当初立案せられた第一案と申しますか、これよりはるかに進歩的な案を支持しておつたことは事実であります。従
○横山公述人 私国鉄労働組合の企画統制部長の横山であります。 まず日本電信電話公社法案を私が開いて拝見いたしてみますと、数えてみますと、できない、してはならない、せねばならない、こういう文句が四十六あります。子供のようなことを申しますが、実はこれが私の一番言いたいところであります。今日まで国鉄公社、専売公社並びに両労働組合が弱り切つておつた、そうして国鉄並びに専売の運営がなかなかうまく行かないということも