1948-06-05 第2回国会 衆議院 決算委員会 第12号
○樋貝委員 私一言だけお聽きしたいと思います。実はこの経済査察廳につきましては、私の見るところでは全体が経済警察の焼直しのように見えるのであります。この間から安本長官からもしばしば御説明がありまして、そういう趣旨ではないのだというお話であります。あるいはそういう趣旨ではないかもしれません。しかし文面の上に現われた全体の総合を見ますと、どうしても警察廳という感じがいたしております。しかし今日の日本警察制度
○樋貝委員 私一言だけお聽きしたいと思います。実はこの経済査察廳につきましては、私の見るところでは全体が経済警察の焼直しのように見えるのであります。この間から安本長官からもしばしば御説明がありまして、そういう趣旨ではないのだというお話であります。あるいはそういう趣旨ではないかもしれません。しかし文面の上に現われた全体の総合を見ますと、どうしても警察廳という感じがいたしております。しかし今日の日本警察制度
○樋貝詮三君 簡單ですから、この席から——追放解除になつて、しかもそれは委員会においてそうなつておりながら、その事務官の処置によりまして解除にならなかつたこれらの人々に対しまして、それを追放を解除せられたるごとくに官報に発表しようというように今承つたのでありますが、これに対しては事実と違つております。そういう御発表なれば、これは天下にまたうそをつくことになりはしないかと思いますから、特に政府において
○樋貝詮三君 私は、民主自由党と申しまするよりは、むしろ非常に疑惑に鎖されておりますところの國民に代りまして、政府に対してお伺いをいたしてみたいと思うのであります。明後日は月曜日で、おそらくは官報その他の措置をおとりになることであらうと思いますから、緊急に政府に対して質問をなしまして、從つてそれらの措置につきまして相当の御考慮を煩わしたいと考えておるような次第であります。 公職資格訴願委員会は、さきに
○樋貝委員 それじやそのときまで留保いたします。
○樋貝委員 私は行政整理と各官廳の増設等に関して政府の御意見を承りたいと思いますが、今日は大臣はどなたもおいでにならないようです。この間その点についてあらかじめ申し上げてはおいたのですけれども、しかし細目にはいつて審議するまでに至らず、ただ題目を掲げただけで終つてしまいました。國務大臣はいつごろおいでになりましようか。
○委員長(樋貝詮三君) 藤井委員の御提案に御異議がなければ、そういうふうに取扱いたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(樋貝詮三君) それでは兩院法規委員會を開會いたします。 本日の議題に供するものは、お手もとに配付しましたところの效力に期限の定めのある法律に關する勸告案ですが、要旨や理由等につきましては、すでに御懇談の際に述べたようなところでありまして、その要旨については、あまり御議論が御懇談中になかつたようであります。結局法律に存續期間の定めのあるような場合に、その後においてこれをどうするかということと
○樋貝委員 そうすると次官より大物をそこの長にもつてくるといつても、次官の下にはいつて命令系統の下に属するというようなことになると、ちよつと困難があるのではありませんか。
○樋貝委員 本案の方は非常に簡單でございますが、行政組織法について今から伺うのもちよつと変ですけれども、編成前にちよつと伺つておいたらどうかと思います。この行政組織法は非常に今の御説明でも外局を多く認めるような意味において制定せられるようなぐあいですけれども、どういう意味で近ごろそういうものをお認めになる傾向なのでしようか。今まで旧憲法のもとにおいて枢密院の存在する時分には、外局を多く存在させることは
○委員長(樋貝詮三君) 両院法規委員会としましても、既定のこんなような方向で進むことに大体の御意見は一致するでございましようか。何か御意見ございますか。
○委員長(樋貝詮三君) それではこれより両院法規委員会を開会いたします。 両院法規委員会に関して、関係方面からの要望もあるようでございますから、それを三浦法制部長から御説明申し上げます。
○委員長(樋貝詮三君) それでは申し上げますが、この兩院法規委員会に委員長を同時に二人置いて各会ごとに交代するようにしたならばどうであるかというような説も出ております。それについて可否おのおの議論がありましたが、しかしながら私の考えるところでは会期ごとに委員長が代るというようなことは、実際において永続性をもつておる委員会としてはでき得ない。兩院協議会のごとくその事項が片づけばそれで会議が消えていくようなことになれば
○委員長(樋貝詮三君) 今藤井委員のお話の第二案、すなわち九十九條の改正に関する第二案、それから第百條の第一項として次のように改めるということは、原案のようにいきたいつもりでおります。
○委員長(樋貝詮三君) これより兩院法規委員会を開会いたします。 お手もとへ配付した勧告案が四つありまして、第一は、選挙法の改正等に関する勧告案、第二は、予算の増額修正確に関する勧告案、第三といたしましては、法律、命令等の違憲審査に関する勧告案、第四といたしましては、國会法の一部を改正することに関する勧告案、この四つを勧告案に出したいと思います。案の文章等に関しましては、お手もとへ配付した案をごらんになつていただきたいと
○委員長(樋貝詮三君) この速記者一名というのは、速記者一名で朝から晩まで書かせるわけでなく、一名が二名になつても一向差支えないと思う。
○委員長(樋貝詮三君) この委員会については、さらに別途の示唆によりまして、法規委員会が会期の末までには自分のやつたことについて、あるいはまた意見について報告しろというようなことになるらしい。特に明文をもつて規定するらしいのですが、この委員会も仕事をしておりながら結果を出さなかつたために、何か怠けていたかのごとき感を與えておりますが、はなはだわれわれとしては遺憾の至りだと思いまするので、これからは適当
○委員長(樋貝詮三君) では両院法規委員会を開会いたします。 今日案件にしたいものは三、四ありますが、最初にはドクター・ウイリアムスの前回の話について、お手もとへ配つた案について法制部長から申し上げたいと思います。それからさらに地方裁判所の方の、殊に最高裁判所の憲法解釈に関する問題、それから予算案に関して議会の修正意見の問題、それらを当面の議題として御意見を承りたいと思います。 まずドクター・ウイリアムス
○委員長(樋貝詮三君) それでは懇談会に引続きまして、開会いたします。 本日議題となりました國会法制機構拡充と國会図書舘との関係につきましては、次会においてさらに研究いたしたいと存じます。 本日はこれにて散会いたします。 午後三時五十二分散会
○委員長(樋貝詮三君) それではこれより両院法規委員会を開会いたします。 前会に引続きまして、國会の法制機構拡充と國会図書館との関係について御審議願いたいと存じます。ただちに懇談会に入ります。 ————◇————— 〔午後三時七分懇談会に入る〕 〔午後三時五十一分懇談会を終る〕 ————◇—————
○委員長(樋貝詮三君) この法制局案自体は、御承知のようにこつちだけでもつくるし、図書館案については勧告があつたということですが、この内容は今ここではちよつと申し上げられませんから、お手もとのものを見ていただきたいのです。
○委員長(樋貝詮三君) ごく事務的なものもありますが、おもな問題は、今まで各院にあつた法制部を一つにまとめるという点、國会法制局とするという点、六局のほか総務局、資料局を置くという点がよいかどうか。殊に資料局については、ほかに図書館の大きなものができれば、その方で集めた資料を法制局で利用すればいいのではないか。その連絡のために一つの課でも置けば、みずからどうでも集めなければならぬという資料は少くて済
○委員長(樋貝詮三君) それではこれより両院法規委員会を開会いたします。 昨年來懸案になつておりますところの両院の法制部をどうするかという問題について、國会の法制局案というものを一應事務当局の方で練りあげましたので、お手もとにその要綱を配付いたしたわけです。これの趣旨については今法制部長の方から申し上げたいと思います。
○委員長(樋貝詮三君) 大体そういうことで結構だと思いますし、どういうことを委員会に対して希望するか、どういう点が今日の短所とする所であるかというところのおきめを願えれば、それに應ずる策としては、どういうことをやつていけばよろしいかということも自然考えてこられるだろうと思います。その方面から檢討を特にお願いいたします。
○委員長(樋貝詮三君) この前のときに一番問題になつたのはこの委員会制度で、どういう案が現在審議されつつあるかということに対する各議員の関心が割合に薄い形になつておりますが、それとともに常任委員が独立しておつて、委員外の者は従つて何もよくわからない。それから委員会の権限の分配がどうも適当でないために、全然予想もしないようなところに——委員の能力などにつきましても、あるいは希望にしましても、それに副わないようなところに
○委員長(樋貝詮三君) それでは両院法規委員会を開会いたします。 つきましては今日はお手もとに配つてありますところの、「常任委員会改善要綱」というものがありますが、これを議題として常任委員会をどういうふうに建て直していつたならば運用がスムーズにいくだろうか、その効果があがるだろうかというようなことについて御審議を願いたいと思います。実は前回のときにその点につきましてお話合い申したのですけれども、一應事務当局
○委員長(樋貝詮三君) それではこの勧告案はこの際ここの議題から撤回いたし、このままにいたすことに処理いたします。 —————————————
○委員長(樋貝詮三君) 結局結論においては同一で、ただ理由が違うというわけですね。ほかの方も結論においてはやはり同じことになりましようね。
○委員長(樋貝詮三君) それでは法規委員会を開きます。 本日は前に予定してありましたように、両議院の常任委員会等に関しての御意見が各委員にあるように承つておりますので、それらの点を議題に供して御審議願いたいと思います。なおその間にはさみまして、前回に皆さんのお手もとへ差上げて御意見を承りました、例の両院へ、また政府へ勧告案というようなものが出ておりましたが、その後なおその点について調査をいたしましたところが
○委員長(樋貝詮三君) 会期も非常に切迫しておりまして、あといくらもないし、それから重要法案が、いよいよ会期が少くなつてきて、かえつて國会に多くなつてきています。だから全部をこなすということは、國会自体も相当むずかしいじやないかと思つておるやさきに、これがまた十二月三十一日までで効力を失つていくようになると、その欠陷に備えて、十分の立法をするということは容易でなかろうと思います。從つて、とても十分な
○委員長(樋貝詮三君) ちよつと法制部の方に伺いますが、内閣の方でできないものは、どうしても両院の方からやらなければならないと考えるが、そういう内閣の方でできない部分をこちらでできるようにするには、法制部の人員としては、非常に少いのですが、できるような見込みがありましようか、それがどうかと思つて案しておるのです。この委員会もできるだけ勉強しますが、しかし大体において原案作成や何かのことについて、法制部
○委員長(樋貝詮三君) それではこれから法規委員会を開会いたします。 お手もとに勧告案という原案がまわしてありますが、これは政府に対して勧告をするというような案ですが、その内容につきまして、原案を立案しました法制部の方からこの趣旨を御説明願いたいと思います。
○委員長(樋貝詮三君) ただいまのにちよつと補足いたしますが、一と二は、実は二の問題に関連しまして、第一が実際においては問題になつてきたのであります。あの法律七十二号は二つのことを含んでおりますが、その中の第一條の一項と二項でありましたか、それに関して年末までに問題を解決しなければならぬ。言いかえればもとの勅令今度の政令をみな法律にしてしまえばいいわけでありますが、それが実際においてはできないだろうという
○委員長(樋貝詮三君) これより法規委員会を開会いたします。 本日は、お手もとに配付いたしました研究事項と題する議案を用意いたしておきましたが、それは二つの部からなつておりまして、前の方のページに一から九まであげてありますのは一般法令関係の事項であります。それから第二ページのあげてありますのは國会法関係の委員会等を中心といたしました第一から第十四までの諸種の事項であります。これについて、その原案の
○委員長(樋貝詮三君) やはり内規にしましても内輪だけの拘束ということになるでしよう。要領といつても同じようなものになるでしよう。
○委員長(樋貝詮三君) 委員会を開会いたします。 今日は前々回に御審議願つた両院法規委員会の運営要領、これを御審議願つて確定いたしたいと思つております。ついてはでき上りました整理案を朗読してもらうことにいたします。 両院法規委員会の運営要領(案) 第一 所管事項の処理方法 一 新立法の提案の勧告 1 新立法の提案を要するもの及び新立法の研究を開始又は促進すべきものがあれば、これを
○委員長(樋貝詮三君) どうせこの事項を委員の方に御決定願いまして、それからこれを成文化するような場合には、文字の整理等はお任せ願うようにいたしたいと思います。そうしないと前後の関係がいろいろ矛盾したり何かするようなところが出てくるかもしれません。少くとも不ぞろいなところが出てくるから、今の御趣旨のようにしていただきたいと思います。しかし今松澤委員の言われたように、ちよつと注意していただけば、その整理
○委員長(樋貝詮三君) 確かに2と対比いたしますと、お説のような定例日というから、そのほかに臨時があるような感じがいたしますが、2にあらためて言つてありますから、それでは1は「定例日としてこれを開会すること」の下へ、2の場合の同じように、「臨時会は必要に應じて随時開会すること」というような文句を入れたらいかがと思います。
○委員長(樋貝詮三君) それでは両院法規委員会を開会いたします。 前回事務当局から参考案として御提出になりました「両院法規委員会の運営要領についての研究事項」と題するものについて御審議願いたいと思います。もちろんこれだけに限定せられたわけではないのでありまして、委員の各位から本委員会の運営につきましての御意見を積極的に承ることをも含んで、この案を御檢討願いたいと思つております。 その中の第一につきましては
○委員長(樋貝詮三君) 実はそれらの点に関して今大体のわくを御相談願いたい。國会法においても、今言つたような規定があるようだけれども、その運営をどういうふうに具体的に運ぶべきかということについて、御意見を承ろうというのが、諸君にお集まりを願つた目的の半分であります。それで今日は時間も少いし、今の問題は具体的に衆議院の方の運営委員会にもかかつておるようですし、それらの点を政治的に考慮もいたさなければならぬ
○委員長(樋貝詮三君) それでは、これより両院法規委員会を開会いたします。 本日御参集を願いましたのは、両院法規委員会が成立しまして、これよりいよいよ活動を開始することになりますが、つきましては、どういうように運営してまいるか。本委員会の大体の権限というものは國会法九十九條できまつてはおりまするものの、実際の運営をどういうようにやるか。それによつて、この委員会が十分にその効果をあげることができ、またそうでない
○委員長(樋貝詮三君) 私は、はからずもただいま皆さんのお考えによりまして、この重要なる委員長の職につくことを御指名いただきました。私の能力その他生活経驗等に照らしまして、この重任が十分に果せるかどうかということにつきましては、非常に危惧いたしておるものでありますけれども、せつかく御指名いただきましたから、私の能力、また私の事情の許します限りにおいて最善の努力をいたしたいと考えておりますが、これにつきましても