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78件の議事録が該当しました。

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1949-11-02 第6回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号

樋貝国務大臣 今のお話まことにごもつともとは思いまするが、今日において御承知通り海上においての取締りは運輸省でつかさどつております。それから漁業という方面から考えますとあるいは農林省の方面、水産庁の方面考えてみたり、あるいは通産省の方面考えてみたりしなければならないことになります。また爆発物取締りという方から言うと、自治体でも考え、それから国警でも考えなければならないが、政府の方からは積極的

樋貝詮三

1949-11-02 第6回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号

樋貝国務大臣 ただいまの委員長からの御注意もありましたが、まつた政府同感であります。ただいまは政令で各自治体に配置するその員数がきまつておりますが、御承知自治体が分村等いたしますと、それだけ国警警察を担当しなければならないのでありますが、日本全体で国警は三万人とありますために、やはりその三万人のうちからそれを引かなければならないし、それだけ国警をふやさなければならない。それからまた自治体はそれだけの

樋貝詮三

1949-11-02 第6回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号

樋貝国務大臣 この問題は今委員長からお話のありましたように、全体を通じて九万五千人と限定されております。それは現在の警察法で九万五千人とあるのみならず、一昨年におきますマッカーサー元帥の書簡によりましても、全体を通じて十二万五千ということに限定されました。さらに法律によりまして国警が三万人であれば、差引九万五千であります。また現在の警察法におきましても四十六條で九万五千ということになつておりますから

樋貝詮三

1949-09-14 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第38号

樋貝国務大臣 きようの読売新聞にはいろいろ項目なんかにわけて、私が木村連絡局長と話をしたごとくに書いてありますけれども木村君が私のところへ昨日来ましたのは——先週の金曜日、土曜日に出勤するかどうかを聞こうと思いましたが、休暇をとつて休みだつたというので、月曜日の朝に木村君の方から私をたずねて、自分が休暇をとつてつたという話で、用事も終つたのだからということで、私とまつたく雑談をしておつただけなのであります

樋貝詮三

1949-09-14 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第38号

樋貝国務大臣 当時平事件におきましては、急激な間に非常にたくさん警察に押しかけて来たという状態でありましたために、その時間においてはそれに対応するだけの警察官を派遣することは、国警においても、また平署においても、それだけの人を招集することができなかつた実情にありました。従つてお話のごとくに一時その方が勢力が強かつたということは、私どもも認めなければなるまいと思います。しかしいまの巡査が留置場に入

樋貝詮三

1949-09-14 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第38号

樋貝国務大臣 ただいまいろいろな問題についてのお尋ねがありましたが、私ども警察をあずかりますところの立場上からして、遺憾と思つた点もありまするけれども、私ども考えますのは、響きの声に応ずるがごとく、ただちに消滅させるということをいたすべきであつたのが、時間的な多少のずれ、場合によりますと一日遅れたとか幾日遅れたとかいうようなことになりましたのは、それに対する十分の手当ができなかつたということを遺憾

樋貝詮三

1949-09-13 第5回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第9号

國務大臣樋貝詮三君) 大体そういうふうにお考え願いたいのですが、その方面に私も努力して頂きたいと思つております。ますますよき警察を、明るき警察を、そうして弱くない強いところの警察、これを欲しいと思つていろいろ考えておるわけであります。それで昨日も丁度衆議院でそんな質問があつて、次々に日光事件、或いは平事件、或いは國鉄スト事件等が起りまして、この間に國民現実に不安を感じた、今後もこの不安を感ずるようなことがあるかというような

樋貝詮三

1949-09-13 第5回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第9号

國務大臣樋貝詮三君) 差支えない程度では成るべく細かくお話ししてもよろしいと思いますが、今申上げましたことが、直ちに日本のみならず世界に及ぶということを一つお考え願いたてのでして、それがどんなふうにか若し誤解をされると困るから、そこで私も非常に言葉を愼んでいるわけで、その点御了承を願いたいと思うわけであります。そこでこの間においても、すでにそういうことを私に言つて來ましたけれども、それは樋貝大臣及

樋貝詮三

1949-09-13 第5回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第9号

國務大臣樋貝詮三君) この問題はいつかも申上げました通り、非常に國際的にも國内的にもデリケートな関係を持つておりまするので、私の口から表明することは憚つておりましたが、実を申せば、三月初めからして非常にこの問題には苦心しておりました。又今日も依然として苦心しておりますけれども、而も尚その結論その他について絶対に言明を避けておつたようなゆえんでありまして、九月二日のマツカーサー元帥の声明にいたしましても

樋貝詮三

1949-09-12 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第35号

樋貝証人 お答えいたします。國警では大体地方を受持つことになつております。それから都会地自治体警察が受持つことになつております。現在の警察法ではそういうふうな建前で、もし自治体公安委員から請求があれば、國警はいつでも援助する、こういうことになつております。そこで國警事件の起りましたのに対してできるだけ援助はいたしておりますけれども、時間的に間に合わぬことがありまするし、また予算の点におきましても

樋貝詮三

1949-09-12 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第35号

樋貝証人 私が今の警察法におきまして考えていることと、現在の事情とはよほど事情がかわつていると思います。それは日本警察を明るくしなければならない、民主的にしなければならぬということは考えておりますが、そのために自治体が皆独立する。政府自治体警察に対しては絶対に干渉すべからずというような主義で現行法ができていると思います。從つて情誼的に助け合うというようなことは別といたしまして、法律上は相助け

樋貝詮三

1949-07-25 第5回国会 衆議院 法務委員会 第34号

樋貝國務大臣 平の事件において、まつた警察だけでどうにもならないというような時間は午後三時ごろから十一時ごろまでであつたと思いますが、その数時間のときも、すでに続々と國警の方の應援隊がはせ向つておる時期でありまして、ああいう事件がもう少し大きくなつて各地に起つた場合には非常事態を宣言いたしますけれども、あのごく限られた郡で、しかもこちらから援助が行つておるというような場合には非常事態宣言はいたしません

樋貝詮三

1949-07-25 第5回国会 衆議院 法務委員会 第34号

樋貝國務大臣 たとえばと申しましても、例をあげるとその例がまた事実を生むというようなことからいたしまして、例は例によつてかえつて誤解されるようなおそれがありますから、たとえばということは差控えたいと思いますが、應援その他をもつてすでに足りないような状態に達しました場合には、客観的に見てそれが一般の世相を害するというような場合に立ち至りましたならば、宣言したいと思います。

樋貝詮三

1949-07-25 第5回国会 衆議院 法務委員会 第34号

樋貝國務大臣 お答えいたしますが、警察法の六十二條では、國家非常事態に際して、治安の維持のため特に必要があると認めるときは、内閣総理大臣非常事態を全國または地方に宣言することができる。こういう規定がありますので、この非常事態というのは現在やつておりますように、いろいろ請求などを、たとえば公安委員会を通じて國警請求して來るのがずいぶんありますけれども、そういうふうなもはや援助などでは足りない、全体

樋貝詮三

1949-07-22 第5回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第3号

國務大臣樋貝詮三君) 首脳部におきましては相当現在でも冷靜にやつておりますけれども、併し現場に当るものは、いろいろ刺戟されますというと、それでついお互いに激昂するというような場合があり得ると思います。成るべくそういうようなことのないようにそれを注意を発して、例えば新聞でも御覧になつた通り國警等でも政府がアドバイスを與えることは別として干渉することは禁止されておる。況んや自治体警察においては隣人

樋貝詮三

1949-07-22 第5回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第3号

國務大臣樋貝詮三君) 私の方はもう大体事実上は別といたしまして、法律上から申しますると、自治体警察には監督できないような今の状態でありますけれども政府自治体警察に干渉すべからずという建前でありますから、自治体警察は皆ばらばらに行けという建前になつておりますけれども、実際におきましては、國警自治体警察から援助を受けることができるようになつておりますから、如何なる事情になりましたかは具体思のことはよく

樋貝詮三

1949-07-22 第5回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第3号

國務大臣樋貝詮三君) 治安のことにつきましては、只今質問の点やはり決議も前議会にありましたようなわけで、著々我々の方ではやつております。その点非常に治安方面には徴妙な関係に移つておりますので、内容についても各方面に私共は默つておるような状態であります。その点は特に御了解願いたいと思います。しかし目下著々と進んでおるということは事実であります。それから現在、御承知通りに、誠に治安状態について

樋貝詮三

1949-07-19 第5回国会 衆議院 労働委員会 第22号

樋貝國務大臣 お答えします。私がただいま吉武委員の御質問に対してお答えいましたのは、私はもし政治ストライキのような相貌を現わすならば、という仮設のもとに述べました決意であります。ただいまの御質問では、私が現在のあのストライキをもつて、ただちに政治ストライキと認定したような御趣旨でありましたけれども、ただいま申し上げましたように、経済ストライキでなしに、政治ストライキが起きたような場合においては——

樋貝詮三

1949-07-19 第5回国会 衆議院 労働委員会 第22号

樋貝國務大臣 今いろいろと事実について承つた次第でありますが、今日政府におきまして、治安の責をとらなければならないと思つております。絶つてその結果に対しても、十分な責をとつて行きたいと考えておりますが、今日における警察制度につきましては、非常に遺憾とするところが、御承知のごとくあるのであります。これに対しても十分にわれわれは考なければならないと考えておりますし、われわれは民主的な明るい警察考えておりますけれども

樋貝詮三

1949-07-07 第5回国会 衆議院 法務委員会 第32号

樋貝國務大臣 自殺でないというふうに考えております。その点は当時総裁が失踪した前後の状況から考えましても、それから死体発見状況から考えましても、自殺ではないという終局的な考えを持つております。さらに進んで檢察側でも、本日の新聞で見たところですが、他殺の疑い十分であるということを申しておりますが、これは新聞の報道であります。ただいま政府といたしましては、自殺ではないだろうということを考えておるような

樋貝詮三

1949-06-15 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第31号

樋貝國務大臣 小さい町村財政の面において非常に苦しんだからというのも事実でありますし、また分村計画も企てておる町村さえあるということを申し上げたのでありますが、実際今日苦しんでおる状態である。それから政府といたしましてはまだ具体的な処置はとつておりませんけれども、少くも私の考えでは今の制度として救えるものなら救つて行きたいという考えを持つておりますし、それでも足らない部分財政的な処置をとらなければならぬという

樋貝詮三

1949-06-15 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第31号

樋貝國務大臣 今の小さい自治体ですが、これらはお説のごとく財政上今日非常に苦しんでおります。それで政府でもこの点は早くから氣がつきましたし、また陳情も受けましたような次第で、今日の状態ですからなるべく國家も節約したいけれども、しかし集團をなした兇惡な犯罪に対して、それを手をこまねいておるというようなことはできませんので、これはどうしても十分な手当をしなければならぬ。それについては自治体警察についてもなお

樋貝詮三

1949-06-15 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第31号

樋貝國務大臣 警察に関しましてのいろいろな制度等についても長所もあるし、短所もあるわけで、その短所に向つては、これを是正したいという考えで研究はいたしております。しかしまだそれの提案とか、あるいは発表とかいうような段階には達しておりませんので、從つて内閣といたしましての態度はどうであるということは、申し上げることがまだできない状態であります。いずれ欠点についてはこれを改正することについて皆樣の御助力

樋貝詮三

1949-05-31 第5回国会 衆議院 本会議 第41号

國務大臣樋貝詮三君) ただいま責任という言葉をおつしやられましたのでありますが、これは言うまでもなく地方自治体の立法でありますし、これが憲法に反することが明らかになれば十分に取締りをいたしますけれども、しかしながら、憲法に反しないただいまの段階におきましては、別に責任を負うべきところのものが存在しない。從つて、この條例を正しいものと見るよりほかないのであります。三十日におきまする事例も、まだかからないうちにあの

樋貝詮三

1949-05-31 第5回国会 衆議院 本会議 第41号

國務大臣樋貝詮三君) 昨夜ちようど東京都廳の中で事件が起りまして、一人の行動を起しました者が死んだことは事実であります。しかしながら、はたして論者の言うがごとくに殺したのであるかどうかということは、ただいま法務総裁の言われたことく、解剖しなければわからぬので、ただいま解剖しております。從つて、その結果がわかると思います。  それからまた、ただいま申し上げたことくに、この警察につきましても、すでに

樋貝詮三

1949-05-23 第5回国会 参議院 本会議 第32号

國務大臣樋貝詮三君) 只今総理大臣から御答弁申上げました外に、尚、事務的なことで私から申上げます。丁度二十二年の只今お引きになりました三月二十九日の閣議決定、これでは当事者には権利は設定いたしません。法律で出ません以上におきましては、当事者権利というものはないのですけれども、併し閣議決定では成るべくこの方針で行きたいということで、それによりますというと大体六割五分、公務傷病の場合にこれの倍額、

樋貝詮三

1949-05-21 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号

樋貝國務大臣 今の恩給になるような部分につきましては、恩給に通算されない職に轉じて行きました場合においては、先とにらみ合せまして、ただちに拂うということになつております。しかし御承知のように末端では、手続でよほど遅れたりしておりますが、なるべく早く行くようにということでやつておるのであります。おそらくお話は整理前のことであろうと思いますが、ひどくたまつておるのは、すぐ行くように手続をとります。御趣旨

樋貝詮三

1949-05-21 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号

樋貝國務大臣 ただいまのお話は、ちようど恩給になる者と、恩給にならない者とがあると思いますけれども警察官のうちの恩給になるものにつきましては、今度の退職をいたしますについて、幾らか逓減いたすのは事実であります。それから恩給にならないものに対しましては、逓減しないという考えで進んでおりますようなわけであります。それで退職手当は御承知通りに今までにおきましても、また國警としてやめました場合においても

樋貝詮三

1949-05-21 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号

樋貝國務大臣 ただいまのところ、ちようど恩給と同じようなぐあいに、自治体の方へ轉じて行きました先の自治体の方でいずれ昇給しますから、その昇給した人を標準にしての手当を與えるというような考えでおりますために、從つて國の職員としての在職期間というものに対する國からの手当ということが、ただいまでは当面の問題になつて参らなかつたような事情であります。しかし実質的には國の方で働いておつた人々でありますために

樋貝詮三

1949-05-18 第5回国会 参議院 地方行政委員会 第18号

國務大臣樋貝詮三君) 日本の全國に亘りまして現在においては日本の車に例外はないのです。規則はそのままですから……。若し、私は大阪は知りませんけれども大阪でそうやつておりますならば、規則違反をやつてつたわけでありますが、併し私の見た神戸あたりでは日本の車だけ停まりまして、そうして進駐軍の車、占領地下日本がある限り日本の法令に服しないというわけでしようけれども進駐軍の車だけ先通過したというような

樋貝詮三

1949-05-18 第5回国会 参議院 地方行政委員会 第18号

國務大臣樋貝詮三君) その点は私もこの間日比谷通りましたけれども、内側を歩いているのを一台あんたのを見ましたが、日比谷では外廻りをやつておりました。いわゆる小廻り、停らない歩き方をしておりましたが、併し内廻りは極く少数。東京のは大抵外廻りをやつております。私共の実際に見ましたところでは……。それから日本のは御承知のごとく左へ避けて停つて、そうして向うのかなり自動車が行つてしまつたあと又歩いているようで

樋貝詮三

1949-05-16 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第23号

樋貝國務大臣 いろいろこの間らかもその点について御質問がありましたが、半年ばかり研究いたしました結果、この結論に達しましたようなわけで、だんだん車もふえるから、対面交通の方がよろしい。車を左側といたしておるし、アメリカ右側を歩かして、どちらもアメリカ対面交通の慣習が成立しておりますが、日本で車を右に歩かせることは、世界の例に一致するのでしようけれども、非常にたくさん金がかかりますので、仕方がないので

樋貝詮三

1949-05-16 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第23号

樋貝國務大臣 今のお尋ね、まことにごもつともですが、ただいまのところでは去年の三月から自治警察國家警察とが別になりましたために、非常事態に入らない限り、私どもは個々の事項については命令をされぬようになりましたわけで、ただいまちようど警視廳自治体警察でやつておるところの交通安全週間にあたつておりますので、特にやかましく言つておるかと思つております。平常そういう谷口さんのおつしやつたような傾向があるかもしれませんが

樋貝詮三

1949-05-16 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第23号

樋貝國務大臣 この点に関しましては、ただいまのところでは、自動車の数が非常にふえるから、一日も早くやつた方がよろしいということで、いろいろと打合せをしましたようなわけであります。今の小まわりの点も東京進駐軍方面でやつたのもありますれども、どうも結果はアメリカの例によつてつた方がよいように思います。それから、京都は知りませんが、ごく最近に神戸に参りましたが、内まわりと外まわり両方進駐軍の方でやつているのを

樋貝詮三

1949-05-16 第5回国会 衆議院 本会議 第30号

國務大臣樋貝詮三君) ただいま本院において御決議になりましたところに從いまして、政府も十分にその意を尊重して断行して行くつもりでおります。  去年の三月、御承知のごとく警察制度が改正せられて、自治体警察國家地方警察とに区別せられたような事情でありましたが、以後一年間の経験を見ましても、警察が非常に明るくなつて参りましたことは事実であります。またわれわれにおきましても、政府におきましても、この明

樋貝詮三

1949-05-14 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第22号

樋貝國務大臣 私の言葉が足りなかつた点もありましようけれども、この法律では区別のあるところには触れないということを申し上げたのです。しかし外國でもあるがごとくに、習慣で日本では右側を通行させることをならさせるつもりでおります。その間約半年くらいあつたら、十分になれて行くだろうというわけで、すぐに実行しなかつたわけであります。從つて通行する場合においても、現在は左ですけれども、特殊の事情がない限りには

樋貝詮三

1949-05-14 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第22号

樋貝國務大臣 この点はこまかいような大きいような、わかりのいいような惡いような感じがする、どちらともつかぬ議論であつて、実は長い間この点について考えておつたのであります。今日世界の各國とも対面通行の方式をとつておるそうでありまして、イギリスにおいても戰時中までは左側を通行しておつたのが、今日は逆の方向を通行させるということになりましたそうで、大体自動車よりも歩行者の方が御承知のごとくのろいものですから

樋貝詮三

1949-05-14 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第22号

樋貝國務大臣 ただいま御審議を願いましたところの道路交通取締法の一部を改正する法律案提案理由の御説明を申し上げます。  最近におきまして、自動車など高速度交通機関の著しい増加によりまして、道路における交通はとみに混雜の度を増して参つたのでありますが、これに伴いまして、交通事故発生危險も著しく増大しているのであります。事実道路上における交通事故件数は、終戰以來増加一途をたどつており、それによる

樋貝詮三

1949-05-13 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第21号

樋貝國務大臣 具体的におつしやつたから、私も経驗しました具体的のお話を申し上げますが、昨年在野党の時代でありますけれども、ある地方などにおきましては、私が居眠りをしているとか、私の同僚の民主党でありましたか、その人が帰つた当時居眠りをしたというような通知があつた。そこに居合せておられた共産党の女の議員の方が途中で出られて、事実を知らないにもかかわらず、大衆を集めてそういうことを宣傳しておる例もありました

樋貝詮三

1949-05-13 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第21号

樋貝國務大臣 地方が今日税金で非常に苦しんでいることは事実であります。それで政府においても、なるべくこれについて緩和をはかろう。少くとも内部における公平を保とうと考えているわけでありますが、今日の税が非常に重いがために、先ほどお話のごとく、今まで無関心であつたものがこれに対して非常に異論をとなえ出したということは、事実あることを認めております。從つておそらくは今年度末、來年早々でありましようけれども

樋貝詮三

1949-05-13 第5回国会 参議院 地方行政委員会 第15号

國務大臣樋貝詮三君) そうすると、民法財團法人営利行爲を許すとかということになりますが、課税についても財團法人として特別な取扱いでなしに、課税からいたしまして、登録からいたしまして、みんな営利法人として会社と同一の取扱いをしなければならんわけですが、みんな民法法人財團法人も全部を会社と同じように扱うということは如何かと思います。むしろ民法公易目的としておる、営利目的としない法人としてあれはあれで

樋貝詮三

1949-05-13 第5回国会 参議院 地方行政委員会 第15号

國務大臣樋貝詮三君) 道路交通取締法の一部を改正する法律案についての提案理由の御説明を申上げます。  終戰以來自動車など高速交通機関増加によつて道路における交通はとみに混雜の度を増して参つたのでありますが、これに伴い、交通事故発生危險も著しく増大しているのであります。事実道路上における交通事故件数は、終戰以來増加一途を辿つており、それによる悲惨な死傷者も日々想像以上の数に上つているのであります

樋貝詮三

1949-05-12 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第20号

樋貝國務大臣 ただいまの憲法についてお尋ね通り、まつたく與えられた憲法として、私ども同感の至りにたえないと思います。すべての方面において、非常に民主的になつて來たことは事実であります。從つてそれに沿いたいと思う。それから今日における実情ということと考え合せなければならないと考えております。從つて憲法趣旨には沿いますものの、しかもなお今日の実情を離れてというわけに参りませんようなわけで、從つてその

樋貝詮三

1949-05-12 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第20号

樋貝國務大臣 お説の第一條で、たとえば鑑賞を入れましたところで、鑑賞からはずれたようなものはどうなるかという疑問は、依然として起るようなわけであります。使用についてもいろいろお説の通りに疑問が起ります。観賞を入れましたところで、たとえば香炉のごときものに至りますと見ただけでは満足できませんので、あれは香をたいて見ないと十分目的を達しないのですが、これは一体見たのか、使つたのか、その辺になるとわけがわからない

樋貝詮三

1949-05-12 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第20号

樋貝國務大臣 ただいまお尋ねになりました第一点の「使用」の中に美術鑑賞が入るかという問題ですが、使用ということは御承知のごとくわれわれの欲望に沿うように物質を利用することでありまして、從つてその範囲は鑑賞ももちろん入ることと思います。現実にわれわれの目をもつて眺め樂しむ、われわれの美術鑑賞欲望を満足するという以外に、なおわれわれの精神的における非常な多数の欲望がありますが、物質によつてわれわれの

樋貝詮三