1947-09-22 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第16号
○榊原(亨)委員 ところが今のように縣廳は今後五十年も建つ見込みはない。實際そこに家を建てようにも許可がなくて建てられない。それで今のお話のようでございますと、そういう見込みが判然としている場合には、建築許可になる見込みでありますか。
○榊原(亨)委員 ところが今のように縣廳は今後五十年も建つ見込みはない。實際そこに家を建てようにも許可がなくて建てられない。それで今のお話のようでございますと、そういう見込みが判然としている場合には、建築許可になる見込みでありますか。
○榊原(亨)委員 戰災地に都市計畫を實行されます場合に、都市計畫がきまりましても實際上その都市計畫がうまくいかないで、そこに住んでおります人たちに住宅建築の許可が下りない場合もございまして、住民が宙に迷つておる。しかもその宙に迷うのは少くとも今後十年以上も宙に迷わなければならぬという實情にあります場合には、便宜上もしも都市計畫を完成したならば立退くという條件のもとに許可を願うことはできないものでございましようか
○榊原(亨)委員 ただいま大臣のお述べになりました大學等への死體交付に關する法律のうちに、齒學という言葉がございましたが、法律的に齒學という言葉はほかに使つているところがございますかどうか、お伺いいたします。
○榊原(亨)委員 ただいまのお話のできるだけという言葉は、前々から政府當局からお聴きすることでございまするが、これは實際上は實行せられておらないのであまりす。殊にこの未收の問題につきましては、御承知のごとくその責任は組合にあつて、政府にないというふうなお考えも多少あるかもしれませんが、これは政治道徳上の問題から申しましても、當然政府は相當の御責任があることと私は思うのでございます。たとえて申しますと
○榊原(亨)委員 そのはつきりしない數を大體想像で六千萬圓とおきめになつて、これならば今年中に皆濟できるだろうというお話でございますが、もしも額がそれ以上になりましたら、いかがいたしますか。拂えますか。
○榊原(亨)委員 ただいまの御答辯におきまして、本年の九月における補助費によりまして、醫師の未收を皆濟することができるというお話でございますが、今お述べになりました六千萬圓というものの基準は、日本醫師會側におきまして調査いたしました四千何百萬圓という、その數を基準として、おそらく六千萬圓ぐらい未收があるだろうというふうなお話と承つたのでごいますが、厚生省におきまして、厚生省特殊の情報によつて御調査になつた
○榊原(亨)委員 今問題になつておりますのは、新しい日本における憲法に基く問題を言つたのでありまして、古い憲法はそれだからいかぬのであります。だから私はいけない憲法、古い憲法に基く條文を申すのではございません。新しい憲法に基いて、こういう非常に廣範な權力を官吏に與えるような場合の一つ一つ一つについて、實例をおあげくださいという意味で私は申し上げたのであります。 それからもう一つ、大臣にお聽きしたいのでございますが
○榊原(亨)委員 その前に今のお話に關連した質問を申し上げたい。ただいまのお話を承つたのでありますが、第十三條の第一項の「當該官吏に物資を保管させる場所又は物資の所在する場所に立ち入り檢査をさせることができる」というのは憲法違反でないというお話でありますが、ほかにこういうことをきめられた法律がございますか。
○榊原(亨)委員 私の申上げるのは、考慮に入れておいでになるかならぬか、そういうことのお答えをはつきり承りたいのであります。
○榊原(亨)委員 そういたしますると、今のお話では、南海の災害あるいは關東大震災程度のものを豫想しておいでになると了承いたしましたが、第三國が戰争を起しましたときに、わが國がその被害をこうむつたときなどを御想像になつておられますか、いかがでございますか。
○榊原(亨)委員 この法案についてお尋ねいたしたいことは、第一番目に、この法案をおつくりになるときに、起り得べき災害の種類と程度とをどれくらいの範圍で、どれくらいの大きさのものを最大限度お考えになつて御立案になりましたか、承りたいのであります。
○榊原(亨)委員 私もこの法案に對して贊成であります。ただ保健所を單に増設するというだけでなしに、むしろ保健所の内容の充實ということを切にお願いする次第であります。先般も保健所を視察いたしました場合に、政府委員のおつしやつたことと、現地における事情とに違つた面がしばしば認められたのであります。たとえて申しますと豫防を行う醫師と治療を行う醫師とは別であるというようなお話でありますけれども、現實において
○榊原(亨)委員 今東醫務局長のお話は、八月から國立結核療養所を有料とするという場合の計數、豫算でございますか。それをちよつと承りたいと思うのであります。
○榊原(亨)委員 ただいまの御答辯で、大體私どもの豫想のごとく、約三割はベツドがあいているということはわかつたのでありますが、その理由として今おあげになりましたように、食糧事情とか人手不足、あるいは施設がうまくいつておらないとかいうことのために、入院患者がない。しかもその入院患者というものは、先ほど山崎さんのおつしやつたように、黴菌をどんどんばらまいている患者である。そういう患者に對してやるその施設
○榊原亨委員 われわれ厚生事業におきまして最も必要なことの一つは醫藥品であります。この醫藥品の製造竝びに配給に關しましては、特に厚生常任委員會において絶大なる關心をもつておるところでありますから、適當の機會におきまして、これに關して小委員會をつくり、もつて研究竝びに實際上の運營について一つのまとまつたものをおつくりくださることをお願いいたす次第であります。
○榊原(亨)委員 いまのお話はきわめて率直によく了解するところであります。最近衞生局長がお話になりました中に、その治療の限度は明らかに公衆衞生の向上及び増進の範圍であるということでありますが、この第四條においては、その限度を明記してないのはどういうわけでありますか。
○榊原(亨)委員 そういたしますると、地方の一般民衆が必要であると認めましたものと、保健所が必要であるとお認めになつたものと、兩者の意見が異なつた場合にはどういうことになりますか。在來の例を見ますと、官公署においていろいろ必要であるとお認めになつたものが、實際上は地方の民衆にとつてあまり利益でないという場合もあるのであります。たとえて申しますと、一時縣立の診療所がわが國において多數できた場合があるのであります
○榊原(亨)委員 「保健所は、地方における公衆衞生の向上及び増進を圖るため必要があるときは、」とありますが、この必要があると認める者はだれでありますか。
○榊原(亨)委員 伝染病予防法について最初に質問いたしたいと思います。伝染病予防法につきましてお尋ねいたしたいことは、寄生虫の予防に対して補助費を増額せられるというのでありますが、寄生虫の予防内容をお知らせ願いたいと思います。結核病につきましても同様増額されるのでありますが、その内容をお知らせ願いたいと思うのであります。
○榊原(亨)委員 よくお話はわかりましたが、そういたしますると、わが國の現状といたしましては、十分なる醫療というものはできないわけであります。殊に社會主義的考えから申しますと、すべての醫療は平均して國民に與えなければならないということになりますから、從うてわが國の現状といたしましては、最低の醫療を行うということに解してよろしうございますか。また国民健康保險の醫療におきましては、最低の醫療を行うということに
○榊原(亨)委員 東醫務局長の御答辯思います。全國的な調べができておりませんが、東京近郊の普通の組合と認められるところにつきまして調べました結果が以上のごとくでございます。 なお、これは御質問ではございませんでしたが、國民健康保險組合の赤字の額が相當多額に上つている。一億五千萬くらいに上つているのではないかというお話でございましたが、調べましたころ、これは日本醫師會の昭和二十一年度末における數字
○榊原(亨)委員 ただいま御説明を承つたのでありますが、國民健康保險の問題は進駐軍當局においても絶大な關心をもつておられることはすでにおわかりのことだと思うのであります。今後の社會保險がこの制度によらなければ完全を期し得られないということは私どもはひとしく信じておるところでありますが、それにもかかわらず、一體わが國において不振な組合がなんぼある、休んでおる組合がなんぼあるというふうな統計的観察を昭和二十年二月
○榊原(亨)委員 ただいま保險局長からのお話を承つたのでありますが、國民健康保險組合の設立を任意とした、強權發動をしたことはないというようなお話でありますが、實際の面におきまして、ほとんど強權にひとしいようなことをもつてむりに設立をされたようなことはございませんか、承りたいと存じます。 それから先ほどお話になりました組合の不振のもの並びに休止のものについての昭和二十二年二月以後の統計はございませんが