1992-03-30 第123回国会 衆議院 予算委員会 第18号
○楢崎委員 金額は。
○楢崎委員 金額は。
○楢崎委員 ここに私は登記を持っておりますけれども、この行う事業の中に、二として、「国有地等の有効利活用に関する調査研究」、あるいは三のところに、「国有財産の維持及び管理に関する事務の委託」というのが事業の中に入っております。 これは、現在、国はその受託料なり調査委託費を支払っておられますか。
○楢崎委員 大蔵大臣にお伺いをいたします。 去年の六月七日に、財団法人国有財産管理調査センターというものが設立されました。これは大蔵省が設立を認可したわけですけれども、大蔵省はこの設立について、つくりなさいと、どこかあるいはだれかに働きかけられた事実がありますか。
○楢崎委員 次に、昨日の新聞の朝刊社説に、「国会を蝕む汚染の広がり」、こういう題で社説が載っております。その中に、他党のことで失礼ですが、社会党では、「上野代議士の疑惑とは別に、東京佐川急便の不正事件にからんで議員二人の名前が報道されている。この時期に三つも不祥事が重なったのは、偶然とは思えない。」という一節があります。私も偶然とは思えないのであります。この社説を書いた方の意味と、私が偶然と思わない
○楢崎委員 先ほど草川委員が先にやられたのですけれども、私は、どうもきのうの与野党の首脳会談、新聞に出ている一部では党首会談というふうに最初聞いておりました。私は、金丸副総裁と野党の党首が会われて会談されること、これは、話し合いはいいことですよ、それを悪いとは言ってないんですね。ただ、党首会談であるならば、党首である宮澤総理が会談をされるべきではないか、いつ与党は総・総分離をはっきりされたのであろうか
○楢崎分科員 じゃ、今のお答えによりますと、本省がお調べになったのは所在地だけですね。所在地なんというのは、本省が調べないでもすぐわかることで、ほかのことが大事なんでして、結局兵庫県からの報告をうのみにして、今度は私に対する回答になった。この回答に本省として責任を負われますか。
○楢崎分科員 そうなんでしょう。全体が兵庫県からお聞きになったわけでしょう、そうじゃないのですか。もう一遍重ねて聞いておきます。独自で調査なさったわけじゃないのでしょう。兵庫県からの報告をそのまま文章化されたのですか。
○楢崎分科員 三月四日の日の総括であったと思いますが、その質問の中で宝塚ゴルフ場問題を取り上げました。私がこのゴルフ場を取り上げたのは、最近ゴルフ場に関する犯罪的な事件が非常に多くなっておる、もう御案内のとおりです。ついせんだっては、真里谷が俎上に上った、その前には茨城カントリー。そういうあれの一環として、若干私がこの宝塚ゴルフを取り上げた角度は違いますけれども、非常に問題がある、そういう点でお伺いをいたしたわけです
○楢崎委員 七分しかございませんから、二問に絞りたいと思います。 第一番目は、宝塚市蔵人手深谷というところに、社団法人宝塚ゴルフ倶楽部というものがあるそうであります。それについて、以下述べるような陳情がありましたのでお伺いをしておきます。 この宝塚ゴルフ倶楽部は、敷地の中に十六カ所の宝塚市の市道、二番目に、四十八カ所の里道、三番目に、当該地域を流れる逆瀬川の河川敷のかなり広大な部分が含まれておる
○楢崎委員 いずれにいたしましても、昨年の金融・証券問題、これはまことに、羽田大臣の前の問題ですけれども、私は、あの原因をつくった犯人、犯人と言ったら言葉は悪いですけれども、原因をつくった人は、やはり日銀と大蔵省の見通しの甘さだった、このように率直に言わなくちゃならない、そういう認識に立たないと本当の景気回復は出てこないのではないか、そのように私は思います。 それで、四日の日に内外の経済問題の集中審議
○楢崎委員 その経過はわかっているのですよね、こういうふうになるんだと。私が心配しておることについてどう思われるでしょうかということを、まあ今の段階で言いにくいかもしれませんけれども、私素人ですから、教えていただきたい。
○楢崎委員 私は、けさ新聞を見ておりまして――大蔵大臣に質問するのが珍しいから座を外されたのかどうか知りませんが、けさ私、新聞を見まして、一部の新聞ですけれども、「担保除く残額公表」ということで、全銀協が不良債権ディスクロージャーですね、これの基準案を示したという報道を読んだのであります。もちろん、これは金融制度調査会に諮られて、そして答申を得て大蔵大臣が判断をされることであろうと思いますが、私もこれは
○楢崎委員 平河経済研究会の会長は、証人であります。そして事務所は、その第一会館の裏にありますTBR三階、共和五大と同じ部屋にあるはずであります。 もう一問だけ。 その共和五大の取締をしておりまして、共和五大の前身であります株式会社、共和が抜けて五大という時代、五大の社長をしておりました西尾知幸という人から証人は依頼をされて、五、六年前になると思いますけれども、小倉の東映会館、これは西尾さんの所有
○楢崎委員 進民連の楢崎弥之助です。 証人には大変御苦労さんです。もう私が最後ですから、時間が四分しかございませんから、返答はイエス、ノーという形でぜひお願いをしたいと思います。 証人は、平河経済研究会という任意団体並びに贈賄で起訴されております森口共和副社長が社長をいたしております共和グループの一つである共和五大、五つの大と書きます、共和五大という会社を御存じでしょうか。
○楢崎委員 非常に素直な御答弁で、そのとおりでよかったと思います。私は、これは総理大臣の発言としては、友人としてはだれでもそう思うでしょう、友人としては。しかし、そういう総理大臣として、しかも宏池会の事務総長をされておった人ですからね。お慎みになりましたから、訂正されましたから、それはもうそれでよろしゅうございましょう。 それで、私はちょっと建設大臣にお伺いしておきますが、私と同じ選挙区で中学の後輩
○楢崎委員 ちょっと私、戦争のとき左の耳傷めておりますから、大きい声で言ってください。 私は、加藤委員が阿部逮捕の翌日の閣議後の記者会見における法務大臣の言われたことを取り上げられましたね。あれも非常に重大な発言ですよ。本来、総理大臣、「無実であることを心からこいねがっております。」個人ならいいですよ、あなたが友人として。あなたは総理大臣です。無実であることを心からこいねがうということは、裏を返せば
○楢崎委員 私は、進民連を代表して質問をいたしたいと存じます。 今提案されております平成四年度の予算には増税分が含まれております。羽田大臣、聞いとってください。増税分が含まれていますね、五千三、四百億ですか。去年からの地価税の値上がり分を入れると、トータルで七千四百億ぐらいの増税でしょう。一方に国民に増税をお願いする場合に、片一方で議員がこっそり税金をつまみ食いしたり、あるいはダーティーな金をゆすったりしている
○楢崎委員 御異議なしと認めます。よって、林義郎君が委員長に御当選になりました。 〔拍手〕 委員長林義郎君に本席を譲ります。 〔林委員長、委員長席に着く〕
○楢崎委員 これより会議を開きます。 衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。 これより委員長の互選を行います。
○楢崎委員 それは日本国総理としておかしいんじゃないですか。その程度のことがわからぬということは、それは逃げの答弁でしょう。 時間がありませんからこれは残しておきますが、その刑事訴訟法の二百三十九条、犯罪があると思われるときは「告発をしなければならない。」これはある程度の法律専門家なら知っている。それをやらないということは、本当は、さっき言ったとおり、あなたの暗黙の了解があったかもしれないというふうに
○楢崎委員 いや、私の問いに答えておられませんね。総理は相当の方ですからね、私なんかの常識よりもはるかにいろいろ知っておられる方ですから、このくらいのことが私文書偽造に当たるというぐらいのことはおわかりじゃございませんか。その点を聞いているのです、その疑いがあるんじゃないかと。
○楢崎委員 私は、おとつい、三点セットの問題について時間がなかったので総理のお答えがなかったから、この場でもう一度お伺いしますけれども、総理の説明とあの三点セットを出された、それに添付された服部さんのメモ。無断であなたの名前を書き、押印した、約定書ですね、これは売買の株の。だから、これはあなたの説明によれば、あなたの了解なく全く無断で行った、こういうことになります。宮澤総理は一切関知していないという
○楢崎委員 それでは、捜査当局が判断することですね。 次に、総理にお伺いをいたします。 ただいま刑事局長はあのような答弁をされました。総理はいわゆる……(「法務省の官房長)と呼ぶ者あり)刑事局長じゃないのですか。どっちでも結構ですよ。私は最初、法務大臣か刑事局長にお願いしますと言ったから、そう思ったのです。顔知りませんから。 私文書偽造罪という犯罪の時効が平成三年九月末日に成立し、総理の説明どおりとしても
○楢崎委員 私は、まず冒頭に、六十三年九月八日の日にリクルート告発をいたしました。この根拠は刑事訴訟法の二百三十九条、「告発」というところでありります。後から出てまいりますから、これを明白にしておきます。 一つ「何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。」二「官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。」この刑事訴訟法第二百三十九条
○楢崎委員 ぜひそうしてください。 それで、金森先生は三つ挙げられました。国会と内閣と裁判所。裁判所の判断にこの問題はなじみますか、法務大臣。金森大臣はそうおっしゃった、三つ挙げられた。
○楢崎委員 時間がないからそれだけでいいです。 私は、悪いと言っているんじゃないんですよ。そういう過去の経歴をいろいろ背負って生きているんだから、みんな。ただ、私は、ほかの大臣ならそう言いません。防衛庁長官だから問題にしたいのです。 なぜか。過去そういう問題が起こった。つまり、鳩山文部大臣、あなたのおじいさんですね、鳩山内閣のときに、第一次鳩山内閣、昭和二十九年十二月、野村吉三郎、参議院です、前
○楢崎委員 二十七日のあの混乱の明くる日の新聞を拝見しますと、なかなか政府と与党の連絡が悪かったとか、あるいは賛成政党であった公明党と自民党の国会戦術についての連絡がなかったとか、そういう指揮官がどこにおるのかさっぱりわからないというあれもありました。あれは国会だからあの程度で済んだようなものの、これがPKOでそういうことになったら一体どうなるのですかな。私はすぐそれを痛感しましたよ、指揮官がおらないざまはどうなるかということを
○楢崎委員 委員長、最後、一問だけさせてください。 このいわゆるPKFというものは、自衛のため、あるいはそのほかにも、安保理事会が必要と認めた場合は武力の行使をなし得る軍隊組織であるということは過去の文献でずっと明らか、この国会でも明らかにされたでしょう。例えば、一九五八年十月九日に出されたハマーショルドさんの研究摘要、あるいは国連キプロス平和維持軍のそれに関して出された一九六四年四月十日のウ・タント
○楢崎委員 ことしの四月十一日、国連事務総長あてに日本政府から出した報告の中に、去年の国連平和協力隊法の廃案の経過が盛られなかったのは何ゆえか、それを答弁してくださいと言ったでしょう、一番最初。
○楢崎委員 私は先日の質問で、一九七八年、八九年、九〇年、九一年の四回にわたって、日本政府は、国連事務総長に対しPKOに関する見解、提言を行っております。その資料を英文と日本文で下さいという要求をしたはずであります。それはまだ提出されておりませんから、その点に対する質問は保留をいたしておきます。 なお、ことしの四月十一日の報告分について、昨年廃案になった国連平和協力隊法のいきさつ、経緯を報告の中に
○楢崎委員 ありがとうございました。
○楢崎委員 ではあと一問について、山内先生と前田先生にお考えを聞きたい。 PKOの元祖と普通言われるのは、一九五六年十一月、ハマーショルド事務総長のときにつくった国連の緊急軍、UNEFというものだと思いますね。このときにまだ日本は国連に参加していなかった、十一月段階では。日本が参加したのは十二月の十八日でありました。ところが、それから三日後の十二月二十一日の国連総会本会議で、実はこの緊急軍に関するいろいろなこと
○楢崎委員 五分しかございませんから、三点についてお伺いいたします。 まず、阪中先生、かつては安保、外交、防衛でいろいろ御指導をいただきました。きょう先生がおっしゃったことの中で、ちょっとわからない点があるから一点、その次は二点、後で言いますが。 日米同盟ということを言われました。これは、かつて鈴木内閣時代に日米安保条約を日米同盟と言って物議を醸したことがある。これはつまり日米軍事同盟だ、安保条約
○楢崎委員 あなたはだれでしたかね。私は刑事局長にお願いしたはずですけれども。あなた刑法のこと知っているの、そんなに。もういいですよ、時間がないから。これは一応考えていただいた方がいいと思うんですよ。これが通ったらこの隊員は緊急避難の適用を受けないことになるんじゃないか、私はそう思いますよ。
○楢崎委員 これはもう一度慎重にお考えになった方がいいんじゃないですか。五原則のうちの三原則はこれでパアになるんですよ、パアになりますよ。あなた首振ったって、おとついときょうと、おったかね、君は。 それからもう一つ、私は考え直された方がいいと思うのは、二十四条ですね。二十四条の緊急避難のところですね。二十四条の四、「前三項の規定による小型武器又は武器の使用に際しては、刑法第三十六条又は第三十七条」
○楢崎委員 いつも一番最後ですから落ち穂拾いみたいな質問になりますけれども、脈絡があるいはないかもしれません。 ただいまも聞いておったのですが、都合のいいときには、国連がこう言っているから出せない、都合の悪いときは、国連が決めたマニュアルでもガイドラインでも日本は従わぬでいいのだ。どうなっているんですか、これは。だから説得力がないんですよね。同じ国連の言うことを聞くんだったら、ガイドラインやマニュアル
○楢崎委員 委員長、一つだけ。 国連にPKO特別委員会というのがある。これはなかなか中身がよくわからない。これの資料も、どういうものなのか、ひとつお願いしたい。 それから、もう一つですね。今そんなことを言いましたが、ことしですよ、このPKOの特別委員会で、文民の役割強化を求めるフィンランドの提案に対して、日本はどうしたか。文民強化をあなたは今も主張しておったが、文民強化を主張を。していたはずの日本
○楢崎委員 時間が十分間ですから、二問お伺いいたします。 先ほど共産党の東中委員の質問に対して、自衛隊の問題を含め今度の五原則とか法案の内容は国連と話し合っているとおっしゃいましたが、そういう痕跡がないんですね。 国連総会は、これまで何回かPKOについての見解、提言の提出を加盟国に求めております。日本も加盟国です、日本は、七八年、八九年、九〇年、九一年の四回これにこたえておるようでありますので、
○楢崎委員 時間が来ましたからやめますが、じゃ、訂正されるのですな。(渡辺(美)国務大臣「はい」と呼ぶ)じゃ、やはり毛針ですね、あなたも。それだけ言って終わります。
○楢崎委員 これは昨年五月編「衆議院要覧(乙)」、皆さん持っておられる。渡辺さんのところを見ますと、著書に「国会議員七十歳定年制論」。まだこれ載っているんだから、取り消してないですな。それで、私は図書館から取り寄せてみた。これですね。間違いないですな。――えっ、改訂版が出た。出たらまた新しく見せていただきますが、去年載っておるんですからね。それで私は、その中のちょっと問題のところ、これは何ですか、初
○楢崎委員 まずは宮澤新内閣、御同輩、おめでとうございました。きょう一日お伺いしておりまして、政治姿勢の問題、宮澤総理にターゲットが絞られた感じがあって、やり玉に上げられております。公平を欠きますから、私は渡辺副総理にお伺いをいたします。 私は、あなたの総裁選挙のとき、本音の政治をやるんだ、あなたは正直な政治家だと私はそういう点では尊敬しているのですよ。私は、本音の政治というのは、つまり、政治家の
○楢崎委員 確かめておきますよ。そうすると、工藤さんがおっしゃったことが政府側の態度、つまりゲリラやテロに対しても武器を使うことは武力行使に当たる余地がある、そういうことですね。それをはっきりさせておきますよ。 それから、これも答弁なかったですね、工藤さん。刑法の三十六条、何回も言うが、国の財産に当たるものは対象になる、正当防衛あるいは緊急避難の。私がなぜこれを問題にするかというと、国の財産、つまり
○楢崎委員 そんなに、この自衛隊法や、自衛隊法の全部じゃないんですよ、第三条を中心に据えたその討議をあなたがおらぬときしたんだ、ちゃんと過去。そんなこと言ったってだめです、そんな広げて。 次に、じゃこれはどうなりますか。いいですか。これは去年のことです。よく聞いておってくださいよ、外務大臣も。去年はこうだった。去年の統一見解は、平和維持軍の方は、どちらかというといわば紛争が再発した場合の抑圧というふうなことまで
○楢崎委員 毎回私ども一生懸命質疑を繰り返しておりますが、政府の答弁なり意見がすぐくりくり変わるのですね。いや、言ひねられるなら実際あれしましょうか、私がまとめたやつを。今までのやっと去年の暮れのやっと今度のやっと、三回全部変わっているですよ。そう長い期間じゃない。 一つだけ挙げましょう、今までのやつで今回関係あるやつを。いいですか、目的・任務が武力の行使を伴わないものであれば参加することは憲法上許
○楢崎委員 終わりますが、全然納得しないし、武器使用と武力の行使の関係の統一見解も了承いたしません。それだけ申し上げておきます。
○楢崎委員 それじゃ、承認を要することになると同じことじゃないですか。 それで、私はもう一つ重要な御答弁をこの前聞いたのですが、防衛庁長官から。この法案の三条、いろんな業務がありますね。これはほとんど治安の維持に関係しできます。それからまた二十三条、「現地の治安の状況等を勘案して」、治安という言葉が入っておる。それになぜ承認が必要ないか。国内でも必要なのに、ましてや国外へ自衛隊が派遣されて同じような
○楢崎委員 また落ち穂拾いのようなことになりますが、ただいま上の質疑の中に出てきておる、国会承認のかわりに国会報告を綿密にやり、その論議を重視すると。政党なんかでは、定期大会があると報告をやって、それの承認を議長は求めますよね。報告やって、そんなことは承認できないということになったらどうなるのです。総理。
○楢崎委員 ちょっと、せんだっての証人、参考人喚問のときに証人と参考人が虚偽の答弁をされておる点について明らかにしておきたい。 まず野村証券の田渕さん、この方は稲川会の石井前会長との出会いについて、日にちを虚偽を言われておりますね。これは証人です。それから住友銀行、住銀、この巽参考人に対して私は杉山商事の問題を聞きました。杉山商事には評価損が、あえて赤字とは言いませんと私は断っているのです、赤字とは
○楢崎委員 堀越という方は大蔵省証券局上席検査官を定年前にやめられて行かれた。竹越という方は同じく大蔵省証券局業務課の課長補佐を途中で退官されて、そして行かれた。こういうあれは天下りというのですか。普通天下りというものは、定年になってやめて行くのが天下りじゃないんですか。現役が行く、ここに意味があるのです。だから、ほかの党の方も指摘をされたとおり、この二人がおる限りは証券業界のことは全部大蔵省に報告
○楢崎委員 橋本大蔵大臣は個人的には友人ですし、大変長い間つらかったろうと同情いたしております。私も古い人間ですが、今、日曜日NHKで「太平記」をやっております。尊氏が出てまいりますけれども、楠木正成が尊氏に送った書簡の一部に、「大事なもののために死するは犬死にとは申さぬものと心得居候」。今、橋本大臣にとって大事なこととは何か。それはこの今度のような証券不祥事がまたと起こらないような防止策を講ずること
○楢崎委員 総理、わざわざ人道的立場とおっしゃらないでもいいんですよ。どうしてかというと、あなたは別の面では刑法の三十六条を援用されましたね、いわゆる「正当防衛」ですよ。それから「緊急避難」ですね。 それでは、「正当防衛」ですね。三十六条、「他人ノ権利」とありますよね。だからこれは、「他人」は外国人も含むんですよ、法律上。そうでしょう、法制局長官。だから、この条文でできるんですよ、わざわざ基本的人権
○楢崎委員 こういう重大な法案ですから、緊張しておる中で息を抜くことも必要でしょうけれども、ちょっと度が過ぎるんじゃございませんか。まじめに、私どもは一字一句をまじめに解釈しながらやっているんですからね。それで、まあ大したことはないんじゃないですかとか、そういうことじゃないんですよ。 それから、いわゆる正当防衛のところに外人部隊のことが入りましたね。このときに、何と言ったらいいんですかね、外国の人
○楢崎委員 進民連を代表して質問いたします。 私がこの二日間の一番最後でございますが、いろいろ議論を聞いておりまして痛感したのは、どうも法律論と実態論がまぜこぜになっていますね。例えばきのうでしたか、これは新聞ですけれども、中断のくだりですよ、現地の隊員が行うことになる、国連とも協議、だれの目にも明らかな状況が出てくれば中断する、だれの目にも明らかな状況なんというのは、こういう法律審議のときにはなじまないのじゃないですか