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51件の議事録が該当しました。

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1957-06-04 第26回国会 衆議院 法務委員会閉会中審査小委員会 第1号

椎名(隆)小委員 どうも私は警察当局検察当局とがぴったり意思が合っていないような気がするのです。それだから、こういう問題が、何か暴力団に対する取締りを遠慮しているのじゃないかというふうにも考えられる。前回か大麻国務相のときに私は質問したことがあるのですが、警察庁法務当局との間において単一法を作るか作らないかで意見の相違があるように私は見ておる。昨年も検事長の会同の結果、最高検から法務省に対して

椎名隆

1957-06-04 第26回国会 衆議院 法務委員会閉会中審査小委員会 第1号

椎名(隆)小委員 昨年の春か夏にかけて暴力並びに暴力団に対する取締りがあったので、一時は終息したような経過であったのでありますが、最近またまた暴力団が非常に頭をもたげてきた。この夏になると、またもや不良のばっこになりまして、われわれ善良なる市民といたしましては、海水浴一つできないというような実情になってくると思う。ことに、最近大きな問題としては、別府騒動——観光博覧会の利権をめぐって、白昼堂々、日本刀

椎名隆

1957-05-18 第26回国会 衆議院 法務委員会 第34号

椎名(隆)委員 関連して……。  最高裁機構改革というものは非常に重大であることは申し上げるまでもないのであります。今法務大臣説明を聞いておりましても、欧米先進国に対してこの実情調査に行ったことはないということであります。私たちはただ法務大臣あるいは最高裁質問するだけであって、この委員会の中からも、もし継続審議になるとするならば、こういう大きな問題に対しましては、大陸法米英法との関係、それから

椎名隆

1957-04-12 第26回国会 衆議院 法務委員会 第25号

椎名(隆)委員 そうすると、これは、被疑者に対して釈放した場合に罪を犯さなかったというので補償をするということがたび重なると、つまり検事成績に影響するというようなことから、検事が、本来ならば本件は勾留して取り調べたいが、しかしながら、もしかりに罪がなかったというような場合に補償しなければならないから、補償をすることになってくると自分の成績に影響する、それでは困るというので、本来勾留して調べななければならぬ

椎名隆

1957-04-12 第26回国会 衆議院 法務委員会 第25号

椎名(隆)委員 この規程ができたごとは、人権尊重の趣旨に従って、私は非常にいいことだと思います。しかしながら、第二条の「その者が罪を犯さなかったと認めるに足りる十分な事由がある」、これは不起訴処分だろうと思いますが、その不起訴処分の中には、いわゆる犯罪なしという場合、犯罪の証明が十分ならずとした場合、それらも含まれていると思う。この場合は、犯罪なしという場合だけか、あるいは犯罪を犯したおそれがあるのだが

椎名隆

1957-03-29 第26回国会 衆議院 法務委員会 第21号

椎名(隆)委員 結核患者三百万人に対して百三十数億の国費が出されている。おそらく性病患者は私はもっと多いだろうと思う。たとえば、立川とかいうような基地周辺公衆浴場で、今まで浴場がなかったので、浴場ができたからといって喜んで入りに行った、ところが、六つか七つのいたいけな子供がたまたまお湯の中で顔を洗ったがために一夜のうちに目がつぶれたというような事実も各地にたくさんあるのです。これに対して厚生省はどういうふうに

椎名隆

1957-03-29 第26回国会 衆議院 法務委員会 第21号

椎名(隆)委員 来年から売春防止法の第二章が実施せられることになると、大体業者はなくなってしまいます。そうすると、今までは赤線青線だと地域を区切ってやっておったのだが、今度赤線青線の区域がなくなってくると、大体日本全土赤線青線になると考えられる。そうすると、今まで業者のうちにいた従業婦は全部街娼あるいは散娼になる。そうすると、ここで考えなければならないことは性病の問題なんです。ところが、昨年度

椎名隆

1957-03-15 第26回国会 衆議院 法務委員会 第15号

椎名(隆)委員 今度の改正によって、判事の一号、判事の二号、並びに検事特号検事の一号、それらに一二%の管理職手当をつけると、先ほどからたびたび話されておったのですが、東京を除いた高等裁判所長官は七万八千円、判事一号に一二%の管理職手当をつけると八万六百四十円、そうすると、判事一号の方が上になって、東京を除いた他の高裁長官の給料が下になるのです。そうなってくると、お互いに私たちも同じこと、やはり

椎名隆

1957-03-15 第26回国会 衆議院 法務委員会 第15号

椎名(隆)委員 昭和二十三年七月裁判官俸給表が制定された当時にあっては、裁判官報酬というものはよかったのですが、昭和二十七年以降二十八年にわたってから、裁判官並びに検察官報酬がだんだんと他の行政官に追っつかなくなってきたのですね。その当時他の一般の行政官同一に引き上げてもらうように努力はしなかったのでしょうか。

椎名隆

1957-02-28 第26回国会 衆議院 法務委員会 第9号

椎名(隆)委員 強制執行を受けるとかあるいは滞納処分を受ける人の立場になってみると、非常に大きな問題であります。執行吏は相当の教育も受けまた経験もあることになっておりますが、地方自治体あたり徴税吏員のそういう資格のある者はきわめて少い。一体地方自治体あたり徴税吏員がどんな資格でどんな教育を受けてどんな組織のもとで差し押え、競売等をやっておるか、御存じですか。

椎名隆

1957-02-28 第26回国会 衆議院 法務委員会 第9号

椎名(隆)委員 昨日に引き続いて二、三質問したいと思います。  大蔵省提出参考資料の「国税徴収法規準用法令調」を見ましても、八十に近い諸法規が私債権に優先して徴収し得ることになっておることは御承知であろうと思います。一体国税地方税その他諸種の公課等滞納処分間の優先順位調整はどうなっているのでございましょうか。本法が従来の公権優先主義を少しでも是正している点については好感を持って迎えられるのでありますが

椎名隆

1957-02-27 第26回国会 衆議院 法務委員会 第8号

椎名(隆)委員 本法の適用せられるものは、大企業ではなくて大体が中小企業者であろうと思います。その中小企業者保護育成していかなければならない。ところが、今までは強制執行なら強制執行だけ、滞納処分なら滞納処分だけを受けていたとするならば、その中小企業者も、あるいは債権の取り立てもより適当な時期さえ与えてもらえさえするなれば生き返ることができたにもかかわらず、滞納処分あるいは強制執行を受けているところへ

椎名隆

1956-12-13 第25回国会 衆議院 法務委員会 第6号

椎名(隆)委員長代理 これより法務委員会を開会いたします。  本日は、委員長所要のため、理事の私が委員長職務を行います。  本日は法務行政及び裁判所司法行政について調査を進めます。  この際お諮りいたします。すなわち、最高裁判所当局より出席して説明をいたしたいとの申し出がありますので、国会法第七十二条第二項の規定により、これを許可したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」

椎名隆

1956-12-12 第25回国会 衆議院 法務委員会 第5号

椎名(隆)委員長代理 これより法務委員会を開会いたします。  委員長が差しつかえがありますので、私が代行いたします。  本日はまず閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。すなわち、当委員会といたしましては、一、裁判所司法行政に関する事項、二、法務行政及び検察行政に関する事項、三、国内治安及び人権擁護に関する事項、四、上訴制度最高裁判所機構改革を含む)に関する事項、五、外国人の出入国に関する

椎名隆

1956-11-21 第25回国会 衆議院 法務委員会 第1号

椎名(隆)委員長代理 これより法務委員会を開会いたします。  本日は、委員長が所用のため、理事の私が委員長職務を行います。  本日はまず国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。すなわち、衆議院規則第九十四条により、常任委員会は会期中に限り議長承認を得てその所管に属する事項について国政に関する調査をすることができることに相なっております。本委員会といたしましては、一、裁判所司法行政

椎名隆

1956-10-11 第24回国会 衆議院 法務委員会閉会中審査小委員会 第6号

椎名(隆)小委員 それでは政府委員に対して質問を申し上げます。  先ほどの御答弁で聞いたところによりますると、反対している方々は百余名とおっしゃる。砂川町の百余名の反対方々中心として、周囲からその他反対に参加している者があるかないか、この点をお伺いしたいと思います。

椎名隆

1956-08-22 第24回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会閉会中審査小委員会 第2号

椎名(隆)小委員 今創価学会の戸別訪問の問題が出たのですが、これは本省に報告があったかどうかわかりませんが、千葉県においてはきわめて特色のある事犯が出ているのです。船橋市で任意出頭戸別訪問をした被疑者を呼んだのです。そうすると、今度船橋市に、さっそく、警察署検察庁が共謀して選挙運動を妨害するといって、選挙妨害対策本部というものを樹立した。そして本部から新聞を発行しまして、検察庁並びに警察署のやり

椎名隆

1956-06-01 第24回国会 衆議院 法務委員会 第40号

椎名(隆)委員 当法務委員会長沼妙佼さんの診断書が三十日付で出ておるのです。これはおそらく診察しないで診断書を出すということはないだろうと思うのですが、この診断書を出した場所はどこかというと、東京都千代田区神田駿河台四丁目一番地の日本大学の内科の今本喜一郎さんという人がこれを出したのですが、今本喜一郎さんが三十日に下部温泉まで行ったのでしょうか。

椎名隆

1956-06-01 第24回国会 衆議院 法務委員会 第40号

椎名(隆)委員 簡単に庭野さんにお伺いしたいと思います。これは、あなた直接のことではないので、わからなければわからないでけっこうでございますが、長沼妙佼さんのことについてお伺いしたいと思います。どうも、妙佼さん、法務委員会から呼び出しを受けても、来るのを非常にいやがっておるように思われるのですが、ほんとうに病気なんでございますか。今の山梨県の下部温泉に行っていらっしゃるそうですが、いつごろから下部温泉

椎名隆

1956-05-31 第24回国会 衆議院 本会議 第59号

椎名隆君 ただいま議題となりました接収不動産に関する借地借家臨時処理法案につきまして、委員会における審議経過並びに結果を御報告申し上げます。  御承知のように、終戦直後、旧連合国占領單の進駐を見るや、連合單は直ちに不動産接収を開始したのであります。この不動産接収は戦後の非常措置であったのにもかかわらず、日本国政府は、土地工作物使用令のほかは特別の法律を設けませんでした。これがため、民法における

椎名隆

1956-05-31 第24回国会 衆議院 法務委員会 第39号

椎名(隆)委員 それは警察庁長官にお伺いいたします。  この問題につきまして、法務当局では、検察当局に誤まりがあったのかどうかその責任の所在をはっきりさせるということを二、三日前の新聞で発表しておりますが、警察庁におきましては、この五番事件につきまして、警察署各位が調べた経過について、何か調べたことがございましょうか。

椎名隆

1956-05-31 第24回国会 衆議院 法務委員会 第39号

椎名(隆)委員 御承知だと思いますが、あの四少年のうちで宋哲準佐藤警部補に取り調べられたとき、四月十九日までの問いかに取り調べられましても一回も自白したことはない。全部事実を否認している。ただ四月十九日一回だけ佐藤警部補に自白した。この自白するに至った道程に、何か警察署の方から暴行を受けたとか、あるいは威圧を加えられたというような事実があるかないか。その点につきましては、浜田正之が終始一貫いたしまして

椎名隆

1956-05-31 第24回国会 衆議院 法務委員会 第39号

椎名(隆)委員 まず戸田人権擁護局長にお伺いいたしたいと思います。  御承知通り京都五番事件は、世人を非常に霊験させましたし、検察庁並びに警察署取調べがいかにずさんであり、いかに処置が不当であったかということがわかってきたのでありますが、検察庁並びに警察署取調べ道程におきまして人権じゅうりんの事実があったかなかったか、御調査になったでしょうか。

椎名隆

1956-05-30 第24回国会 衆議院 法務委員会 第38号

椎名(隆)委員 これは昭和二十七年の二月の二十五日に東京都の知事安井誠一郎から内閣総理大臣法務総裁特別調達庁長官にあてられた文書なんですが、この一番終りにこういうことを言っておる。疎開跡地について丁疎開建物が除却された当時におけるその敷地の賃借権者は、罹災都市借地借家臨時処理法第九条の規定により準用されて、同法第二条ないし第八条の規定による保護を受け得たのであるが、接収開始昭和二十一年九月十五日以前

椎名隆

1956-05-30 第24回国会 衆議院 法務委員会 第38号

椎名(隆)委員 両先生に一つだけお伺いいたします。  第一点は大体問題がないので、第二点の強制疎開の問題でございますが、あの当時における強制疎開はいわば国の命令でありまして、疎開者自由意思というものはほとんど認められなかった。しかも、疎開に対する補償というものも、国で決定せられまして、きわめて少かったのであります。その補償はどこから出したかというと、結局国から出した。土地を持っている地主から出しているのではないのであります

椎名隆

1956-05-29 第24回国会 衆議院 法務委員会 第37号

椎名(隆)委員 それは当然そうなんです。署長がかりに特定の候補者をねらってやっても、あとから行って、あの候補者をねらい撃ちして取調べをやったかどうか、あの候補者選挙違反をあげたのか、こう聞いても、それはあげないと言うのが当りまえなんです。大体、人権じゅうりん、ことに刑事事件におけるところの人権じゅうりんというのは、選挙違反をめぐって大きな問題が出てくるのです。人権じゅうりんといえば選挙違反とほとんどくっついているようなものなんです

椎名隆

1956-05-29 第24回国会 衆議院 法務委員会 第37号

椎名(隆)委員 三月十二日というと、三月十二日からきょうまでで約二カ月以上たつのですが、そのときに一番大きな問題となったのは、結局千種警察署において警察官が横井派選挙違反被疑者を取り調べるに当って、上からの命令だということをしばしば言っておる。しかもその当時における千種警察署自治警察でありました。市長並びに助役は、御承知通り社会党であります。警察役所関係から言うと勢いおせじを使う。――という

椎名隆

1956-05-25 第24回国会 衆議院 法務委員会 第35号

椎名(隆)委員 少しお伺いしたいのですが、第三条の権利金算定と第十二条の権利金算定とは同一ですか、それともしんしゃくされますか。第三条は、やむを得ざる措置で仕方がない、当然そういう立法をしてもいいのだ、第十二条は、いわゆる疎開によって一ぺんは賃貸借権は消滅した、それにもかかわらずさらに優先賃借を認めるとするならば当然権利金を支払わなければならないのだ、こういうことになる。権利金の支払いはいずれも

椎名隆