1972-10-31 第70回国会 参議院 本会議 第3号
○国務大臣(植木庚子郎君) お答え申し上げます。 ただいま厚生大臣が御答弁になりました趣旨につきましては、私自身も、もうすでに一部分御説明を受けておる部分もありますし、おそらく来年度の予算で両省間でいろいろと折衝を進めなきゃならぬと思います。と申しますのは、言うまでもなく、老人対策の問題につきまして、非常に力を尽くそうと、あるいは身体障害者等々につきましても同様な考えでおりますが、しかし、何ぶんにも
○国務大臣(植木庚子郎君) お答え申し上げます。 ただいま厚生大臣が御答弁になりました趣旨につきましては、私自身も、もうすでに一部分御説明を受けておる部分もありますし、おそらく来年度の予算で両省間でいろいろと折衝を進めなきゃならぬと思います。と申しますのは、言うまでもなく、老人対策の問題につきまして、非常に力を尽くそうと、あるいは身体障害者等々につきましても同様な考えでおりますが、しかし、何ぶんにも
○国務大臣(植木庚子郎君) お答えを申し上げます。 私への御質問は、経済動向と財政の運営につきまして、今回の補正予算、その補正予算の編成のしかたに問題がありはしないか、重点の置き方が間違っていはしないかという御意見の御質問でございます。 今回、私、所管大臣として非常に心配をいたしておりますのは、いわゆる円対策の問題でございます。この問題につきましては、昨年の暮れ以来、政府当局としましてもいろいろなくふうをいたしまして
○国務大臣(植木庚子郎君) ここに、昭和四十七年度補正予算の提出にあたりまして、その大綱を説明申し上げ、あわせて最近の内外経済情勢と今後の財政金融政策につき、所信の一端を申し述べたいと存じます。 まず、今回提出にかかる昭和四十七年度補正予算、その大綱につき、説明申し上げます。 最近の国内経済は、本年度における積極大型予算の執行、数回にわたる公定歩合の引き下げなど財政金融面からの諸施策が講ぜられたこともあり
○国務大臣(植木庚子郎君) ここに、昭和四十七年度補正予算の提出にあたり、その大綱を説明申し上げ、あわせて最近の内外経済情勢と今後の財政金融政策につき、所信の一端を申し述べたいと存じます。(拍手) まず、今回提出にかかる昭和四十七年度補正予算の大綱につき、説明申し上げます。 最近の国内経済は、本年度における積極大型予算の執行、数次にわたる公定歩合の引き下げなど財政金融面からの諸施策が講じられたこともあり
○植木国務大臣 ただいま御指摘のように、当時の私の心境といたしましては、でき得る限り多額の予算補正をするようなことは避けていって、そうして景気を刺激することがないように持っていきたい、こういう考えでおったのでございます。しかしながら、御承知のように、その後いろいろ財政上の需要が起こってまいりました。そのうちの若干を申し上げてみましても、たとえば人件費のために必要な公務員給与のベースアップの関係の問題
○植木国務大臣 政府が閣議にはかってそうして出しました経済白書については、やはり政府はその責任を負うべきものだと思います。
○国務大臣(植木庚子郎君) 大蔵省の、大蔵大臣としての立場から考えますと、大体におきまして、景気刺激のために大きな補正予算を組もうというような意思は持っておらないのでございます。ただ、この際緊急やむを得ないものを、これはまず、たとえば災害復旧の費用でありますとか、公務員の給与というようなものはその一例であります。あるいは、その他の事務費の中にも清算的にこの際お願いをしなきゃならぬものがございます。しかしながら
○国務大臣(植木庚子郎君) 四十七年度の補正予算を、来たるべき召集されるだろうところの臨時国会に提案をする見込みで、われわれのほうとしては補正予算の編成に取り組んでおります。その目標としますところ、いわゆる補正しなければならないと考えております点は、御承知のような公務員のベースアップ——給与の問題、そのためにある程度予算の中に計上してございますが、それでは不足をいたしますので、その分の補正がまず第一
○国務大臣(植木庚子郎君) 前回のことにつきまして御注意がございましたが、私としましては、なお一そう心しまして、誠意を持ってお答え申し上げたいと思います。
○国務大臣(植木庚子郎君) ただいま例におあげになりました中学卒業のような、わずかな給与しかもらっておらない者にも税金がちゃんとかかる。そうして一方、何十億の所得がある者に対してその一〇%とか十数%しかかかっておらない、そこには不公平があるじゃないかというお話でございますが、その点は私はいまのお話の、大きな高額の所得を持っていらっしゃる方の所得の内容を別に知りませんから、どういうふうな中身の所得の種類
○国務大臣(植木庚子郎君) ただいま御質問にございました税金の問題につきまして、公平な課税ということが一番大事だと仰せになりましたが、全くそのとおりと私も存じます。ただいまおあげになりました四つの例等につきましても、それぞれいろいろな事情から、今日なお不十分として批判も受けたり、あるいはいろいろな不満も申し述べられておりますので、われわれといたしましては、これに対してでき得る限り公平を旨とした内容の
○国務大臣(植木庚子郎君) 遅刻いたしまして、申しわけございません。 先般私は、はからずも大蔵大臣を拝命いたしました。わが国が、内外にわたってのきびしい試練に直面している時期におきまして、財政金融政策の運営に当たるべき責任の重大さに胸を痛めておる次第であります。願わくは皆さま方の御理解と御協力を得まして、大過なきを期したいと存じます。よろしくお願い申し上げます。 よってこの機会に、現下の内外の経済情勢並
○植木国務大臣 そのつもりで現在進んでおります。
○植木国務大臣 その問題については、国会との関係におきましては、なるほど前回において法案を出した、それが廃案になった。そうしてその後、事実上の日米間の状況並びに日本の貿易全体の収支の状況等を考えてみますと、とてもこれを放置することはできない。そうしますと、やはり政治をお預かりしている政府の立場としましては、現行の各種の制度の上でこれを利用し得るものはこの際利用して、そうしてその間においてなお特別の、
○植木国務大臣 日米間におきましての貿易上の不均衡と申しますか、わがほうの輸出超過、そのために両国間の貿易の不均衡をなるべく調整していくことが非常に必要なのが、ただいまの置かれておる日米間の貿易問題、それに関連する為替問題にもおのずからその影響がまいっておるのであります。それにつきまして仰せのように、前に第二の特別会計をつくろうという案があったことは私も承知いたしましたが、現在における状況から考えましていろいろ
○植木国務大臣 ただいまの御質問の趣旨のような気持ちを私自身は感じておりますが、何と申しましてもいま新内閣におきましては、いわゆる従来の輸出振興型と申しますか、考え方あるいは経済成長に対して設備投資その他の力の入れ方というものをこの際ある程度方向を転換して、いわゆる国民の福祉を第一に考えていきたい。そうしてもって、たくさんに従来の政策の結果生まれた公害問題をはじめとするいろいろなひずみ、そういう点に
○植木国務大臣 私のただいま申しましたような表現にしてございますのは、さしあたって現在の時点における態度としては、ただいまようやく緩慢ながら上向きの状態になっておりますので、この調子で当分の間はまいりたい。しかしながら、来年度以降の問題につきましては、なお諸般の政策等についての現内閣の指向しておる点もございますし、かつまた各省所管から要望せられる大事な新政策の問題もあろうと考えておるのであります。したがって
○植木国務大臣 先般私は、はからずも大蔵大臣を拝命いたしました。わが国が、内外にわたってのきびしい試練に直面している時期におきまして、財政金融政策の運営に当たるべき責任の重大さに胸を痛めておる次第でございます。願わくは皆さま方の御理解と御協力を得まして、大過なきを期したいと存じます。 よってこの機会に、現下の内外の経済情勢並びに財政金融政策につきまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。 わが
○植木委員 第四分科会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。 本分科会の審査の対象は、昭和四十七年度総予算中農林省、通商産業省及び労働省の各所管分でありまして、去る十八日から一昨二十五日までの間において、その審査は、農林、通産、労働の順に、それぞれ所管ごとの説明を聴取した後、質疑応答の形で行なわれました。審議における質疑者の数は延べ正十六名、質疑時間は約三十五時間に及びましたが
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中、通産省所管を議題とし、質疑を続行いたします。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。塚本三郎君。
○植木主査 これより質疑に入ります。 この際、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間は、原則として本務員は一時間程度、兼務員もしくは交代して分科員となられた方は三十分程度にとどめて、議事進行に御協力を賜わりたいと思います。 なお、政府当局におかれましても、答弁は簡潔にお願いいたします。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小林進君。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中労働省所管を議題といたします。 まず、政府から説明を求めます。塚原労働大臣。
○植木主査 この際、分科員各位に申し上げますが、質疑の持ち時間は、一応本務員は一時間程度、兼務員もしくは交代して分科員となられました方は三十分程度にとどめ、議事進行に御協力をお願いしたいと思います。 なお、政府当局におかれましては、答弁はでき得る限り簡潔にお願い申し上げます。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小林進君。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中通商産業省所管を議題といたします。 まず、政府から説明を求めます。田中通商産業大臣。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中、農林省所管を議題とし、引き続き質疑を行ないます。 質疑の通告がありますので、順次これを許します。阿部昭吾君。
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中、農林省所管を議題とし、引き続き質疑を行ないます。 質疑の申し出がありますので順次これを許します。金丸徳重君。
○植木主査 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ————————————— 〔赤城国務大臣の説明を省略した部分〕 第一に、農業の体質改善に関する予算について申し上げます。 わが国経済の発展とその急速な国際化の進展に対応して、わが国農業を早急に国際競争に耐え得る生産性の高い近代的農業として確立することを目途に、従来からの構造政策を拡充実施するほか、新たに、農業団地の育成
○植木主査 この際、おはかりいたします。 ただいま赤城農林大臣から申し出がありました農林省所管関係予算の重点事項につきましては、その説明を省略しまして本日の会議録に掲載したいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植木主査 これより予算委員会第四分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 本分科会は農林省、通商産業省及び労働省所管について審査を行なうことになっております。 審査の順序は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 昭和四十七年度一般会計予算及び昭和四十七年度特別会計予算中農林省所管
○国務大臣(植木庚子郎君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を承りまして、今後とも、この御趣旨の実現につとめたいと存じます。 —————————————
○国務大臣(植木庚子郎君) ただいま議題に供せられました三つの法律案につきまして提案の理由を御説明申し上げます。 まず第一に民事訴訟法等の一部を改正する法律案につきまして、御説明申し上げます。 この法律案は、民事裁判手続の合理化をはかるため、簡易裁判所における訴訟上の和解に関する請求異議の訴え等の事物管轄の整備及び裁判書、調書、訴状等における署名押印形式の簡略化について、民事訴訟法等の一部を改正
○植木国務大臣 ただいまの御質問は、下級裁判所、ことに下級裁判所の当面の御議論の焦点のように思いますが、裁判所の配置の問題にかかわりますので、これはやはり最高裁当局、すなわち裁判所当局の御発意によって、われわれは立法化あるいは法案の成立をはかるというお手伝いをしている状況であります。しかし、事はわれわれのほうと表裏をなす役所でございますから、お互いによく相談をし、現地の実情その他も相談の上で、なるべく
○植木国務大臣 お答えを申し上げますが、そうした問題について、判事補あるいは判事等を任用する場合、従来の手続から考えますと、やはり最高裁当局がそれを名簿に載せて、そうしてそれを内閣に出される。そうすると、内閣はこれを認めるかどうかという問題になってくると思います。ところが、その問題についていままで私の承知しております範囲では、最高裁でそうした方々を指名というんですか、名簿に載せて持ってこられた例を、
○植木国務大臣 法曹一元化の問題の一つとして、ただいまの御質問は、民間の弁護士をしておられる方々あるいは学者等の中から判事のほうに採用するような方法はいかがか、こういうことでございますが、実はこの問題につきましては、そういうような方法は、法曹一元化の問題として、かつて臨時司法制度調査会等がありました際にいろいろ論議に出たということは承っておりますが、それが実際問題としてどういうようなことに行なおうとする
○植木国務大臣 お答えいたします。 去る五月三日の自主憲法制定国民大会、その大会に私も出席いたしました。それはおそらく田中先生も御承知だと思いますが、わが党並びにわが党党派を越えて、かつて緑風会があった時分から、自主憲法期成議員同盟というものがございました。私もその一員に加わっておったのであります。 たまたまその後になりまして、自主憲法制定促進の大会が、ことし三回目が開かれたわけであります。前二回
○国務大臣(植木庚子郎君) お答え申し上げます。 データ通信の発達に伴いまして、データを盗み出したり、あるいはこれを悪用することによって個人のプライバシーの問題に侵害を与える、あるいは企業の秘密に対して保護をしなければならぬという問題等々がございますので、御指摘のとおり、ことに個人のプライバシーの問題、すなわち基本的人権の保護につきましては、われわれ法務当局といたしましては、ときあたかも、近年、相当長期間