2000-02-25 第147回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
○森本政府参考人 今までもやってきたわけでございますけれども、どういう方法でやっていくかにつきましては、これから検討をいたしまして、可能な範囲で努力してまいりたいと思います。
○森本政府参考人 今までもやってきたわけでございますけれども、どういう方法でやっていくかにつきましては、これから検討をいたしまして、可能な範囲で努力してまいりたいと思います。
○森本政府参考人 ズワイガニ資源につきましては、水産庁でも、日本海区水研を中心に研究をいたしておりますし、また、それぞれの県の試験場におきましても調査をしておりますけれども、ただ、潜水艇で潜って調査をするということについてはまだ十分やっておりませんので、今先生の御指摘のような点につきましては、技術的な面も含めまして検討をしてまいりたいと思います。
○森本政府参考人 お答え申し上げます。 我が国の二百海里の中におきますズワイガニ資源の状況でございますけれども、御案内のように、現在、ズワイガニにつきましては漁獲可能量制度というものを導入いたしておりまして、資源の状況に応じて許容の漁獲量を決めておるわけでございます。 昨年の二月の五日の交渉で妥結しまして、韓国の底刺し網、かご等を禁止されておりますので、私どもが承知しておりますところでは、資源回復
○森本説明員 漁具被害の救済の問題でございますけれども、韓国漁船の操業に伴う我が国沿岸漁業者の漁具被害については、現在、日韓間の民間レベルの取り決めに基づき、民間団体での協議により処理されているところでございます。 水産庁としましても、民間協議の円滑な推進等のため、我が国民間団体を支援するとともに、政府間協議のあらゆる機会をとらえて、相手国政府に対し、被害事案の早期解決について韓国民間団体等を指導
○説明員(森本稔君) 今、委員御指摘のとおりでございまして、昨年の第四十六回IWC年次総会で、南氷洋鯨類サンクチュアリーが採択されましたけれども、この決定はIWC科学委員会の意見も聞かず強行採決されたものでございまして、我が国としては、科学的根拠が全くなく、海洋生物資源の持続的利用を阻害するものと考えております。このため、我が国は昨年八月、資源状況が極めて良好とIWC科学委員会が認めている南氷洋ミンククジラ
○説明員(森本稔君) 鯨の問題につきましては、西欧先進国を中心といたしまして必ずしも捕鯨そのものに理解を示しているわけではございません。科学的な根拠に基づいた決定というものが行われておらず、委員会の構成を見ましても捕鯨を主張する国が少数になっておるということで極めて厳しい状況にあるわけでございます。
○説明員(森本稔君) お答え申し上げます。 捕鯨の問題は、単に鯨の保存管理の問題としてとらえるのではなく、広く野生生物ないしは海洋生物資源の合理的利用の一環としてとらえる必要がございまして、今次IWC総会においては具体的には次の四つの基本的認識を念頭に対処していく所存でございます。 第一点目は、国際捕鯨取締条約の目的でございます鯨類の保存と合理的利用及び一九九二年リオデジャネイロで開催されました
○森本説明員 我が国の鯨肉の輸入の状況でございますけれども、鯨肉の輸入は貿易管理令によりまして管理されておりまして、これはIWCの決議に従って当時国内措置を設けた面もございますが、IWCの非加盟国からの輸入は禁止いたしております。それから、IWCに加盟しておりましても、加盟している捕鯨国から輸入する場合でありましても事前承認を要する、このような措置を講じているところでございます。 最近の状況でございますけれども
○森本説明員 今先生の、調査後の鯨肉の流通の状況といいますか、実態いかん、このような御質問だったと思いますけれども、国際捕鯨取締条約の第八条の規定によりますと、調査で得られた鯨については、実行可能な限り加工し、その取得金については政府の発給する指令書に従って処分しなければならない、このように規定されておるところでございます。 そこで、この国際捕鯨取締条約の規定に基づきまして、調査副産物の有効利用を
○森本説明員 お答え申し上げます。 鯨類の捕獲調査は国際捕鯨取締条例に認められた権利でございますので、先般のメキシコの総会においてサンクチュアリーは設定されたわけでございますけれども、このサンクチュアリーの設定の有無にかかわらず、調査の実施はできると私どもは理解いたしております。 我が国の南氷洋ミンククジラの捕獲調査は、南氷洋のミンククジラの増減傾向を把握し、また、資源状況がよいミンククジラと、
○説明員(森本稔君) ただいま先生の方から、ことしの五月、二十五年ぶりに京都で国際捕鯨委員会の総会が開かれるということで、どのように対処するのかという御質問でございます。 国際捕鯨委員会と申しますのは、現在、加盟国が三十八カ国ございまして、その加盟国の大部分は商業捕鯨が禁止になる前からもう捕鯨を中止していた国あるいは捕鯨の経験のない国でございまして、そういう意味におきまして、日本であるとかノルウェー
○森本説明員 水産庁でございます。 今局長の方から御答弁があったとおりでございまして、現在大西洋のクロマグロにつきましては大西洋マグロ類保存国際委員会というのがございまして、そこでもう二十年来にわたりましてこのクロマグロも適切に管理されてきておるというふうに私ども認識しております。したがいまして、今回スウェーデンから提案がありました案件につきまして、政府としましてはこれに反対するというふうに考えているところでございます
○説明員(森本稔君) 次回の国際捕鯨委員会年次会合は、六月九日から二十二日にかけまして科学委員会、それから六月二十七日から七月三日にかけまして本会議が英国のグラスゴーで開催される予定となっております。
○説明員(森本稔君) 私ども日本が南氷洋においてモラトリアムの以前にとっておりましたミンククジラにつきましては、IWCの科学委員会におきまして約七十六万頭資源量があるというふうに合意をされておりまして、現在資源量も多いわはでございますし、ふえておるというふうに認識をしておるところでございます。
○説明員(森本稔君) この鯨類六種類につきましては、ワシントン条約ではすべてが絶滅の危機に瀕しているとして現在附属書Ⅰに掲載されておりますけれども、国際捕鯨委員会の科学委員会におきましてはこれらは系群といいますかストックによりましては資源的に問題がないとされているものもありますことから、我が国は留保しているものでございます。 現在、国際捕鯨委員会では鯨類資源を再評価する作業を進めておる最中でございまして
○説明員(森本稔君) お答え申し上げます。 我が国は、国際捕鯨取締条約の締約国の一つとして、国際捕鯨委員会、IWCと呼んでおりますけれども、このIWCによります鯨資源の科学的な保存、管理に貢献することを目的として、南氷洋におきまして捕獲を伴う鯨類調査を現在実施してきております。IWCは、世界で最も多数の鯨が生息する南氷洋において、その実態を明らかにするために一九七八年から毎年大がかりな目視調査を実施