1984-04-26 第101回国会 参議院 内閣委員会 第9号
○説明員(森孝顕君) 先生御指摘のとおり、ことし就役いたします巡視船の「せっつ」、これはヘリコプター搭載型の三千二百総トンの巡視船でございますが、これに放射能測定装置を搭載するという計画でおります。 この放射能測定装置を取りつけます目的でございますが、海上保安庁はそもそも海難救助を行う機関といたしまして海上における救助活動を行う責務を有しておるところでございますが、いわゆる外洋で放射線にかかわります
○説明員(森孝顕君) 先生御指摘のとおり、ことし就役いたします巡視船の「せっつ」、これはヘリコプター搭載型の三千二百総トンの巡視船でございますが、これに放射能測定装置を搭載するという計画でおります。 この放射能測定装置を取りつけます目的でございますが、海上保安庁はそもそも海難救助を行う機関といたしまして海上における救助活動を行う責務を有しておるところでございますが、いわゆる外洋で放射線にかかわります
○説明員(森孝顕君) 先生御指摘の海上保安庁と海上自衛隊との協定でございますが、災害救援等の協定、通信に関する協定その他ございますが、御指摘の協定は海上における警備行動または治安出動に関する協定であろうかと存じます。 この協定は、昭和三十五年の十二月二十六日に、海上保安庁長官と防衛庁の事務次官の間で取り決めております。 その内容の主なるものを申し上げますと、これは海上自衛隊が海上における警備行動等
○説明員(森孝顕君) お答え申し上げます。 この日米の海上保安会議でございますが、海上保安庁といたしましては、適切かつ効率的な仕事を進めるという意味で、米国コーストガードとの間で五十七年度から、先生御指摘のように、海上保安業務に関する情報交換あるいは捜索救助活動等に関する協力につきまして話し合いを行っております。 会議の内容といたしましては、五十七年度は十一月の十五日から十七日までの三日間でございますが
○森説明員 お答えいたします。 関西国際空港の建設に伴いまして、空港周辺海域の海上警備につきましては、海上保安庁としましては万全の構えのもとに責任を持って対処するという基本方針のもとにこれまでも警備態勢の整備に努めてまいりましたし、また各種の訓練を行ってきておるところでございます。 このたび過激派による爆弾事件が発生したということから、今後海工作業の実施に伴いまして過激派の勢力が海上にも出てくるということも
○森説明員 小笠原周辺海域につきましては、台湾のサンゴ漁船の密漁の取り締まりのために常時巡視船を配備いたしますとともに、航空機を随時哨戒させるなどによりましてこれら台湾漁船の監視、取り締まりに対応しているところでございます。さらに本年一月のように大挙して台湾漁船等が操業するあるいはまた違反操業を繰り返す、このような事態に対応しましては、特に巡視船を増強し、また航空機による哨戒監視も強化いたしまして、
○森説明員 お答えいたします。 先ほども申し上げましたように、SAR条約等を踏まえましての救難に関する協力関係を高める、あるいは一般的な海上保安に関する情報交換といったことでございまして、特別にアメリカ側から具体的な事項について要求されたり、あるいはまた両者で約束を交わすといったことは一切ございませんでした。
○森説明員 お答えいたします。 昨年、私ども、海上保安庁に所属しております巡視船によってハワイに親善訪問の目的で行ったわけでございますけれども、この目的は、海上における捜索救難に関する条約による国際的な捜索救難にかかわる協力関係、これが進んでおるわけでございますが、そういった情勢を踏まえまして、私どもの方の海上保安業務の内容を紹介するとかあるいは合同訓練を行う、あるいはまた関係者との意見交換をやる
○説明員(森孝顕君) 海上保安庁といたしましては、まずわが国の領海内におきましては外国船舶の無害でない通航あるいはまた外国漁船の不法な操業、こういったものに対する監視、取り締まり、あるいはまた二百海里に及ぶ漁業水域における外国漁船の監視、取り締まり、あるいはまたわが国周辺海域における外国調査船の監視とか、あるいはそのような海域における海洋汚染の監視、取り締まり、あるいはまた海難救助、こういった仕事を
○森説明員 お答えいたします 先ほども申し上げましたが、今後とも引き続いて、五島灘周辺における韓国漁船の操業状況を見ながら計画的に、他の保安部署から三十メートル三十ノットの高速艇を増援配備しまして取り締まりを続けてまいりたい、かように思っておりますと同時に、これらの海域における韓国漁船の操業の実態から見て、高速性能を有する巡視船艇による対応がぜひ必要であるということを私どもも痛感しておりますので、
○森説明員 ただいま先生、確認延べ隻数が多いわりに検挙数が少ないという御指摘でございます。実はちょっとお断りしておきたいと思いますが、私どもが船艇、航空機で確認いたしましたのは、領海内に所在する、専管水域内に所在するということでございまして、その内容としましては、必ずしも操業していたとばかりは言えないわけでございます。単純な航行、無害航行でございますが、そういうものも含めた数でございます。 それから
○森説明員 お答えいたします。 日韓漁業協定に基づきまして、対馬周辺海域につきましてはわが国の漁業専管水域が設定されており、韓国漁船の操業は禁止されておるわけでございます。 韓国漁船の不法操業の状況でございますけれども、韓国から比較的地理的に近く、また大変に好漁場であるということで対馬周辺にかなり多い。また、九州の北側あるいは西側の海域についても、従来からかなりの規模で操業が行われておるわけでございます
○説明員(森孝顕君) この竹島問題に関しましては、私どもは外交経路を通じまして平和的な解決を図るべきであるという基本方針にのっとりまして対処してきたわけでございますが、先ほどのように日本海につきましては一般的な哨戒を行っておりますが、竹島周辺の海域につきましては外務省の要請によりまして巡視船により調査を行い、その結果をその都度外務省に通報している状況でございます。
○説明員(森孝顕君) その図の上でちょっと御説明申し上げます。 第八管区海上保安本部の管轄区域は能登半島の西方あたりから山口県と島根県の間の境界水域までで、一応管轄区域の沖合い監視という表現になっております。これは海上保安庁法上なっておるわけであります。ただし、先生御指摘のように何マイルまでやるというようなことは一切指示いたしておりませんで、これは第八管区海上保安本部本部長の責任において、管内における
○説明員(森孝顕君) 海上保安庁におきましては、日本海につきましては日本漁船の海難救助あるいは日本漁船の保護というような見地から、海難の発生状況あるいはまた漁船の操業の実情、そういったいろんな関係を考慮いたしまして一般的な前進哨戒を行っておるわけでございますが、先生御指摘のように、何度から何度というような決め方はしておりませんで、一応、第八管区海上保安本部、これは舞鶴にございます。それから第九管区海上保安本部
○説明員(森孝顕君) 先生御承知のとおり、昨年、海洋二法が施行されまして、これに伴いまして五十二年度以降ヘリ搭載型の巡視船あるいは千トン型巡視船といった大型巡視船の整備、あるいはまた航空機の整備といったものを鋭意図っておるわけでございますが、これらも加味いたしましてサケ・マスの安全操業体制に万全を期したいというふうに考えたわけでございます。
○説明員(森孝顕君) 海上保安庁におきましては、サケ・マスの漁期を前に、事前に十分漁船の乗組員あるいは船主その他の関係者に対しまして、海難防止講習会とか、あるいは巡回講習会といった機会を利用しまして、十分に関係法令の周知徹底を図るということを本年も実施していく所存でございます。 また、現場におきましては、まず航空機等によりまして、現場における漁船の操業の実態というものを十分に把握いたしまして、巡視船
○森説明員 海上保安庁におきましては、核燃料の海上輸送というような事態がありました場合、船舶の出入港の場合には、関係機関と密接な連絡をとりながら、かつまた、輸送に当たる事業者自体の自主的な警備体制というものも十分に指導いたしまして、また、不審な情報といったものにつきましても、十分、関係機関からの情報その他の情報をとりまして、必要に応じまして巡視船艇を適所に配備する、同時にまた、定期的に、その輸送する