1974-05-10 第72回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号
○参考人(森口実君) 先ほどのお話でございますけれども、最初に申し上げましたように、水島地域といいますのは非常に風が、一般的なことばで言いますと風が非常に弱うございまして、普通気象観測ではかれます風速といいますのは、風をはかる測器によって違うのでございますけれども、水島地域の場合には非常に風の弱い、たとえば〇・三メートルぐらいまでもはかれる測器を使っております。そういう測器ではかりまして風のない時間
○参考人(森口実君) 先ほどのお話でございますけれども、最初に申し上げましたように、水島地域といいますのは非常に風が、一般的なことばで言いますと風が非常に弱うございまして、普通気象観測ではかれます風速といいますのは、風をはかる測器によって違うのでございますけれども、水島地域の場合には非常に風の弱い、たとえば〇・三メートルぐらいまでもはかれる測器を使っております。そういう測器ではかりまして風のない時間
○参考人(森口実君) 最初に窒素酸化物の件でございますけれども、御承知のように、現在環境基準が定められておりますのは二酸化窒素、いわゆるNO2でございます。実際に煙突ないし自動車から出てまいりますところのかっこうのものは一酸化窒素、いわゆるNOでございます。そういうところで実際出ましたNOが空気中で酸化されまして二酸化窒素、いわゆる環境基準の対象の汚染質になるわけでございますけれども、いま窒素酸化物
○参考人(森口実君) 最初に私個人のことを申し上げて失礼なんでございますけれども、私は昭和四十年から、当時厚生省に公害課がありましたときから、厚生省の公害課と一緒になりまして大気の拡散実験というものを行なってまいりました。これは将来できるであろうと思われます煙突の高さから、エアトレーサーといいますが、自然の条件では存在しないガスなり粒子なりを放出いたしまして、それが地上でどのような濃度を持ち、どういうところが