1954-04-16 第19回国会 衆議院 法務委員会 第41号
○梶浦参考人 まず前者の方は高橋さんの方が適当ではないかと思いますが、あとの方の問題、臨時金利調整法の問題でございますが、先ほど私申し上げましたように、今日のあの制限による金利の水準というものは、実勢を反映していないのではないかということと、あの金利というものは政策的な金利であるということ、これは私そういうふうに信じております。現在そういうふうになつておる金利というもの、これも高いとか安いとか――金利
○梶浦参考人 まず前者の方は高橋さんの方が適当ではないかと思いますが、あとの方の問題、臨時金利調整法の問題でございますが、先ほど私申し上げましたように、今日のあの制限による金利の水準というものは、実勢を反映していないのではないかということと、あの金利というものは政策的な金利であるということ、これは私そういうふうに信じております。現在そういうふうになつておる金利というもの、これも高いとか安いとか――金利
○梶浦参考人 それでは利息制限法につきまして私の考えましたことをお話し申し上げます。 まずこの利息制限法というものの性格でございますが、私どもはこの法律を純然たる経済立法というふうに考えず、経済立法的な性格というものが全然ないわけではございませんけれども、やはり社会的な立法だというふうに考えるのでございます。そういう意味におきましてこの法律案を考えてみたいと思うのでございますが、今回の改正によりまして
○参考人(梶浦英夫君) 金利はどういうふうにしてきめているかという第一点の御質問にお答え申上げます。これは実は簡単なようで非常にむずかしいことなんでございますが、現在市中の貸出金利につきましては、短期資金については臨時金利調整法という法律がございまして、最高金利はその法律によつてきめられるということになつております。長期資金のほうにつきましてはこれはその適用が実はないのでございます。ないのではございますが
○参考人(梶浦英夫君) 借入金及び社債によります資金の調達にウエイトをもう少しかけたらどうかという御質問だろうと思います。或いは又それを促進するにはどうしたらいいかというような御質問だと思いますが、現在……、先に社債のほうを申上げますと、御承知のように社債は、現在の状況におきましては、主としてこれは金融機関、それも銀行がその消化先としては大部分を占めております。その銀行の資金事情によつて、この社債というものの
○参考人(梶浦英夫君) 私に与えられました問題は、八番目のイから二まで、四項目に亙りましてでございます。項目を追いまして、私の所見を申上げたいと存じます。 先ず第一、金融機関より見たる料金改訂案に対する意見、各界から御覧になつた料金改訂案に対する意見は、話が出ましたが、私今これから申上げることが、果して金融機関からという限定にうまく合いますかどうですか、いささか自信はございませんが、電気事業に対しまして