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265件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1952-06-13 第13回国会 衆議院 懲罰委員会 第10号

梨木委員 今提案理由説明された中川俊思君の言われるところを聞いておりましても、詳細は速記録、こうだ。ところがわれわれのところには速記録はない。従来の懲罰委員会におきましても、いつでも提案理由の詳細は速記録によつてつてくれと言う。それで今までの懲罰委員会審議は、本会議における懲罰動議趣旨弁明をプリントにして渡して、それも二、三日前あるいは四、五日前に委員手元に渡して、そうしてどういう理由

梨木作次郎

1952-06-13 第13回国会 衆議院 懲罰委員会 第10号

梨木委員 私の方は質問しないとは言つておらないのだし、大体資料なしでどうして質問するんですか。今まわされているのは風早君と林君の本会議における発言内容です。しかもこれは官報におきましては削除されている。今われわれは初めてこの内容を示されているんですよ。これが一つ。それから、しかも本会議におけるきのうの懲罰動議内容は、全然われわれに手渡されておらないのです。従つて、これはきのうはなるほど口頭では聞

梨木作次郎

1952-06-13 第13回国会 衆議院 懲罰委員会 第10号

梨木委員 議事進行について。われわれ委員手元には懲罰に関する一かけらの資料も渡されておらないし、さらに、昨日の本会議におけるところの懲罰動議提案理由についての発言資料も手渡されていないのであります。そういう状態の中においてこの審議を進めようということは、きわめて不当であり、われわれ議員の身分に関する問題を審議するにあたつて非常に軽率であつて、これは看過できないと思う。もし審議を進められるならば

梨木作次郎

1952-06-12 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第59号

梨木委員 今田淵君の懲罰理由を聞いておりますと、林君の本会議における発言と全然関係のない、国会外におけるところの白鳥事件だとか、いやメーデー事件だとか、そういうものをもつて懲罰理由にされておるのであります。これではまつたく迷惑しごくな話でありまして特にこういうことになりますならば、その人の持つておる思想そのものを、政治的なイデオロギーそのもの懲罰するという結果になります。これでは国会において

梨木作次郎

1952-06-12 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第59号

梨木委員 明瞭になつておると思います。従つて私は、当時の新聞その他が歪曲した報道をそのまま信じておつた人が、あの空気の中で懲罰動議を出されたのではないかと、そう推察するのであります。従つて今日事態の真相が明白になつた際におきまして、ぜひとももう一度考え直していただきたい。これは国会内の言論の自由を保障するという観点から申しましても、提案者側からいえば、いくらかあなた方の考えとかわつた主張をした点が

梨木作次郎

1952-06-12 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第59号

梨木委員 今中川君から、風早君に対する懲罰動議提出理由を御説明になられたのでありますが、これはおそらく懲罰動議を出された当時におきましては、あのメーデー事件真相はつきり提案者側にわかつておらなかつたために、非常にその場の空気に刺激されまして、ああいうものを出されたのではないかと私は思うのです。というのは、その後あのメーデー事件真相が明らかになるにつれ、ますます風早君の言つたことが事実によつて

梨木作次郎

1952-06-11 第13回国会 衆議院 法務委員会 第65号

梨木委員 こういうものが出て来ますと、私は現在衆議院を通過して参議院審議中の破壊活動防止法のごときは、これとの関連においてまつたく権利保釈を認めないということになりまして、破壊活動防止法との一貫した手続破壊活動防止法の訴訟の手続の面において実施して来ているというように私は考えるのでありますが、その関連性をどういうぐあいにお考えになりますか。

梨木作次郎

1952-06-11 第13回国会 衆議院 法務委員会 第65号

梨木委員 権利保釈の問題で今も質問が出たのでありますが、「多衆共同して罪を犯した」場合というのでありますが、特に多数の人間が共同して罪を犯した、そういう場合に特別に保釈を許さないというような特殊の扱いをするということは、これは憲法が規定している団結権というものとの関連において、これは非常に問題があると私は思うのであります。なるほど検挙する検察側からいえば、それを検察側の認定で、団体行動であるというように

梨木作次郎

1952-06-03 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第54号

梨木委員 これは、実際われわれの調査によれば、事実接收がどんどん行われております。この六日には、各民主団体の方から内容調査に行くということもわれわれ聞いておるし、非常に重大な国民的関心を呼んでおる問題てす。ことに富士山といえば、日本のいわゆる象徴みたいに言われておる。こういう富士山までも演習地に取上げて行こうという重大な問題を、われわれ国会において取上げて質問することは、きわめて重要であると思う

梨木作次郎

1952-05-24 第13回国会 衆議院 法務委員会 第57号

梨木委員 それでは具体的に証拠を出しましよう。今年の一月一日の「裁判所時報」に「新年の詞」と題して載つております。これは弁護士会におきましても大問題になつておりまして、最高裁判所長官の弾劾問題が出ております。これは有力なる弁護士の間においても大問題になつております。実に不謹慎な、軽率な、けしからぬ言動であるとして、非難の声が囂々と起つております。であなたは今そういうことをおつしやいますが、では私が

梨木作次郎

1952-05-24 第13回国会 衆議院 法務委員会 第57号

梨木委員 私は、この裁判所侮辱制裁法というのは議員提出法になつておりますが、実質は法務府並びに裁判所側の立案したものであると見ております。それゆえに、こういうものを出して来るところの裁判所側心構えというものと、法務府側の心構えというものに対して、非常な憤りを感じておる。きようは時間もありませんので、重要な点について二、三聞いておきたいと思います。  先ほど来同僚委員から質問が出ておりますが、裁判所

梨木作次郎

1952-05-24 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第50号

梨木委員 先ほど議長から、登院の問題について、登院成績の悪い人に対しては氏名を発表し、勧奨状を出すということが決定されたわけなんですが、この問題に関連して、本会議並びに委員会の定足の問題は、今後議長並びに委員長において厳重に励行してもらいたい。われわれがこの問題を提出した場合には、いついかなる場合にも取上げて、国会法並び衆議院規則通り実行とてもらいたいと思う。この点を特に要望しておきます。

梨木作次郎

1952-05-24 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第50号

梨木委員 わが党から出しております中華人民共和国、ソ同盟及び東欧諸国との自由な貿易打開に関する決議案、これは現在吉田政府のもとにおきまして、中国、ソ同盟その他東欧諸国との自由な貿易が禁止あるいは制限されておりまして、そのために非常に日本の経済に困窮と破壊をもたらしておるのであります。これらの国々との貿易打開に関する要望というものは非常に強くなつて、今やほとんど全国民の輿論となつて来ておるのであります

梨木作次郎

1952-05-22 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第49号

梨木委員 不信任案というものは、いつまでもこれをたなざらしにすることは、不信任を出された本人の心境を察してもいかがかと思うのでありまして、特にこの木村法務総裁に対する不信任案は、時局上非常に重要でありまして、ぜひとも本会議にかけまして処理すべきものだと思うのであります。これを單なる党利党略から、いつまでも放置しておくということは、国会の運営上からもいかがかと思うので、ぜひとも本日の本会議に上程されんことをお

梨木作次郎

1952-05-22 第13回国会 衆議院 本会議 第44号

梨木作次郎君 私は、日本共産党を代表いたしまして、ただいま上程された三法案反対いたします。そのうち、裁判所職員定員法等の一部を改正する法律案につき反対理由を明らかにせんとするものであります。  この法案は、裁判所職員定員を八十四名増加しようとするものでありますが、その中で七十名は裁判所警備員を増加しようというのであります。裁判所側説明によりますと、法廷の秩序維持のためだというのであります

梨木作次郎

1952-05-21 第13回国会 衆議院 法務委員会 第55号

梨木委員 医者を裁判所技官として恒常的に雇い入れる、これを勤務者として採用するということについては、今説明された家庭裁判所家事事件についてそういう知識が裁判所を援助するために必要だということ、あるいは少年の知能、精神の判定に必要だということでありますが、これはそういう必要を満たすためならば、全国の家庭裁判所に少くとも一人程度の医師が必要じやないかということになりましようが、これが四名でどう需要が

梨木作次郎

1952-05-20 第13回国会 衆議院 懲罰委員会 第8号

梨木委員 あなたが本会議において懲罰動議趣旨弁明をされておりますが、あなた方の党に所属しておつた岩本議長でさえ、あなたの趣旨弁明というものはその範囲を逸脱しておると認定されて、注意をさえしておるではありませんか。それでもあなたは、これは懲罰動議関係があるというようは牽強附会の言を今でも固持されるのかどうか。

梨木作次郎

1952-05-20 第13回国会 衆議院 懲罰委員会 第8号

梨木委員 どうも答弁はつきりしないのでありますが、いやしくも同僚議員の一身上に関係する懲罰という動議を提出し、その趣旨弁明において、直接懲罰動議関係のないようなことにまで本会議において言及し、それによつて国民大衆鬼面人を驚かすような内容国会を通じて公表し、それによつて自分たち懲罰理由をさらに敷衍しようとするような、こういうやり方のように私には今の答弁によつて受取れたのであります。私は、

梨木作次郎

1952-05-19 第13回国会 衆議院 法務委員会 第53号

梨木委員 それでは、私は田中最高裁判所長官の出席を求める動議を提出いたしましたが、委員長において、動議だとどうも国会法からいつてぐあいが悪いという話でありますから、——私は従来もこの問題については、どうしても一回はここへ呼ばなければならぬということは考えておつたのでありますが、それならばこの動議は、法律従つた形において本委員会に出席してもらいたいという意見を述べたことに訂正いたします。委員長において

梨木作次郎

1952-05-19 第13回国会 衆議院 法務委員会 第53号

梨木委員 私はただいま説明されました裁判所職員定員法等の一部を改正する法律案関連しまして、どうしても田中最高裁判所長官出頭を求めて、最近における裁判の秩序維持に関する長官考え方を聞いておきたいと思うのであります。この点についてまず田中最高裁判所長官出頭を求める件の動議を提出いたしたいと思います。その理由説明いたします。  田中最高裁判所長官は、従来しばしばまことに不穏当な長官としての政治的

梨木作次郎

1952-05-16 第13回国会 衆議院 懲罰委員会 第7号

梨木委員 私は日本共産党を代表いたしまして、ただいまの川崎秀二君を懲罰すべしとの田淵君の動議反対し、懲罰すべからずとの石田君の動議に賛成するものであります。そもそもこの懲罰の対象となつておる川崎君の一月二十六日の本会議における行動は、昭和二十七年度の予算案が、いまだ改正されない財政法に基いて編成されておる、法律に違反して編成された予算であることが明らかとなり、この予算に対する質疑が開始されようとしておつたのでありまして

梨木作次郎

1952-05-15 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第47号

梨木委員 あのときは、副議長だつたか議長さんだつたか、ちよつと記憶いたしませんが、こういうように出されたと思うのです。風早君の発言について五つかの項目をあげて、これは不穏当であるから速記から削除したいのであるが、従来はプレスコードもあつて議長職権でやつて来ました。しかし今度はそうもできなくなつたんだから、同じように扱おうと思うがどうでしようか、というような提案があり、それに関連して原則的な問題が

梨木作次郎

1952-05-08 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第44号

梨木委員 この前のこの委員会で、予算委員会速記録関連して、議長職権で削除する分と、プレスコードで削除する分とが非常に混淆いたしまして、その結果国会内の言論がそのまま国民に伝えられることが非常に阻害されておる事実を指摘したわけなんであります。今、風早君の六日の発言関連してでありますが、これは今後の国会内の言論国会外国民一般にそのまま伝える問題に関連しておるので、非常に重要だと思います。

梨木作次郎

1952-04-30 第13回国会 衆議院 法務委員会公聴会 第1号

梨木委員 先ほど来自由党の委員諸君発言や、それから先ほど帰られた清瀬一郎公述人、この公述人はわれわれから言えばまことに不可解な、どうしても質問しておかなければならない発言をしておられたのでありますが、しやべるだけしやべつてつてしまつた。また帰ることを許すような委員長扱い方についても、非常な国会を無視した運営の仕方に、私は不満を持つておるのでありますが、今日私はこういう破壞活動防止法案なるものを

梨木作次郎

1952-04-30 第13回国会 衆議院 法務委員会公聴会 第1号

梨木委員 團藤さんに質問いたします。先ほど来の質疑応答を伺つておりますと、団体を解散させる権限を裁判所に與えるか、行政官庁に與えるかというような問題の論議がなされておりました。しかしその点について、いろいろ疑義も出、いろいろ説明にも困難されているようでありますが、一体団体を解散させ、結社を禁止するというようなことは、これは憲法第二十一條によつて法律によつてもこれは禁止することができないはずであります

梨木作次郎