1948-12-08 第4回国会 衆議院 災害地対策特別委員会 第2号
○梁井委員 府縣が仕事を進める場合、必ず配付のあるものとして工事が進められるのですが、補助が全然なかつたり、あるいは額において不足することのないようにしていただきたい。なお昭和二十三年度災害復旧費第四・四半期と合せて決定せねばならぬということでありますが概略でもけつこうですから、各府縣別のものをすみやかに提出していただきたいと思います。
○梁井委員 府縣が仕事を進める場合、必ず配付のあるものとして工事が進められるのですが、補助が全然なかつたり、あるいは額において不足することのないようにしていただきたい。なお昭和二十三年度災害復旧費第四・四半期と合せて決定せねばならぬということでありますが概略でもけつこうですから、各府縣別のものをすみやかに提出していただきたいと思います。
○梁井委員 そういたしますと工事箇所の選択は全然知事にまかせているのか、若干でも留保しているのか。今のお話では建設当局でする目安と、知事が取捨選択する点の限界がはつきりしていない。その点をもう少し伺いたい。
○梁井委員 内訳は先ほど説明を聞いたのですが、さらにこまかい内容をお聞きしたい。まず要求されたものに対し、内容の中のどういう点が節約削減されたかをお伺いいたしたい。
○梁井委員 この際ちよつと伺います。佐賀から有田、今井方面に來る鉄道の水害後の開通が相当時日を要しまして、地方民が非常に不便を感じておるのであります。この災害の起きた場合に、まず損害を最小限度にする鉄道職員の活動が一番大切でありますが、この損害を受けた後に、一日も一時間も早く鉄道が開通するように、復旧の実をあげるようにしたいというのがみんなの要望であります。そこで運輸当局としては、台風あるいは暴風というものが
○梁井委員 今御説明になつた中で、西九州の佐賀、長崎方面の遞信事業の災害は、やはり全般的にお話のあつた程度の復旧状況でありますか、あるいはすでにかわつたところがありますか、その点を伺いたい。
○梁井委員 今度の水害は佐賀縣、長崎縣等の北九州の被害が非常に甚大であつたのであります。もつとも本年度過去二回にわた水害もあつたのでありますが、九月の水害は実に予想外の大損害でありまして、ただ佐賀、長崎が非常に遠隔の地であつた関係、あるいは交通、通信網の破壞によつて被害がなかなか急速でわからなかつたために、一般としては実際の損害を認識されていないように思うのであります。井上農林委員長も親しく御調査くだすつたようでありまして
○梁井委員 安本長官に重ねてお伺いしたいことは、その各品目、七十一品目の現實入手ということを勘案して米價を決定されたかどうか。品質の問題についてお答えがございましたが、お答えのような状況であるが、その點は米價の決定についていかように勘案して計算されましたかということを、お伺いしたのであります。それから商工大臣のお答えに關連しまして、ある時期までには必ず農業者が入手するようになつているのだという御答辯
○梁井委員 このたびの米價の決定につきましては、この農林委員會におきましてきわめて激烈な論議がございました。必ず議會の意思を徴して決定するようにという申入をすることに、滿場一致できまつたのであります。昨日の當委員會における論議の意思の要否を聽いておりますと、立法府、行政府の關係などが話に出まして、いかにもこの國民の代表である議會の意思に尊重されていないかのごとき印象を與えたのであります。今後の米價決定
○梁井委員 今の農地委員會は縣まで意義申立ができることは承知しておりますけれども、ただいま次官の答辯にありました、農地委員のほかに林業關係あるいは治山、治水の關係の技術者等が、法規上はいるところの權限はないようでありますから、その點を法規上その會議に参加しおると同等くらいの力が發揮し得るような措置を、ぜひとつていただかぬと、せつかくの對策も結末が十分でないと思います。その點を強く要望いたします。この
○梁井委員 今の次官の答辯は了承しましたが、私の最も憂慮するところは、中央の問題でなくて、各町村における末端の事實であります。中央においてはいかように協議されましても、末端におきましては、今申し上げたような事例が起り、または起らんとしつつあるのでありまして、過日は、農地委員會に森林組合の技手を會議に参加させるということでありましたけれども、それも正式に参加できぬし、かりに参加しましても、なかなか重要
○梁井委員 私は山の開墾のことについてお伺いしたいと思います。私は佐賀縣でありますが、その地方はもちろん、どの地方の話を聞きましても、農地調整法の規定によつての山地開墾が、ややもすれば治山、治水の見地から見まして、行過ぎになる傾向が見えておる。すでに行過ぎになつておるところもあるやに聞き及んでおります。この問題に關しましては、過日本委員會の山林小委員會において質問いたしまして若干まだ答辯が留保されましたのであります