2000-04-21 第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
○桧田分科員 局長、何とぞよろしくお願いします。 まだ言いたいことがあるのですが、時間の関係で自賠責保険の問題についていきたいと思います。 自賠責のことを質問する者も本日までほとんどいないと聞きました。私は、御承知のように医者をやっておりますし、自賠責保険のことをこの三十年ずうっとやってまいりました。いろいろ外からの御意見もありますし、医療側としての思いもございます。整形外科の医師でもありますし
○桧田分科員 局長、何とぞよろしくお願いします。 まだ言いたいことがあるのですが、時間の関係で自賠責保険の問題についていきたいと思います。 自賠責のことを質問する者も本日までほとんどいないと聞きました。私は、御承知のように医者をやっておりますし、自賠責保険のことをこの三十年ずうっとやってまいりました。いろいろ外からの御意見もありますし、医療側としての思いもございます。整形外科の医師でもありますし
○桧田分科員 ただいま局長のお答え、私はこう思います。 先ほど言いましたように、やはり地域地域に特殊性もあります。それから、これからの国内の均衡ある発展ということになりますと、離島も僻地もあるいは都市部も、それからまた、やはり都市へのあこがれということも、情報だけではありません、人の流れ、旅行、すべてやはりとめがたい一つの思いでもございます。 その整合性がうまくいくためには、いい形で空港空港の機能
○桧田分科員 自由民主党の桧田仁です。 ただいま石垣先生から、地域空港の役割について大変すばらしい御意見、御質問をいただきました。引き続きまして桧田も、まずきょうは空港問題、特に地方の空港、私も石垣先生と全く同意見でございまして、とにかく、ただお金だ、あるいはまた、いろいろな御批判がある。しかしこれからの時代、諸外国を見ましても、飛行機の需要は増しこそすれ減りはしない、私はこういうような気持ちがございますので
○桧田分科員 大変ありがたい御答弁です。 先ほどからしつこいようでございますが、この当たり前のことが行われないのがまさか日本とは思えません。 なぜかといいますと、昨年のアメリカ国務省国際人権報告書一九九九年版に、警察が組織的に拉致、監禁、暴行等傷害事件を何ら救済をとらないばかりか、取り締まりをしないという報告がされて、日本のこの例が報告されて、日本の警察が国際社会からも信用を失墜しかねない、極めて
○桧田分科員 ありがたい御答弁でございます。この御答弁をいただくのに二十年かかりました。 今から具体的な事件を述べますけれども、もう一度確認したいと思います。 拉致、監禁、暴行、傷害罪など刑事罰行為に触れる行為は、罪に問われないという例外がございますか。例えば、親子や夫婦なら問われないということがございますか。
○桧田分科員 自由民主党の桧田仁でございますが、私、これから重大な質問をいたします。委員長と警察庁長官ときょう満場おられます皆様に、私がしますこの国会議員としての質問が、私を初めとして、この質問をすることで万が一にも組織的犯罪者の危害が加わることがないように、本当に異例の要望をした上で、この質問を始めさせていただきたいと思います。 そのような重大な質問をさせていただく私、本日までいろいろな思いがございました
○桧田分科員 そこで、この二つの病院を統合するということですが、どのような医療を担い、また病棟の構成になる予定でしょうか。
○桧田分科員 ありがとうございました。 大野総括政務次官には、大変いろいろ御努力いただいております。また、大変な中での統廃合でございますので、引き続きよろしくお願いを申し上げます。 それでは、私は、皆さん御存じと思いますけれども、統合する広島県の国立大竹病院に四年半ほど勤務いたしました。現場の中におりましたし、いろいろな思いがないといえばうそになります。多くの方々と一緒に、国立病院の医療、いろいろな
○桧田分科員 自由民主党の桧田仁でございます。 決算行政監視委員会というのは、分科会も何か寂しい気がいたします。予算委員会の分科会は、いろいろ大議論で、予約を入れて、うまくくじが当たればいいがという状況なのに、決算委員会は、本当に一番大事な委員会が、何か慌ただしさに紛れている。それだけに、きょう御出席の皆様方には大変感謝し、またしっかり頑張りたいという気持ちでもございます。どうぞよろしくお願い申し
○桧田分科員 ちょっと遠慮がちに言われましたが、もっと思い切って言われてもいいと思います。 というのは、やはり基本的には道路特定財源の問題があると思うのです。ここは予算委員会ではないですから特定財源の問題を余りここで議論するのはいかがかと思いますが、一時、特定財源をどうするかという御議論もございました。一般財源と特定財源というのは、率直に、道路局長の思いもあろうと思うので、ずばりこの機会に教えてください
○桧田分科員 大石局長、大変いろいろ道路行政にもお詳しいし、非常に御努力されて感謝申し上げます。きょうは決算委員会でもありますので、総括的なことで恐縮ですが、細かい数字は結構です。 局長として、この八年度、九年度、いろいろな財源があって、特定財源のことはちょっと後にしまして、この一、二年間の道路に対する結論が出てきて、おくれたものもあり、ちょっと思ったようにいかなかったところもあるわけですが、日本全国全体
○桧田分科員 決算行政監視委員会の建設省の質問をお許しいただき、まことにありがとうございます。 大体、予算委員会もそうなんですが、決算というのは本当に大事な委員会なんですが、どうも私ども政治をやっている者は、もう決まってしまったということもありますし、逆に一方、予算の執行というのが単年度になっているものですから、ついつい、どんどんやってしまわなきゃいけない、それから、残ってはいけないというような、
○桧田分科員 大変ありがとうございます。ぜひ、この激甚災害指定のことについては、積極的に前向きに、住民の立場でよろしくお願いします。 それでは、いよいよ具体的なことについてお伺いします。 もう時が八カ月もたちました。でも、私としましては、私いよいよ任期も終わりに近いものですから、この昨年六月二十九日の災害、どうしてもこの予算委員会の最後の質問にしておきたいという私のたっての希望をかなえていただきました
○桧田分科員 大変ありがとうございます。 やっと長年の住民の思いが遂げられるような気がしまして、こういう法律の改正や考え方の改革というのは、国民は、やってくれるなと非常に喜んでおります。ぜひお願いしたいと思います。 実にこの改正はありがたいのですが、やはり聞く者は、具体的にどうするのかということがつい知りたいものですから、わかれば、具体的な例でお教えいただけますでしょうか。
○桧田分科員 自由民主党の桧田仁でございます。 予算の分科会も、ずっと国会を見てみますと全部終わっておりまして、一番最後に私、しんがりを受けました。大臣も政務次官も皆さんも大変お疲れでございます。また、災害国家と言われておりますが、質問も私だけがやるようなことで、えっという感じできょうここに登場いたしました。 と申しますのは、私がここに立ちますのは、大臣も政務次官も御存じのように、昨年、私の出身地
○桧田分科員 今局長のお答えになったことでいいんですが、実はその統計というのは、あくまで疾患としての、レセプトとかそういう統計でございます。そこで波及する寝たきりだとか、あるいは療養型病床群、老人病院に入っている者は、表向きは当然高齢者でございますから、骨が折れても内科疾患があるとかその他の併発病気のために統計が交錯してわからなくなっています。やはり真剣にこの問題は検討すべきだと私は考えておりますが
○桧田分科員 そこで、例えばこのたびいよいよ始まります介護保険におきましても、どうも国民は寝たきりというと頭の病気か大病気と思いますけれども、骨折とか関節、骨の病気のために寝たきりになるのが、本当に詳細な統計はまだできておりませんが、約三割を占めると言われております。私は、介護保険の費用を少なくするためにも、骨と関節の疾患をしっかり予防し、研究し、治療し、そして対応し、ここに医療費をかけていくことは
○桧田分科員 自由民主党の桧田仁でございます。 本日は、丹羽厚生大臣に、骨と関節の十年並びに国立大竹病院の統合についての二点に絞って御質問したいと思います。 国会法では、私たちはお互いに書類を見ずにやりたい、こういうことがございます。大臣は本当に私がとても尊敬する、医療は隅から隅まで数字もみんな御存じですし、どんなこともお答えになりますから、何とかきょうは大臣としてのお気持ちと同時に政治家としての
○桧田委員 中の見直し、あるいはむだを省き、また国民に納得できる診療報酬にしていかなきゃならないということは議論をまたないところでございますけれども、そうはいいましても、自然にふえていくこと、あるいはまた高度の医療をやっていくこと、また国民の多岐にわたるニーズでございますから、今までのような考えではとても診療報酬財源というのは、各団体がどう言っているという問題じゃなくて、大きな曲がり角、岐路にも立っていると
○桧田委員 大野総括政務次官の大変ありがたい御答弁でございますので、ぜひ国民に、これからはばらまきということもいかがかと思います、また、重点化ということが大事な施策ですから、よろしくお願いします。 そこで、やはり大議論になっております診療報酬改定、来年度予算は〇・二%アップということで一たん決着は見たわけですが、これからの少子高齢化で、医療費も何といってもふえていく現実もございます。今までは薬価差
○桧田委員 自由民主党の桧田でございます。 厚生大臣の先ほどの所信表明を受けて、いよいよきょうから厚生委員会でも質疑が始まるところです。トップバッターでございますので、細かいことは後に譲るとして、できるだけ総括的、総論的なことを総括政務次官にお伺いしますので、的確な御答弁をお願いしたいと思います。 まず、ずばりお伺いしますが、平成十二年度の厚生省予算、厚生省としても、大臣、総括政務次官としても、
○桧田委員 ただいまのことは非常に今後も議論を呼ぶと思います。しっかりこの厚生委員会でも議論させていただきたいというふうに思います。 次に、後で述べるのですが、介護保険で約一兆円余りも赤字国債という話が出ております。となりますと、どうも大蔵省はこのたびの第二次補正予算を少し厳しくしようといううわさがあるのです。こんなことをさせてはいけませんが、厚生大臣のこのたびの第二次補正予算の概算要求に対する満額回答
○桧田委員 ただいま、税も保険も両方と、しかも、与党協議をということでございますが、あえて、消費税目的化ということも議論されておりますが、この点に関して大臣はどのようにお考えでしょうか。
○桧田委員 自由民主党の桧田仁です。 いよいよ今国会から、厚生委員会も大臣と政務次官に御答弁いただくということで、大変期待もいたしておりますし、また、トップバッターとして大臣と政務次官のみに御質問いたしますから、何とぞよろしくお願いします。意地悪な質問や細かいことは言いません。ずばっと、みずからのお立場と政治理念できっちりお答えいただきたい、こういうふうに思います。 まず、丹羽厚生大臣にお伺いいたします
○桧田委員 実は、皆さん、数字がたくさんあったからわからないと思いますが、この問題は、私がこれだけ長く聞いている最大の理由がございます。実は、この数字、広島市民も国民も今初めて知ったということでございます。全く公表されたことがない。初めて。 すなわち、災害発生後に、一時間後には既に死者がいる、救助隊も入っていながら、消防庁は十六時間後にそれを知ったということです。十六時間後といっても、三十日の朝七時
○桧田委員 それでは、これからは時刻関係を少し整とんしてみたいと思うんです。 時間の関係で全部まとめて答弁いただきたいんですが、私は今一覧表をつくって見ているわけなんですが、災害が発生した時間と、死者・行方不明がわかった時間と、救助隊が入った時間と、そしてそれを国である消防庁がいつ知ったか。これは、既に私たちが災害対策で経験をいたしました鹿児島県の出水市あるいは新潟県の蒲原沢の土石流災害と比べましてどのような
○桧田委員 自由民主党の桧田でございます。 さきの六月二十三日からの集中豪雨による被害状況について質問させていただきます。 質問に先立ちまして、このたびの災害においてお亡くなりになった方々に心からの哀悼の意を表したいと思いますとともに、被害に遭われました皆様方に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をされますことをお祈りいたします。また、委員長初め現地に御視察いただきました委員先生方には、この
○桧田委員 よく理解できるわけです。 もう一度確認をしておきたいと思いますけれども、査定されているものと不正請求というのはやはり別なもの。しかも、いわば患者さんの資格が切れていたり、あるいは会社をかわっていたり、あるいはその手続を十分行っていなかったものが約半数あることもその数字でわかりますし、もちろん、たとえ請求したものでも、不正ということではなくて診療上の意見の違いということも十分あるということも
○桧田委員 医療機関が不正請求をしているということが多少先走っているようでございますから、やはり明確にひとつ数字もお出しいただき、ありがたいと思います。と申しますのは、医療機関のシステムというのは非常に複雑になっていることは皆様御承知のことでございまして、請求したもので査定されたものが不正請求だというような、一つの錯覚の数字が先走っている可能性があると思います。 そこで、再度、局長には、査定されているというものがどういう
○桧田委員 自由民主党の桧田仁です。 ただいま長勢先生から非常に熱のある、また核心をついた御質問、大変すばらしい議論だと思います。 私は、このたび、中でも特に診療報酬の不正請求の防止に関する措置の強化とかあるいは病床の指定について、少し具体的に、かつ細かくお伺いしたい、こういう気持ちでおりますので、大臣初め関係部局、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 まず第一に、診療報酬の不正請求に関する質問
○桧田分科員 まだ三カ月のことですから、一概に今後の結論を出すのは早計と思います。 ただ、私も医療機関の仲間が全国にたくさんいますから聞いてみますと、このたびの落ち込みはやはり相当実感で、肌で感じるという御意見もあります。数字は確かに四・六%という局長のお答えですが、どうも実感が、非常に厳しく感じている。それは社会全般の動きもあり、医療がどんどん厳しくなるという情報が先に入ってくるという、一種の不安感
○桧田分科員 今局長がお答えになったように、当初の見込みよりも少し数字が違ってきたように思います。その原因というのは、どのようにお考えでしょうか。
○桧田分科員 自由民主党の桧田でございます。 皆様、夜分遅くなってお疲れでもございますが、もう少し御協力をいただきたいと思います。 厚生行政は、小泉大臣、大変真剣にやっていただき、私どもも感服いたしておりますし、各厚生省の皆様も頑張っていただいております。例えば、いろいろなところで聞きますと、一番関心があるのは医療・福祉、景気対策という、二つの中の一つに医療・福祉のことの感じがありますから、特に
○桧田議員 確かに党議にはございませんが、一人一人の死生観ということももちろんございます。それから、私ども一人一人、国民の代表として自分たちの判断で物事を決めるという負託も受けているわけでございますから、この問題は、当然、いろいろな御議論がある中から、一人一人の議員の本当に個人の信念のもとに判断していきたい、そのように考えております。
○桧田議員 先ほど申し上げましたように、あくまでこれは刑法の三十五条に書いてございますように、「正当な業務による行為」かどうかによってやはり判断されることと思いますから、じきじき先生のおっしゃることでの判断は難しいと思います。刑法によるものの判断だと思います。
○桧田議員 この刑法上の判断は、私、専門家でありませんから答えるのはどうかと思いますが、少なくともこの法律の趣旨にのっとりますと、先生のおっしゃるように、そこまで言うのはいかがかと思います。あくまであらゆる条件が関与しているというように思います。 したがって、例えば先生の趣旨のような、本人がどの程度に家族に言っていたかということ、こういうことも大きく判断されなきゃいけませんし、また、死体というものもとのような
○桧田議員 ただいまの御質問は、一つの大事なポイントでありますし、また、この法律を新しくつくりました一つの動機でもあるというように思います。 その意味におきまして、承諾を与えていない臓器の摘出というのは、刑法第三十五条に規定する「正当な業務による行為」とは言えないということでございますから、万が一具体的なケースで医師がその摘出を行ったという場合には、死体損壊罪に問われることは当然だと思います。
○桧田議員 移植学会の考えは一つの学会の考えだと思います。私ども提案者は、学会の考えを尊重しながらも、あくまで公平かつ適正な移植医療が行われるということを国民に本当に理解いただくということでのこの法律の法制化を考えているわけでございます。 したがって、先生の御指摘のことはもっとものことと思いまして、これから提案者としても、国民にひとしく公平公正であるということが理解いただける形に努力していきたい、
○桧田議員 先ほどお答えしましたように、竹内基準というのは決して医師や専門家だけが、判定はいたしますが、その結果は当然皆様に御提示できるものでありますし、ある程度専門的な医師でありましたら、これがこのようになっているから脳死に至っている、あるいはこのようになっているから呼吸がとまっている、このようになっているから聴性脳幹誘発電位がこういう状況で消失しているということが明らかにできますので、これは、どんな
○桧田議員 二つの死についての概念はただいま中山先生もお答えになったとおりでございますが、あくまで死というものは、医師が高度な医学的な経験と臨床的なあらゆる要素、検査をもって判定するものでございます。 したがって、概念的ではございますけれども、体というのは個々ばらばらに分かれているわけではなくて、機能的にいろいろな各器官が関係しています。あくまで有機的な一つのものになっている。その有機的な統合性がうまくいっているときが
○桧田委員 保険局長は大変重大な立場におりますので、ぜひ積極的に、かつ、この介護保険との関係も御努力いただきたい、このように思います。 そこで、今までの医療の中には、いわゆる社会的入院、言葉は適切かどうかわかりませんけれども、社会的入院というものがございます。日本ではいわば医療、介護の中間型としてこの社会的入院、アメリカではナーシングホームというものがございまして、これが日本のいわば社会的入院の一部
○桧田委員 小泉大臣の非常に真摯な御決断、高く評価したいと思います。 私は、医療の現場、福祉の現場にもおります者の一人として、今までのこともいろいろ考えなければならないことがたくさんあった、前向きな、そして建設的な、そして改めるべきものは改めていく、重大な決意が要るという気持ちでもございます。そこで、今からの質問は、多くの切り口、視点があると思います。あるいは、いろいろな御意見もあり、いろいろな団体
○桧田委員 自由民主党の桧田仁でございます。 いよいよ介護保険法案も議論が佳境に入ったように思います。今まで、財源の問題とかサービス基盤の整備、市町村の事務の負担の問題、保険料の未納問題あらゆることが議論されております。特にこれからは、現金給付をどうするかということも大きな課題になるのではないかと考えております。しかし、そういう議論も非常に大事なことで、多く議論を呼んできているわけではございますけれども
○桧田議員 根本先生おっしゃいますように、この法案の最大の問題点は、救急医療で助ける側の医師あるいは医療チーム、それから移植をするという側のチームとの多くの問題点をきちっと整とんし、明確化しておかなければならないということでございます。 その意味におきまして、先ほど言いましたように、脳死の判定は、移植に全く関係のない、利害関係のない医師がやるということは当然でございますし、それから、あくまで救急、
○桧田議員 非常に重要なことでございまして、この客観性と妥当性、確実性というものは、脳死判定がいかに社会の評価を受けるかという一番基本と思います。 その意味で、先ほどお話し申し上げましたように、医学界で長い間に一般的に既に実施されておりますし、脳死臨調におきましても、竹内基準は現在の医学水準におきまして一般的かつ全く妥当なものであるという評価を受けているように考えております。 また、この確実性ということに
○桧田議員 根本委員の御質問にお答えします。 根本先生は、以前からこの問題には非常に御造詣が深く、また大変いろいろと御理解いただき、また御討論もいただいているということで、大変ありがたく、感謝申し上げたいと思います。 先生お話がございましたように、この問題はあくまで人間愛を基本としておりますし、十分な国民的な議論が要る、これは当然のことと思います。したがって、一番基本的な、人の死をどう見るかというのは