1997-03-03 第140回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
○根本分科員 確かに、国家資格化が成立しなかった要因は、職務内容が医療か教育か、こういう大きな分野で合意するに至らなかったということだと思います。 今検討会を開いて個別の具体的な項目、あるいは関係団体からのヒアリングも行いながら検討内容を詰めている最中だと思いますが、現状の論点、大きく言えば資格化が対象とする領域はどういう領域か、これは教育も医療もそれぞれあると思います。 それからもう一つは、実際
○根本分科員 確かに、国家資格化が成立しなかった要因は、職務内容が医療か教育か、こういう大きな分野で合意するに至らなかったということだと思います。 今検討会を開いて個別の具体的な項目、あるいは関係団体からのヒアリングも行いながら検討内容を詰めている最中だと思いますが、現状の論点、大きく言えば資格化が対象とする領域はどういう領域か、これは教育も医療もそれぞれあると思います。 それからもう一つは、実際
○根本分科員 日本で、言語療法士、いわゆるSTでありますが、これが少ない理由、これは国家資格がありませんから、医療の分野で言語療法という医療行為はありますが、身分が確定しておりません。病院の一職員にすぎないというのが診療報酬上の課題になっております。 ただ、実際には、言語療法士の八割以上が保険診療となっておりますが、保険点数が低い。こういう状況の中で、例えば病院では、言語療法士を置きたくても経営効率
○根本分科員 自由民主党の根本匠です。 私は、きょうは言語療法士の問題、言語療法士の資格化問題についてお伺いしたいと思います。 最近、言語聴覚障害者の子供を持つ親から私も相談を受けまして、いろいろとこの言語療法の問題を勉強、研究いたしました。 関心を持って今取り組んでいるのですが、現在、言語や聴覚の機能に何らかの障害を持つ人の数、これは軽度から重度合わせますと六百万人と言われております。このうち
○根本委員 ありがとうございました。 あともう一つ、今度の事件を通じて私も気になるのは、特養はもうかるのではないか、あるいは補助基準単価が高過ぎるのではないか、カットすべきだ、こんな議論がある点でありますが、この辺の認識についてお伺いいたします。
○根本委員 大変な拍手が出ておりますけれども、行革は、二十一世紀を目前に控えた今、私も 待ったなしの課題だと思います。しかも、これは政治の強力なリーダーシップで実現すべきだと思います。ぜひ、小泉行革に大胆に取り組んでいただいて、我々もバックアップしていきたいと思います。 次に、特養の問題に移りたいと思います。 昨年の彩グループの厚生省を巻き込んだ特養をめぐる事件、これは現行の福祉の仕組みを悪用した
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、大臣所信への質疑といたしまして、行革の問題、特別養護老人ホームの問題、そして医療保険改革、この三点についてお伺いしたいと思います。 まず、行革でありますが、行政改革は橋本内閣の最重要課題でありまして、改革と創造を内閣の基本姿勢として、行政改革を含め六つの改革を今鋭意進めております。総理も火だるまになってもやるとかたい決意で臨んでおりますが、小泉大臣におかれましては
○根本委員 根本匠です。 私、堺屋先生、月尾先生の話を聞いて、なるほどなと思うのですが、やはり今までの首都移転の議論は、ある程度定性的な議論が多かったと思うのですね。これから具体的にどこにどう移すかということになりますと、定量的な、特に費用対効果の議論をきちんと合理的にしていかないと、何でこんなに金かけて動かすんだということになるだろう。そういう意味では私は堺屋先生の提言は全くそのとおりだと思いまして
○根本委員 私も今の長官のおっしゃることと同意見でありますが、今までの首都機能移転論と今回の首都機能移転論の大きな違い、これはどこにあるか。今までの首都機能移転論は、東京への一極集中の是正、東京プロブレムの解決あるいは防災への対応、こういうところが非常に強調されておりました。今回の首都機能移転論の特徴は、この首都移転を契機に国政全般の改革をするのだ、これが今までの首都機能移転論と大きく異なった面だろうと
○根本委員 私は、いろいろなやりとりがあったかと思うのですが最終的にこの案に落ちついた、その考え方、ポイントを実はお聞きしたがったわけです。 いずれにしても今回の法案で最終的には国会で決定するということも具体的に条文に書かれておりますし、特に私が注目しているのは、第四条で地方分権、規制緩和、そして行革、これを現行の案よりもさらに強調しているということも大事だと思いますし、それから、第一条の部分は要
○根本委員 自由民主党の根本匠です。私は、まず最初に、今回の法改正のポイント、主な論点についてお伺いしたいと思います。 首都機能移転論は、東京への人口、産業の一極集中の是正、東京の過密問題の解決のために一九六〇年代から議論が行われてまいりました。そして、一九八〇年代の半ばごろから東京への一極集中の再加速化あるいはバブルによる地価高騰等の問題もありまして、首都機能移転論、これが活発化したわけであります
○根本委員 わかりました。 次に、今、具体的な課題として、インフォームド・コンセントあるいは医療機関の実施体制の問題の答弁がありました。私も、治験段階のこれからの大きなテーマとしては、医療機関の体制整備が大きな課題になるだろう、こう思っております。この点から、二点お伺いしたいと思います。 一つは、具体的に治験をやる場合に、対象患者の問題として、治験の対象患者が集まりにくい、あるいは治験が進まない
○根本委員 できるだけ速やかにというお話でしたけれども、私が聞いたのは、この薬事法の施行は来年の四月一日ですよね、来年の四月一日に、このICH−GCPはどういう時点の関係になるのですか。
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、薬事法等の一部を改正する法律案について、幾つか質問をいたしたいと思います。 薬事法等の一部を改正する法律案、これは医薬品の安全性確保の観点から、製薬企業の役割を強化する、公的関与を充実する、こういうことによりまして、治験から承認審査、市販後対策の医薬品の総合的な安全確保対策を講じたものと理解しておりますが、これは一方では、治験、承認審査と市販後の規制あるいは
○根本委員 もう一点、GCPの遵守が今回義務づけ、法制化されるわけですが、今、日米欧のハーモナイゼーションの検討の中でICH-GCPの具体的な案が出ておりまして、恐らく、これは法施行後適用される可能性が非常に高いわけであります。 ICH-GCPの主なポイントは、治験の実施主体が治験総括医師から製薬メーカーに移る、あるいは治験審査委員会に医療機関外の者の参加の義務がある、こういうポイントがあるわけですが
○根本委員 ありがとうございました。 もう一点お伺いしたいのですが、今度は医療の現場の実施体制の問題であります。 先ほど申し上げましたように、いろいろ現場が忙しくて審査時間が完全にとれないとか、あるいは各施設で少数例で実施する治験が多くて、治験の質を低下させる可能性もあるのではないか、こんな指摘もありますし、審査時間が十分にとれないのは治験に供される品目が多過ぎる、こんな指摘もございます。要は、
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 参考人の皆様には、きょうは御苦労さまでございます。 私は、まず最初に、高久参考人にお伺いしたいと思います。 今回の法改正の柱の一つは治験の充実強化でありまして、治験届のチェック制度、承認申請の前段階から公的な関与をするという点、GCPの遵守を法制化して義務づけたという点がございます。 私は、実際に治験を行う医療現場の体制整備について、幾つかの課題があると
○根本分科員 ぜひ現状の実際のニーズを踏まえながら、少し柔軟に実態的に取り組んでいただきたい、こう思います。 私も保育の問題にかかわっている皆さんといろいろな議論をこれまでしてきましたけれども、これからの我が国を展望いたしますと、高齢化対策と同時に子育て対策、少子化社会を迎えてこれが喫緊の課題だ、こう思うのですね。公設の保育所あるいは公営の保育所で働いている保母の皆さんも、これは行政の責任としてやっているということで
○根本分科員 ぜひこれからも鋭意努力していただきたいと思います。 エンゼルプランは子育て対策として非常に大きく前進した施策になっておりますが、特に一番の特徴点は、厚生省で緊急保育対策五カ年計画、今もお話ありましたけれども、いわゆる数量目標を具体的に明示した、これを私も高く評価しておりまして、この意味では画期的な施策だと思っています。この点では非常に施策が前進いたしまして、さらに、児童手当の拠出金を
○根本分科員 自由民主党の根本匠でございます。 私は、まず子育て対策の現状、そしてこれからのあり方についてお伺いしたいと思います。 これまで厚生省を中心に保健福祉分野で、障害者プラン、ゴールドプラン、エンゼルプラン、いわゆる三プランを策定して、この分野の施策はこの二年ぐらいで非常に大きく前進いたしました。 子育て対策につきましては、一昨年にエンゼルプランをつくりまして、厚生省においても緊急保育対策五
○根本分科員 酪農経営もいろいろなパターンがありますから、国の方が柔軟な方策を示して、そして酪農経営者の皆さんにはそれに合った形での自助努力で頑張ってもらって、双方で頑張っていく、これが大事な点だと思います。類型別に具体的なビジョンを示されたということは私も大変高く評価しておりますが、この分野についての施策の充実をこれからさらにお願いしたいと思います。 それから、このビジョンの中で、酪農経営の生産
○根本分科員 今回のビジョンで類型別にいろいろな経営指標を盛り込んでおりますが、これが特徴の一つだと思うのですね。 これは、類型別にしたということは、現実にここ数年で大きく構造転換が進んでおりますから、その辺の流れを踏まえてやったのでしょうけれども、例えば、類型別に具体的な指標を示して、何か類型別の誘導方策みたいなものはあるのですか。
○根本分科員 自由民主党の根本匠です。 私は、畜産の問題、それから輸入野菜対策の問題、土地改良負担金の軽減・緩和の問題、大きくこの三つのジャンルから質問をさせていただきたい、こう思います。 まず畜産の問題でありますが、我が国の酪農、肉用牛生産、これは農業の基幹部門をなしておりますし、国土の有効利用に大きな役割を持っております。ただ、ガット・ウルグアイ・ラウンドで乳製品の関税化あるいは牛肉の関税引
○根本委員 厚生科学研究費は要はフォーミュラベースだし、基礎研究推進事業はプロジェクトベースだということで、私は、この基礎研究推進事業、特に一億円という大型で、しかも一番いいのは、研究員の雇い上げが可能になるし、共鳴した人たちが集まって大きくする仕組みが可能になったというところで、今までの厚生科学研究費と違って大きな意味がある、こう思っております。 ですから、この基礎研究推進事業は非常に大切にして
○根本委員 私も大臣のおっしゃるとおりだと思うのですが、今回の基礎研究振興法によって、国民の健康水準が向上しますし、さらに言えば、これを通じて将来の医療費の削減にもつながると思います。 それから、私が今回のこの予算に注目しているのは、やはり全体の医療政策の中で、今回、医学、生命科学の研究振興を柱として、前から多少はあるのですけれども、これを明示したというところに意味があるのだろうと思っております。
○根本委員 自由民主党の根本匠です。 私は、今回の法改正の背景になる基礎研究予算等々の考え方について御質問したいと思います。 科学技術創造立国は、今の橋本政権の大きな柱でありまして、将来の日本経済を展望すれば、取り組むべき喫緊の課題だと私は思っております。私も、この問題に今まで大きな関心を持って取り組んでまいりましたが、我が国が立ちおくれている基礎研究分野に国家的な投資が必要ですし、科学技術創造立国
○根本委員 私が聞きたかったのは、こういう再編成を進めるに当たっては、繰り返しになりますが、どこに責任があったのかということをきちんと明確にして、具体的な制度を仕組むということが必要だと思いますので、どのような自助努力をされてきたのか、これが聞きたかったわけです。午後また私も質問いたしますので、少し私の頭の方も整理をしたいということでお伺いいたしました。相当な自助努力もされて、ソフトランディングという
○根本委員 国鉄共済の破綻の原因はそういうことだろうと思うのですが、こういう制度論を考えるに当たっては、まずどういうところに責任があったのか、問題点があったのか、その辺をきちんと峻別してとらえて、そして具体的な対応をするというのが筋だと思います。 今、自助努力のお話がありましたけれども、要はJR共済破綻の原因として、旧国鉄の責めに帰さないいわゆる構造的な要因、それからいろいろな制度上、運営上の問題点
○根本委員 自由民主党の根本匠でございます。 今回の公的年金の一元化、再編成、これはそれぞれ異なる制度が分立する中で一定のルールをつくったという大変な作業だったわけですが、今回まとまった案、これは私も国民の年金制度に対する信頼を確保したという点で大変大きな意義を有するものと思っております。 今回の公的年金の一元化、再編成を進めるに当たりましては、これはそもそもJR共済の財政破綻に端を発したわけでありますから
○根本分科員 私も、障害者プランで相当具体的な施策目標を掲げたわけでありますが、量的な目標に加えてやはり中身の質的な改善が必要だと思いますので、今後とも取り組んでいただきたい、このように思います。 それからもう一点、障害者を持つ親の方が一番心配しているのは、自分たちがいなくなった後どうなるのか、こういうことが非常に大きな心配事になっております。これらの残された、つまり、親がいなくなって残された後の
○根本分科員 施策が非常にきめ細かくて、しかも八年度予算、これは障害者プランの初年度に当たるわけでありますけれども、強力に取り組んでおられまして、さらに今後とも重点的にやっていただきたい、こう思います。 それからもう一点、プラン推進の予算面の措置として、精神障害者の社会復帰施設あるいはグループホームの重度加算、これらについての質的な改善、要は単価改善も行われていると思いますが、その具体的な内容をお
○根本分科員 自由民主党の根本匠です。 私、厚生委員会の大臣所信の質疑の段階で、エンゼルプラン、ゴールドプラン、そして障害者プランについての質問をさせていただきましたが、時間の関係上、障害者について基本的な考え方にとどまりましたので、この予算委員会の分科会で、障害者プランの具体的な課題などにつきまして御質問させていただきたいと思います。 私が障害者プランを重視しますのは、お年寄りや子供に至るまで
○根本委員 私も、そういう立ち上がりの時期の状況なんだろうと思っておりますが、私の地元の市町村でも、地域子育て支援センター事業あるいは延長保育に積極的な動きが出ておりますので、ぜひこれは強力に推進していただきたいと思います。 それから、多少悩ましい問題なのでありますが、無認可保育所への対応について御質問させていただきたいと思います。 緊急保育対策等五か年事業、これは認可保育所での多様なサービスを
○根本委員 私は、ハード面の充実に加えてソフト面、特にマンパワーの確保、養成、定着、これが重要だと思いますので、ぜひこれからも強力に推進していただきたい、こう思います。 次に、エンゼルプランについてお伺いしたいと思います。 二十一世紀の少子社会に対応するために、平成六年十二月にエンゼルプランが策定されました。特に厚生省においては、緊急保育対策等五か年事業として重点的に整備を図るということを打ち出
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、大臣所信に対する質疑として、ゴールドプラン、エンゼルプラン、障害者プランについてお伺いしたいと思います。 昨年十二月、障害者プランが策定されました。これで、高齢者対策の新ゴールドプラン、子育て対策としてのエンゼルプラン、保健、福祉の三本柱が確立いたしました。これはいずれも、自由民主党を含め社民党、さきがけ、連立三党が福祉プロジェクトなどを通じまして
○根本委員 生活福祉空間づくり大綱、私は建設省の各局の事業の統合化あるいは総合化は大変重要な取り組みだと思います。やはりバリアフリーの町づくりは厚生省、建設省が車の両輪だと思いますので、お互いに連携しながら福祉の町づくりに強力に取り組んでもらいたいと思います。 具体的に今のお話にもありましたけれども、住宅政策と福祉施策、これは非常に重要な密接な関連がありますので、福祉施策と住宅政策の連携の観点から
○根本委員 私は、特にこの福祉施策は縦割り行政から各省庁連携した横断的な取り組みが必要だと思いますので、ぜひ強力に推進していただきたいと思います。なお、具体的な質問については、また後ほど御質問したいと思います。 次に、福祉の町づくりという観点からは、町づくりの主務官庁としての建設省の役割が大変重要であります。建設省におきましても、従来から、歩道の段差の解消あるいは視覚障害者誘導用ブロックの設置、高齢者向
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、まず大臣に、福祉施策についての各省庁との連携の観点からの御質問をしたいと思います。 本格的な高齢化社会を迎えまして、障害者、高齢者等の社会的弱者が豊かな老後あるいは安心して暮らせる社会づくり、これが重要であります。現在、住宅や交通機関、公共建築物、町づくりなどにおきましては、健常者を中心にしたシステムから、社会的弱者に対するバリア、障壁を取り除いて
○根本委員 今、全国どこでも、本当に地震に対して大丈夫なんだろうかと国民の皆さんは思っているわけですが、全国的に防災に強い町づくりを展開しようという建設省の取り組みは、建設省の面目躍如たるものがあると私は思いますが、ぜひこれからも防災都市づくりに向けてしっかりと取り組んでいただきたいと思います。 次に、防災都市づくりの観点から、多少細かになりますが、公園と下水道につきましてお伺いしたいと思います。
○根本委員 ぜひ復興に向けて強力に取り組んでいただきたいと思います。 次に、阪神大震災を受けての、これからの災害に強い国土づくり、町づくりについてお伺いしたいと思います。 今回の阪神・淡路の地震で教訓があったのは、活断層という言葉に象徴されますように、全国至るところに活断層がある。その意味では、これから全国どの都市も大震災の可能性があるということでありまして、これから災害に強い国土つくりをどう進
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 私は、先般の阪神・淡路の調査の内容を踏まえまして、これからの阪神・淡路地区の復興に取り組む建設省の姿勢を初め質問をいたしたいと思います。 先般、阪神・淡路地域に行ってまいりまして、阪神。淡路の大震災から四カ月たちまして、応急復旧は急ピッチで進んでおりました。これはこれまで十六の関連法の整備、特別減税、融資などの税制、金融面での措置、重点的な公共投資それから
○根本委員 自由民主党の根本でございます。 私は二点お伺いしたいと思いますが、一つは、このメモで内閣機能の強化という点がございますけれども、依田参考人が自分の御経験から、内閣機能の強化につきまして制度論的にあるいは組織論的にどのような具体的なイメージをお持ちなんだろうか、この点についてお伺いしたいと思います。いろいろ内政室長とかを事務次官レベルに上げるべきだとかそんな議論がありますけれども、いわゆる
○根本委員 はい。ありがとうございました。
○根本委員 斎藤先生の質問に関連いたしますけれども、私は高速道路の橋梁が倒壊したということにつきまして、土岐先生に、その原因、そして耐震基準の問題についてお伺いしたいと思います。 日本の高速道路、非常に安全だ、こう言われておりまして、私も今回倒壊したことについて、何で落ちたのかとよく質問されるものですからお伺いしたいと思うのですが、先ほど土岐先生の方から、古い基準だったから落ちたんだ、そういうお話
○根本委員 持ち時間が参りましたので終わりますけれども、私も、今回の年金改革、これに魂を入れるためには、やはり六十歳代前半の年金と雇用政策の連携、これが大変大事だと思っておりまして、これに官民挙げて取り組む必要があると考えております。 終わります。
○根本委員 次に、六十代前半の雇用の企業側の取り組みの問題につきまして、福岡公述人にお伺いしたいと思います。 今、福岡公述人のお話にもありましたように、今回の法改正、年金改正では、年金制度を雇用促進的に改める、さらに労働省では、六十歳から六十四歳の就業者に対して高年齢雇用継続給付、こういうものも設けまして、就業意欲のある高齢者にはインセンティブが出てきてございます。 問題は、私は、企業の考え方、
○根本委員 自由民主党の根本匠であります。 ただいま公述人の皆様から大変貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。私も持ち時間が十五分ということでありますので、在職老齢年金と六十歳代前半の雇用問題にテーマを絞りまして御質問させていただきたいと思います。 今回の年金制度の改正のポイントは、御案内のように二つございます。一つは、人生八十年時代にふさわしいものに見直す、二十一世紀を活力ある長寿社会