2004-08-04 第160回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
○栗本政府参考人 ただいまのお尋ねの件につきましては、福岡県警察におきまして、本年二月、公職選挙法の虚偽事項の公表罪容疑の告発を受理いたしました。 現在、関係機関とも連携をいたしまして捜査中でございますが、今後、所要の捜査を遂げた後、検察官に送付することになると承知をいたしております。
○栗本政府参考人 ただいまのお尋ねの件につきましては、福岡県警察におきまして、本年二月、公職選挙法の虚偽事項の公表罪容疑の告発を受理いたしました。 現在、関係機関とも連携をいたしまして捜査中でございますが、今後、所要の捜査を遂げた後、検察官に送付することになると承知をいたしております。
○政府参考人(栗本英雄君) あくまでも一般論という形で申し上げさせていただきたいと存じますが、今お尋ねのいわゆる職務質問の際、警察官は自らを警察官である旨相手方に告げて行っているのが通例でございます。ただ、その具体的な方法やその告げる時期、それにつきましては、具体的にその職務質問が行われます場所とか相手とか時間など、そういうような状況によって異なる場合も当然あるわけでございまして、そのような意味におきましては
○政府参考人(栗本英雄君) ただいまの、いわゆる職務質問に関しますお尋ねだと思います。 これは、私ども、警察官職務執行法第二条に基づきまして、具体的に何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしている疑いのある者、又は何らかの犯罪が行われたこと、若しくは行われようとしていることについて知っていると思われる者、こういう方について警察官が停止をさせてその事案の解明をすると、そういうために警職法二条に基づいて
○政府参考人(栗本英雄君) 第四十三回衆議院議員総選挙におきます違反行為の取締り状況について御報告を申し上げます。 選挙期日後九十日の平成十六年二月七日現在で集計をいたしました数字につきましては、お手元に配付さしていただいております資料のとおりでございます。 検挙状況につきましては、総数で五百六十二件、七百九十人となっております。これは、前回の総選挙におきます同時期の五百五十二件、千三百七十五人
○栗本政府参考人 今委員御指摘のように、これは警察の留置に対する適正な処遇を行うという観点から、留置担当部門において、留置場の適正処遇という観点から、今お話がございましたような日課時限というのがございます。したがいまして、これは当然、捜査部門におきましても、それを十分尊重した上で、捜査部門としての取り調べに当たるということを求められているだろう。 具体的に、今、起床、点検、食事、運動、就寝等についての
○栗本政府参考人 規定上、今委員御指摘のように、百六十八条の三項に、やむを得ない理由がある場合のほかは深夜に行うことを避けなければならない、これは御指摘のとおりでございます。 ただ、具体的に、数字的に、例えば午前二時から三時とか、具体的な数字としてここで定めているものはございません。当然ここは、委員御指摘のように、任意性の確保が十分できるのか否かという観点からの規定でございますから、社会通念上、そういう
○栗本政府参考人 今お尋ねの取り調べにつきましては、改めて申すまでもなく、私ども、真相解明の上で必要な、刑事訴訟法上認められた捜査手法でございます。しかしながら、当然のこととして、被疑者の取り調べに当たっては、人権保障に十分に配意していくことが必要だと感じております。 また、お尋ねの、取り調べに必要な時間に関する問題でございますが、これはそれぞれの事案の内容とかそれから被疑者の性格等によりまして、
○政府参考人(栗本英雄君) 委員ただいま御指摘の捜査を継続しているか否かを含めて、答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○政府参考人(栗本英雄君) ただいま委員お尋ねの事件につきましては、警視庁におきまして、本年四月二十日、元厚生労働省関東信越厚生局総務課独立行政法人企画官ら二名が、平成十四年十一月ころ、同局からの業務の発注に関しまして現金約三百万円の賄賂を収受したことにつきまして収賄により逮捕し、また業務の発注を受けておりました株式会社の営業企画部長を贈賄により逮捕したものでありますが、本年五月十一日に東京地方検察庁
○政府参考人(栗本英雄君) ただいま御説明を申し上げましたとおり、被疑者の取調べにおきましては、正に被疑者と取調べ官との人間的な信頼関係を築くことが極めて重要になっているところでございますが、取調べの状況を第三者に知られることを被疑者が意識するようになりますと、そうした人間的な信頼関係を構築することが極めて困難になると考えているところでございます。 取調べでは、先ほども御説明いたしましたように、犯罪
○政府参考人(栗本英雄君) 正に委員御指摘のとおり、被疑者の取調べとは、言わば他人に知られたくない事実の告白を受けるための活動とも言えるわけでございます。そうした告白を受けるためには、告白をする者から人間的にも信頼をされることが重要であります。そこで、取調べを担当いたします警察官は、多くの事件捜査を通じまして地道にかつ粘り強く被疑者とのコミュニケーションを重ね、人間的な信頼関係を構築することにより、
○政府参考人(栗本英雄君) お答えいたします。 今委員お尋ねの被疑者の取調べの機能、役割についてでございますが、これはある意味では非常に多岐にわたっておりますが、例えばということで次の点を御説明申し上げたいと存じます。 まず、取調べは事件の真相解明、また立証するために重要な機能を果たしております。例えば組織犯罪におきまして、指示者や首謀者を解明、検挙するためには、実行行為者の供述を得ることが極めて
○栗本政府参考人 御指摘のいわゆる電話作戦と申しますか、電話による投票依頼行為に報酬を支払う行為、これにつきましては、過去の裁判例でも、選挙運動に対する報酬であり、買収罪を構成するとされているところでございます。 この関係での検挙状況につきまして、これは各県からの細かい報告がちょっとございませんけれども、事件という形で、何人かの被疑者がいて、それぞれが検挙件数になりますが、そういう形でとっておりませんので
○栗本政府参考人 お尋ねの、公職選挙法百四十二条の二に規定されますいわゆるマニフェストに関しましては、今御説明ありました、公選法で定められている方法以外の方法で頒布したいわゆる頒布方法違反、これにつきましては、この選挙について一件を検挙し、合計三十三件の警告を実施しているところでございます。
○栗本政府参考人 第四十三回衆議院議員総選挙におきます違反行為の取り締まり状況について御報告を申し上げます。 選挙期日後九十日の平成十六年二月七日現在で集計をいたしました数字は、先生方のお手元に配付いたしております資料に示しているとおりでございます。 具体的に申し上げますと、検挙状況につきましては、総数で五百六十二件、七百九十人となっておりまして、前回の総選挙におきます同時期の五百五十二件、千三百七十五人
○政府参考人(栗本英雄君) ただいま委員の御質問の件につきましては、国内でのBSE、いわゆる狂牛病発生に伴い実施されました牛肉在庫緊急保管対策事業を悪用し、売買代金を詐取したり、補助金を不正に受給したという事案でございます。 そのうちの売買代金の詐取事案につきましては、平成十三年十二月ころに、大阪府食肉事業協同組合連合会幹部らが全国食肉事業協同組合連合会に対して、真実は輸入牛肉の加工品を含んでいたにもかかわらず
○政府参考人(栗本英雄君) 委員御指摘の、ますます悪化しております来日外国人犯罪対策ということで、まず、中国人の問題もそこに入っておると思いますので、その面では警察としての取締りの体制を整備を図るとともに、先ほど入管局長からもお話がございましたが、警察としても、入国管理局と合同摘発を実施するなど、国内関係機関と緊密に連携を図りながら取締りの強化に努めていきたいと考えているところでございますし、また、
○栗本政府参考人 今委員の御指摘の問題は、私ども、捜査の端緒ということにかかわることだろうと思います。 私どもは、警察の捜査機関としての立場において、それぞれの都道府県警察においていろいろ捜査を行うわけでありますが、具体的にどういうぐあいに捜査を行っているのか、こういうことについては本来答弁を差し控えるべきものだろうと思いますし、また、御指摘の告発云々、これは刑訴法にも定めがあるところでありますから
○栗本政府参考人 ただいまの御指摘の件につきまして、報道がなされていることは承知しております。ただいまこの委員会で委員から御質問があったということは、この場で承知をいたしました。ただ、それにつきまして、警察としてどうこうということについては差し控えたいと思っております。
○政府参考人(栗本英雄君) 先ほども申し上げましたように、既に捜査に着手しておるところでございまして、その事件の解明に努めたいということで御理解を賜りたいと思います。
○政府参考人(栗本英雄君) 先ほども申し上げましたように、現在この事件に捜査を行いまして、私どもとすれば、この事件の全容の解明に努めていかなければいけないと思いますし、この過程で刑罰法令に触れるようなものがあれば法と証拠に基づいて厳正に対処するつもりでございます。
○政府参考人(栗本英雄君) 今、委員御質問の件につきましては、大阪府食肉事業協同組合連合会幹部らが国内でのBSE発生に伴い実施されました牛肉在庫緊急保管対策事業を悪用いたしまして売買代金をだまし取った事案でございます。 具体的な容疑の内容は、平成十三年末ごろから、全国食肉事業協同組合連合会に対しまして、真実は輸入牛肉の加工品を含んでいたにもかかわらず、すべてが国産牛肉であるかのように装って五百数十
○政府参考人(栗本英雄君) 来日外国人以外でございますから、大方は日本人だと。ちょっと私、手持ちも持ち合わせておりませんので、来日外国人以外の方で多少あるかと思いますが、多くは日本人だと思います。
○政府参考人(栗本英雄君) 例えば昨年の、平成十五年でございますが、来日外国人犯罪、これは刑法犯と特別法犯を含んでおりますが、両方合わせまして検挙件数及び人員で見ますと、昨年が件数で四万六百十五件の検挙になっておりますし、人員で見ますと二万七人の検挙になっておりまして、これ刑法犯で見ましても特別法犯で見ましても戦後最多の数になっておると、こういう状況でございます。 また、その犯罪の特徴でございますが
○政府参考人(栗本英雄君) 御指摘のとおり、私ども、治安が悪化している要因につきまして一概にこういうものだという形で申し上げることは大変難しいわけでございますが、もちろん大きな背景としては、経済事情や社会環境の変化とか、あるいは国際化の影響、さらには社会におきます規範意識の低下など、こういうようなものが大きな背景とはあろうかと思いますが、具体的に犯罪について見ますと、先ほど申し上げました犯罪の急増してきた
○政府参考人(栗本英雄君) ただいま委員の御指摘のとおり、犯罪は、特に平成八年から十四年までは七年連続で戦後最多を記録すると、極めて憂慮すべき状況であると認識しておるところでございます。 そのような状況を踏まえまして、特に昨年一年間は、全国の警察を挙げまして、国民が特に身近に感じますいわゆる街頭犯罪、侵入犯罪の抑止のための総合対策を推進してまいりまして、その結果、昨年一年間では一昨年と比べましてようやく
○栗本政府参考人 この問題、大変重要な問題として今全国に督励しておりますが、残念でありますが、現時点まででの検挙事例はございません。
○栗本政府参考人 今お尋ねの、偽造のキャッシュカードを使いましてATMから現金を引き出した事件、これは昨年の、十五年中でございますが、私ども警察庁に報告をいただいておりますのは合計で十八件ございます。そのうちの十七件につきましては、ただいま委員御指摘のB銀行になろうかと思いますが、同じ場合もございます、要するに、先ほど法務省の審議官から御説明がありましたように、ATMを設置して管理している者が窃盗の
○政府参考人(栗本英雄君) それぞれの御指摘のように、都道府県警察によりまして、この薬物取締りの体制かなり異なっているところございます。そういうものも十分踏まえまして、委員御指摘のような懸念がない、懸念のようなことが起きないように、少年部門等他部門やまた関係機関との連携が極めて大事でありますので、関係機関と緊密に連携をいたしました正に総合的な薬物対策の推進について、それぞれ各都道府県警察を督励してまいりたいと
○政府参考人(栗本英雄君) 今の薬物乱用対策につきましては、警察として、昨年の七月に政府におきまして薬物乱用防止新五か年戦略というのが作成されました。この中で四つの目標を明記して、その対策を今行っているところでございますが、それに基づきまして、今お話ございました薬物の密売組織の取締りはもとよりでありますが、さらには青少年による薬物乱用防止、それに今御指摘の末端乱用者の徹底した取締りと、こういうような
○政府参考人(栗本英雄君) 御指摘のように、残念ながら検挙率が低下している傾向にございます。十三年には最低の二〇%を割るという状態にございました。ただその後、十四年、十五年で若干の回復を見ているところでおりますが、現在も大変厳しいものと見ております。 また、その要因につきましては、大変検挙の状況も上がっておるわけでございますが、犯罪の発生がそれを上回るという形で、犯罪の増加に検挙が追い付いていかないこと
○政府参考人(栗本英雄君) 委員御指摘のように、現在の検挙率の状況につきましては、大変低くまた厳しい状況だと認識しております。ただ、この数年来、第一線の捜査員が大変厳しい捜査環境の中でも苦労いたしておりまして、平成十三年以降は徐々にではありますが若干の向上が見られる状況にはございます。 また、これらの検挙率の低下の原因としてはもういろいろな面があろうかと思います。特に、第一線において検挙状況としての
○栗本政府参考人 ただいま委員御指摘のように、残念ながら、全刑法犯で見ましても、一貫して増加傾向をたどってきたわけでありますし、平成十四年まで七年連続で増加しておりまして、そのような状況を踏まえまして、昨年は全国的に、国民の協力もいただきながら、いわゆる街頭犯罪、侵入犯罪抑止対策を展開したわけでありますが、これによりまして、昨年は前年比では若干の減少をし、いわゆる増加傾向の歯どめがかかったか否かという
○政府参考人(栗本英雄君) 先ほど申し上げました各県の警察医会の全国的な組織という話でございますが、これはもとより警察医の方、又は警察医会のそれぞれの県がまた自主的に御判断をされて、将来的なそういう組織が必要かどうかということは御検討いただくものだろうと思います。 ただ、私ども警察の立場に立ちますと、今先生御指摘のように、各県の警察医の方がお互いのそういう相互の経験交流などを通じて、より法医等に関
○政府参考人(栗本英雄君) 各県からの報告では、四十七府県におきましてそれぞれのいわゆる警察医会、名称は若干県によって違うようでございますが、いわゆる警察医会というものは発足しておると聞いております。 ただ、今先生御指摘のそれぞれ各県の警察医会におきます全国的な組織というようなものについてはまだできていないという認識でおるわけでございます。
○政府参考人(栗本英雄君) 今先生御指摘の、私ども警察の立場から検死等に立ち会っていただきます医師の方々につきまして、いわゆる法医等に関する知識、技能の向上を図ることは大変重要なことだと感じております。 そういう観点から、各都道府県警察におきまして、そのような医師の方を中心に、現在は、先生の前回の御指摘以降にも山梨県等で設置されたと聞いておりますが、全国にいわゆる警察医師会が発足を見ているところでございまして
○栗本政府参考人 先ほど申し上げましたように、既に恐喝未遂事件については捜査中でありますし、また、この前提としての顧客情報等が漏えいしたと思われることについても前提になった上で、この事件の全容を解明するために現在鋭意努力をしているということでございます。
○栗本政府参考人 御指摘のような仮定の質問にはお答えいたしかねるところでございますが、いずれにいたしましても、本件につきましては、警視庁において現在、被疑者側の動機、背景を含め事件の全容解明に努めているところでございますので、御了解いただきたいと思います。
○栗本政府参考人 お尋ねの事件につきましては、現在、警視庁におきまして、その全容解明に向けて捜査を行っているところでございますが、今お尋ねのような被疑者の身上関係等、具体的な捜査の内容にかかわりますことに関しましては答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○栗本政府参考人 御指摘の事件につきましては、群馬県警におきまして、その後も関係者からの事情聴取や、亡くなられた方に係りますトラブルの捜査など、あらゆる可能性を踏まえた捜査を行っておりますが、本件事案を解明するに足る具体的な事実の把握には至っておらず、現在も捜査を推進中と承知しております。