1975-11-18 第76回国会 衆議院 決算委員会 第3号
○栂野説明員 お答えいたします。 毎分二十立方メートル、現在坑内水が出ておりますけれども、この坑内水はいろいろな方面から入っておるわけでございます。そして保全水路としましては二立方メートルを少なくする。二立方メートル程度を削減するということでございます。
○栂野説明員 お答えいたします。 毎分二十立方メートル、現在坑内水が出ておりますけれども、この坑内水はいろいろな方面から入っておるわけでございます。そして保全水路としましては二立方メートルを少なくする。二立方メートル程度を削減するということでございます。
○栂野説明員 保全水路につきましてお答えいたします。 現在、坑内水は一分間に約二十立方メートルの水が出ておりますけれども、この保全水路二千メートルを実施しますと、毎分約二立方メートル程度削減が可態であるというふうに考えております。
○栂野説明員 お答えいたします。 ただいま先生おっしゃいましたように、いわゆる保全水路というのは赤川の伏没水を減らすというために非常に効果があるわけでございます。現在までに約三〇%、完成しておりまして、私たちといたしましては、昭和五十五年度を目途に本工事を完成させたいというふうに考えております。
○栂野説明員 お答えいたします。 五十二年以降の長期計画につきまして現在建設省で考えておることを御説明いたしたいと思います。五十一年以降昭和六十年まで、いわゆる六十年を目標としまして大河川、石狩川も当然入りますけれども、大河川につきましては戦後最大洪水に対して二度と同じような災害を起こさない、戦後最大洪水に対処し得るように整備を進めてまいりたいというふうに考えております。
○栂野説明員 お答えいたします。 石狩川につきまして完成堤防延長は全体の三四・四%を占めております。それから、暫定の堤防の延長の占める割合でございますが、これは三三・六%でございます。そして、ハイウォーター未満、これは無堤も含めてでございますが、その延長は約三二%ということでございます。延長でいきますと、全体では一千百六十七キロ、そのうちいま申し上げた率によって分かれております。
○栂野説明員 お答えいたします。 まず、河川の管理の問題でございますが、河川法に一級河川は国、それから二級河川は県知事さんというふうに規定されておりまして、もう一つ準用河川制度というものがございます。これにつきましては市町村が管理をしていくというふうになっておるわけでございます。ただいま先生おっしゃいました普通河川でございますが、これは河川法を適用あるいは準用されないということで、現在におきましては
○栂野説明員 お答えいたします。 先生がおっしゃいますように、この川で何ミリ降ったら危なくなるとかあるいは浸水のおそれが出てくるとか、そういうことは、今後におきましても人命とか財産を守る上において非常に重要なことだというふうに私たちは考えております。それで、近年のそういう災害発生の状況にかんがみまして、まずどの程度降ればあふれるか、またあふれた場合にどの程度の深さに浸水するかということを、今後いままでの
○栂野説明員 お答えいたします。 建設省といたしましては、米代川につきましては、昭和四十七年度に破堤しました関係もありまして、予算をふやして鋭意工事をやっている段階でございます。いま御質問のありました鷹巣町の今泉地区でありますが、この地区につきましては、本年度、秋田県の用地先行によりましてまず用地を買収していく、そして、この地区は無堤地区でございますので、来年度から新しく築堤に着手しそれから鋭意その
○栂野説明員 この問題につきましてはできるだけ拡大したい、その対象都市を広げたいというふうに考えております。しかしながら、いわゆるその都市の管理能力の問題もありますし、また治水事業全体としましては、都市も重要でございますが、またいわゆる田園性における川におきましては、一たび洪水がはんらんしますと、たんぼが全滅するという事態もございます。そうしますと、いわゆる一年間の生計が洪水のはんらんによって失われていくという
○栂野説明員 都市小河川の対象都市でございますが、これは昭和四十五年度に発足した事業でございます。そして当初は、いわゆる政令指定都市におきまして流域面積が三十平方キロ以下でございましてそれから二平方キロ以上という小さな河川を対象としてやってまいったわけでございます。しかしながらその後地方の中核都市、これなども順次対象としまして、本年度におきましては継続の二十一の都市に加えまして新たに宇都宮、横須賀、
○栂野説明員 お答えいたします。 まず下水道とそれから河川との分担区域、こういう問題もこの答申で述べられておりますが、これらにつきましては、河川と下水道の管理分担の基準、これを定めまして、すでに河川局長あるいは都市局長の通達で出されております。この内容を申し上げますと、まず流域面積が二平方キロメートル以上の河川につきましては河川として取り扱う。それから流域面積が二平方キロ未満につきましては下水道として
○栂野説明員 お答えいたします。 四十九年度に区域延長のある個所につきましては、予算が通り次第、区域延長の実施に入っていく運びになります。延長は約三十キロ強でございます。それで、まだ若干、直轄区域としましては中が抜けている区間がございます。これは、ただいま申し上げました羽須美村につきましては、広島県のほう、上流側から約三十キロほど、四十九年度に下のほうに区域延長したい。それから島根県のほうの現在の
○栂野説明員 お答えいたします。 江川それから高津川は、昭和四十七年に大出水で大きな被害を受けたわけでございます。その災害復旧工事につきましては、直轄区間につきましては昭和四十八年度に概成する。それで、そのほかの残りました改修工事でございますが、これにつきましては、特に災害の大きかった地区を重点に鋭意促進をはかっていきたい、こういうように考えておるところでございます。 たとえて申し上げますと、高津川
○栂野説明員 お答えいたします。 ただいま先生がおっしゃいましたように、建設省の直轄の公共事業の施行に伴う用地の損失補償につきましては、物価の価格の変動による差額につきましては追加払いをしないという規定になっております。したがいまして、物価変動の急激な時期における契約締結におきましては、まず諸般の事情を十分に把握しまして、物価変動に即した実勢単価によるということをしております。そうしまして、あわせまして
○栂野説明員 契約によってすでに占用期間が切れているわけです。そして、切れた後にいわゆる新幹線鉄道橋をつくるに支障のない占用期間を与えたわけですね。だからすでに契約といいますか占用期限が切れておるわけでございまして、訴訟といわれましても、こちらとしましてはどうしようもないということです。
○栂野説明員 ただいまも御説明しましたように、いわゆる鉄橋の建設に支障がないように期間を短くして、そういうふうな行政指導をしたわけでございます。ですから建設省としましては、そういうふうに河川敷占用につきまして指導は十分今後ともまた続けていきたい、こういうふうに考えております。
○栂野説明員 お答えいたします。 この新幹線計画が決定されたときにおきまして、まず建設省としましてはロータリー観光株式会社ですかと再三折衝を重ねまして、更新にあたりまして、いわゆる新幹線が通る用地につきましては占用の期間を短くしたわけでございます。そして新幹線の鉄道がスムーズに着工できるように、そういうふうな行政指導をまずいたしたわけでございます。それから、そういうことをやっておりましたあとにおきまして
○栂野説明員 合っております。
○栂野説明員 はい。
○栂野説明員 いま先生がおっしゃいましたように、近年、相模川の汚濁負荷量は年々増大しております。これは相模川下流の各都市、その近隣における非常な人口の増加が原因でありますが、実態といたしましては馬入橋、これは一号線の国道橋でございますけれども、それから下流の河口に至る間ヘドロが堆積しております。そしてこの付近の環境が悪化しておるわけでございますが、これに対しましては、私たちとしましても、来年度できれば
○栂野説明員 お答えいたします。 この問題につきましては、先ほど申し上げましたように、県の水産部の報告、それから県としましても、東北大学の先生方に来てもらって、その原因についていろいろ聞いておったわけでございます。 〔山崎(平)委員長代理退席、委員長着席〕 そういうことを総合しますと、私たちとしましてはいわゆる水門操作ということをやっておりますけれども、水門閉鎖と魚の斃死ということは関係ないというふうに
○栂野説明員 お答えいたします。 先ほど申し上げました茨城県の農林水産部のいろいろな調査によりますと、常陸川の水門の閉鎖とコイの斃死とは関係がないというふうに聞いております。
○栂野説明員 お答えいたします。 多くのコイが死んだ原因でございますけれども、その原因につきましては、茨城県の農林水産部の調査によりますと、先ほど先生がおっしゃいましたように、酸素不足による窒息と推察されております。この酸素不足のおもな原因としましては、全般的な霞ヶ浦の水質の問題悪化に伴う富栄養化、それから異常天候による高温、それから渇水による水位低下、それから水量の減少による、複合作用によるものというふうに
○説明員(栂野康行君) 先ほどの実測に要するお金でございますけれども、大体一キロメートル当たり十万円程度でございます。それから、現行制度におきましては、先ほど申し上げましたけれども、こういう問題につきまして補助することはできませんわけでございます。しかしながら、県によりましては、まあ非常に進んでいる県もあります。したがいまして、今後とも、おくれている都道府県と、よくこの管理、河川区域の指定の重要性をお
○説明員(栂野康行君) 都道府県知事の管理区間の河川区域の指定がおくれておるということですが、その原因としまして、いま先生がおっしゃいましたように、非常に費用がかかるということも一つであろうかと思います。それと同時に、また、人手が不足しているというような、いろんな面がおくれておる原因になっております。 それで、大臣管理区間につきましては国が測量を実測しておりまして、二級河川などにつきましては府県の
○説明員(栂野康行君) まず、建設大臣が管理しております一級河川の指定区間外の河川区域の指定でございますが、これは、最近指定しました河川を除きましては、ほぼ一〇〇%近く河川区域の指定が終わっております。しかしながら、都道府県知事が管理します一級河川の指定区間の区域並びに二級河川の河川区域の指定につきましては、一部の府県におきましては非常に進捗しておりますけれども、全般的には三四%程度の進捗状況でございます
○栂野説明員 汚染河川、海域におけるヘドロ処理と浄化についてでございますが、建設省におきましては、従来から河川及び一般海域におきまして水質、底質の汚染状況調査を行なってまいりました。今後もこれらの調査を一そう充実して実施してまいりたい、こういうふうに考えております。 現在問題になっております八代海につきましては、本年度におきまして、関係各省庁と協力しましてこれらの海域それから流入河川につきまして水質
○栂野説明員 私どもとしましては、やはり宅地化のおそれのある地域、そういう地域につきましては、将来を見詰めて流出係数その他を考えて計画を立てております。
○栂野説明員 いま先生がおっしゃいましたように、寝屋川並びに平野川の流域につきましては、現在宅地化が非常に進んでおる地域であります。しかも、この地域は低い地域でございますので、その両河川の改修につきましては、現在鋭意工事を進めておるのでございます。このようにだんだん宅地化しますと、洪水流出がふえてくるということでございますので、私たちとしましても、この地域の治水につきましては、川幅を広げるとか、あるいは
○栂野説明員 その前に、該当いたしますと申し上げましたけれども、これは貯水池とかそういう非常に大きな地下水源でございまして、一般的な地下水源の場合には河川を横過する場合もございまするように、十分な対策を講じて進めていきたいと思っております。それで十分な対策と申しますのは、いわゆるさや管と申しますか二重管で通していくとか、その他継ぎ手の問題とか、そういう点は十分な検討を加えて進めていきたいと思っております
○栂野説明員 お答えいたします。 地下水源につきましては、付近におきまして非常に水源を使っているという例がありますと、やはりあの項目に該当いたします。
○栂野説明員 建設省といたしましては、その実験の成果が十分検討されまして、その報告に基づきまして告示の案を検討してまいりたいと思っております。
○栂野説明員 ただいまの河川の中に残っております土地の使用でございますけれども、民地のまま使用してけっこうだと思います。ただ、洪水の流れるのに支障があるような大きな木とかこういうものはちょっと困りますけれども、民有地のままお使いになるのは支障がないと思います。
○栂野説明員 ただいま御指摘がございました地区でございますが、いわゆる池田-岩津間と申しまして、昭和四十六年の洪水で大被害を受けたわけでございます。それで、その後、鋭意堤防をつくることを急いでいるわけでございます。それで、その計画をつくるにあたりまして、いろいろな昔の洪水を検討して、そうしてできるだけ上流のダムで洪水をカットする。そうして下流のほう、河道と申しますか、そこに流れてくる量をできるだけ減
○栂野説明員 このサイフォンの改修というのは、非常に河川改修の本質と関連しますけれども、早急に解決するのは非常にむずかしゅうございます。と申しますのは、われわれの計画におきましては、いわゆるサイフォンをやめまして、曲川と新堀川、これは平面交差で下のほうに合わせて持っていきたい、こういうふうに考えておるわけです。しかしながら、その曲川の放水路あるいは曲川のポンプ、こういうのができましても、このサイフォン
○栂野説明員 曲川の放水路、それから曲川のポンプ場でございます。こういうものは、できれば四十九年度一ぱいに、と申しましても、財政上の問題も将来ありますでしょうけれども、そういうふうに考えております。しかしながら、ポンプと放水路をつくっただけではまだ十分ではなくて、本川の改修もやはり並行して進めていく必要がある。まず第一番目には、底を上げるために、放水路とそれからポンプ場を全精力をあげていきたい、こういうふうに
○栂野説明員 いまお説のとおり、曲川、堀川、この改修は非常にむずかしい計画でございまして、非常に緩流河川でございますので、建設省としましては、下流、中流、上流と、各パートパートで高水を処理していきたいという基本的な考えを持っております。それに基づきまして、杁の排水機場、これは四十七年度に完成しておりますが、いわゆる岩瀬から上流の高水の半分以上を処理したいということで、曲川の放水路に重点を置いて工事をやっております