1972-11-10 第70回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第2号
○柴田利右エ門君 今回の事件が起きまして、いろいろ新聞紙上にも、国鉄の当局の方々あるいは監督官庁の運輸省の方々、さらには一般の方々のいろんなあれが載っておりますが、その中で私、こういう事故が起きたのですから、それの補償の問題だとかそうして救援の問題、さらには今後の対策、そういうことが主になるのは当然だと思います。しかし、何といいますか、国民の足として奉仕をするという、まあこれは非常に抽象的な言い方なんですけれども
○柴田利右エ門君 今回の事件が起きまして、いろいろ新聞紙上にも、国鉄の当局の方々あるいは監督官庁の運輸省の方々、さらには一般の方々のいろんなあれが載っておりますが、その中で私、こういう事故が起きたのですから、それの補償の問題だとかそうして救援の問題、さらには今後の対策、そういうことが主になるのは当然だと思います。しかし、何といいますか、国民の足として奉仕をするという、まあこれは非常に抽象的な言い方なんですけれども
○柴田利右エ門君 実は、この今回の問題と関連をして、昨年の二月とことしの……いつですか、国鉄の重大事故を起こしたときに、警告書というのが重大災害に対しては国鉄のほうに警告をする意味で手渡されるというふうに聞いておりますし、今回も運輸大臣のほうから国鉄総裁のほうへそれが手渡された。このように大きな重大災害が起きますと、まあ、きまって、こういう事故は予想もしなかったと、しかしこれからはこういう事故を繰り
○柴田利右エ門君 私は、列車の火災事故に対して御質問を申し上げたいというふうに思います。 先ほどからの質問の中でお答えをいただいておりますが、その中で、今回の事故は従来のこの種のものに対する認識の甘さ、あるいは一〇〇%のミスであったのだと、こういうふうに言っておいでになるので、これから私がお聞きしようというのは、そういうことを聞いた上で申し上げるのはいささかどうかと思いますけれども、私はぜひこれはひとつお
○柴田利右エ門君 いま大臣からたいへん力強い、内閣全体としてのこの問題に取り組む決意の表明があったわけでありますが、よく書きもので見ますとおりに、国際通貨、平価の問題については、なかなかやはり政策立案者としての考え方、その立場というようなことを考えながらいろいろなことが言われておるわけであります。したがって、先回の切り上げのときの経緯を見ましても、なかなかそのまますなおに聞き取りにくい。もちろんわれわれ
○柴田利右エ門君 時間もございませんし、大体一時までということだというふうに承知をいたしておりますので、私、簡潔に御質問を申し上げたいというふうに思います。 政府のほうとしては、円の再切り上げの問題については、いま審議の対象になっておりました貿管令の問題、あるいはきょうの午後審議がされるいろんな一連の法案の問題、さらには今回上程をされております補正予算の問題、いろいろな面からせっかく御努力をいただいておるように
○柴田利右エ門君 これはもう先ほども言いますとおりに、いまのところは確かに救出をするための作業が第一だというふうに思いますし、私は、こういう災害のときですから、確かに、詳しく状況を御存じの方からお話あったように、どうしても無理をするし、なかなかたいへん疲労のきつい作業だろうと思います、こういう緊急の場合ですから。そういう点は十分勘案をされて、とにかく文字どおり、ことばだけでなしに、実際の作業も救出第一
○柴田利右エ門君 簡略に質問をいたしますが、これは先ほど大矢委員のほうからもお触れになったことなんですけれども、そちらからも現在の状況の中では、救出というのがまず第一にとられなければならぬことだと。ただし、きょう午後、青木局長は現地へ飛ばれるということなんですが、もういままであらゆる方法を駆使して、特別新しいアイデアはないということなんですけれども、新聞等で拝見いたしますと、三日の夜なんかは、もうすでに
○柴田利右エ門君 いま、ことしの三月に策定をされた港湾整備五カ年計画、これが四十六年から五十年で二兆一千億、こういうことで、いまお話を聞いておりまして、この二兆一千億円で輸送の増強に対する対策、あるいは地域開発に伴う先行投資、さらには公害防止、そして安全対策、こう四つの大きなアイテムがあるわけですね。それでいままではどうしても最初に言った輸送の増強に対応して岸壁の整備ということに力が注がれがちであったので
○柴田利右エ門君 私は港湾施設の整備、安全という点についてお尋ねを申し上げたいと思います。 さきの国会で海上交通安全法が成立をいたしまして、海上交通の安全につきましては前進を見たということで期待がかけられておるわけでありますが、一方、臨海地域におきましては大工業団地だとかあるいはコンビナートというような地域開発が急速に進展をいたしまして、それに伴って船舶の航行もひんぱんになりかつ大型になってくるということになりますと
○柴田利右エ門君 交通安全対策の調査に関する派遣報告をいたします。 派遣委員は、戸叶委員長、黒住委員及び私の三人で、去る八月二十一日から二十五日までの五日間にわたり、岡山、香川、愛媛、広島県及び警察本部と各県所在の運輸省、建設省、国鉄並びに本四連絡橋公団地方機関等よりそれぞれ交通事情を聴取するとともに、海上交通及び交通安全施設等の実情を視察調査してまいりましたので、これらの調査事項のうち主要な点について
○柴田利右エ門君 いまの御説明で、アメリカあるいはイギリス等におけるパイプラインの安全性の確保の問題について、それぞれその条件に応じて補強工作もとられておるという御説明をいただいたわけでありますが、これは私が申し上げるまでもないことでありますが、わが国の場合は世界で有数の地震国だ、こういうふうにいわれております。関東大震災以降でも相当の大きな地震がありまして、そのつど人命を含めましていろいろ大きな被害
○柴田利右エ門君 三つの点が重要なポイントだと、こういうことでありますが、これから御質問申し上げる中には、すでにお二人の委員の方が御質問になっておられるわけでありますが、ほかの委員会との関係で席をはずしておったような場合もありますので、あるいは重複する面もあろうかと思いますが、ひとつ御了承をいただいて、質問を進めていきたいというふうに思います。 外国でのパイプラインの安全性の問題特に初めてわが国ではやるだけに
○柴田利右エ門君 このパイプラインというのが石油類の輸送で最も合理的で経済的な方法だと、特に持続的な長距離輸送、こういうことについては非常に効果があるんだということは、世界でも広く認められておるところであろうと私も理解をするわけでありますが、ソ連やアメリカを中心にしたヨーロッパ、こういうところではかなりの距離のラインがすでに存在をするということであります。それだけに歴史も古いわけでありますが、わが国
○柴田利右エ門君 次の質問に移りますが、いわゆる巨大船がまあ前方に漁船だとかあるいは小型船を発見をした場合の巨大船の停止だとか、まあ旋回あるいは死角、これは死角というのは、これはまあ釈迦に説法ですが、大体いまのタンカーあたりは船尾のほうにブリッジがあって、操舵室も当然そこにある。そこから見るということになりますので、大きければ大きいほど死角も大きくなるんではないかと、これはまあ、この間もちょっとお話
○柴田利右エ門君 お話を承りまして、ぜひひとつ具体的な形でもって早急にそういう問題を解決するための実現ができるようにお願いを申し上げておきたいというふうに思います。 質問を進めます。航路についてでありますが、この航路の設定については、この法案ではまん中にブイを置いて、そしてその両側を航路として規制をしよう、こういう考え方のように承知をいたしておりますが、この方法は、どうも航路の明確さという点では明確度
○柴田利右エ門君 実は私、これからの質問は、この前質問をいたしましたのに続いて御質問申し上げようと思ったのですが、大臣も御出席になっておられますし、この前の質問といささかダブるきいらはあるのですが、そしてまたきょうそれぞれの方が御質問になり、大臣の所見をただしておりますのと大体軌を一にすると思いますけれども、実はこの法案は五年越しの課題であって、ようやく今日日の目を見たと、そういうことを考えてみますと
○柴田利右エ門君 あまり時間がございませんので、すでにお二方から御質問もいたしておりますので、私、数点にわたりまして御質問申し上げたいと思います。 まず、笹生参考人にお尋ねをしたいと思いますが、この点は竹田さんからもお尋ねがありましたのですが、安全の問題について、絶対的な安全ということは言えないと、しかし何かあった場合、誤っても安全の方向に作動をするようにしなければならぬのではないかと。これは機械
○柴田利右エ門君 いまおっしゃることは、それはそのように理解をいたしますけれども、集中の利益といいますか、集積の面からの享受ということを考えてみますと、これはかりに移ることに対して逡巡をする人にしても、その人たち個々にはいまの都市の実情ということを御存じないはずないです。全体的に現在の集中をした都市のあり方についてどうしなければならぬかということになりますと、これはそれぞれの方がお答えを持っておられるし
○柴田利右エ門君 御質問を申し上げたいと思います。工業再配置促進法、これは従来からわが国の過疎と過密の問題、それから地域の格差是正の問題こういうこととある意味ではうらはらの問題だというふうに判断をいたしております。したがって、この地域開発の政策につきましては、先ほどもちょっと原田委員のお答えの中で触れられましたように、全国総合開発計画といいますか、その後新しい開発計画ができて、旧の一九六二年の場合には
○柴田利右エ門君 それぞれの方から御質問がございまして、たいへん貴重な意見を聞かしていただいたのですが、私、まず第一に和達参考人にお伺いをしたいと思いますが、おことばの中に環境整備の問題、それといわゆる工場なり工業を分散をするということとの関係で、本来の自然というのは大切にしてこれを保存していくことが、環境整備なり公害防止という面で十分考えていかなければならぬと、しかし、一方には開発というような命題
○柴田利右エ門君 それぞれの方からかなりの御質問、それによって解明がされましたので、できるだけ重複を避けて御質問を数点したいと思いますが、冒頭からあるいは重複するようになるかと思いますけれども、船主協会の代表の方に、吉田さんですか、御質問申し上げたいのですが、それぞれの所属の船会社が持っておられる船については大は三十七万トンから小は数百トンのものまである。こういう大きな船の狭水道の航行につきまして、
○柴田利右エ門君 網を揚げたり入れたりするという場合は、そういうことでかなり前広に、網の場合なんか。ほかの漁のしかたもあるんですけれども、網なんか入れて、ある程度流すと、中には一昼夜も流すというようなあれもあるんじゃないかと思いますが、揚げたり入れたりする場合はそういう通報によってあれなんですけれども、それを揚げる潮どきと船の航行というのが、いまの御説明でいけば、そんなに心配することはないんだと、そういう
○柴田利右エ門君 いま手塚さんのほうから、漁船の巨大船に対する避航義務のお話が出たんですが、これは漁をするということになれば、潮どきなり時間なりの関係が出てくるだろうと思いますが、これはただ単なる避航義務でなくて、そういうことから考えると、巨大船のほうは、所定の時間をおいて、何日の何時に通りますよと、こういうふうに言ってくるんだろうと思いますが、そういう点はもちろん巨大船のほうは配慮するはずもないと
○柴田利右エ門君 実は私これ、海上保安庁と水産庁と両方にひとつお答えをいただきたいと思いますが、実は海上交通安全のための規制の問題は四十二年から取り上げられて、二回にわたってその成案を得ながら日の目を見なかった。それが今度上程をされることになった。これはその過程には、海上交通の安全をはかるための措置、これはその必要性は、現在の海の交通ラッシュ、そういう点から考えると、むしろ増大をしておるということもあるでしょうけれども
○柴田利右エ門君 私の御質問の中に、石油業界としての基本的戦略として、これは一つには三割自主開発という一つの目標に向かっての動きだというふうに思いますけれども、自主開発はもちろんのこと、事業参加、油田買収というような問題も、三本柱として、これでもって当たろうというような構想があるやに報道されておりますけれども、もしこれがそのような形でいっておるものだとすれば、やはり公団のほうとも何らかの形で連絡をされながら
○柴田利右エ門君 それでは、石油開発公団の方にお尋ねをいたしたいと思います。 今回の開発公団法の改正によりまして、公団の業務の範囲を拡大をいたしまして、業務の対象に可燃性天然ガスを加えたり、海外における石油並びに可燃性天然ガスの探鉱に必要な地質構造調査を公団みずからが行なうことになられると、そしてまた原油の備蓄増強についても業務が拡大をされるわけでございますが、これらに対しまして、業務の円滑な実施
○柴田利右エ門君 運輸省の方お見えになりますので、いま質問の順序を変更いたしまして、一点だけお聞きをしたいと思います。 いま中尾さんからマラッカ海峡のことだとか、タンカーの大きさだとか、そういう点について御質問がありましたんですが、御承知のように、わが国の石油需要は昭和六十年になれば約七億キロリッターだとこういうふうに予想されているんです。そうなれば、中東の産油量がかりに今後年率一〇%で伸びると仮定
○柴田利右エ門君 それでは、石炭鉱害復旧法案についてお尋ねを申し上げたいと存じます。 この法案は、法案の中にも書いてありますように、この後十年間に残っております鉱害を確実に処理をすると、こういうことを明らかにしておるわけでありますが、従来の経緯その他を振り返ってみまして、もちろんこれ出された以上、非常に強い決意でやり抜かなければならぬというような決意が裏づけられてこの法案が出されているというふうには
○柴田利右エ門君 いま御見解をお聞かせいただいたんですが、非常に端的なことばで言えば、今度出てくる第五次の答申、石炭対策というのはこれからの歯どめだと、石炭産業に対して。そういうような気持ちで受け取っておると、私なんかそのように考えておりますし、そういう人が多いんではないかというように思いますが、いま大臣の御答弁をお聞きをいたしておりまして、別に片言隻語をとらえてどうこう言うつもりはございませんけれども
○柴田利右エ門君 法案の質疑に入る前に、大臣に御要請を申し上げ、さらに決意をお聞かせをいただきたいというふうに思います。 現在の石炭業界の非常にむずかしい情勢に対しまして、ある人は風前のともしびだとこれを表現をし、さらに石炭協会の最高幹部の方は、葬式屋にはなりたくないというような発言もされておるんですが、これはまあ葬式屋になりたくないというのは、みずからの決意をそういうふうなことばで表明をされておるんだろうというふうに
○柴田利右エ門君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十七年度予算三案に対し、以下申し述べる理由により、反対の意向を表明いたします。 申すまでもなく、明年度予算は例年になく国民の非常に高い関心を集めていたところであります。わが国が昨年の秋、円の切り上げにより、これまでの高度経済成長、輸出中心の政治が、内にあっては福祉の貧困、物価高、公害をもたらし、外にあっては国際経済上の摩擦
○柴田利右エ門君 二点御質問をいたします。 一点は、向坂さんにお願いをしたいと思いますが、六〇年から七〇年代に石油の国際事情というのが非常に大きく変化をした、それに対応するには国際的な競争要因を形成しなければならぬ、それによって対抗していかなければならぬのではないかというふうなお話がございました。これについては大矢さんのほうからも御質問がございました。どうするかというよりも、むしろそうしなければならぬのではないかというふうに
○柴田利右エ門君 それでは次に移りますが、この前の計量法の改正は四十一年だというふうに聞いております。また、いま説明の中でそういうものが出たわけなんですけれども、そのときの計量法の改正というものの流れといいますか、改正の方向というのはどのような形で、大筋としてですね、個々の問題でなしに、つまり今回の場合、家庭用計量器等につきましては、いろいろ消費者の苦情その他でもってそれにこたえるような形で改正が行
○柴田利右エ門君 そのうちで、振動計についてはなかなか非常にむずかしい問題で、なお開発のために時間を要するのではないかというようなお話が、説明がございましたが、騒音計などは、騒音防止法もありまして、その一番もとになるものだというふうに考えておりますので、今度新たに検定を受けることになるというわけですが、騒音計なり濃度計というものは、現在までの正確度といいますか、そういうものについてそちらのほうでわかっておったらお
○柴田利右エ門君 まず公害関係の問題について、このたび計量法上の計量器として追加をされたものというのは、先ほどから話がありますように振動計とか騒音計とか濃度計とか、そういう三つのものが今度新たに加えられたものになるのでしょうか。
○柴田利右エ門君 次に、七〇年代の通産政策と、こういうことで御質問を申し上げたいと思いますが、この政策というのは、これから四年ないし五年における産業構造のあり方を示したもので、言うならば通産政策の中期ビジョン、先ほど冒頭に出されました竹田委員の質問とも関連をするわけでありますが、この中で円切り上げ後の産業構造の大筋としては、知識集約の方向を進めていくことを言っておられるわけですが、その中核として社会開発関連産業
○柴田利右エ門君 私がこれから質問をしようとするのが、先ほどの質問との関連ですでにお答えを、御見解をいただいたようなかっこうになっておるのですが、実は私は、ここで日本の経済は強いんだ、円は強いんだ、こういうことが言われておりますけれども、経済のにない手である企業はかなり苦しい段階にきておるのではないか。そういう点はいま大臣のほうも、いわゆる民間の企業の稼働率等も含めて御見解の表明があったわけでありますが
○柴田利右エ門君 質問を申し上げたいと思いますが、いま外貨のたまる問題で御説明もございましたし、見解の表明もございました。現在の輸出の問題につきましては、まあ外貨がたまるというようなことから、円の再切り上げの問題等も巷間いろいろいわれておるようでありますが、そういう中で輸出の採算を確保しながら、さらに輸出を強行してまいりました産業界にとりましてはまことに重要な事態だと、こういうことに判断をいたします
○柴田利右エ門君 これは通産省に聞くより北海道のほうに聞かなければいかぬのでしょうけれども、第三期総合開発計画という中で、石炭の位置づけを、そういう数字を出して、いまのお話ですと、二、三年前というお話ですが、その後いまも話がありましたように、三菱炭鉱の場合、かなりの大きな山が閉山をしなければならぬというような事態に追い込まれておるのですが、こういう問題について、北海道自身としての開発計画との関係、さらにはこれが
○柴田利右エ門君 私の言い方が悪かったかもしれません。私の申しましたのは、石炭鉱業審議会の二千万トンでなくて、それ以前に、北海道の開発庁で北海道の第三期総合開発計画という計画が確定をされて、その中に北海道として二千万トンということが位置づけられて、それが開発計画として閣議でも了承をされたというふうに聞いておるんですが、確かめたいと思います。
○柴田利右エ門君 石炭の問題で、いま北海道の三菱炭鉱のことがいろいろ論議の対象になっておるのですが、実は私は、こういうことを聞いたので確かめたいと思います。 北海道の開発庁で第三期総合開発計画というのが策定をされまして、そこでいろいろな計画の中に、石炭の位置づけというようなものも一応おおむね二千万トンだと、こういうことで閣議でもそれが開発計画として、石炭の位置づけを含めて了承をされたというふうに聞
○柴田利右エ門君 次に先ほどの御説明の中で、半年というふうに新聞は中央道を閉鎖をすると言っておるけれども、実際には半年と言ったことはないんだと……。
○柴田利右エ門君 この電光掲示板というのは中央高速道路の、かなり八十何キロということなんだそうですが、ほかにもあるんですか。ほかにもあって、いま言われた、気づかなかったということは、見にくい——先ほどの説明でいきますと、焼いておって煙が出たということもあるかもしれませんけれども、見にくいとすれば、やっぱりもっと見やすいところに、先ほどの御説明でいくと、ああいう地すべりが起きたという特殊な状況のあれですから
○柴田利右エ門君 まず最初に、例の中央高速道路の地すべりの問題について三点にわたって御質問を申し上げたいと思います。 第一点は、先ほどの説明の中でもありました電光掲示板のことですが、これはトンネルの附近——入り口とか出口とか、そういうところにあるということなんですが、何か一度機具の故障で電流が流れたということで掲示板が点灯した。その場合に、車はそれを見たのか見ぬのか、また見えなかったのか知りませんけれども
○柴田利右エ門君 先ほどの御説明の中で、このパトロールが現在は二キロに一人ということで、それを倍にして一キロに一人ぐらいにしたいと、こういうようなお話があったんですが、このパトロールの場合、静岡県の場合は東名高速道路の中で、傷害の発生率で約五割だ、こういうお話なんですが、距離からいってもある程度多いというのはわかりますけれども、霧の場合は非常に、発生してもそこですぐ晴れるとか、発生の場合がなかなか予測
○柴田利右エ門君 私は車の運転はできませんので、あまりそういう点については詳しくよくわかりませんが、いま霧の話が出ましたのですけれども、先ほども御説明のありましたように、この辺は非常に霧が発生しやすいところなんで、大井松田と御殿場の間には、先ほどもお話のありましたように、霧をよく通すためのナトリウムランプをたくさんつけてあるということなんですが、そのナトリウムランプをつける場合には、今回の事故のあったところは
○柴田利右エ門君 ちょっとお尋ねをいたしますが、原因について最初普通の小型トラックがパンクをした、そのパンクした車は、完全にそういう車が入って待機をするところに入っておった。それに対して次に来た普通トラック・貨物車がそれをできるだけ避けようとして追い越し車線に入った。こういう御説明があったんですが、まあ完全に小型車が普通の車線の外に出ておったのを、あとから来たトラックがさらに追い越し車線——安全なほうへ
○柴田利右エ門君 ということでもよろしいですね。
○柴田利右エ門君 いろいろな方からそれぞれたいへん貴重な御意見をお聞かせ願ったわけでありますが、私は四人の方にそれぞれ御見解をお聞かせいただきたいと思います。直接関連をいたしますが、最後に御意見をお述べいただきました高田さんのほうから、この返還協定に対しまして基本的にどう考えるか、こういう点でやはり戦争の経緯を振り返ってみまして、沖繩が話し合いで返ってくるんだと、それに対しまして三つの御意見、お考えが
○柴田利右エ門君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっている琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件に対し、反対の討論をいたします。 第一の理由は、この協定では、核ぬき・本土並みとはとうていいいがたいということであります。 核抜きについては、衆議院で決議が採択されるという前向きの成果がありましたが、しかし、今日まで政府はたびたび、返還時までには