○柳本委員 私は、自由民主党及び社会民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております特例公債法案を初めとする四法案について、賛成の討論を行うものであります。 まず、平成九年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案について申し上げます。 平成九年度予算は、一般歳出の伸び率を一・五%に抑制するとともに、四兆三千億円を上回る公債減額を実現しておりますが、なお引き続き特例公債を発行
○柳本委員 自民党の柳本でございます。 鳴り物入りのこのたびの選挙制度の改正でありました。ふたをあけてみましたら、中選挙区制度の選挙よりも今回の選挙は投票率ががくっと落ちた。果たしてこれで民意が反映されたのだろうかと思うような一面もあるのですけれども、それはさておきまして、いわゆる投票率が落ちたということ。 投票率アップのために不在者投票のあり方とか投票の二日制とかいろいろと案もあるわけでございますけれども
○柳本委員 私は、自由民主党を代表しまして、さきの第四十一回衆議院議員総選挙において導入された新選挙制度に対し、意見の表明を行います。 なお、この意見表明は、現在自由民主党内において新選挙制度に関する評価が最終的に出されていないことを前提に行うものであることを、委員各位にはあらかじめ御了解賜りますようにお願いを申し上げます。 さて、本日の議題であります衆議院議員選挙制度、小選挙区比例代表並立制については
○柳本委員 次に、証券、金融それぞれから、個別にお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず、現在の証券市場について、二、三お尋ねをいたします。 まず、現在の株価というものをどのように見ておられるのか。日本経済のファンダメンタルズ等、実体経済に照らしてみまして現在の株価は低過ぎるんじゃないかと考えておりますけれども、大蔵省は適正な株価水準は幾らぐらいと考えておられますか、お伺いをいたします。
○柳本委員 次に、今回の金融・証券二法によりまして実現しようとしている金融・証券市場の新しい姿というものはいかなるものであるのか。続いて、今回の金融・証券二法には、昨年の夏以来の金融・証券に関します。一連の不祥事に対する反省がいかなる形で生かされていると言えるのか。 大蔵大臣の御見解を伺いたい。
○柳本委員 ただいま、私は、自由民主党を代表いたしまして、証券取引等の公正を確保するための証券取引法等の一部を改正する法律案及び金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律案の審議に当たり、大蔵大臣に質問をしてまいりたいと思います。 まず私は、今回の金融・証券二法の審議に当たり、その歴史的な意義を思うときに、身の引き締まるものを覚えます。というのも、この二法案こそは、現行の金融
○柳本委員 次に、個別の税目の中で特に相続税についてお尋ねをいたします。 土地の相続税の評価額を引き上げる、公示価格に対する評価割合を七〇%めどから八〇%程度に引き上げることに対応して、四年度改正案においては相続税の負担調整が提案をされております。相続に当たり、他の財産を持っているよりも土地を持っている方が評価額が実勢価格より低いので得だというような事態が生じるのはおかしいということから評価額の見直
○柳本委員 現在、我が国の経済は、過熱状態態だったバブル経済の崩壊後、景気の減速感が広まっており、インフレなき持続可能な成長経路に移行するいわば調整の過程にあると考えます。経済を長期的に見て安定的な成長軌道に乗せることは、豊かで安定的な国民生活の実現にとって欠くべからざる条件となっております。 そうした中でとられた今回の法人特別税の創設及び普通乗用自動車にかかわる消費税率の特別措置、それぞれ四千億円
○柳本委員 自由民主党の柳本卓治です。 参考人の先生方には、お忙しい中当委員会に御出席を賜りまして、感謝申し上げます。それでは質問をさせていただきます。 まず初めに、今日の税体系についての御認識についてお尋ねをいたします。 私はかねがね、国民から信頼を得られる税体系というものは、まず第一に税負担の公平感があるということ、第二に税制がわかりやすく簡素であること、そして第三に国民生活の安定的な発展
○柳本委員 次に、私はこのリサイクル促進には国民各層への協力要請が具体的で説得力のあるものにならなければならないと考えています。そのためには国民意識や行動様式の変革を促すための普及啓発活動に重点的に取り組むべきではないか、そのようないわばソフト面での取り組みは環境庁がイニシアチブをとって進めていくべきではないかと考えております。環境庁の御見解と取り組み方につきまして御説明をお願いいたします。
○柳本委員 リサイクルの促進には、行政はもとより事業者、消費者が共通の理解と目標のもとに一体となって取り組むことが不可欠でありまして、その意味で基本方針の持つ意味は非常に重大であります。私はこの基本方針には、再生資源の利用目標はもとよりリサイクル促進が環境保全に果たす意義の明確化、普及啓発の促進、またリサイクル推進に当たっての環境保全上の配慮事項、それぞれの主体に期待されている役割などをこの基本方針
○柳本委員 ただいまより、再生資源の利用の促進に関する法律案に関しまして、限られた時間でございますが、質問をいたしたいと思います。 この再生資源の利用、すなわちリサイクルの促進については、私自身も大阪市という大都市の出身議員の一人といたしまして、かねてから並み並みならぬ関心を持っております。今後の大都市政策はこのリサイクル促進抜きではあり得ないと言ってもよく、それだけに私は、このリサイクル促進のための
○柳本小委員 金融政策につきまして二、三御質問いたします。 日本の金融政策の中で特に総量規制、そして高金利というのが際立っているわけでありますが、いつまでこの抑制政策というものを続けていくのか。中小企業の倒産もたくさん出ておりますし、中小企業に対する配慮というものに対してどのように考えておられるかということをまずお聞きいたしたいと思います。 それから第二点は、大局的な見地から御質問をいたしますが