1947-08-14 第1回国会 衆議院 本会議 第24号
○林百郎君 私は本日上程の石炭増産決議案に対しまして、小会派を代表し、日本共産党の立場から賛意を表したいと思うのであります。 まず日本共産党としましては、この感謝が單に言葉の上のみの感謝であつてはならないということであります。すなわち、感謝するばかりが能ではなくて、本院の名誉にかけても、たまには感謝されるような具体的ないい政策を決定して、この感謝を裏づけるような努力をしなければならないと思うのであります
○林百郎君 私は本日上程の石炭増産決議案に対しまして、小会派を代表し、日本共産党の立場から賛意を表したいと思うのであります。 まず日本共産党としましては、この感謝が單に言葉の上のみの感謝であつてはならないということであります。すなわち、感謝するばかりが能ではなくて、本院の名誉にかけても、たまには感謝されるような具体的ないい政策を決定して、この感謝を裏づけるような努力をしなければならないと思うのであります
○林(百)委員 そうするとそのうちに預金部預金というのがある。預金部預金というのが大藏省の方にはいつて逓信省で自由に運營することができないのですか。
○林(百)委員 ちよつとお尋ねいたします。この第二表と第五表の簡易生命保險積立金運用状況、郵便年金積立金運用状況、この表の合計額は、これは從來の積立金全部の合計ですか、このほかにまだあるのですか。
○林百郎君 國家賠償法案につきまして、日本共産党は、次の三点の希望を申しまして賛成をする次第であります。 その希望の條件としましては、第一條におきまして、國または公共團体の公権力の行使に当る公務員という制限が一つ、違法に他人に損害を加えたとき、この二つの條件があるのであります。從つてこの二つの條件をもし嚴格に適用することになりますと、本案の具体的な適用の場合は非常に狭められるという危險が多分にあるのであります
○林百郎君 もしそういうのでしたら、私の方で摘出していただく材料が一つあるのです。共産黨がこの政黨法に反對の一つの大きな理由は、屆出竝びに會計の檢査が、それぞれ内務省、あるいは會計檢査院、あるいは最高裁判所の裁判官、あるいは地方裁判所の裁判官というような官廳に屆出で、また官廳の檢査を必要とすると、官廳の干渉が將來起る危險があるという點が一つの大きな反對理由であつた。しからばそれに代るに、政黨のこうした
○林(百)委員 全逓側の主張したところの半ドンを廢止すれば、協約の、たとえば拘束八時間、週四十八時間以上の時間になるかどうかという點、かりになるとすれば、それに對する十條の超過手當を支給するのが當然ではないかと思われる點、それと、そうした勞働協約について疑義があつた場合には、どこまでも經營協議會でもつて審議すべきではないかという點、それからもう一つ勤務時間は、從來は當然半ドンがあるということで勞働協約
○林(百)委員 何か從業員か買出しを特に許したらしいのです。それが配給の法規に違反したということで相當の者が喚ばれておるらしい。もし實相を調査して氣の毒な事情があつたら、何とか手を打つてやるべきだと思うのです。
○林(百)委員 實は半ドンの問題をお聽きしようと思いましたが、それは大臣にお聽することにして、これはある委員から私頼まれたのですけれども、福岡の逓信局の管内らしいのです。局員に組合の買出しを集團的に許したことについて、何か買出しの法規に違反したということで、相當の責任者が今警察へ拘置されておるということがあるそうですが、この事實についてもしおわかりだつたら説明していただきたい。
○林百郎君 大體この問題は、やはりある中心をもつていかなければ、議論が散漫になるではないかと思います。大體國家としてこの際政黨を規制しなければならぬという要請がかりにありとするならば、やはり今一番問題になる點は、手もとに配付されました政黨法案を參考にして考えてみますと、こういう點が將來非常に心配になるので、新しい政黨法をかりにつくるとしても、こういう點は愼重なる考慮をしなければならないという點が三つ
○林百郎君 私は今第一議員倶樂部からの發案がありました通りに、やはり各政黨から大體の試案をもち寄つて、それを參考にこの委員會に發表して、それを基礎にして進めていつた方がいいかと思います。そういう意味で、實は共産黨も共産黨の政黨法の大綱をつくつております。今日實はできましたので、もし各政黨の試案をもち寄つて、建設的に議していこうということでしたら、ひとつ共産黨も加えていただいて、私の方の試案も發表させていただければ
○林(百)委員 これを準用するんですね。
○林(百)委員 これは私もよく考えてみたいと思いますが、ただいまの地方の有力者の協力を仰ぐということは——遞信事業は結局遞信省という官廳だけの仕事でなく、官民一體となつてやらなければならぬのであります。そういう意味で少なくとも二等郵便局あたりを中心としての電話會の會長會議、全國の電話會の會長議會というようなものを遞信省が開いて、民間の人の意見を聽き、今の遞信省の——殊に電話復舊あるいは電信事業の復舊
○林(百)委員 遞信事業として今一番重要な問題はやはり遞信者の赤字をどうするかという問題だと思います。そこでこの郵便料の値上げという問題も起きておると思いますが、郵便料は今相當値上げされておるので、ここで郵便料を値上げすることによつて、はたして遞信省が豫期しておるような増收があるかどうかということが問題になるのではないか。そこでわれわれとしても遞信省の赤字がどうしたら消えるかということはまことに重要
○林(百)委員 農家保有者の配給をどういうふうに規正したか。それから夜勤者に對する加配米は依然として六月以降も行われていたかどうか。これをもう一度明確にしていただきたい。 それから先ほど質問もあつたと思いますが、全遞からもきつい要求がありますし、現に私どもの方に地方から電報が來ておりますが、特定局廢止の問題、これについては特定局の從業員が封建的な、徒弟な勞働を強いられる。ぜひこれを文官任用命で官制
○林(百)委員 各派交渉會がありまして、少しく時間が遲れて恐縮いたします。簡單に御答辯を願います。三つの點についてお聽きしたいのであります。郵便料金の値上げは、その値上げされたことによつて遞信省が得る利得をいずれの方面に使用するにしても、民衆の間から非常な不滿があるということは一應覺悟しなければならない。われわれとしてもこれに贊成はし得ない。ところがもしもこれが政府の方針として、どうしても遞信省の獨立採算制
○林(百)委員 その三十九條の場合も、議案の場合に準じて、両院協議会を開くことができるという取扱規定かなんかは、規定として正式にきまつていますか。
○林(百)委員 今の吉川君の御意見一應ごもつともですが、ちよつと形式的にとらわれているのじやないかと思います。結局、発言者の数が多いといつても、それぞれの発言者は基本的には党の意思を表示するわけですから、その党の意思がそこに表明されればそれで十分だと思います。ところが多数派というのは、政府に重要なポストを占め、あらゆる委員会に重要なポストを占めて、党の意思は十分に発表されておる。せめて自由討議の際ぐらいは
○林百郎君(続) こういう点についても、われわれは國会と國民生活を切実に結びつけるためには、一應政府並びに行政官僚の猛反省を促したいと思うのであります。これをもつて私の討議を終ります。(拍手)
○林百郎君 私は自席で発言させていただきます。(「登壇しろ」と呼ぶ者あり)新しい方式をいろいろ研究しておるわけでありまして、一つの事例として、自席で発言させていただきたいと思います。 実は、私議院運営委員会の委員の一人でありまして、淺沼委員長その他各委員とともに、自由討議の問題について、眞劍に責任を感じ、考えておる次第であります。それで回を重ねまして、第一回、第二回と見ましても、本日の自由討議も、
○林(百)委員 明日の自由討論会には、特に自由討論の趣旨を強調するために、議長と、議院運営委員会の委員長と、前議長の山崎猛君の意見発表を最初にやつていただきたいと思います。
○林(百)委員 答弁の時間は一人五分として、大体十二名‥‥。
○林(百)委員 昨日の自由討論が割合に生氣がなかつたということについて、私もよく考えてみたのだが、これは時間の問題ばかりでなく、ほんとうのフリー・デスカツシヨンの精神が活かされておらないで、たとえば質問の相手を政府だけに限定してしまつた、そこで與党側から出ると大体政府を支持するように——はつきり言えば政府のちようちんをもつて、これと八百長的な質問をして、質問が死んでしまつている。これを活かすためには
○林(百)委員 題目はきめない方がいいと思います。
○林(百)委員 事務総長の今おつしやつたところによると、滯在雜費を支給するための特別な法案をつくるというのですが、昭和二十年の法律第八十号國会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律、この手当の所に一つ新しく設けたらどうですか。今の通信費のほかに滯在手当を支給する。それは技術的にできないですか。
○林百郎君 徳田球一君を指名いたします。
○林(百)委員 先ほどの十三名で、各小会派にも発言の機会を與えるというのは、それは各政党が好意的に順位を讓つてくださるという話で十三名が出たので、原則はやはり議院規則に基く割当で出ていると私は思つております。ですから、もし協同党で二名の言うなら、よそから讓り受けるということになる。
○林(百)委員 今の石田さんの言われるのは、どういう理由ですか。数字か何かあるのですか。規則によると、各所属議員数の割合に振当ててきめるということになつております。
○林百郎君 私は、日本共産党を代表いたしまして、本日発議せられたる、食糧放出に関し連合國最高司令官に対する感謝決議に対し、衷心より賛意を表するものであります。 本決議においては、今後も一層連合國の援助と救済を懇請するという趣旨が述べられてあるのでありますが、われわれは、これがために、われわれみずからが、みずからの手によつて、この困難なる問題を解決するための最善なる努力をする覚悟を、まずきめなければならないと
○林(百)委員 発議者の一人として、この法案に賛成したいのですが、重要な問題については、大体議長は院議に諮らなければならないという、かなめはちやんと押えてあると思うのです。もし議長の越権のような場合には、相当数の議員の賛成を得ることによつて、議長の決定をかえることもできるという、修正の彈力性をもたしてあると思う。そしてまた実際問題として、こういう國会法の、さらにまた細則である衆議院規則の疑義が生じた
○林(百)委員 結構です。
○林(百)委員 先ほど赤松さんから御質問があつたのですが、議院運営委員会と各派交渉会との関係です。これをもう少し明確に規定していただきたいと思います。結局小委員会を設けるというような形式にするか、あるいは各派交渉会を残すにしても、それは單なる事務の打合せ程度のものにして、各派交渉会の中に、各党派に按分した代表者を出して、議決権までもたせて、それによつて表決して事を決するというような各派交渉会になりますと