1952-06-07 第13回国会 衆議院 厚生委員会 第37号
○松谷委員 私の質問の申上げ方がたいへんまずかつたので、御答弁がしにくかつたと思いますが、六億円の額の問題は次の問題といたしまして、この厚生年金の還元融資という大きな面について、この通達を出されるにあたつて、厚生省と地財委との御連絡がございましたかという、初めの大きな面からお聞きしておるのであります。
○松谷委員 私の質問の申上げ方がたいへんまずかつたので、御答弁がしにくかつたと思いますが、六億円の額の問題は次の問題といたしまして、この厚生年金の還元融資という大きな面について、この通達を出されるにあたつて、厚生省と地財委との御連絡がございましたかという、初めの大きな面からお聞きしておるのであります。
○松谷委員 そういたしますと、大体この地財委がお出しになつた通牒の問題は、根本的に厚生省と御相談の上でこれが出されたというふうに解釈して、よろしゆうございますか。
○松谷委員 私は、去る五月二十一日付で、二十七年度の地方債の起債方針につきまして、地財委事務局長の名前をもちまして、各都道府県知事あてに指示されました例の病院事業許可の予定額中、資金運用部引受け予定の十六億円のうち、約六億円を厚生年金積立金の還元融資とするという通牒につきまして、お伺いをいたしたいと思います。 厚生当局と、それから地財委の両方にお尋ねをいたしたいのでありますが、かねてから、この厚生年金積立金
○松谷委員 その同道なさいました大原さんでございますか、その方はやはり現社員でいらつしやいますか。
○松谷委員 そのときに総会においでになつたのは、お一人でいらつしやつたのでございますか、あるいは何人かでおいでになつたのでございましようか。
○松谷委員 瀬尾参考人にお尋ねしたいと思います。先ほど初めに御説明いただきました中に、本社は愛宕署を動かして検束その他というお話がございましたが、ただいままた高橋委員の御質問に対する松井参考人の御答弁の中に、選挙違反その他の問題が出て参りましたが、その愛宕署の検束は、選挙違反による場合の検束であつたのでございましようか、それとも選挙問題とはまつたく別に、先ほどの御説明のように、本社が愛宕署によつて検束
○松谷委員 内航であるということがはつきりいたしますれば、一応了承いたします。
○松谷委員 私は改進党を代表いたしまして討論をいたします。改進党は、本案に対しまして条件をつけて賛成をいたしたいと思います。 本法案は、検疫法の二十二條に基いて、国際慣習を尊重しての特例でございます。今日世界各国の実情を見ますと、すべての国において、特に軍用艦船は、通告をもつてすれば自由に出入を認めるということになつておるようではございますが、外国の開港場には、すでに検疫所の完備がなされているようでございまして
○松谷委員 この問題は、厚生当局に御質問申し上げても、ちよつと御答弁はいただけないと思いますので、また他の機会に外務当局にでも伺うことにいたします。 次に、なお伺つておきたいのは、先般からの当局の御答弁で、行政協定によるととろの艦船は、大体二十四開港場、すなわち検疫所のあるところに入るという協定が結ばれたということを伺いましたので、一応その点については了承いたしたのでございますが、今仮想的な問題をひとつ
○松谷委員 ただいまそうした事実が、まだはつきり厚生省の方で資料を得ておられないという御答弁でございましたので、これ以上質問申し上げてもむだかと思いますが、かりにそのようなことがあり得ると、厚生省は現在お考えになりますかどうか。
○松谷委員 若干の質問をさせていただきたいと思います。先ごろこの厚生委員であられる苅田委員が、検疫所に参観と申しますか、調査と申しますか、行かれた際に、伺われたという話で、 〔委員長退席、青柳委員長代理着席〕 沼津あるいは、小田原という開港場に当つていない場所に、外国軍用艦船が入港し、そして上陸をしたというようなお話があつたということでございますが、この件について、なお詳細を、わかれば承りたいと
○松谷委員 けつこうな御答弁をいただいたと喜んでおりますが、私も総務課長さんのお考えになる通り、機構改革を政府がなさるということならば、どうもこれはむしろ逆じやないかと思います。少くとも独立ができるなどという時期に、少くもこの環境衛生部が、公衆衛生局の中でほうつておけば、幾らでもほうつておける問題ではあるが、ここに一つ注意を向けて、より衛生的な文化国家を建てようというのが私は当然のことであろうと思うのでありますが
○松谷委員 先ほど統計調査部について、苅田委員からるる述べられておりましたように、この環境衛生部においても、また私は同じような意味のことがいえると思うのでございます。ことに環境衛生につきましては、ますます公衆衛生の面において、私どもが最も進歩した衛生状態に保持されなければ、文化国家とは言いかねると思いますが、そういう点、総務課長は十二分に御承知であり、またその御意見だろうと思いますが、この環境衛生部
○松谷委員 私は環境衛生部のことについて、ちよつとお伺いしたいと思います。この環境衛生部を廃止するということも、おそらく先ほどの総務課長のお話によりますと、この際部をなくするという建前からだけ、ここに出て来たものと解釈いたしますが、さようでございましようか。他に特に環境衛生部を廃止するという理由がございましたら、お伺いしたいと思います。
○松谷委員 そのことなんでございます。厚生省側では、全然行政協定とは関係ないとおつしやるのでございます。しかし、今外務当局の和田説明員のお話では、今お言葉にございましたように、つまり逆でございます。私の伺い方が逆だつたのですが、結局行政協定に指定されたそういう問題が、やはりこれにからんで来るということにはなりませんでしようか。今和田説明員のお話によると、やはりここにも直接の関係はないけれども、間接的
○松谷委員 この特例を実施することによつて、少くとも開港すべてに入港することができる。しかも、その検疫は厚生省の方の問題でございますが、とにかく先ほどの御説明でも、一方的な一方検疫ということも認めておるというような検疫のあり方で入国をいたしました場合に、その後に一応駐留軍との問題が国内に起きて来る。そこへ行政協定の問題がからまつては来ないであろうかということが危惧されるのでございますが、そういうことに
○松谷委員 和田説明員にお尋ねしたいのですが、ただいま問題になつております特例でございます。これは直接は行政協定には、法案としては関係はないと思うのでございますが、しかし、少くともこういう特例が施行されるということによつて起きて来るその結果は、行政協定等の上に、国内的に考えた場合に、具体的な問題が出て来るというお考えは、外務当局にはございませんでしようか。
○松谷委員 御質問いたしたいと思いますが、高橋委員の質問と重複する点は省きまして、私は高橋委員のただいま出された強い御意見にまつたく同感でございます。ぜひその点はおとりはからいを願いたいと思います。先ほどお答えくださいました中に、換金あるいは貸付にするかということは目下研究中である、しかしこれを並行して行こうというお考え方もあるというお話でございました。貸付ならば別の問題でございましようが、ことに換金
○松谷委員 この法案の裏つけとなります予算でございますが、従来の検停に必要な予算に比べまして、ことに出張をいたします場合の予算をどのくらい、特に外国艦船用のための出張というような面で、割当をしておいでにたりますか。
○松谷委員 昨日聞き漏らしました点を二、三点だけ伺つておきたいのです。提案理由の説明をいただきました中に、軍用艦船は一般船舶に比してなるべく簡略な取扱いをするという言葉があつたのです。これは検疫の取扱いの上の簡略という意味は含まれていたいのでございましようか。検疫の内家でございますね、その点を承つておきたいのです。
○松谷委員 その場合に、もよりの出張所が出張してというお話でございますが、現在の出張所に対するところの定員あるいはその他の設備というもので、それをなし得るとお考えでございましようか。
○松谷委員 そういたしますと、検疫の場合、具体的なそういう事務的と申しましようか、そういう検疫をいたします責任、あるいはその事務的な処理とか、そういうものは、一体どこの責任ということになるのでありましようか。たとえば、現行検疫法で指定してございます出張所、現場に最も近いところの出張所の責任になるのか、あるいはまた特定の他の場所を艦船が指定して受けることができるのか、そういう事務的な処置はどういうふうになるのでありましようか
○松谷委員 簡單なことでございますが、外国軍用艦船等に関する検疫法特例案につきまして、ちよつとお尋ねしておきたいのであります。これはただいまの提案理由の御説明の中に、現行検疫法に規定する検疫港あるいは飛行場人外の港や飛行場で検疫を受けることができる、こういうふうな御説明がございましたが、この検疫法による以外の港という場合には、やはり何らかの基準がございますのでしようか、それとも全然そうした基準なしに
○松谷委員 指定医の標準を、施設その他によつてはつきりさせていただくことは、これは当然なことで、ぜひそうなければ、安全な母体保護はなされないと思うのでございますが、ただその場合に、指定医でない者がなした行為に対する処置でございますね。それが、この法文の上では全然出ておりませんので、それならば指定医でない者のところにも相当そうした問題が起つて来ると思いますが、それを今谷口先生のおつしやるように、なるべく
○松谷委員 ただいまの御説明でございますと、ことに設備などの点も、指定の一つの基準になつておるようなお話でございますが、そういたしますと、指定される方の数が少くて、指定に漏れる方が相当あるのじやないかと思います。その場合に、はたしてすべてが指定医のところに参るということは考えられないので、指定医外のところに、相当相談があるものと考えなければならないと思います。この改正法律案を拝見してみますと、一方においては
○松谷委員 十四條でございますが、指定医師を医師会は指定なさることになつております。この指定の標準は、一体どこにお置きになるおつもりでございましようか。
○松谷委員 この審議会は、すでに二十七年度の予算を編成する場合に、保険局では見越されて組まれたものなんでございましようか。
○松谷委員 関連して、先ほど審議会のお話がありましたが、これについて一、二点伺つてみたいと思います。最近すべての問題に審議会ばやりで、またこの問題についても審議会が出て来る。しかも法的な、れつきとした審議会が別にありながら、またここに先ほど岡委員もいろいろ述べておられましたが、結果においてどれだけの効果を示し得るかわからないような審議会ができようとしております。この審議会がつくられるという場合は、一体
○松谷委員 ただいまのお話と同じでございますが、遺族の問題に関する独立した相談所というふうに了解してよろしゆうございましようか。
○松谷委員 なおもう少し詳しくお尋ねしておきたいのは、先ほど相談所の件についてお話がございました。これは私ごとにお母さん方にとつてこの相談所の問題が今後相当大きなよりどころとなり、またいろいろな問題の解決に向つて行くところではないかと思うのでございますが、これについて、何かもう少し具体的なお考えをお持ちでございましたら、伺わせていただきたいと思います。
○松谷委員 御説明の中で、年金の額に根拠がないというお話、これはもう多くの委員が同じような意見を持つているのではないかとも思いますが、それでは一体年金の御希望、最も妥当だとお考えになる額はどの程度だとお思いでございましようか。
○松谷委員 労災に対するお考えと同じように、先生の今日の公述なさいました御結論は、理論家とされての先生の御結論であると拝承してよろしゆうございますか。 もう一つ伺つておきたいのは、確かに一つの理論として、また理想としての行き方は、社会保障によるべきである、これは当然だれしも思うところであると思うのであります。あるいはまた、もちろん物の考え方の相違によつては、他の議論が出るかもしれませんが、そういう
○松谷委員 先生の御説明で、大体こうした問題は、社会保障の建前で行くへきだ。この考え方は、先生のお考えとして了承できるのでございますが、その場合に、先ほども出ておりました文官恩給でございます。一般社会保障だけでやるんだという考え方で参りますれば、これは一つの考え方として納得できますが、その場合に、文官恩給だけをそこに存在を認めて、そして他のものは——これは軍人恩給その他は別の問題でございますが、少くとも
○松谷委員 他に問題も出て参りましたから、次に一緒にいたします。
○松谷委員 そういたしますと、その調査費の余りましたものが、特に遺族の相談の方面に使われたというようなことは、別に全体的にはございませんのでしようか。
○松谷委員 その点はなお資料をいただいてから、十分に質問させていただきたいと思います。なお二十六年度において一億円を予算にとられて再調査をなさいました。その調査費の残額は、この遺族に関する問題に使うということになられて、何か各地方にそれが渡されたというふうに伺つたのですが、もう少し詳しく遺族のいかなる関係の方に、それが具体的に使われるようになつたかということを、伺つておきたいと思います。
○松谷委員 事務的な点で伺いたいのです。先ほど岡委員から出ておりました遺族の数の点でございますが、そちらから御提出いただいた資料によつて十分拝見した上で、詳細に質問させていただきたいと思いますが、これはほんの一部分、東京都の麻布、今は港区に含まれておりますが、その麻布だけの一つの例から見た問題でございますが、従来二万三千五百であつたものが、今度の再調査で七百三十七に減少しております。これはほんの一つの
○松谷委員 ちよつと関連して次官にお尋ねし、なお希望を申し上げておきたいのですが、ただいまの次官の御説明の中で、私一番始終気になる点は、他の委員から御質問ございましたから省きまして、一点なお気になります点は、この両省を合併することは、そこには非常に経済的な面から見てのものがあるというふうなことを、先ほどの御答弁でおつしやつたように記憶いたします。私は最近の種々の政府のなされるその処置の根本的なものが
○松谷委員 いろいろ申し上げたい点もございますが、議論にもなりますし、また別の機会を得て、ひとつ懇談させていただきたいと思います。 それから私の聞き違いであつたかと思いますが、ただいまの最後の御説明で、八箇月間は俸給を支払つた上に月六千円の療養費を出された、そうなのでございますか。私は俸給を含めて六千円というふうに伺つていたのですが……。
○松谷委員 ただいまの御説明で、臨時的な処置だとおつしやつたのでございますが、その点確かに臨時的な処置をおとりになつたのであろうと思うのでございます。しかし、その場合、ただいまの御説明にもあつたのですが、一応その臨時的な処置をとられた者たちは、入隊前から感染しておつたのではないかという御見解でございますね。これは私の伺つておりますところによりますと、その初期の入隊者も、一応とにかく隊の責任ある医官によつての
○松谷委員 ただいままでの御説明のうちで、結核の発生患者に対しては、大体八箇月間の療養期間のめんどうを見られ、そしてその後の処置をとられたというお話でございました。隊が創設された当時は、おそらく結核の問題が、隊内でも相当問題であつたと思いますし、私どものところへも多くの陳情が来て、これは個人的にお願いに上り、また問題の処理をしていただいた点もあつたのでございますが、その八箇月間を経て、そちらから退職
○松谷委員 そういたしますと、ただいまの御説明の二箇所というのは、二十七年度という意味ではなくして、二十六年度という意味で、二十七年度にはそれを継続事業としてなさる御意思がございましようか。
○松谷委員 重ねてその問題でお尋ねしとうございますが、ただいま御指摘になつたようなアフター・ケアを要する実人員が大体十万人おありにまる。それに対するアフター・ケアとしての割当がなかつたので、社会局とされて、生活保護の分から二箇所だけをその施設として充てたいというお話でございましたが、その二箇所の施設で、一体収容人員どのくらいを見積つておいでになるのでございましようか。
○松谷委員 ことによりますと、ただいまの御説明で聞き漏れがあつたかと思いますが、いただきました資料の中にも、結核に対します後保護施設に対しまする予算の内訳が見えておらないように思いますし、御説明でも私聞き落しておりましたので、その点はいかがになつておるか、御説明いただきたいと思います。
○松谷委員 ただいまの御説明によりますと、プロミンとしては予算が減つておるけれども、造血剤、他の薬において増額しておるという説明でありますか。
○松谷委員 前年度に比較いたしまして、どのような差が、ございましようか。
○松谷委員 公衆衛生局の予算の御説明の中で、癩患者に対する対策の経費の点を伺つておきたいと思います。さきごろの局長の御説明によりますと、ベッドは千五百床増床になるという御説明をいただいておりましたが、プロミンの予算につきましてはいかがになつておりましようか、前年度に比較いたしましてどのような対策をおとりいただいておるか、御説明いただきたい。
○松谷委員 国立公園が今年度において新しく指定を受けるということは、昨年も伺つておつたのでございますが、そうした場合の経費はこれに見積つてないのでございましようか。あるいは新しく増加するという御計画が本省にあるのでございましようか、あるいは、その意思はおありにならないのですか、その点伺いたいと思います。
○松谷委員 具体的な数字と申し上げましたのは、お話のようにまだ具体化いたしておりませんので、その決定的な数字をお示しいただくことは、相当無理な相談だと考えます。ただ大体において厚生省から要求されておりますその額に対する大蔵当局の御意見なり、あるいは大蔵省としての大体の腹を示していただければ幸いだと考えたのでございます。また機会を得まして、具体的にその問題については質疑をさせていただきたいと思います。
○松谷委員 ただいま大蔵当局の御発言によりますと、この法律改正によつて義務としての責任はなくなるが、一応そういう点になお考慮するというお話でございますが、その点について特にお願いを申し上げたいと存じますが、御承知のように、今回の改正によりまして、十三年間の経験年数も必要とせず、検定をもつてその既得権を獲得された方々にも、即時その切りかえがなされるというふうになりますので、看護を与えられる立場から考えまするならば
○松谷委員 先ほど金子委員の御発言になりました点について、私もまつたく同感でございますので、重複を避けて省略いたしますが、ただいま大蔵当局からの御説明によりまして、二十六年の補正予算にも、その点を見積つてあるというお話でございますが、資料をお持ちでございましたら、数字的に伺わせていただきたいと思います。