1948-11-12 第3回国会 衆議院 建設委員会 第3号
○松浦(東)委員 その金融措置という、それが実に魔物的な存在でありまして、これで魔術にかかつたように地方の縣廳では非常に悩まされておる現状である、かように私は思うのであります。主計局長のお話によりますと、河川とか都市計画とかそういう区別はわかるけれども、実際的な統計が今わからない、こういうようなお話でありますが、ここには安本関係並びに建設省の当局がおられるのでありますから、各縣の割当と、また河川関係
○松浦(東)委員 その金融措置という、それが実に魔物的な存在でありまして、これで魔術にかかつたように地方の縣廳では非常に悩まされておる現状である、かように私は思うのであります。主計局長のお話によりますと、河川とか都市計画とかそういう区別はわかるけれども、実際的な統計が今わからない、こういうようなお話でありますが、ここには安本関係並びに建設省の当局がおられるのでありますから、各縣の割当と、また河川関係
○松浦(東)委員 前の約束は、大体四十八億ないし五十億というような話であつたのでありますが、今の御説明によれば四十億を決定しておる、漸次実行中であるというのでありますが、実行決定済みといいますか、すでに実行したものは大体どのくらいございますか。それを承りたい。
○松浦(東)委員 簡單にお聞きしたいのですが、今度の災害対策は主としてアイオン台風のあと始末ということになると思うのであります。御承知のようにアイオン台風の被害が起りましたときは、國会が開会されておりませんでしたけれども、当時の國土計画委員会におきましては、たしか二回ないし三回にわたつて委員会を開きまして、これらの対策についていろいろ審議したのでございましたが、あのころ大体芦田内閣は臨時國会に予算を
○松浦(東)委員 建設行政の一元化であるとか、あるいはこの重大な水害対策に対して、どういう建設省の機構であれば一番能率をあげ得るかというような問題については、いろいろな議論もあり、われわれもまたまじめにこれは議論しなければならないと考えるのでありますけれども、本日の委員会は主としてこれは今回の臨時國会におけるアイオン台風その他の対策を中心とするものであると思いますので、多くは言う必要はないと思うのでありますが
○松浦委員長 決算委員会を開きます。 この際簡單にごあいさつを申し上げます。不肖私このたび決算委員長の御選任をいただきましたことは、まことに衷心より感激いたしておる次第であります。もとより微力短才、加うるに委員会の運営につきましてははなはだふなれの点もございますが、何とぞ理事及び委員各位の絶大なる御支援のもとに御協力にあずかりまして、大過なきを期したいと念じております。何分よろしくお願い申し上げます
○松浦委員 継ぎ資金を出す上に、多少の時間を與えてくれという大臣の御答弁の主旨は了承いたしました。そこで私は簡單に次の三項目についてお伺いいたします。第一に、内拂いはどういうぐあいに出すか。第二に知事会議において芦田首相が追加予算を出すと言つているが、いくらくらいであるか。第三に、継ぎ資金は第三國会の前に出すのかどうか。以上三点について、大臣の簡明な御答弁をお願いしたい。
○松浦(東)委員 この場合二、三委員長に対して要望事項があります。一つは國立公園の問題ですが、本委員会の所管事項の中に國立公園の問題があるのであります。この國立公園と一環のつながりをもつところの観光事業といいますか、観光團体は、はなはだ不可解な話でありますけれども、本委員会所管ではなくして、これは文化委員会に属しておるそうであります。このことは決してこの観光事業なり國立公園なりを推進する意味において
○松浦(東)委員 本日の委員会は、昨日選任なられました新委員長を迎えまして、新委員長の抱負経綸等の承らなければならず、また議題となつている災害関係の予算等についても篤と聽取しなければならないというような、非常に重要な委員会であると思うのでありますが、どうも一松建設院総裁を初め、政府側の出席もきわめて少く、かつまた與党の諸君におかれましても、御出席がまことた寥々たる有様で、私どもはまことに遺憾千萬に考
○松浦(東)委員 この際希望があるのでございますが、それは今度の休会を利用しての北上川、雄物川、米代川、最上川の現地調査は実に重要な意義があると思うのであります。この視察を政治的にも、また事務的にも技術的にも有効かつ意義あらしめ、権威づけるためには非常にくふうを要すると思うのでありますけれども、これを権威づけるためには、この一行中には特に本委員会の西畑專門委員並びに建設院、経済安定本部より、それぞれ
○松浦(東)委員 大体は委員長が仰せられるような方針でけつこうだろうと思いますけれども、私はこの際本委員会の運営について一言簡單に意見を申述べてみたいのであります。申すまでもなくわれわれはいかにすれば能率をあげ得るかということを重点として、常に考究すべきであると考えるのであります。本委員会は第一回國会に おいて発足以來、荒木委員長のもとにおいて各位の御精励によつて能率をあげ、多大の効果をあげ得たと信
○松浦(東)委員 この小委員会の名称並びに小委員及び委員長の選定につきましては、第一回國会通りそのまま踏襲して暫時運営せられんごとを望みます。
○松浦(東)委員 本法律案は從來の勅令と内容においてあまり差がないようなお話でありますが、從來の勅令と本法案との内容の異なる點について、一應御説明を承りたいのでございます。
○松浦(東)委員 緊急動議を提出いたします。すなわち、本法案につきましてはまだ質疑は十分とは思いませんけれども、去る七月の委員會においても、あるいは合同審査會を開き、あるいは小委員會等を開きまして、内容については相當研究をいたされました。しかしてまた事實緊急を要するところの法案でもございますので、この際質疑打切の動議を提出いたします。
○松浦(東)委員 お急ぎのようでありますから、建設省か建設院かについて一點だけ片山總理に伺いたいのであります。先ほどからの御答辯によりまして、現下の情勢から言つて建設院が至當であるというような御信念はよくわかりました。しかしわれわれのこの建設省設置に對する熱意も、また重要性も、同様の質問によつて大體おわかりと思うのであります。總理は政府の原案としては建設省の設置案を出さないといたしましても、近い将來
○松浦(東)委員 簡單に御説明申し上げます。この請願は山形県最上郡西小國村長佐藤敬輔君ほか三百八十六名の多人数からなつております。白川というのは最上川の支流の小國川の支流でありまして、山形県の北部最上郡西小國村の東部より北部に流るる川であります。川の上流は東北でも有名な森林地帯であり、また下流は耕地が約三百五十町歩ほどございます。上流の方は、大正十二年ごろより営林署の伐採の工事が開始せられまして、またその
○松浦東介君 山形、鶴岡間の鐵道敷設の請願でありますが、これはずつと以前にも衆議院を通つたことがあり、また昨年私が紹介議員として本院において採擇になつておるところのものであります。山形縣は御承知のように山形、米澤兩市を中心とする村山、置賜地方と、いわゆる庄内地方と呼ばれますところの酒田、鶴岡方面の日本海地帶とからなつておるのでありますが、同一行政區域内にありながらこの間の交通がきわめて惠まれません。
○松浦(東)委員 緊急動議を提出いたします。すなわちこの際日程を變更しまして、横須賀港を開港に指定する等の法律案を取上げて審議を進められんことを望みます。
○松浦東介君 山形縣東村山郡高瀬村に停車場設置の方から先に申し上げます。山形縣には高瀬村が二つあります。ここの高瀬村というのは、山形縣東村山郡高瀬村であります。仙臺市と山形市を結ぶ仙山線の山寺驛と楯山驛との中間にありまして、人口五千餘、戸數約八百の農山村であります。山形市近郊ではここほど交通に惠まれない村はないのであります。停車場なく、バスの便なく、縣道も名ばかりのもの一本あるにすぎない。本村の人の
○松浦(東)委員 ただいま葉梨さんの御説明によると、霞ヶ浦干拓問題についての農樣省の態度というものは私どもまことに不可解に考えるのであります。これに對しましては、本委員會としては徹底的にこれを調査してみる必要がある。これに對して委員長はいかなる御見解を有しておられるかを承りたいのであります。 第二は、これも葉梨氏の霞ヶ浦干拓中止の請願、ほか數件に對しまして農林省は答辯を留保になつておる。またこれは
○松浦東介君 砂防工事の重要性につきましては、當委員會におきましてもしばしば論議せられたところでありまして、重複を避けたいと思います。ただいま議題となりました本宮川砂防工事施行の請願ほか五件でございますが、きわめて簡単に御説明申し上げにいと思います。 本宮川砂防の問題でありますが、この六件とも全部山形縣に關するところの問題でございます。本宮川は山形縣東置賜郡の和田村を貫流する和田川の上流で、下流の
○松浦(東)委員 日程変更の緊急動議を提出いたします。この際日程追加いたしまして、治水治山小委員會の委員長の中間報告を求めたいのであります。
○松浦委員 先ほど申し上げました神町の水道落成の際に、地方民が將來の飲料水と灌漑ということに非常におそれをなしまして、いろいろ陳情いたしました結果、もう一つダムをつくらなければならぬということになりまして、これも特建工事でございますが、實は穴を堀つたのでございます。しかしその後セメントの事情が窮屈になつたために工事が中止になつているような状態であります。これは途中までできているのですから、一つ資材の
○松浦委員 亂川及び押切川の上流にダム築設の請願でありますが、これは大體請願書に書いた通りでございます。 亂川は奥羽の脊梁山脈であるところの山から發しまして、宮城、山形縣境より山形縣側に流れるところの河川でございます。山形縣北村山郡高崎村同じく東郷村同じく山口村同じく大富村、また東村山郡成生村から流れまして、途中押切川を併合いたしまして西村山郡溝述村で最上川にはいつておるのであります。亂川、押切川
○松浦(東)委員 最上川は申し上げるまでもなく山形縣を貫流する昔から日本三急流の一つと呼ばれるところの有名な荒れ川でございます。縣の南の方から北の方に流れ、およそ六十里、大小の河川を合せまして酒田港より日本海に入るのであります。縣の北部、すなわち秋田縣に隣接する下流の方は、今囘の大水害に遭いまして目もあてられぬ惨状を呈しました。これはすでに大災害に遭つたのでありますから、復讐は當然のことと存じます。
○松浦(東)委員 山形縣東村山郡干布村正法寺川砂防工事の續行方につきまして簡單に御説明申し上げます。この川の氾濫は、土砂の流出がはなはだしくありまして、その被害が前から非常に大きいのに鑑みまして、山形縣といたしましては、大正年間に上流に模範的な砂防工事を施行しておつたのでありますが、その他いろいろな原因がありまして、その完成にいたらないうちに中止したのでありますが、非常に災害が多いので、昭和二十年、
○松浦(東)委員 馬見ヶ崎川上流砂防工事竝びに下流改修工事施行に關する請願につきまして簡單に御説明申し上げます。 砂防工事の重要なることにつきましては今さら言をまたないと思います。私どもは今囘の東北の大水害にあたりまして秋田、山形、岩手、宮城、その他の縣をまはつて大水害を調査するために、本委員會から派遣れまして、つぶさにその實情を見てまいつたのでありますが、應急の施策を樹立して國土の安全保障をはかり
○松浦(東)委員 本委員會より派遣されました東北地方の水害調査の秋田、山形、新潟班を代表いたしまして、私から簡單にその御報告をいたしたいと存じます。私どもの秋田、山形、新潟班は、溝淵松太郎君。的場金右衞門君。不肖松浦三名をもつて構成いたしまして、内務省から伊藤技官を帶同いたしましたから、一行四名、常に一致した行動をとつてまいつたのでございます。 七月三十一日夜上野發秋田行急行で東京を出發いたしまして