1995-10-20 第134回国会 衆議院 外務委員会 第1号
○松沢委員 そこで、これは政府の方針であり、私は、今度の国連総会の、五十周年の特別総会ですか、村山総理が二十二日でしょうか、演説をされるということでありますけれども、この二十二日に行われる国連創設五十周年記念総会の村山総理の演説の中で、この日本の政府の見解である安保常任理事国入りの問題については言及しないという報道が新聞でなされておりますが、これは事実でしょうか。
○松沢委員 そこで、これは政府の方針であり、私は、今度の国連総会の、五十周年の特別総会ですか、村山総理が二十二日でしょうか、演説をされるということでありますけれども、この二十二日に行われる国連創設五十周年記念総会の村山総理の演説の中で、この日本の政府の見解である安保常任理事国入りの問題については言及しないという報道が新聞でなされておりますが、これは事実でしょうか。
○松沢委員 昨年、ことしと二年連続国連総会の一般演説の場で、ちょっと言葉じりを私も調べたのですが違いますけれども、非軍事の分野で「多くの国々の賛同を得て、安保理常任理事国として責任を果たす用意があることを表明いたします。」という言葉を使われているのです。これは、日本政府の代表、外務大臣として国連総会で二年連続この言葉を使われたということは、この方向性は日本政府の見解であるというふうに判断してよろしいですね
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 質問も大分長くなりまして、大臣並びに委員長、お疲れだと思いますけれども、あと二人でございますから、ぜひとも御答弁、積極的によろしくお願いいたします。 私は、国連の改革、国連創設五十周年ということで、特別の総会も開かれるということで、国連改革に絡んで、日本の安保常任理事国入り問題について、ちょっと最近理解のできないことが多いので、その辺を整理しながら大臣
○松沢委員 今ちょっと数字を出していただきましたけれども、日本の望ましい国連事務局での職員数というのは百九十四名でありますが、実際には今九十一名前後、これは横ばいという状況ですね。 今ランク別という指摘がありましたけれども、要するに、課長さん、局長さん、上に行くに従ってかなり少ないですね、九十一名全体の中で。こういう傾向があるのですけれども、こういう傾向になってしまうのは、何か、どの辺に原因があるとお
○松沢委員 もう一点お聞きしたいのですけれども、その九十一名の職員の年齢別内訳というか、例えば二十代とか三十代で結構なんですが、どの辺の職員の方が多いのか、それはわかりますか。
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 きょうは光栄にも一時間半という十分な時間をいただきましたので、国際情勢、各方面にわたって質問させていただきますので、大臣初め当局の皆さん、ぜひともよろしくお願いいたします。 私は、ゴールデンウイーク明けの五月九日から十四日まで、国連本部、ニューヨークに、アメリカの国連協会の招待で超党派の若手議員という構成で行ってまいりまして、最初に、ちょっと国連の問題
○松沢委員 ただいま嗅覚測定法、その技術的なものに対することが大きな理由の一つだという説明がありましたけれども、と同時に、先ほど長官が言われた第二の理由、環境の負荷の低減に対して国民が義務を負うというような環境基本法というのが一昨年でしたか、日本でもできて可決をされた。この中に、国民もいい環境をつくるために努力しなさいという義務ができたわけですね。それに対応するような形で悪臭防止法も環境の負荷の低減
○松沢委員 今長官の御説明の中に、複合臭というか幾つもまざったにおいで、その一つ一つの物質の数値は規制内だけれどもまざったにおいだと臭くなる、こんなにおいというのも出てきた、また、生活関連の事業所、そういうところからのにおいも多くなってきて、以前とにおいに対する公害の様態が大分変わってきて、それが今回の改正の必要性の一つの要因であるというお話がありました。 この法律は昭和四十六年に制定されて以来これまで
○松沢委員 皆さんおはようございます。長官並びに関係者の皆様、朝早くから大変御苦労さまでございます。 それでは私は、新進党を代表して、悪臭防止法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。 まず、大局的な視点から長官に、今回の悪臭防止法改正の目的とその必要性について伺いたいと思います。
○松沢委員 次に、今このサリン事件との関連の疑惑を持たれているオウム真理教の問題について、少し関連で伺いたいと思うのですが、現在の法律、例えば毒物及び劇物取締法によっても、今回の家宅捜索で押収された猛毒物質の製造とか貯蔵については厚生省または都道府県への登録が必要である、取り扱いも厳しく規制されているわけであります。しかし、この法律はあくまでも製造・販売業者の規制を念頭に置くものであって、それを購入
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 化学兵器の禁止条約についてですが、私もまず先般の地下鉄サリン事件の問題について質問をしたいと思います。 まず、こうした無差別テロのような極悪な事件が起きまして、犠牲者の方また被害者の方、お悔やみ並びにお見舞いを冒頭申し上げたいと思います。 まず、今回のサリン事件というのが欧米でかなり異常な関心を呼んでおりまして、二十七日発売のタイムとかニューズウイーク
○松沢委員 次に、国連の安保理改組と常任理事国入りの問題です。 鹿野委員の方からもありましたけれども、ちょっと次の議論に進めるために確認の意味でお聞かせをいただきたいのですけれども、昨年の九月二十七日、国連総会の一般討論演説ですか、河野大臣が「多くの国々の賛同を得て、安保理常任理事国として責任を果たす用意」がありますと言明をされた。この前後にいろいろすったもんだがありました。 衆参の予算委員会の
○松沢委員 今るる具体的に伺いましたけれども、国連の変化と同時に、我が日本の国も五十年の間に大変大きな変化を遂げました。高度経済成長期を経て、今では世界第二位の経済大国になった。GNPも十数%を占めていますね。と同時に、例えば多国間の援助の金額的なものでは、ODA、もう世界一、二を争っているという状況、これだけいわゆる大国化してきたわけですね。 そこで、当然、国際社会において大きな国としてふさわしい
○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 私は、外務委員を拝命をいたしましてきょう初めて一般質問をさせていただくわけですが、どういうテーマを取り上げようか、いろいろ悩みましたけれども、やはり今一番火急であって日本に重要な外交課題であると思われます国連改革、それに対する日本の役割、このテーマを中心に質問をさせていただきます。今まで、先輩委員の方が何度かこの質問にきょうも触れておりますので、多少重複
○松沢委員 そこで、非常に能力のあるいい先生をつくるということが大変重要で、それができれば、いじめの問題も解決に向けての新たな展開があると思うのです。 そこで、文部省としては、教員の育成の基本的な理念、どういう理念で教員を育成していこうとなされているか、それについてお願いします。
○松沢委員 今大臣のお話を私も基本的に理解をするところでありますけれども、先ほど青山委員の方からも質問がありましたが、私は、このいじめ問題、何か原因を一つ挙げるとすれば、複雑に絡み合っていて難しいのですけれども、やはり今の学校現場の教師がその実態を監督できない、あるいは見つけてもうまく指導ができない、この辺にあるのではないかなというふうに非常に感じているわけなんです。 先ほど青山委員の質問に対して
○松沢委員 改革の松沢成文でございます。 これまでいじめの現場の実態についてはさまざまな先生から質問がありました。まず、一番基本的な問題でありますけれども、大臣にお伺いしますが、昨今のいじめの多発、それによる悲惨な事件が相次いでいますけれども、いじめがなぜここまで多発してしまうのかという問題の原因、さまざまな社会の病理現象が重なり合ってこういう状態になっていると思うのですが、この基本的な原因はどの
○松沢委員 先ほど小沢委員の質問の中に、日本の国がこれまで海外の邦人を政府救援機で、これはチャーターの飛行機で救った事例というのが報告がありました。千人以上の方をこれまで救出させた実績があるそうですが、そこで伺いたいのですけれども、過去の緊急事態に際して、在外邦人輸送に自衛隊機が使用できればより適切な措置が講じられたと思われる、そういう事例があったら御紹介いただければと思います。
○松沢委員 確認をしておきたいのですけれども、それはほとんどその国の軍用機を使って救出をしているというふうに判断してよろしいのですか。
○松沢委員 改革の松沢でございます。今回の自衛隊法の一部を改正する法律案、海外で何か緊急事態が起きた場合に、邦人を救出する、そのときに政府専用機も含む自衛隊機を使えるようにするというのが重立った趣旨だと思うのです。私、この件について急に質問することになりまして第一に疑問に思ったことは、疑問というか考えましたことは、海外の政府が、外国政府がその国の人々が海外で危機に遭ったときにその救出、どんな事例があるのかな
○松沢委員 去る予算委員会でこの問題がテーマになりました。新学習指導要領では、学校の卒業式や入学式のイベントで国歌を歌い、国旗を掲げるというものを「指導するものとする。」という文言になっていますが、これが義務なのかという質問に対して大臣は義務であるというふうにお答えになったのに対して、総理は義務という言葉は使わずに、児童生徒の内面の問題であるので、義務、強制という言葉をあえて使わなかったわけですね。
○松沢委員 大臣の哲学に従ってしっかりと文部省並びに日本の教育をつかさどっていただきたい、そう思います。 次に、国旗・国歌、日の丸・君が代の問題で少しお伺いをさせていただきます。 今回、日本社会党が大きな一連の政策転換の中で、この日の丸と君が代についても認める、是認をするという大きな政策転換を行って、私どもそれは大歓迎であります。ただ、その理由の中に、村山総理は日の丸が、あるいは君が代が定着をしてきたという
○松沢委員 改革の松沢でございます。 私どもの改革のトップバッターでありますので、まず大臣にちょっと大局的な質問から始めさせていただきたいと思います。 ただいま大臣からごあいさつを冒頭いただいたわけでありますが、このごあいさつというのはやはり文部省の官僚の方が考えて、文部行政には継続性がありますから、仕方がないことかと思いますが、昨年の赤松文部大臣のごあいさつとほぼ似たような形でなっておって、文部行政
○松沢分科員 もう一点の国民からの声として、民事裁判は時間がかかるというだけじゃなくて、それを利用する国民の方からしてみれば大変利用しにくいといいますか、利用の仕方がよくわからないという声を聞くのですけれども、その辺の理由というのはどの辺にあるというふうに認識されていますでしょうか。
○松沢分科員 三十八万というすごい数の裁判を処理しなければいけないということですが、これだけの事件があるからかもしれませんが、国民の方では、とにかく民事の裁判は遅いというか時間がかかる、これはかなり大きな批判になっていると思うのですね。迅速な裁判というか迅速な解決までなかなか進んでいかない。裁判にどれぐらい日数がかかるのか、その辺の実情についてお伺いしたいのですけれども。
○松沢分科員 新生党の松沢成文と申します。 きょうは裁判所関係で質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 私は、もとより一年生議員でありまして、裁判所の行政がどんなふうに行われているのか、今まで本当に門外漢で知りませんで、今予算の説明がありましたけれども、きょうは何といいますか、国民の目の高さで、ふだん一般の国民が裁判所についてどんな思いなりあるいは要望を持っているか、そんな観点から質問
○松沢委員 先を急ぎますけれども、次に、県域というか非常に広域的な、県域をまたがった水源地域の対策についてちょっと伺いたいのですけれども、中央環境審議会の答申の中にも、その水源が他県域に及ぶ場合には上流域との協力と調整が極めて重要であるというようなことが答申されています。ただ現状では、先ほど他の委員からも指摘がありましたけれども、国の調整機能というのが果たされているとはとても言いがたいような状況だと
○松沢委員 運用は一体化するということですけれども、環境庁、厚生省の両法案が独立した形で提出されていながら一体化するとしたことの趣旨はどの辺にあるのか、もう少しお聞かせいただきたいことと、それと、具体的にどのように一体化するのか、もう少しわかりやすく説明をいただければと思います。
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。 前に質問した委員の皆さんと多少重複するところがありますけれども、少し角度を変えて質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、水道水源の水質保全というものを目指して、環境庁からはいわゆる特別措置法案、厚生省からいわゆる事業促進法案という二つの法案が今国会に提出されているわけなんですけれども、このうち環境庁の法案についての私の感じる疑問点
○松沢委員 それでは、この先の質問は専門の方にお尋ねする形になるかもしれませんけれども、実はこの非常にユニークで賛否両論があった神奈川方式というものが、県の教育委員会の諮問機関であります高等学校教育課題研究協議会、通称高課研と言うらしいのですが、そこでそのあり方を検討しておりまして、最終の答申が十二月に出される予定なんです。それがどういうわけか事前に漏れまして、今神奈川県の教育界では、このア・テスト
○松沢委員 この高校の選抜制度というのは、各都道府県が独自な形を持っているわけであります。先ほど塩崎委員の方からも、東京都の高校選抜制度が時代とともに何回も変遷をしてきて、その弊害を説いておられましたけれども、実は私の出身の神奈川県は、この高校選抜において神奈川方式と言われる極めてユニークな制度を導入をしているわけなんです。 つまり、普通の都道府県ですと、いわゆる調査書と言われる内申書と高校の入試
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。新生党の新生議員ですので御無礼があるかと思いますが、文部大臣初め文部省に幾つかの質問をさせていただきます。 実は、私はこの国会に送っていただく前は、神奈川県で県議会議員を六年務めておりました。その中で、三年間文教常任委員会でお世話になりまして、神奈川県の教育問題に携わってきました。 御承知のとおり、都道府県というのは、主に高校教育を中心に教育委員会あるいは
○松沢委員 時間でございますので、以上で終わります。ありがとうございました。
○松沢委員 そこで、今の花井先生のお話に関連して伺いたいのですが、花井先生は、衆議院をできる限り小選挙区制に近い制度にして、比例代表もあるけれども、それで二つの二大政党、政権交代可能な二大政党制、アメリカやイギリスのような形を導き出すのが最も望ましいだろうということだったのですが、先般行われましたカナダの総選挙で、非常に私、一面怖いなという結果に遭ったのですね。 それは、カナダもアメリカのように単純小選挙区制
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。きょうは三人の公述人の皆さん、お忙しい中大変ありがとうございます。 まず第一に、今回の政治改革は、特に選挙制度においては衆議院の制度を中心にやっているわけで、もともと政治腐敗や汚職事件が多くなってきたその裏には、現在の中選挙区制度、この問題に密接に絡みついているということで、選挙制度はまず衆議院先行で改革をしていこうということになったわけなんですね。ところが
○松沢委員 次に、このたび環境基本法案第十五条として新たに定められることになる環境基本計画、これも非常に重要なものだと思いますが、他のいわゆる経済計画が具体的な数値を目標に掲げてその他の政策を引っ張ってきたというように、環境基本計画も、政府全体の環境政策をリードできるものをまず作成すべきだと思うのです。特に、環境基本計画を実効あらしめるためには、他の政府の計画に優先すべきだと私は思いますけれども、環境基本計画
○松沢委員 次に、環境基本法の枠組みのもとでの環境政策の展開についてお伺いしたいと思うのです。 環境影響評価、アセスメントについてはこれまで何人もの先輩委員が取り上げまして少し重複いたしますけれども、私も、環境アセスメントというのは環境保全政策の中でも特に重要で、法制化をすべきと考えている一人であります。 今日では環境アセスメント法を持つということはもう先進国の常識であって、これまでにも議論がありましたように
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。よろしくお願いいたします。 私は、この七月の選挙で国政に参画をさせていただく以前は、実は神奈川県の川崎市選出の神奈川県会議員を務めておりました。六年間の議員活動の中で二年間、県議会の環境常任委員ということで環境問題に取り組んできたわけですけれども、長官初め環境庁の皆さんは、県議会の経験はもちろんないと思いますので、今、地方議会が環境問題のどんなような問題で
○松沢委員 もう一つ、では違った例を出したいと思うんですが、これは両方の法案ともそうなんですが、小選挙区での法定得票数、これが有効投票の六分の一ということになっておりますのでも今回、もし仮に導入されて初めての選挙では、もしかすると自民党も分裂して候補者が割れる、連立与党も何人か出てしまう、そういうことで、政党以外の無所属候補も何人も出てしまって、七人、八人、十人出てしまう可能性がゼロとは言えません。
○松沢委員 今御答弁をいただいたわけですけれども、最初の選挙の前提が一票制という前提で、それで再選の場合は、一票制という前提で有権者に投票していただいておいて、再選の場合は小選挙区だけでやるということは、結果において小選挙区と比例を分けているわけで、これは最初の前提と結果が違うからおかしいんじゃないでしょうか。
○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。 これまで特別委員会の審議ももう何日も行ってきたわけで、自民党案、政府案の大まかな相違点、論点というものはもう出尽くしたような感があります。 私はこれから一票制の問題について取り上げますけれども、これまでその背後にある哲学論争ですとかあるいは憲法上の問題、そしてクロスボーティングの是非、さまざまな議論がされてきました。私はこれらを踏まえて、一票制がテクニカル