1973-02-23 第71回国会 衆議院 文教委員会 第3号
○松永委員 そういたしますと、形式的には、給与改善に関連した今回提案される法律の中には、義務教育諸学校の先生だけを対象にしているような形にはなっておるけれども、実際問題としては高等学校の教員や幼稚園の教員も、同じような形で給与の改善がなされる、こういうふうに伺ってよろしいわけですね。
○松永委員 そういたしますと、形式的には、給与改善に関連した今回提案される法律の中には、義務教育諸学校の先生だけを対象にしているような形にはなっておるけれども、実際問題としては高等学校の教員や幼稚園の教員も、同じような形で給与の改善がなされる、こういうふうに伺ってよろしいわけですね。
○松永委員 四十八年度の予算案に計上してある給与改善費百三十五億の執行に関する法案をこの国会に提案されるというふうに聞いておりますが、その法案では、義務教育諸学校だけが具体的な対象となっておって、高等学校、そして幼稚園は対象外とされておる、こういうふうに聞いております。そして、そのために教育の現場では、なぜ高等学校、そうして幼稚園を対象から除外するのかということで、少なからず混乱をしておるというふうにも
○松永委員 大臣に質問したいと思いますが、御承知のように、去年は学制百年という記念すべき年であったわけでありますし、ことしは新しい百年に向かって第一歩を踏み出すぎわめて大切な年であると思います。そういう大切なときにあたって、先日文部大臣は文教施策についての所信を述べられたわけでありますが、それを伺ってみますと、当面の文教施策の中で最も重要な施策は、教員給与の抜本的改善をはかるということである。そして
○松永委員 警察庁のほうでも二名は明らかにされたわけでありますが、そうしますと、この高等学校から確実に二名の犯罪人が出ておるわけであります。 私は文部省にお尋ねしたいのでありますけれども、この高等学校の教育に関連して、何か変わったところはなかったろうか、あるいはまた欠点、欠陥、そういうものはなかったろうかというふうな調査を文部省でされたかどうか、また調査中であるかどうか、そういう点について文部省からお
○松永委員 私は、三月十日のこの委員会で、例のおそるべき連合赤軍事件に関連して質問をしたのであります。特に犯人の中に大学在学中の者あるいはまた卒業して間もない者が多い。しかもその大学は国立大学が多い。そこでそういう犯人を出した国立大学の関係者は、教育者として、また大学の管理運営の責任者としてどのように反省をし、また対処しようとしておるのか、こういう点を中心に質問をしたわけであります。ところが、その後
○松永委員 大学側が逮捕された犯人等について退学処分その他の処置をとっておるということについては、ただいまの大学局長の答弁でわかったわけでありますが、大学の最高責任者である学長、その学長は同時に教育者でもあります。自分が責任者として管理をし運営をしておるその大学の学生から、ああいうおそるべき犯罪を犯した犯人が出たということ、この点について学長はどういうふうな責任を感じておられる様子であるのか、この点
○松永委員 そういたしますと、国立大学をつい最近卒業した者、現に国立大学に在籍しておる者、これらが犯人としておったということになるわけであります。そうしますと、あのようなおそるべき犯罪を犯した犯人を出したあるいは犯人が在籍しておるその大学の責任者、すなわち大学の学長、これらは大学の責任者として、また教育者としてどういう責任を感じておられるのかどうか、文部省でその学長等について調査されたかどうか、お尋
○松永委員 先般この委員会で大臣から、文教施策の全般にわたる大臣の格調高い所信をお聞きしたわけでございますが、若い時代から非常な苦労をされながら勉強してこられ、長い経験を経てこられた高見文部大臣であればこそ、ああいう格調の高い所信の表明があったものと思いまして、私は深く感銘したところがあったのであります。 これからその高見大臣の触れられました文教行政、文教施策に関する問題の二、三について質問をいたしたいと
○松永委員 そこで局長さんにまたお尋ねしますが、そうすると、こういう読みかえ規定をした結果、労働基準法の条文中、この読みかえをすることによって適用除外されるおもな条項はどれとどれですか。
○松永委員 そうすると、もう一つ聞きたいのは、この第十条の最初からずっと読んできまして、まん中辺に「適用するものとし、同法」と書いてある。この「同法」は何法でしたか。条文からいうと地方公務員法と読めるのですが、それとも労働基準法ですか。
○松永委員 この法律案についての本質的な次元の高い問題点については、谷川委員やただいまの塩崎委員のほうから詳細質問がありましたので、私のほうは、次元の低い事務的なことについて二、三質問したいと思います。したがって、私の質問に対するお答えは、説明のうまい法律に詳しい事務の方でけっこうでございます。 まず私が質問したい点は、法律の解釈といいますか読み方の問題なんです。大体私は、どうも法律というやつはむずかしいものだ
○松永委員 今度はひとつ大臣にお尋ねしたいのですが、わが国の教育制度について、戦後の教育制度それから戦前の教育制度と比較検討して、そうしてすぐれている点あるいはまた劣っている点、改革すべき点、いろいろあろうと思うのですが、戦後の教育制度の中でいろいろ問題点もあるようですけれども、定時制の高等学校、通信制の高等学校に対して、定時制通信教育振興法という法律に基づいていろいろなあたたかい措置がなされるようになったということは
○松永委員 通信制の高等学校の中に、私立であって、かつ広域の通信制の高等学校があるわけなのですが、その高等学校が非常に成果をあげているということを聞いておるのですけれども、その広域の私立の通信制の高等学校に対する補助、助成ということをどういうふうに考えていらっしゃるか、この機会にひとつお尋ねしておきたいと思います。
○松永委員 高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、私は、文部省の考え方を数点にわたってお伺いいたしたいと思います。 まず、この法律案の要旨は、要するに定時制の高等学校、通信制の高等学校の校長先生その他一般の先生方に対して支給する定時制通信教育手当を三%増額するということにあるようでありまして、定時制高校、通信制高校の関係者一同が強く望んでおったことが実現されることになるわけで
○松永委員 ちょっと質問の順序が前後したかもしれませんが、このいま提案されている著作権法案、これは第六十一回国会においても提案されて、相当論議され、審議をされたということですが、いまここに提案されている法案、これは第六十一回国会に提案されたものと全く同じものであるかどうか、あるいは修正をされた部分があるのかどうか、それをひとつお尋ねしたいと思います。
○松永委員 詳細に承ったので大体わかりましたが、要するに、現行の著作権法が明治三十二年に制定されたままで、その後少しは改正されたけれども、非常に古い、それに外国の制度などと比べた場合にいろいろな点で立ちおくれておるというふうなことのようでございますが、そこで文化庁の次長にお尋ねするのですが、現行の著作権法のままでは、著作権者、それから著作物の利用者、そのどちらの側の——両方をお尋ねするわけですが、具体的
○松永委員 お許しをいただきましたので、著作権法案について質疑をさしていただきます。 午前中から非常な熱烈な論議をなされておりまして私も感じたのでありますが、要するに、この著作権法は、いわゆる文化的な創作活動に従事している人々が、非常な関心を持っておると思うのです。と同時に、一方においては、この著作物を利用する側の人々も、非常な関心を寄せておるように思われます。そういうことで午前中論議された著作権法案第一条