2008-02-28 第169回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
○松本(文)分科員 実例でお尋ねをいたします。 かなり年数はたってしまいましたけれども、私が大変お世話をかけた方が交通事故で亡くなりました。その事故現場は、朝車を運転して出かけた方が電柱にぶつかって、そこで亡くなっているということを発見されました。早朝でございまして、目撃者もだれもなかったわけでございまして、警察による解剖等々がなされました。 当然、交通事故による死亡ですから保険金を請求しました
○松本(文)分科員 実例でお尋ねをいたします。 かなり年数はたってしまいましたけれども、私が大変お世話をかけた方が交通事故で亡くなりました。その事故現場は、朝車を運転して出かけた方が電柱にぶつかって、そこで亡くなっているということを発見されました。早朝でございまして、目撃者もだれもなかったわけでございまして、警察による解剖等々がなされました。 当然、交通事故による死亡ですから保険金を請求しました
○松本(文)分科員 各保険会社が販売をしている保険商品、これについては、国が許可というんでしょうか認可というんでしょうかをしている、こういう話でありますから、当然、国においてもそれなりの責任があるんだろうと私は認識をしているわけでございますが、法的根拠を含めてそこら辺のことについて御説明をいただきたい。
○松本(文)分科員 渡辺大臣、私は、御尊父の美智雄先生にかつて大変お世話をかけました。その当時、大臣は御尊父の秘書官をなさっていたと思います。昨晩、答弁者の中に喜美大臣の名前を発見いたしまして、ゆうべは心躍って眠れない時間を過ごしました。これできょう御指摘をする問題の八割方は解決するだろうと、大変大きな期待を寄せておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 最初の質問であります。 昨今、生命保険会社
○松本(文)委員 大臣、私たちの生活、身近なところで、大臣先ほどお話をいただきましたとおり、日本の首都にあかずの踏切が二百七十を超えて存在をする、狭い道路には電柱が立ち並んでいる、その傾きかけた電柱にトランス、大きいのが乗っかっている、見上げる空はクモの巣のようだ、これが幹線道路から一歩入った生活道路の実態であります。 震災に備えて安心、安全のまちづくりだとか、観光立国を目指して景観を整えましょうだとか
○松本(文)委員 かたい決意を伺ったわけであります。 かつて、この東京に、一人でも反対があったら橋はかけない方がいい、こういう哲学を持って登場された知事がいらっしゃいました。その知事の在任期間中、東京の都市計画は大きくおくれました。結果として、世界を代表する国々の首都と比べたとき、道路混雑は離れて東京がナンバーワンであります。走る車の平均時速は、世界を代表する都市の中で十キロ以上遅い、そして、不経済
○松本(文)委員 この国会議事堂の位置します私たち日本の首都東京でありますが、御承知のとおり、かつて江戸幕府の城下町として計画をされました。その次に大きな都市計画というのは、後藤新平市長の時代に、震災に倒れた東京を何とか立て直さなくちゃいけないと大変立派な都市計画ができました。しかし、これは無駄だ無駄だという大合唱の中で結局つぶされて、今残っているのは、昭和通りに面影がございます。 その次に東京の
○松本(文)委員 ぜひ、消防団員が警察官と同じ権利を持って消火活動現場での活動ができるという程度の法整備は早急に図っていただきたい、強く要望をいたしておきます。 ところで、消防署あるいは消防団、これは全国くまなく組織をされている、こう思うのでありますが、その密度等々についてかなりのばらつきがあるのではないのかな、こう想像をするわけであります。現状がどうなっているのか、御説明をいただきたいと存じます
○松本(文)委員 自民党の松本文明でございます。 初めに、総務大臣にお伺いをいたします。 消防士並びに消防団員、こういう方々の活躍は、火災発生時はもちろんでありますが、災害、遭難、犯罪捜査への協力、それら災害の予防活動等々、特に東京におきましては、暮れの大変寒い中、二週間でしょうか、夜、拍子木を打ちながら火の用心と回っていただいて、休む間もなく元旦、初参りの警備に当たられる。雪の降った日はちゃんと
○松本(文)委員 局長、六十年前、この国が焦土に帰した当時、この国の国民の皆さんの多くが第一次産業から生活の糧を得ていらっしゃった。そして、この国は物づくり立国を目指したわけでありますけれども、現実には、昭和三十年代だったと思うのでありますが、第二次産業に従事して生活の糧を得ている方は、たしか三五%ぐらいまで行ったと思うのでありますが、今またそれが減少して、二五%ぐらいになっている。そして、国民の多
○松本(文)委員 この国の国土計画、御承知のとおり、明治以来、均衡ある発展を目指して、鉄路を張りめぐらし、新幹線を敷設し、高速道路を建設してきました。どの施策も、一極集中を目指したものではなくて、どこに暮らしても豊かに安心して暮らせる国づくりを目指したものであります。しかし、それでも、人の流れは都市へ都市へと集中を繰り返して、全く怒濤のごとくであります。人類文明の必然としか言いようがないわけであります
○松本(文)委員 区市町村の自立を促すまちづくり交付金制度に続いて、都道府県、広域ブロックの自立を促す今回の活性化交付金制度、これは、地方自治を尊重し、分権型社会の構築という安倍政権の公約実現に向けた着実な展開であります。心からの賛意を表した上で、以下、何点か質問いたします。 提案理由説明で、東京中心の一極一軸型からの転換を目指す、こう述べられておりますが、今回の法案は、決して、首都東京の自立と発展
○松本(文)分科員 建築基準法上の道路というのは、おおよそ六種類あると認識をいたしております。それぞれについて、簡単で結構ですから、ちょっと御説明をいただきたいと存じます。
○松本(文)分科員 いつ襲ってくるかわからない震災を前にして、安心、安全のまちづくりを標榜している、そういう一方で、こうした悲惨な状況があるという認識を私たちは共有しなきゃならぬ、こう思うわけでありますが、そもそも建築基準法が接道条件を明確に定めている、その理由はいかなることになっているのか、この際、国民にわかりやすく御説明を願います。
○松本(文)分科員 本日は、狭隘道路の問題を中心に質問させていただきます。 御承知のとおり、建築基準法は、建築物はすべからく四メーター以上の建築基準法上の道路に二メーター以上接していなければならないと定めているところであります。しかし、現実はそうなっておりません。特に都市部において、最も悲惨な地域、平均的な地域、まずまずの地域など、具体的な現状をお示しください。
○松本(文)委員 大臣、ぜひ、必要な道路はスピーディーにつくる、こういう観点で財源確保に当たっていただきますように要望をしておきます。 住宅局長に伺います。 建築基準法は、建物をつくるときに四メーター道路に接することを決めておるわけでありますけれども、実際に、四メーター道路に満たない狭隘な道路に敷地が接している、こういう住宅はどの程度あるのか、御教示願います。
○松本(文)委員 ぜひ、そのような方針でしっかり前へと進めていただきたいと思うわけであります。 しかし、それにしても、都市計画道路の進捗率、全国平均五五%ということであります。そこで、大臣に伺うわけでありますが、まだおおよそ半分程度しかできていないということであれば道路財源はますます必要だ、スピードアップをしなきゃならぬということであればさらに必要だ、こういう時期に、道路特定財源を見直そう、こういうような
○松本(文)委員 まず、都市・地域整備局長に三点ほどお伺いいたします。 その一、都市計画道路の整備状況あるいは事業化の進捗状況がどうなっているのか。それから、都市計画決定後、整備が完了するまでにこの国ではおおむね何十年程度かかっているのか、お答えをいただきたい。第三点、今後三十年、五十年、百年かかっても着手できないであろうと思われるような都市計画は見直すべきだ、こう考えるのでありますが、局長の御見解
○松本(文)委員 ありがとうございました。 ただ、戦後、五十年前、自民党の立党当時の綱領あるいはその当時の各政党の綱領の中には、豊かな福祉国家を建設するという一項目はどの政党にも入っているわけでありまして、弱い立場の人たち、あるいはそうでない人たちもともに心豊かに生きていけるという、安心、安全な国というのは私たちの民族にはずっと前からある概念だというふうに私自身はとらえております。 具体的施策展開
○松本(文)委員 ありがとうございます。 秋山先生と川内さんに伺いたいのでありますけれども、このバリアフリーとハートビルを今度一緒にしてユニバーサルの社会を目指します。ユニバーサルの社会、国の定めるマニュアルをしっかりやって、いずれノーマライゼーションの社会をつくります。こういう話を老人会でやっても、ほとんど理解してもらえない。先ほど先生がおっしゃられたスペシャル・トランスポート・サービスとかあるいは
○松本(文)委員 おはようございます。 参考人の皆さんには、御協力をいただいて大変感謝をしているところであります。自民党の松本文明と申します。どうぞよろしくお願いします。 そこで、まず最初に心の問題について伺いたいのでありますけれども、ここ数年、健常者と障害を持たれた方々との間で、私たちの日本の社会というのは優しい社会になってきていると感じていらっしゃいますでしょうか。それとも、無関心な社会になっているのか
○松本(文)委員 今御説明のあった建てかえ計画の進捗状況が、順調というふうに判断をするのか、思うに任せない、こう判断をするのか、大変難しいところでありますが、しかし、危険な建物が今なおそこに建っているという現実はそのとおりであります。 こうした状況を生み出しておりますのは、瑕疵担保責任の不履行によるものであることは言うまでもありません。瑕疵担保責任の履行を確保するためには保険制度の導入は大変重要と
○松本(文)委員 住宅局長に伺います。 行政代執行によってでも速やかに除去されなければならない危険きわまる建築物が今なお存在しております。マンション購入被害者のことを考えますとまことに心が痛むわけでありますが、国の支援パッケージによる居住者の退去あるいは建てかえ計画の進捗状況について御説明をいただきたい。
○松本(文)委員 自民党の松本文明であります。どうぞよろしくお願いいたします。 耐震偽装問題が発覚以来、私たち自民党のプロジェクトチームは、現場視察やら現場での被害者ヒアリング、あるいは被害者代表とのヒアリング、特定行政庁とのヒアリング、指定確認会社とのヒアリング、関係の個人、企業、団体、学識経験者、おおよそ考えられる多くの方々と実に百回を超えるヒアリングを重ねながら、特別立法措置素案まで用意をして
○松本(文)委員 選挙の自由ということは、声高に政治家は口にするわけであります。しかし、文書図画、ポスターと公報とビラ、この程度しか出せないわけでありまして、これほど情報がはんらんする時代に、それも公報に至っては、字数から大きさからすべて規格基準に合わせたまま、だれもがこれは魅力的な、どうしても見てみたい、こう思うほどの魅力は私はあれからは感じられないわけであります。その配布方法に至っても新聞折り込
○松本(文)委員 この「選挙法・政治資金法の手引」、この解説書は千六百ページを超えております。幾つも解説書が出ておりまして、法令の解釈がいろいろと異なっている。グレーゾーンが大変に多い。選挙管理委員会に尋ねても、それは取り締まる立場の御判断です、こう答えられることが大変に多い。 そのために、結局、私の見る限り、日本の公職選挙法というのは、自由な選挙を保障するという立場よりも、制限を加えるという色合
○松本(文)委員 自由民主党の松本文明でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 公職選挙法について何点か伺いたい、こう考えております。 議会制民主主義制度を支えておりますのは、言うまでもなく選挙制度であります。行われる選挙の質が議会の質を決めている、こう言っても過言ではないわけでありますが、国民は、自分の考えに最も近い政党、候補者を選ぶ、こういう作業をまずしなければなりません。でき得る限
○松本(文)委員 この国の将来に重大な責任を負っている企業、どうも、公、国家国民、民族、人類、こういったところにもうちょっと幅広い、深い責任感を持ってほしいな、そんなことを感じるわけであります。 いずれにしろ、日本航空が二兆円を超える負債を抱えている、こう聞くだけでも、国民は大変大きな心配を持つわけでありますが、その会社が、経営再建あるいは安全運航、こういったことをよそにして人事抗争に明け暮れているという
○松本(文)委員 人口減少に向かう私たちの社会が、今日の経済規模を維持して、さらに活力ある、豊かさに満ちあふれた国であり続けるためには、人の交流と物流、これはこの国の生命線であります。特に、スピードが重要視される今日、航空産業が世界の競争の中で勝ち残ることができなければ、この国の未来は暗いと私は考えております。だからこそ、国民は多額の税を使って飛行場を初めとする設備を建設し、維持しているのであります
○松本(文)委員 おはようございます。自民党の松本文明でございます。よろしくお願いをいたします。 まず、日本航空、スカイマークエアラインズ両社の代表の方に伺いたいと思うのでありますが、それぞれの企業が創業されたときの精神、創業の目的、初心が何であったのか、みずからが先人の企業を引き継いだときの思い、こうしたもの、記憶がございましたら、それぞれに御説明をいただきたいと存じます。 〔委員長退席
○松本(文)委員 諸施策を展開するに当たって、市街地あるいは都市、中心市街地、この決定はそれぞれの地域ということでありますが、その決定権者というのは都道府県になるんでしょうか、市町村になるんでしょうか。明確にしていただきたいと思います。
○松本(文)委員 局長の説明は説明としてわかるわけでありますけれども、やはり、東京二十三区、多いところでは七十万を超える人口を抱えて、自治体としての仕事を、鋭意、日々行っているわけでございますから、法律にもしっかり、単なる市町村、市の中に含まれるんですよ、こういうようなやり方ではなくて、はっきり区市町村と明記をいただきますように重ねてお願いをしておくものであります。 一昨日、長島忠美議員の御案内をいただいて
○松本(文)委員 よろしくお願いをいたします。 まず最初に伺いたいのでありますが、要望と言ってもいいんですが、東京においては二十三区という基礎的自治体があります。この二十三区は、かつて東京都の内部団体、こういう位置づけでありましたけれども、近年、法改正等々、基礎的自治体としての立場というんでしょうか、位置づけをちょうだいして今日に至っております。 例えば、この国会議事堂のある千代田区は、夜間人口三万人
○松本(文)分科員 ベッドの回転を速くして待ち時間を減らすという、一つの方法というか思いが述べられたように思うわけであります。 大臣、私がつい三日前に御相談を受けた人は、がんで手術をやりましょうというお話をいただいた、しかし、手術が込んでいるから七週間待ってくれ、こういう話になっているけれども、どうしたものだろうかと言われました。どうしようもないから、待っているしかないなと思うわけでありますが、手術
○松本(文)分科員 さらなる努力をお願いしたい、こう思う次第であります。 そこで、あなたは入院が必要だよ、こう言われた場合、入院手続窓口で手続をして帰ってください、ベッドがあき次第御連絡をします、こう言われて、なかなか連絡がない、こういう事例もたくさんあります。 これは、十分に患者をきちっと即時診る、処置をするということに対して、ベッドが不足しているからそれができないで入院の待ち時間が長くなるのか
○松本(文)分科員 平成十八年度予算案を編成された、大臣を初め関係各位に心から敬意を表する次第であります。 さはさりながら、国民の大切な税でありますから、ぜひ効率的に使ってほしい、あわせて、私の意見もぜひその運用に当たって組み入れてほしいという思いを持って質問をさせていただきます。 まず最初に、体調不良で病院に行くと、三時間待たされて、三分間の診察しかしてもらえない、十分な病状説明もないままに帰
○松本(文)委員 国民の血税を使って行われる支援策でありますが、耐震強度〇・五を境に、対象になる物件と対象にならない物件に分けられております。 山本住宅局長に伺いますが、分けられた理由、〇・五の科学的根拠をお示しいただきたいと存じます。
○松本(文)委員 さて、今回の事件は、単独犯による単なる建築法違反ではありません。悪質なグループによる、金もうけのための、周到に計画された詐欺事件であります。結果的に、多くの命が失われることを想定した殺人未遂事件でもあります。今、この国の巨悪の摘発、立件が問われております。刑事局長の御見解をまず伺います。
○松本(文)委員 自民党の松本文明でございます。よろしくお願いを申し上げます。 捜査の、司直の手が入ったという報道がなされております。司直の妨害にならない範囲で、必要な証人喚問やっていかなきゃならない、こういう思いもあるわけでありますが、ぜひ、委員長、理事会で御検討をいただきますよう心からお願いを申し上げます。(発言する者あり)
○松本(文)委員 渡辺参考人に続いて伺うわけでありますが、構造偽造、これは普通の一級建築士と言われる資格を持つ方であれば、だれが見てもすぐ変だなと思うような内容なのか、それとも、渡辺さんのような構造の専門家が何日間か徹夜をしなければ発見できない、こういうような代物なのか、わかりやすく御説明いただきたいんですが。
○松本(文)委員 本日出席を予定されておりました内河参考人が経営をされます総合経営研究所、いわゆる総研は、一連の犯罪物件の建設に当たってそのスキーム全体をつくった会社であります。 木村夫妻の経営する平成建設、木村建設は、総研の徹底したコストダウンと工期短縮を実現するために、総研みずからが行ったと思われる設計を単に手伝ったにすぎないのではないか。平成建設、平成設計、これは一体のものでありますが、仕事
○松本(文)委員 先ほど大臣から述べられたように、今被害に遭われている方々の命が危険にさらされている、その安全をどう確保するかが最も重要だ、こういう大臣のお話がございました。しかし、今、一体幾つの命が、何人の命が危険にさらされているのか把握できていないということは、私は大変に不満であります。 大臣、感想があったらどうぞ。
○松本(文)委員 住宅局長、まだそこに何人がお住まいになっているのか実情を把握できていないというのは、事件が発生して既に一カ月近くたとうとしているさなかで、もうちょっと危機感、スピード感を持って対応をお願いしたいと思います。 これらの被害者の方々は、ある日突然地震に襲われたようなものでありまして、資産を一瞬のうちに失って、なおかつ借金をしょい込んで、夢を打ち砕かれて、そして今この瞬間にも命が失われるかもしれない
○松本(文)委員 自由民主党の松本文明でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 私は、今回の問題について、三つの視点を頭に入れて質問をさせていただきたいと思います。第一は、被害者救済をどうしていくのか、これが第一の視点であります。第二の視点は、犯罪者を厳しく裁かなければならない、そしてまた瑕疵保証責任、これを徹底的に追及していかなきゃならない、これが第二の視点。第三は、最も重要でありますけれども