1982-08-12 第96回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
○松本(廣)説明員 先生御指摘の岩村田の営林暑管内では、長野営林局の中でも特に折損木、風倒木が多かったわけでございますが、これはいま申し上げましたような森林災害復旧の制度に国有林でございますので乗りませんので、独自で調査しました被害地につきましては、資源の有効活用ということも含めまして、その風倒木等を収去いたしました後できるだけ健全な森林が更新できますような方法を検討いたしまして、整備いたしたいと存
○松本(廣)説明員 先生御指摘の岩村田の営林暑管内では、長野営林局の中でも特に折損木、風倒木が多かったわけでございますが、これはいま申し上げましたような森林災害復旧の制度に国有林でございますので乗りませんので、独自で調査しました被害地につきましては、資源の有効活用ということも含めまして、その風倒木等を収去いたしました後できるだけ健全な森林が更新できますような方法を検討いたしまして、整備いたしたいと存
○松本(廣)説明員 お答えいたします。 普通交付税の繰り上げ交付をやります場合の基準といたしましては、被害を受けた団体の基準財政需要額と、その被害を受けた団体における公共施設の被害状況、被害額、これとの一定の比率をもって算定の根拠といたしております。
○説明員(松本廣治君) お答え申し上げます。 近年特に森林の公益的機能重視の施業を行ったり、あるいは制約がございまして伐採量が大分縮小しておりまして、それに加えて木材価格が大変低迷しているということもございまして、五十年以降損益の計算では損失を生じているような次第でございます。五十年度に百三十五億、五十一年度には五百四億、五十二年度には九百六億、五十三年度に九百九十一億、五十四年度三百十九億、五十五年度六百五十七億
○説明員(松本廣治君) 御指摘のように、森林につきましては国土保全の機能がございまして、こういう機能を十分発揮させるために、日ごろから国有林につきましては地域施業計画というのがございまして、この計画に基づきまして国土の保全というようなものに十分配慮しながら施業を行うというようなことをやっております。確かにそういうことでございますので、森林が荒廃いたしますと、やはりある程度保水量がなくなって水害のもとになったりあるいは
○説明員(松本廣治君) 御指摘の林道につきましては、やはり日本構造線といいますか、非常に地形的にまた地質的に脆弱な地域を走っているところでございまして、国有林でもこのために安全対策のため標識等をたくさん立てているわけでございますが、これに通じます民有林につきましては、南信濃村あるいは水窪町が管理いたしておりまして、必ずしも管理費が十分でないというようなこともございますので、担当課を通じまして、都道府県
○松本説明員 ただいま御指摘の小有珠の右ノ川の上流部は国有林が担当いたしておりまして、従来から下流と連携を図りながら工事をやっておりますが、今回御指摘の源頭部の決壊につきましては、内側にとりあえず土どめの導流堤をつくりまして、くぼ地に土砂を導流したいということでございますが、その下部につきましても浸食谷に床固め等を敷設しまして、とりあえず緊急治山事業を実施したいと考えております。その後、恒久対策につきましては
○松本説明員 確かに御指摘のとおり、地すべりのたくさんある県に照会いたしましても、実態は数が少のうございまして、実際に地すべりをやっている個所あるいは徴候がややあらわれたようなところには警報器をつけているような実態もございますが、確かにまだ不足をいたしておりますので、危険地対策といたしまして、一層強化を図るように私ども努力してまいりたいと思います。 パトロールも、新潟、長野県につきましては、実際に
○松本説明員 御指摘の四月一三日に発生しました関川村の地すべりにつきまして、私どもといたしましては、直ちに係官を現地に派遣いたしまして、状況把握並びに対策工法の指導を行ったところでございます。 先生御指摘のとおり、地すべりが円弧地すべりで、山腹に隆起したところ等がございますが、こういうところを含めまして、実際に一級河川を閉塞しているというような実態がございますので、建設省と十分調整を図りながら、地
○松本説明員 お答え申し上げます。 先ほど申し上げましたように、全部が解除、転用できないというようなものではありませんで、保安林の有する機能が非常に少ない区域というものも広い森林の中にはあるわけでございますので、そういうようなところをできるだけ活用していただくというようなことにしております。先生いま御指導いただきました保安林の指定理由が消滅したというようなものにつきましては、私どももそこに保全すべきものがなくなったとかあるいは
○松本説明員 お答えいたします。 御指摘の保安林の経緯といいますか、対応の仕方でございますが、保安林は、御承知のとおり国土保全等の森林の公益的機能を確保するために、森林法に基づいて特定の森林を指定いたしまして、その機能を発揮させるように保全しているものでございます。そういう観点から、開発を進める区域からは除かれるのが通例でございますけれども、どうしてもその保安林を含めて転用するというような場合が出
○松本説明員 お答え申し上げます。 いま先生御指摘のとおり、森林は本来水源涵養機能を持っておるということで、各流域の重要な森林につきましては保安林に指定しまして水の涵養機能の維持向上を図っておるところでございます。また、保安林の指定だけでは不十分な場合がございますので、その場合には、荒廃地の復旧というようなことを含めまして治山事業で積極的に仕事をいたしまして、水の涵養機能の向上に努めているところでございます
○松本説明員 お答え申し上げます。 先生御指摘のなだれの危険な個所の森林につきましては、これは発生の原因になるような非常に局所的なものでございますが、こういうところは、普通広葉樹のなだれに強い樹種を植えるわけでございまして、経済的な樹種でございます杉とかヒノキ、こういうものは比較的少ないわけでございます。そこをできるだけ禁伐、択伐等で、小面積にわたりましてだんだんに更新していくというようなことで対処
○松本説明員 御指摘の点についてお答え申し上げます。 現在、保安林の指定につきましては、第三次の整備計画に基づきましてその促進に努めているわけでございますが、御指摘の基地内の森林につきましては、保安林の制度の目的の達成と施設、区域の提供目的の達成、これの間に調整つきがたい面がございまして、保安林として指定して管理することは適当でないと私ども考えている次第でございます。しかし、先生御指摘の森林につきましては
○松本説明員 ただいま御指摘の点についてお答え申し上げたいと思います。 御指摘のとおり沖繩県における保安林の指定につきましては、現在、五十二年度から始まっております第三期の保安林整備計画に基づきまして進めておるところでございますが、今後ともその促進に努めることは当然でございますけれども、基地内の森林につきましては保安林制度の目的と施設、区域の提供目的の達成との間に非常に調整つきがたい問題がございまして
○説明員(松本廣治君) 御指摘の、桜島町の台地がございまして、鹿馬野台地ですか、これの台地を通ります金床川、中津野川につきましては、私ども五十一年から、火山の活動が非常に激しくなりまして、国の直轄事業として取り上げたわけでございますが、この地区につきましては、桜島町全体の仕事を上回りまして積極的に仕事をさしていただいておるわけでございますが、桜島町につきましてはすでに約四十億円の治山事業を直轄でやってございます
○松本説明員 保安林は、特に京都府の場合は、解除して砂利を採取したというような例がございませんで、積極的に保全しようというような立場をとっていたわけでございますが、違反してこれを採取した業者もありまして、現在のところ保安林の中で七社の違反行為がございます。これに対しましては、中止命令あるいは復旧命令というようなものをかけまして措置しておるわけでございますが、その中で実際に中止をした業者が二件、それから
○松本説明員 ただいまの先生御指摘の点につきましては、京都府からの報告によりまして、保安林としての機能を考えた場合に、大変好ましくない事例であるということは承知いたしております。 保安林の機能は、御案内のように、周辺部がやはり安定した状態にあることが好ましいわけでございまして、そういう面からいたしますと、早急に、現在京都府で検討しております山砂利対策会議という会議がございますが、これは山砂利の採取
○松本説明員 そのとおりでございます。
○松本説明員 ちょっと聞き取りにくかったのですが、小規模山地災害対策事業につきましては、激甚災の指定は関係ございませんが、人家が五戸から九戸ということが必要条件になっております。
○説明員(松本廣治君) お答え申し上げます。 治山事業は、現在、第五次の五ヵ年計画に基づきまして計画的に施設の整備を進めているところでございますが、地震防災強化地域が今後指定されました場合には、地震あるいはその後の雨によりまして山地の災害の危険性が考慮されるわけでございますが、緊要な個所から逐次整備を進めるように考えております。現在、五十三年度と五十四年度に林野庁としまして山地災害危険地の見直し調査
○説明員(松本廣治君) 北有珠沢に係ります泥流被害と今後の対策でございますが、北有珠沢につきましては林野の治山事業を主としてやるべきところでございますが、五十二年八月の噴火以来、治山事業といたしましては、林地及び渓床に堆積しました降灰の流出を防止すべく、山腹の斜面につきましては土どめ工を主体といたしました工事、渓流におきましては谷どめ、小型のダムでございますが、渓間工事を実施して浸食を防止してまいったところでございます