1971-02-16 第65回国会 参議院 外務委員会 第3号
○委員長(松平勇雄君) 以上をもって説明は終了いたしました。二案件に対する質疑は後日に譲ることといたします。 —————————————
○委員長(松平勇雄君) 以上をもって説明は終了いたしました。二案件に対する質疑は後日に譲ることといたします。 —————————————
○委員長(松平勇雄君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とスイスとの間の条約の締結について承認を求めるの件 及び 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件 以上二案件を便宜一括して議題といたします。 まず、政府から趣旨説明を聴取いたします
○委員長(松平勇雄君) 木内四郎君及び増原恵吉君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松平勇雄君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。 私、このたび、はからずも長谷川前委員長のあとを受けまして委員長に選任されました。はなはだ微力ではございますが、皆さま方の御指導、御協力を賜わりましてその職責を全うしてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 長谷川前委員長から発言を求められております。これを許します。
○委員長(松平勇雄君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について報告いたします。 去る一月二十六日高橋衛君が委員を辞任され、その補欠として私が選任されました。 —————————————
○松平勇雄君 私は、永岡委員及び村尾委員とともに、去る六月十五日から五日間、東北、北海道両地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て、会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。 以上、簡単でありますが、御報告申し上げます。
○松平勇雄君 私は、永岡委員長及び青島委員とともに去る一月八日から六日間、四国、九州両地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て、会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。 以上、簡単でありますが、御報告申し上げます。
○松平勇雄君 私は久保委員長及び新谷委員とともに去る九月二日から五日間、東北、北海道両地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。 以上、簡単ではありますが、御報告いたします
○松平勇雄君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法律案に対し賛成の意を表するものであります。 この法律案は、加入電話を増設する資金の一部に充てるため、電話設備料を増設しようとするものでありまして、新規加入の施設費が一加入当たり三十六万円も要する際に、その十分の一程度を新しく加入者になる人に一時の負担金として納めてもらうもので、やむを得ないものと認められます。 電電公社は
○松平国務大臣 特殊法人の整理統合につきましては、八月末を目途に作業を続けたのでございますが、御指摘のとおりおくれまして、これはいろいろ原因がございまして、臨時国会などがございましておくれたわけで、まことに申しわけないと存ずるのでございますが、ただいま行政監理委員会の意見を受けまして、それに基づきまして、各省庁のこれに対する意見を聴取いたしておりまして、いまの段階では、九月末では非常に困難でございまして
○松平国務大臣 行政監理委員会で審議をいたしますにあたりましては、それの資料に基づいて委員の方々が各自いろいろ御検討なされまして、あの意見をお出しになったわけでございますが、その段階においては、まだ各省庁から資料を受けただけでありまして、この決定と申しますか、その方向に対しましての意見を聴取してないわけでございます。一応どういった方向にということがきまりました後に、これに対する各省庁の意見を聞く必要
○松平国務大臣 八月三十一日に行政監理委員会の意見が行政管理庁長官あてに提出されましたのは御指摘のとおりでございます。これを受けまして、直ちに行政閣僚協議会にかけるというような段取りではなくて、その前にまず行政管理庁といたしまして、この意見を土台にいたしまして、これを尊重して、関係各省庁あるいはまた当該の特殊法人の幹部その他を招致いたしまして意見を聴取し、その結果行政管理庁としての案をつくりましてそれを
○国務大臣(松平勇雄君) 臨時行政改革閣僚協議会の設立の目的は、ただいま竹田委員の仰せられたとおりの目的でやったわけでございまして、御承知のとおり行政機構改革という問題はやはり高い次元で決定していかなけりゃならない問題が相当多いわけでございまして、そういった意味で総理大臣が議長となって、そして関係閣僚の協議をするということになっておるわけでございます。で、実は私もけさの新聞を見ましたのでありますが、
○国務大臣(松平勇雄君) 最初の、いま百八の特殊法人の調査状況に関しましてお答えいたします。 現在百八の特殊法人の調査は、当庁の行政監察局に命じまして一応調査の段階は済みまして、ただいま行政監理委員会にその調査の報告をいたしておる段階でございます。これに基づきまして行政監理委員会としては一応検討されるわけでございますが、その行政監理委員会の検討の結果を勘案いたしますと同時に、また、行政管理庁といたしまして
○国務大臣(松平勇雄君) 先ほど申し上げましたように、行政管理庁としては、組織あるいは運営の面をおもに担当いたしておりまして、人事のほうは人事院なり、総理府なりで監督しておるわけでございます。まあ行政機構改革に対しまして、人事の問題も一応関係がないことはないわけでございまして、私どもといたしましては、公務員法の百三条の解釈にいたしましても、自衛隊法の六十二条の解釈にいたしましても、加瀬委員のおっしゃったように
○国務大臣(松平勇雄君) まあ私、人事管理は、ただいまも伺っておるように、人事院なりあるいは内閣でもって適正に行なっておるものでございまして、私は、行政改革がこの面でもって支障を来たすというようなことはないと考えます。
○国務大臣(松平勇雄君) 私のほうはあらゆる角度からしかも公平に調査いたしまして、また臨調の答申を尊重いたしまして、勧告という形で相手の省に出すわけでございます。したがいまして、裁判官のような判決を下すというような強力な決定権と申しますか、権限はないわけでございますので、それを受けました所管の省庁の長たる大臣が、それを勧告どおりに実行に移すかいなかということは、やはり責任をもって所管庁の大臣が決定することになっておりますから
○国務大臣(松平勇雄君) 具体的な例とおっしゃいますと、非常に困るわけでございますけれども、最近いたしました下水道の一本化の問題が一つの例になるかと思いますが、御承知のとおり、これは建設省と厚生省の共管になっております。終末処理は厚生省が担当いたしております。それからその他のパイプのほうは建設省がやっておるというようなあれもございまして、非常に都道府県あるいは町村では二元行政で困っておったケースがあるわけでございます
○国務大臣(松平勇雄君) これは起源というと、なかなかむずかしいことでございますけれども、大体大ざっぱに、戦争中に相当機構が膨張いたしまして、終戦後それを縮小するというのが初めでございますが、実際に今日いわれております行政機構改革というのは、御承知のとおり、佐藤喜一郎会長によりまして答申ができました、いわゆる臨調の答申ができましてから、つまり昭和三十九年でございますが、それ以来この行政機構改革というのに
○国務大臣(松平勇雄君) さしあたってのところは、この二つで運営していくという方針でございますが、その先の問題に関しましては、今後よく検討いたしまして、適切なる処置をいたしたいと存じております。
○国務大臣(松平勇雄君) 公社、公団に対する行管の態度は、ただいま吉田委員からお話があったとおり、百八の公団のうち、特殊法人のうち、要らないものは整理統合する、また、類似なものは統合して簡素化するというふうな方針でやっておるわけでございます。同時にまた、この世の中の進運に従って必要な公団は最小限度につくろうというような、臨調の答申もそういった意味を言っておりますので、その方針に従ってやっておるわけでございますが
○松平国務大臣 そのとおりでございます。
○松平国務大臣 愛知用水公団の存続に関しまして、いま県議会で桑原知事が御答弁されたそうでございますが、私はまだ聞いておりませんけれども、しかし桑原知事から、たびたび電報なりいろいろな書面で、存続の陳情は来ておりまして、それを拝見いたしております。 たびたびお話し申し上げるのでございますが、いま百八の公団ま調査いたしておりまして、その中に当然愛知用水公団も入っております。現在の段階におきましては、まだ
○松平国務大臣 特殊法人の整理統合に関しましては、私どもといたしましては、慎重に審議をいたしまして、公正な立場でいろいろ検討いたしまして、さきにあげました四つの基準に従いまして検討いたしまして、そうしてその尺度によって整理統合しなければならないものに対しましては、仰せのとおり、勇気を持って強力に仕事を推し進めて願いる覚悟でございます。
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま御指摘のとおり、百八の特殊法人に対しまして調査いたしておりまして、先般もお話し申し上げましたように、八月末を目途にして鋭意調査をやっております。実は中間報告のできるようなものにつきましては、逐次行政監理委員会にかけまして、審議をわずらわしておるわけでございます。しかし、まだ結論を出すというところまではいっておりませんので、行管といたしましては、予算の編成の始まる八月末
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま七月二日の朝日新聞の記事を引用されまして、いわゆる隠れ法人ということでございますが、私どもはそういうことばはいままで使ったことはなくて、行管の所管外の法人というような回りくどいことばで言っておりますが、朝日新聞の記事は、ことに私はあそこで談話を発表したこともないわけでございまして、多少違っておる点があるかと思いますが、しかし、朝日新聞の調べたところによると、大体三十
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま議題となりました許可、認可等の整理に関する法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 政府は、臨時行政調査会の許認可等の改革に関する意見に基づき、許可、認可等の整理をはかってまいりましたが、行政の簡素化及び合理化を促進するために、さらに許可、認可等の整理を行なうことを決定し、これによりましてここにこの法律案を提出した次第であります。 法律案の内容
○国務大臣(松平勇雄君) 安全対策の問題を実行に移すことは、いろいろ困難な問題があると思います。まあ、それはこういった組織の問題にもあるかもしれませんが、そのほかにもまた要素があるわけで、これを強力に推し進めるために、ただいまお話しの協議会ですか、これをつくるようにというお話でございますが、私どももやはりこういった考え方も持っておりまして、まあ将来と申しましても、そんな遠い将来ではなくて、検討してみたいと
○国務大臣(松平勇雄君) 交通の問題が多くの省庁にまたがっておることは事実でございまして、この総合調整をはかるために、ただいまお話しのような関係閣僚を構成員とする交通関係閣僚協議会及び次官クラスを構成員とする交通対策本部を設けて、効果的な交通安全施策の推進をはかっているわけでございまして、行管といたしましては、まあ機構の膨張を抑制するというたてまえから、新たに合議制の行政機関を設けることは、現在は考
○松平国務大臣 審議会等の整理につきましては、御指摘のとおり、昨年三十四行なったわけでございますが、引き続いてこの整理をやる考えでございましたが、今年度は特に特殊法人と部局の統廃合に関しまして主力を注いでおりました関係上、この審議会の整理の方面が多少おくれておるのが現状でございまして、ただいま行政改革本部を中心に検討を進めておるわけでございまして、運営改善の問題も含めた法律案を次の通常国会にはぜひ提出
○松平国務大臣 国務大臣としての答弁ということでございますが、私のほうの所管ではございませんので、責任ある御答弁は申し上げかねますけれども、しかし、サンフランシスコ条約も済んでからすでに長い期間たっておりますし、もう戦争という問題に関して国民はなるべく離れたいという気持ちもあるわけでございますので、そういった感情から考えますると、やはりこういったポツダム宣言云々というような名称のある法律は、なるべく
○松平国務大臣 整理等が必要であるということで臨調が指摘しておりまする許認可事項のうち、未処理のものにつきましては、昨年十月から行政監察を実施いたしまして、本年三月末に、すみやかに処理について具体的処置を要するもの百八十件について勧告を行なっておるのでございます。今回処理されないものについては、勧告の推進の方向で整理の促進をはかってまいりたい、かように考えております。
○松平国務大臣 たいへんむずかしい問題ですが、臨調の答申では、ただいま大出先生がおっしゃったように述べているわけでございますが、この機構の改革をするには強力な力がなければできないことは再三申し上げたとおりてございまして、現在の行政管理庁といたしましては、勧告という形で各省に申し入れるような関係から、強力という点では非常に弱いのじゃないかと思います。したがって、現在では、総理の裁量を待ってやるというような
○国務大臣(松平勇雄君) 先ほど来、通産大臣の御答弁を伺っておりまして、いまジェトロに行っておる者は通産省の仕事をやっているのではない、ジェトロの仕事をやっておるのだというようなお話でございますが、私もそのように考えておるわけでございます。で実際には、いまジェトロに行っております者は、先ほどお話があったように、通産省を一ぺんやめてジェトロの職員として行っておるわけでございまして、その点は役人のままで
○国務大臣(松平勇雄君) 世襲という意味はどういう意味かわかりませんけれども、まあおっしゃるとおり、大蔵省から出た方がやめると、そのあとに大蔵省の方が行かれるという点から言ったら、あるいは世襲というふうに考えられるかと思われますが、世襲ということばが、はたして適当かどうかということは、いま私もわかりかねます。
○国務大臣(松平勇雄君) 具体的な法人を取り上げてやったわけではないのでございまして、十八の法人に対しましてこういったようなことがいま調査をしておるというような程度でございまして、申し上げるような具体的なものは実はなかったわけでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 御指摘の委員会で整理案が、決定されたものが出たような御質問でございますが、実は私のほうで調査をいたしているものの中間報告をやれということで、まだ結論が出ておりませんが、現在やっておる進行状況をお話しした程度にとどまったわけでございます。
○国務大臣(松平勇雄君) 臨調の答申がありましてから、その線に沿って鋭意努力をしておるわけでございますが、御指摘のとおり、なかなか実際の仕事は進んでおらないわけでございます。いまお尋ねの十八の法人に対しましては、御承知のとおり、中身を整理統合するもの、あるいはまた、その法人の性格を変えて、民法上の法人にするもの、あるいはまた、民間の会社にするもの、それからまた、それとは別に、全然反対に、もっと強化しろというような