1949-04-18 第5回国会 参議院 厚生委員会 第10号
○證人(松島正儀君) 今の日本の現在は、思想的にも経済的にも只今お話のございました哲学的にも、私共が敗戰の混乱の後、今そういう問題にしつかり考え直しまして、そうした企画というものをはつきり進める常設的な、いわばそういう意見を國及び國民に向つて投げ得るところの総合的な組織、そういうものを私も必要だと思います。先程は磯村さんのおつしやいました御意見の中に、社会事業に何して二つの性格を考える委員会というような
○證人(松島正儀君) 今の日本の現在は、思想的にも経済的にも只今お話のございました哲学的にも、私共が敗戰の混乱の後、今そういう問題にしつかり考え直しまして、そうした企画というものをはつきり進める常設的な、いわばそういう意見を國及び國民に向つて投げ得るところの総合的な組織、そういうものを私も必要だと思います。先程は磯村さんのおつしやいました御意見の中に、社会事業に何して二つの性格を考える委員会というような
○證人(松島正儀君) 只今委員長からお尋ねになられました件は、企画的ならしめる必要があるという点については私もその通りに思います。ただ社会事業施設が何故起つて來たかというふうな問題を考えて見ますと、歴史を尋ねて見ますと一番はつきりするのでございますけれども、多く天変地変、又戰時事変そういつた何か特定の大きな事件の発生を契機として起きている場合が非常に多いのでございまして、企画的ならしめる必要のあるという