1972-04-25 第68回国会 衆議院 運輸委員会 第16号
○松岡正一君 国鉄の負債の一兆円を全額国が肩がわり負担すべきかいなかということについての質問でございますからお答えいたしますが、結論から先に申し上げますと、三兆円にのぼる全額の負債を国が肩がわり負担すべきということについては私は反対でございます。なぜならば、まず第一番にこの国鉄という経営の器がいろいろ問題があるわけでございます。十分な経営努力を、企業努力を傾けた結果の累積の赤字であるならば、これは私
○松岡正一君 国鉄の負債の一兆円を全額国が肩がわり負担すべきかいなかということについての質問でございますからお答えいたしますが、結論から先に申し上げますと、三兆円にのぼる全額の負債を国が肩がわり負担すべきということについては私は反対でございます。なぜならば、まず第一番にこの国鉄という経営の器がいろいろ問題があるわけでございます。十分な経営努力を、企業努力を傾けた結果の累積の赤字であるならば、これは私
○松岡正一君 私の考えのを申し上げますと、赤字線の存廃につきましては、できるならば各線区ごとに協議会を設けまして、この決定をすみやかに行なうべきではないか。協議会の構成は一応五つを考えておりますが、国、それから国鉄、地方自治体、学識経験者、利用者の代表、これらが均等に参加することにしてはどうか。 赤中線が地域社会と住民福祉の立場から存続を必要とする場合は、赤字分については国が負担すべきであると思われます
○松岡正一君 ただいま御紹介にあずかりました松岡です。今般衆議院運輸委員長より、国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、意見の陳述方の依頼を受けましたので、以下の三点につきまして、きわめて概括的ではありますけれども、意見を述べたいと思います。 まず、第一番に国鉄の経営の分析、第二点は運賃値上げの反対の理由、三番目は赤字解消の基本的方策について、意見を申し述べたいと存じます