1966-06-02 第51回国会 参議院 文教委員会 第18号
○参考人(松岡壽夫君) 潤いを持たせるということと、それから今日まで伝統芸能、たとえば歌舞伎を主体とされておりますけれども、そのほかの例をとって見ますと、日本の舞踊家において踊りを見せて入場料を取って、そうしてそれで生活をしておる人が何人いるであろうかということになりますと、結局、踊りを踊ってお金を取るのは歌舞伎だけでございます。また、それに新しい振りを考えますと、舞踊家と称される人たちは、流派という
○参考人(松岡壽夫君) 潤いを持たせるということと、それから今日まで伝統芸能、たとえば歌舞伎を主体とされておりますけれども、そのほかの例をとって見ますと、日本の舞踊家において踊りを見せて入場料を取って、そうしてそれで生活をしておる人が何人いるであろうかということになりますと、結局、踊りを踊ってお金を取るのは歌舞伎だけでございます。また、それに新しい振りを考えますと、舞踊家と称される人たちは、流派という
○参考人(松岡壽夫君) 小林委員の御質問はどのように保存していくか、どういうふうにしていくかというような御質問に受け取りましてお答えさしていただきます。 ただいままでイデオロギーの問題とか、モラルとか、あるいは文芸復興論とかいうような話が出てまいりましたが、どのようにして維持していくか、そういうような論議はよそに置きまして、私自身、歌舞伎の愛好家の一人といたしまして、その形式、その形、時間の中にあるごく
○参考人(松岡壽夫君) おはようございます。私は本日の肩書きはテレビタレント兼作曲家ということになっておりますけれども、考えてみますと、全く関係性を持たない、適任じゃない、不適任というそしりを受けることもやむを得ないと思います。その点ももう一度御一考を願う意味で、本日は、世田谷区北沢五丁目に住む一国民として、特に商売の関係上、現在、国内において上演されておる、また公演されているところの芸能に関心を持