1969-07-23 第61回国会 衆議院 地方行政委員会 第53号
○松岡参考人 私、市政を担当して四期目になるわけでございますが、市政処理の第一の方針は、健全財政の確立ということが一番のねらいだったわけであります。特に、小さい自治体において、また財源に格別のものを持たない場合には、赤字を出した場合には、これは全くその破綻は救えない状態になるというような危惧から、どんなことがあっても赤字を出してはいけないという私の財政処理方針に基づきまして、極度の緊縮方針をとっておる
○松岡参考人 私、市政を担当して四期目になるわけでございますが、市政処理の第一の方針は、健全財政の確立ということが一番のねらいだったわけであります。特に、小さい自治体において、また財源に格別のものを持たない場合には、赤字を出した場合には、これは全くその破綻は救えない状態になるというような危惧から、どんなことがあっても赤字を出してはいけないという私の財政処理方針に基づきまして、極度の緊縮方針をとっておる
○松岡参考人 細谷先生は私どもの先輩でございますし、この間の事情についてはよく御存じのことであります。御承知のとおり石炭鉱業合理化以降の諸現象につきましては、先生は結核患者に仁丹程度のものしか与えられてないのではないか、そのような感じを私自身も持っております。万身創痍のからだに張りこう薬程度のものであったと、いまでもそう思っております。国のいろんな施策というのが、全く効果はないとは申し上げませんが、
○松岡参考人 私は、福岡県の山田市長の松岡でございます。過疎地域対策につきまして参考人としてお呼びいただきまして、私どもの立場における意見をお聞きをいただきますことを非常に光栄に存じ上げておる次第でございます。 私どもの場合は、前の五人のお方から述べられた諸点とはいききか違った意味におけるところの過疎化の問題点でございます。と申し上げますのは、すでに御承知のとおり炭鉱地域でございまして、その過疎化
○松岡参考人 お尋ねになられました誘致推進についての隘路として、鉱害に対する不安感がありはしないか、そのとおりでございます。大橋先生は私どもの選挙区で、土地の事情はよく御承知のことでございますが、いろいろの公共事業を押し進めていく場合においてでも、やはり鉱害問題は常に一つの条件的な隘路になっておるのでございます。三カ年採掘をやめれば一応安定するというふうにはなっておりますけれども、事実はなかなかそうはいっておらないわけで
○松岡参考人 多くの団地が造成されながら、企業の進出の遅々として進まないのは何か原因があるのかというお尋ねでございます。私、地元におりまして、その問題について非常に真剣にいろんな問題点を考えておるのですが、本質的に、一番大切な問題はやはり水の問題であろうと存じております。本来福岡県、特に筑豊地帯におきましては、そこを流れておりますところの遠賀川の水量が、流量が非常に減っておりまして、従来炭鉱の社用水
○松岡参考人 私は福岡県山田市長の松岡でございます。 筑豊炭田の奥まったところにございまして、石炭鉱業合理化の一番深刻な影響、打撃をこうむったところでございます。第一次石炭合理化以来そのこうむった影響を端的に申し上げますと、昭和三十四年ころの山田市の人口は四万でございましたが、現在は二万前後でございます。日本一小さい市でございます。炭鉱合理化によって人口流出による非常に大きな影響をこうむったのでございます