2002-11-26 第155回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
○参考人(松尾和子君) 私は、非常に難しくてそれは分からないからこそ問題に挙げたわけです。 損害賠償の計算するに当たっても、それから知的財産を担保にしたり、それから税金上、税務上どう扱うかという問題につきましても知的財産の評価が必要なわけです。しかし、それは本当に十分にどこでも行われていないわけです。経産省でブランド評価の手法というようなことも検討していましたし、知的財産研究所で知財の評価ということも
○参考人(松尾和子君) 私は、非常に難しくてそれは分からないからこそ問題に挙げたわけです。 損害賠償の計算するに当たっても、それから知的財産を担保にしたり、それから税金上、税務上どう扱うかという問題につきましても知的財産の評価が必要なわけです。しかし、それは本当に十分にどこでも行われていないわけです。経産省でブランド評価の手法というようなことも検討していましたし、知的財産研究所で知財の評価ということも
○参考人(松尾和子君) お答えします。 私としましては、弁理士の方に嫌われるかもしれませんけれども、弁理士が訴訟代理権の方で活躍する、これも結構ですけれども、まず優れた明細書を作っていただきたいと思います。そして、そのためには、早い段階で、これは大学や企業の方にも提携していただく必要がありますけれども、発明の早い段階でその問題になっている技術を知って、そして早くから明細書の準備をして、しかもその明細書
○参考人(松尾和子君) 弁護士・弁理士の松尾和子でございます。知的財産戦略会議の委員も務めましたので、そのときの議論も踏まえまして意見を述べさせていただきます。 お手元にレジュメを配らせていただきましたけれども、この知的財産戦略会議は、この三月、春に設置されたわけです。七月には知的財産戦略大綱が公表され、十一月には、はや知的財産基本法案が国会で審議されることになりまして、停滞気味の日本社会においては