1948-11-17 第3回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
○政府委員(松尾俊次君) 燐酸ニコチンのお話でございますが、たばこの中にニコチンを含んでおりますことは、勿論常識のことでございまして、特に粉たばこ、それから葉たばこを収納いたしました後に畑に相当残幹と申しますか莖が残つております。そういつたようなものを燒きまして、燐酸ニコチンをとり、それを更に硫酸ニコチンに変えることは簡単にできるのでありまして、專賣局の方といたしまして、中央研究所におきまして、燐酸
○政府委員(松尾俊次君) 燐酸ニコチンのお話でございますが、たばこの中にニコチンを含んでおりますことは、勿論常識のことでございまして、特に粉たばこ、それから葉たばこを収納いたしました後に畑に相当残幹と申しますか莖が残つております。そういつたようなものを燒きまして、燐酸ニコチンをとり、それを更に硫酸ニコチンに変えることは簡単にできるのでありまして、專賣局の方といたしまして、中央研究所におきまして、燐酸
○政府委員(松尾俊次君) 私からお答えいたしたいと思います。今の小川委員からお尋ねがありました公社法の第一條の中の塩專賣法に、現在やつておりまする食塩の他に、工業塩もありまするし、又廣く一般のクロール・ナトリウム含有物についても、この中に入れたらどうかと、こういう御意見でございます。現在の塩の專賣法に含まれておりますものは、第一に塩及び苦汁の專賣をやつておるわけでございます。ではどのくらいこの塩というものに
○説明員(松尾俊次君) 十六條の第二項の、「公社の役員及び職員は、國会又は地方公共團体の議会の議員であることができない。」、これは專賣公社が相当公共的な性質を持つておりまするので、役職員に國会又は議会の議員が相成りますると、現在の國会の議員或いは地方公共團体の議員の職務は相当重要で、而も長期に亘るお仕事でありまするので、それを相兼ねますると、役職員が自分の仕事は殆んどできないといつたような、事態を起
○説明員(松尾俊次君) その場合には、非常に大きな工場に相成りまして資産が固定するということになりますと、或いは増資という問題も起るとも考えられますが、事実上において長期の借入金、そういつたようなもので賄うのが実情ではないかと思います。
○説明員(松尾俊次君) 提案の理由を御説明いたしたいと思います。 去る七月二十二日に、連合國最高司令官より、日本政府宛に書簡が発せられまして、國家公務員法改正に関する書簡のうちに、「鉄道、通信並びに塩、樟脳、煙草の政府事業に関する限り、その職員は普通公職から除外されても良いと信ずる。併しながらその場合には、これらの事業を管理し、運営するために適当な方法により公共企業体が組織せらるべきである。」とあつたのであります
○松尾政府委員 長岡市にタバコ工場設置の請願であります。これも福島市について御説明申し上げた通り。現在高崎方面に工場がありましたが、この工場も機械がだんだん整備してきて、この方面の供給にはさしあたり十分でございますし、原料その他の方面から考えても、新潟方面は原料はあまりございませんので、この方面へ工場を建てるということは差控えたい。現に長岡市郊外二、三里行つた所の関原に工場がありますので、長岡市にタバコ
○松尾政府委員 福島市にタバコ工場設置の請願であります。現在タバコ工場は戰爭で相当被害を受けましたが、その後鋭意回復いたしまして、関東方面においてもそれぞれ工場、機械もだんだん整備してまいりましたので、供給の面から申しますれば、この方面でつくつたものを東北方面にも現在送つているような状態になつておりますので、さしあたり福島市にタバコ工場を設置することは必要ないと考えております。
○松尾政府委員 日程第六、靜岡專賣支局を地方專賣局に昇格の請願についてお答え申し上げます。靜岡支局を地方專賣局に昇格せよという御請願の趣旨でありますが、御存じのごとく現在地方出先官憲をできるだけ縮小することになつているので、この際昇格せしめることは、もう少し事業のいろいろの連絡などを研究することとして、この際は差控えたらいかがかと存じます。 —————————————
○政府委員(松尾俊次君) 専賣局特別会計におきまして、一般的のことはこの際省略さして頂きまして、特に檢査院から御指摘されました問題につきまして、政府側としましての一應の弁解を御説明いたしたいと思います。先ず予算の目的外に経費を使用したものでございまするが、この点につきまして檢査院の御批難を受けたのでありますが、職員の宿舎用として土地及び建物の購入費二百八十六万八千円を一般会計で支弁しないで、専賣局作業会計
○政府委員(松尾俊次君) 塩と樟脳でございますけれども、塩は御存じのように、只今ではあれによつて財政的の益金を上げるというようなことをやつておりませんので、價格を決めますのは、本当にコストだけでやつておる状態であります。それに加えまして、輸入が殆んど大部分でありますので、價格を決めるにも、なかなか一方的に参らない、こういつたようなことからして、除外してあるようなわけであります。樟脳につきましても、やはり