2003-06-06 第156回国会 衆議院 環境委員会 第13号
○松原政府参考人 畜産物の安全性でございますが、これを確保するためには、まず飼料の安全性を確保するということが重要であるというふうに考えております。 こうした観点から、遺伝子組み換え作物の飼料利用につきましては、従来から、飼料に使う利用に先立ちまして、まずその組み換え作物に含まれる栄養成分が既存の作物と比較して同等であるか、そしてまた組み換え作物が有害物質を産生しないか、そういったこと等につきまして
○松原政府参考人 畜産物の安全性でございますが、これを確保するためには、まず飼料の安全性を確保するということが重要であるというふうに考えております。 こうした観点から、遺伝子組み換え作物の飼料利用につきましては、従来から、飼料に使う利用に先立ちまして、まずその組み換え作物に含まれる栄養成分が既存の作物と比較して同等であるか、そしてまた組み換え作物が有害物質を産生しないか、そういったこと等につきまして
○政府参考人(松原謙一君) 生乳の流通、取引についての御質問でございます。 先生御承知のとおりに、生乳の流通あるいは取引というこの当事者でございますが、経営規模から申しまして、零細、多数の酪農家と、それから比較的少数で資本力のある乳業メーカー、これが取引を行っておるという構造にございます。また、この生乳、非常に保存が利かないという特質がございます関係上、酪農家個人とそれから乳業メーカー、その取引における
○政府参考人(松原謙一君) 今お話しのとおり、我が国では牛を中心といたしまして家畜クローン技術というものについての研究が取り組まれておるわけでございまして、この体細胞クローン牛でございますが、平成十年の七月に初めて国内で作出に成功して以来、この二月末現在で、独立行政法人の家畜改良センターでございますとかあるいは都道府県などの試験研究センター、主に畜産試験場等でございますが、こういった約四十の試験研究機関
○政府参考人(松原謙一君) 体細胞クローン技術につきましてのメリットということでの御質問かと思っています。 この体細胞クローン技術でございますけれども、おっしゃるとおり、遺伝子の組換え等の改変あるいは操作といったものを行うものではございませんし、そういった意味で、遺伝的に同一な家畜を多数生産すると、そういう技術でございまして、植物で言うならばいわゆる挿し木に当たる技術というふうなことでございまして
○政府参考人(松原謙一君) カネミ油症の患者の方々におかれましては、現在もなお筆舌に尽くし難い苦しみを受けておられるということと思っておりまして大変お気の毒に思っておるわけでございますが、御承知のように、この仮払金の返済につきましては、既に一度、民事調停ということをいたしておるわけでございますが、その調停の後における所得でございますとか健康状態などの生活諸条件の変化、そういったことで、やむを得ない理由
○政府参考人(松原謙一君) お答え申し上げます。 カネミ油症のこの仮払金の返還につきましての債権管理についての御質問でございますが、昭和六十二年の六月二十五日にこの取下げがございまして、債権管理法に基づき仮払金の返還を求めていくということを畜産局長談話ということで発表するとともに、納入告知書を送付をいたしまして、またその後毎年、この旧原告に対しましては督促状を送付させていただいてきておるわけでございますが
○政府参考人(松原謙一君) 先生御指摘のとおり、地方競馬につきましてはこの交付金制度について平成三年度の競馬法改正において種々の見直しをいたしたところでございますが、近年、地方競馬につきましても低迷している状況にございますので、平成十三年度におきまして、地方競馬のあり方に係る研究会というものを開催をいたしまして、種々の御提言をいただいたところでございます。 その中身といたしましては、場外発売についての
○松原政府参考人 失礼いたしました。 BSE発生直後に前年比で四割前後の程度の水準まで低迷してきた牛肉消費の動向も次第に回復してきているわけでございますけれども、依然として、委員が御指摘のとおり、昨年十二月でまだ八三%というような低い数字にとどまってございまして、肉用牛生産者の経営にとりまして、必ずしも明るい展望を見出しがたい状況にあるわけでございますので、こうした中で輸入が急増した場合に、国内の
○松原政府参考人 国内の肉用牛の生産者の状況についてでございますけれども、昨年十一月は米国の港湾ストの影響で一時的な品薄感もございまして……
○松原政府参考人 ウルグアイ・ラウンド交渉におきまして、この関税の引き下げの代償措置として、牛肉の輸入量が急増した場合において認められる国境措置ということで、牛肉の関税の緊急措置、これが認められたわけでございますけれども、これにつきましては、関係国と交渉する段階におきまして、BSEの発生後に見られたように、牛肉の消費が五割以下まで低下いたしまして、これに伴いまして輸入が大きく減少するということを想定
○松原政府参考人 犬の動物検疫についての御質問にお答えをさせていただきたいと存じます。 まず、我が国に輸入される犬につきましては、犬の狂犬病が人に感染をするということを防止するためにということを目的にいたしまして、公衆衛生上の見地から、狂犬病予防法に基づきます輸入検疫が行われるということでございまして、日本から一時的に海外に出て、また帰国した場合でございましても、輸入検疫の対象としているところでございます
○松原政府参考人 各都道府県の肉骨粉の滞留状況についての御質問がございました。 私どもが利用可能な最新の情報によりますと、九月の二十七日現在でございますが、肉骨粉は約十一万八百トンの在庫がございまして、焼却が必要な一日当たりの肉骨粉の生産量約九百トンに対しまして、一日当たりの肉骨粉焼却量が約一千五十トンでございます。こうしたことから、全国的に見ますと、一日当たり約百五十トンの在庫が解消されている状況
○松原政府参考人 家畜人工授精師につきまして家畜改良増殖法で規定をされているわけでございますが、家畜人工授精師につきましては、家畜から精液や家畜受精卵の移植等、家畜の体に影響を及ぼす行為を業務としているところでございますことから、最低限の身体的能力や状況判断を行うことができる者でなければ、家畜という他人の財産を害するおそれがあるというふうに考えているところでございます。 このため、精神上の障害によりまして
○松原政府参考人 お答えを申し上げます。 獣医師法並びに家畜改良増殖法におきましては、精神上の障害等にかかわる相対的欠格条項といたしまして、心身の障害により業務を適正に行うことができない者として農林水産省令で定めるものというふうに規定することといたしてございまして、これを受けまして、農林水産省令におきましては、獣医師の業務または家畜人工授精業務を適正に行う上で必要となる認知、判断、意思疎通を適切に
○松原政府参考人 お答えをさせていただきます。 まず、中央競馬につきましては、競馬法施行令第三条におきまして、日本中央競馬会は、「競走の実施、勝馬投票券の発売、払戻金、返還金及び特別給付金の交付並びに競馬場内及び場外設備内の取締りを自ら行わなければならない。」というふうにされておりまして、勝馬投票券の発売を私人に委託することは認められておりません。 また、地方競馬につきましては、地方競馬の主催者
○松原政府参考人 農林水産省の松原でございます。お答えを申し上げさせていただきます。 BSE患畜の発生によりまして、焼き肉店等々、食肉関連事業者が経済的影響を受けておりますことから、低利の短期資金の融通でございますとか、政府系金融機関によるセーフティーネット貸し付け・保証といったことが措置されているところでございますが、焼き肉店等の経営の安定を図るためには、やはり牛肉需要の回復を図るということが何