1979-12-07 第90回国会 衆議院 商工委員会流通問題小委員会 第1号
○松信参考人 最初に第一項、公取の通告に対するところをどう評価しているかということでございますが、現行の再販の制度は、先ほど申し上げたとおり、昨年出された公取の御指導をそのまま受け入れて実施しているわけであります。ところが、ことしの九月に、そのとおり移行した時点において、公取さんから、そのときと状況のいろいろ変化があるので、これをたたき台として話し合いでもって直していきたい、こういう御意見でありまして
○松信参考人 最初に第一項、公取の通告に対するところをどう評価しているかということでございますが、現行の再販の制度は、先ほど申し上げたとおり、昨年出された公取の御指導をそのまま受け入れて実施しているわけであります。ところが、ことしの九月に、そのとおり移行した時点において、公取さんから、そのときと状況のいろいろ変化があるので、これをたたき台として話し合いでもって直していきたい、こういう御意見でありまして
○松信参考人 重複を避けまして私の気のついたことだけ申しますが、本というのは本来委託であるべきである。あらゆる作品、著作物が著者の努力によって出版をされるわけでありまして、それが書店の店頭に並んで分類、陳列され、その中から選択されて買われていく。全くの見込み生産でありますから、当然本の普及というためには委託制度というのは重要欠くべからざる制度でありますし、委託がある以上は返品があるのは当然であります
○松信参考人 書店組合連合会の松信でございます。 公取は、現在いろいろな形であらわれている出版流通のひずみは、再販運用の行き過ぎであるというふうに言われておりますけれども、私どもは、現在本の流通に幾多の問題点のあることは率直に認めますが、流通のひずみは多かれ少なかれどの業界にもあることでありまして、これが必然的に再販制度と結びつくということは全く理解に苦しむ次第であります。再販制度と流通のひずみは