1957-05-16 第26回国会 参議院 商工委員会 第35号
○参考人(束原誠三郎君) お答えいたします。この日本中小企業家同友会、これについてどういう性格かという御質問のように思うのですが、これは先ほどいろいろ申し上げました意見の中にもたしか出ておったと思いますけれども、団体法または政府の立案する組織法、これがだんだんわれわれ中小企業界にも伝わって参りまして、これはまことにどうもおそろしい法律だというわけで、まあこれを申し上げましてはどうかと思いますけれども
○参考人(束原誠三郎君) お答えいたします。この日本中小企業家同友会、これについてどういう性格かという御質問のように思うのですが、これは先ほどいろいろ申し上げました意見の中にもたしか出ておったと思いますけれども、団体法または政府の立案する組織法、これがだんだんわれわれ中小企業界にも伝わって参りまして、これはまことにどうもおそろしい法律だというわけで、まあこれを申し上げましてはどうかと思いますけれども
○参考人(束原誠三郎君) それと、最初にお断わり申し上げておきたいことは、私が人に頼まれたからとか、また何か野望があって反対をするのでは断じてございません。これは反対と一応申し上げますが、私は反対でなく、これは正義の叫びであると申し上げても差しつかえないと思うのであります。 日本の現在の国情から判断いたしますと、この法案は決して中小企業を救い、また保護するものでないと深く信じているからでございます
○参考人(束原誠三郎君) 御指名によりまして私は大多数の声のない、また声の出せぬ中小企業者を代弁いたしまして、中小企業団体の組織に関する法律案に対する反対を申し上げます。 特にお願いしたいのは、このような重大な法案でありますので、多少時間が延びましても、御容赦願いたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○束原参考人 ちょっと御答弁申し上げる前にお断りしたいのですが、先般総評さんで中小企業団体の主たる団体の方をお集めになっていろいろこの団体法について意見の交換をなさったわけでありますが、そのとき、ほとんど意見がまちまちであったそうであります。私事故があって出席できなかったので、報告を聞いたのでありますが、そういった非常に複雑な問題もあるものでございますから、率直にこれを御答弁申し上げて先生方の御納得
○束原参考人 ただいま永井先生からの御質問でありますが、ちょっと私に対して御質問が違うのじゃないかと思います。私は強制加入がいいとは言わなかった……。
○束原参考人 御指名によりまして、私は大多数の、声のない中小企業者の声を代弁して、団体法案に対する反対意見を申し上げます。 まず最初に申し上げたいことは、皆様のお耳には団体法案に賛成の声だけが聞え、中小企業界には反対はないかのように何ゆえなっているかということであります。実際は反対の声はたくさんある、しかるに何ゆえ反対の声が出てこないか、その実情と私の経験かち・真の中小企業者のなまの声を申し上げたいと