1969-04-15 第61回国会 参議院 外務委員会 第7号
○参考人(村野孝君) お答えいたします。いまの御質問は全く的を射た御質問であるように私も思います。御質問にもございました、理想的な国際通貨というものはどういうものであるかということにつきましても私は一応申し上げたつもりでございますが、理想的なものはどういうものであるかという問題を設定はいたしませんでしたが、国際通貨として持つべき必要十分条件については申し上げたつもりでございます。繰り返しますと、第一
○参考人(村野孝君) お答えいたします。いまの御質問は全く的を射た御質問であるように私も思います。御質問にもございました、理想的な国際通貨というものはどういうものであるかということにつきましても私は一応申し上げたつもりでございますが、理想的なものはどういうものであるかという問題を設定はいたしませんでしたが、国際通貨として持つべき必要十分条件については申し上げたつもりでございます。繰り返しますと、第一
○参考人(村野孝君) そういうふうな化けて、問題の解決をそう簡単に考えてしまってはかえって悔いを残すであろうというふうに考えるわけでございます。 許された時間を少し超過しまして申しわけありませんが、これで私の話を終わります。
○参考人(村野孝君) 村野でございます。 国際通貨基金における特別引出権の問題につきまして意見を具申するようにとお招きをいただきまして、たいへん光栄に存ずる次第でございます。与えられた時間が少のうございますので、私の考えておりますところを足早に申し上げさしていただきたいと思います。 まず、私のお話し申し上げることは、この「国際通貨基金における特別引出権」——以降「特別引出権」と略称さしていただきますが
○村野参考人 十分お答えできるかどうかわかりませんが、お答えさしていただきます。 こういう危機状況は、実は私はある程度予測していたつもりでございます。と申しますのは、昨年の十一月ごろシンポジウムをやって、ある人と見解を異にしたわけでございますが、イギリス帰りの人が、ポンドは切り下げをすべきではないし、切り下げの必要はないであろう。私は、切り下げをしたほうがいいので切り下げざるを得ないだろうというふうなつもりでおりましたので
○村野参考人 ただいま御紹介にあずかりました村野でございます。 私は、学問的な立場から、と申しましても、単なるアカデミズムではなしに、長い間外国貿易為替の専門銀行である東京銀行に職を奉じていた者といたしまして、学問的に、そして実務的な立場から、現在の国際金融情勢の現段階、その展望、そうしてその中におる金の位置というふうなものについて申し上げさしていただきます。長い間こういうものを専門的に研究し、調査