2007-05-11 第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
○村田政府参考人 御説明申し上げます。 今経済産業省から御説明がありましたとおり、昨年来、文部科学省と経済産業省は、一体となってこの問題について取り組んでおります。そういう意味で、プロセスにおきましては、今経済産業省の御説明のとおりでございます。 ただ、文部科学省といたしましては、この事業を確実に進めていくために、必要な予算を確保するだけではなくて、まず、何といっても「もんじゅ」、「もんじゅ」を
○村田政府参考人 御説明申し上げます。 今経済産業省から御説明がありましたとおり、昨年来、文部科学省と経済産業省は、一体となってこの問題について取り組んでおります。そういう意味で、プロセスにおきましては、今経済産業省の御説明のとおりでございます。 ただ、文部科学省といたしましては、この事業を確実に進めていくために、必要な予算を確保するだけではなくて、まず、何といっても「もんじゅ」、「もんじゅ」を
○村田政府参考人 お答え申し上げます。 使用済み燃料を再処理いたしまして、回収されるプルトニウムやウラン等を有効活用するという高速増殖炉サイクルの推進でございますが、これは原子力委員会の原子力政策大綱の基本であると認識してございます。その推進のために、先生が御指摘になられますとおり、使用済み燃料の再処理技術の涵養でございますとか、それから放射性廃棄物の処理処分に関する研究開発の推進が不可欠だと私ども
○村田政府参考人 お答え申し上げます。 原子力開発機構を例にとりながら、放射性廃棄物、研究所特有の廃棄物がございますので、その処分に関連しての費用負担等々につきまして順次御説明申し上げたいと思います。 日本原子力研究開発機構がみずから発生いたします放射性廃棄物の処理処分ということでございますと、独立行政法人でございますから、中期計画というのがございます。その中で、計画的かつ安全かつ合理的に実施して
○政府参考人(村田貴司君) お答え申し上げます。 失敗ということで、何が失敗ということは現段階ではなかなか言い難いところはあるんでございますけれども、やはりこのような長期にわたる技術開発については、チェック・アンド・レビューをしっかりやりながら、そのときそのときの技術をしっかり評価しながら次につなげていくということが必要だろうと思っております。 その点に関して申しますと、従前も原子力委員会の中に
○政府参考人(村田貴司君) 失礼します。 核融合はまだ基礎的な段階にございます。現時点において本格的な実用化というところをどの段階までという時期は申し上げることができない、そういう意味で、実験が成功ということについてはまだ確定的なことは申し上げることはできないわけではございますけれども、先ほども若干御説明申し上げましたが、実験段階、それから実験炉段階、原型炉段階、実用段階という、そういう一つ一つの
○政府参考人(村田貴司君) お答え申し上げます。 先生御指摘のとおり、核融合エネルギーの実現のためには、イーターの計画のみならず材料開発など様々な研究開発を行う必要がございます。従来の原子力の研究開発の活動の経験を踏まえますならば、核融合エネルギーの実現のためには、実験装置、それから実験炉、原型炉、そして実用化というような道筋をたどることが一般的に想定されるわけでございます。このイーターはその中で
○村田政府参考人 お答え申し上げます。 先生が今御質問のすべての経費ということではなかなか算定しづらいのでございますけれども、トカマク方式に関連いたしましては、独立行政法人の日本原子力研究開発機構の主要な装置でございますJT60というのがございます。そこの研究が進められておりまして、このJT60につきましては、昭和五十一年度より建設が開始され、所要の研究等が行われているわけであります。それに係る経費
○村田政府参考人 お答え申し上げます。 若干技術的なお話になってしまうかと存じますが、核融合はやはりまだ何と申しましても基礎的な段階にある、現状ではそういう段階でありまして、いつまでに実用化というのは、今議論が進んでいますが、いわゆる高速増殖炉のような議論はまだできない、そういう状況であることは確かでございます。 ただし、一般的には、やはり技術を開発する際には、必要な目標をしっかり立てて、数値を
○村田政府参考人 努力いたします。 核融合も核分裂も、原子核が変換する過程で出てくるエネルギーを使うという意味で、いずれも原子力エネルギーと言うことができると思います。ただ、そのエネルギーを発生させる仕組みというかメカニズムが違うということでございます。 核分裂でございますが、核分裂の方は、中性子を例えばウランとかプルトニウムのような重い元素の原子核に当てて、その原子核を二個とか三個とか、そういう
○村田政府参考人 お答え申し上げます。 先生からの御指摘のイータープロジェクトに関してでございますが、我が国は、欧州とともに、一九八〇年代の後半以来、設計活動に積極的に参加いたしまして、それまでの国内の研究成果をもとに、イーターの主要な機器の試作とか設計とか、そういうようなことに関して主導的な役割を果たしてきております。そのようなことを前提にいたしまして、イーター計画の完遂に我が国はなくてはならない