1963-06-25 第43回国会 衆議院 決算委員会 第24号
○村田政府委員 御指摘のこの場所の使い方でございますが、競馬会がこの土地を取得いたしましてから、今日までかなりの日数がたっております。これにつきましては西村先生御承知かと思いますが、あの地域全体が都市計画の地域になっておりまして、その計画案がたまたま練られておる最中でございましたために、都市計画の実施状況いかんによりましては、先ほど来申しますように、場外発売所の環境整備なり、そういった点にいろいろ影響
○村田政府委員 御指摘のこの場所の使い方でございますが、競馬会がこの土地を取得いたしましてから、今日までかなりの日数がたっております。これにつきましては西村先生御承知かと思いますが、あの地域全体が都市計画の地域になっておりまして、その計画案がたまたま練られておる最中でございましたために、都市計画の実施状況いかんによりましては、先ほど来申しますように、場外発売所の環境整備なり、そういった点にいろいろ影響
○村田政府委員 御指摘一応ごもっともに思いますけれども、実は場外発売所の整備につきましては、開設者であります日本中央競馬会当局はもとより、一般の監督の立場にあります農林省当局といたしましても、非常にこの点は気をつかっておるのでありまして、御承知のように公営競技調査会の答申でも場外発売所のあり方につきましてはいろいろと注意もいただいておりますし、その意味で最近では私どもといたしましては極力、何と申しますか
○村田政府委員 御指摘のございました新橋の競馬会の所有地の取得でございますが、西村先生も御承知のように、現在日本中央競馬会は新橋駅のすぐそばに場外の発売所、これは賃借りで経営をしてまいっております。ところが、この新橋の駅のすぐそばにございますいまの場外の発売所は、非常に混雑をいたしておりまして、警察当局からもあのままではぐあいが悪いので、しかるべき措置をとるようにという示唆も受けてまいっておりまして
○政府委員(村田豊三君) 豚肉の年間の需給の見通しにつきましては、先般の価格審議会におきましても、大体年間の予測を立てまして、これを矢山先生非常によく御承知のとおりでございますけれども、一応の予測を立てまして、それに基づいていろいろ御審議をいただいたのであります。大体、私どもは三十八年度の豚肉の年間需要というものを、先ほど大臣からも御報告のございました上期十三万二千トン、下期十三万九千トン、合わせて
○政府委員(村田豊三君) 輸入の機関でございますけれども、御承知のように食肉の輸入については、まだ外割制度がしかれておりまして、外貨割当の方式をとっておるわけでございますので、この外貨割当の方式にも、考え方といたしましては、たとえば畜産物の価格安定等に関する法律で規定されておりまする畜産振興事業団を需要者として割り当てる方式もございますし、それから今回実施をいたしておりまするのは、食肉協議会の所属員
○政府委員(村田豊三君) 今回の豚肉の緊急輸入につきまして、予想されまするまず輸入先でございますが、御承知のように、現在日本は食肉の輸入につきましては、食肉のあるいは家畜の防疫——病気を防ぐほうの防疫でございますが、その見地から国を指定をいたしております。したがって、輸入をいたします国も、おのずから家畜衛生の見地から限定をされるわけでございまするが、現在輸入が認められておりまする国といたしましては、
○政府委員(村田豊三君) 私どもこの通達が出ました後に、ただいま渡辺先生の御希望のような趣旨のことを、全国のそれぞれの担当の課長なり部長には、趣旨の徹底を十分はかっておりまするので、現に地方庁と私どもの間において、何らこれについての疑義はございません。その点の御心配はないことを申し上げておきます。
○政府委員(村田豊三君) ただいまこの畜産局長通達のなお書きにつきまして、渡辺先生から御指摘がございますけれども、私どもの考えておりますことと非常に見解の上で違うのであります。その違う点を具体的に私から御説明をさしていただきたいと存じますが、このなお書きに書いておりまする事項は、具体的に申し上げれば、たとえばこの通達が出ます以前、あるいは大臣と大手メーカーとの了解のつきました以前にすでに、たとえば一例
○政府委員(村田豊三君) 御指摘の点でございまするが、先ほども大臣からお答えがございましたように、大臣と大手乳業メーーカとの間で話し合いのつきました事項は、大綱においてこういう事項で話がついたということは、ただいま御指摘のありましたとおり、大臣談話でこれを発表いたしております。その点は渡辺先生御承知のとおり、加工原料乳地帯は三月一日にさかのぼって一円を加算し、四月以降さらに一円を加算するという大綱の
○村田政府委員 具体的に申し上げますると、事業団買い入れによりまして、乳製品の市況がまずどういうふうに推移をしたかということが当然取り上げられなければならない問題でございますが、昨年の九月以降から乳製品につきましては価格の下落傾向が出てまいっておりました。たとえば全脂加糖練乳の例で申しますと、中小メーカーの製品のごときは昨年の九月にすでに安定下位価格の三千九百円を割りまして、三千八百円という傾向を示
○村田政府委員 私は必ずしもさように思わないのでございます。と申しますのは、先ほども大臣の御報告の中にもございましたように、政府が二十億近い事業団買い上げを決意をいたします際の客観情勢といたしましては、生乳の生産はきわめて順調に予想以上に生産が行なわれている、そのわりには生乳のいわゆる市乳としての消費の伸びが停滞している、したがってどうしても乳製品のほうに向けられます、すなわち加工向けの乳量というものが
○村田政府委員 酪農振興法の所定の規定に基づきまして、二、三の県におきましては知事のあっせんなりあるいは調停の申請の出ておりました県のありましたことは御指摘のとおり事実でございます。これらの県におきましては、法律の所定の規定に基づきまして、県当局におきまして各種の調査でありますとかあるいは関係者から事情を聴取する等、それぞれの手続を進めておりましたことは事実でございます。なお、その手続の進行中に、先
○村田政府委員 御承知のように、法律上勧告という言葉を使っておりますのは、畜産物価格安定等に関する法律の第五条だったかと存じますけれども、乳業メーカーが法令で定めております、いわゆる安定基準価格を割って値下げをしたりあるいはするおそれがあるときには、農林大臣は、有権的と申しますか、法令の規定に従ってそれを撤回するように勧告を申し入れる権限を持っております。ただいま委員長から御指摘になりました勧告の趣旨
○政府委員(村田豊三君) 畜産振興事業団によりまする買い入れの方針がきまりまして、直ちに事業団は買い入れの準備を開始をいたしまして、先ほど申しました買い入れ要綱というものを決定をいたしたわけでございます。その買い入れ要綱の定める所定の手続に従いまして、指定乳製品を作っておりまする製造業者からの申し込みの受付を開始したわけでございます。その申し込みの受付が行なわれまして、申し込みの総額が、ただいま農林大臣
○政府委員(村田豊三君) 畜産振興事業団が指定乳製品を買い上げます根拠規定は、御承知のように畜産物の価格安定等に関する法律の規定にその根拠があるわけでございます。その規定の条文の意味は、畜産振興事業団は指定乳製品の製造業者の申し込みによって、一定の条件が備わった場合に、その申し込みによって指定乳製品を買い入れることができるという規定に相なっておりまして、その根拠規定によりまして、事業団と指定乳製品の
○政府委員(村田豊三君) 買い入れの決定を、いたしましたのは昨年の暮れでございましたけれども、御承知のように、畜産振興事業団が乳製品を買い入れをいたしますのは、これは初めての経験でございまして、したがいまして、買い入れの方針の決定後直ちに買い入れの諸般の準備に取りかかりまして、買い入れ要綱の決定でございまするとか、あるいは乳製品メーカーとの打ち合わせでありまするとか、そういう準備は直ちに始めまして、
○政府委員(村田豊三君) 河野先生から非常にむずかしい宿題をいただいたことになるわけでございますが、私はやはり率直に申し述べさせていただきますと、納付金の関係は、法律並びにその法律が委任した政令によりまして、その点が明記をされておるわけでありまして、これは何も農林省が独断でやったとかいうことじゃなくて、大蔵省なり、それぞれ関係の政令でございますから、当然関係省の協議の上において成り立った政令でございます
○政府委員(村田豊三君) 売り上げと申されましたけれども、多分国庫納付金のことだろうと存じますが、そうでありますれば、ただいま河野先生の御指摘のとおりになるわけでございます。
○政府委員(村田豊三君) オリンピック協賛のための中央競馬の特例法制定以来、河野先生には特段のこれにつきましていろいろ御配慮を前からいただいておりますことを、この機会にお礼を申し上げる次第でございます。 ただ、ただいま御指摘になりました点でございますけれども、この点は法令の建前上——当時の法律、なるほど修正等の御意見もあったように伺いますけれども、法律そのものは、第二条に、政令の定めるところによって
○政府委員(村田豊三君) 輸入飼料の輸入状況並びにその価格の状況でございますが、ものによりましては外割を実施中のものもございまするし、また、とうもろこしのようにすでに自由化されたものもございまするが、昨今の輸入の状況は非常に順調でございます。また、価格の変動状況につきましても、一時的に、たとえばアメリカの大豆あるいは大豆かす等、変動がございましたけれども、大体、ここ当分、価格もたいした変動がなく、順調
○村田政府委員 政府がただいま手持ちのふすまを売却いたしておりますのは、三十キロ裸で五百九十九円で出しておる。それに包装費でございますとか、あるいは若干運賃等がかさみましても、市価に比べまして、三十キロ一袋当たり百円ないし百数十円、その程度の差があると承知しております。
○村田政府委員 政府の手持ちのふすまが確実に実需者に渡りますためには、食糧事務所からふすまを放出いたします場合に、これは一般の取扱者に放出するわけではございませんで、政府の指定いたしております。たとえば全購連でありますとか、あるいは全開連でありますとか、全酪連でございますとか、特定の需要者団体を指名いたしましてそのものに売却をいたし、かつ、売却をいたします際に、これは雪害対策川であるということで、末端配給
○村田政府委員 ただいま御指摘がございましたように、一月と二月、二回にわたりまして、新潟、富山、京都の食糧事務所に手持ちいたしております政府所有のふすまの放出を合計千二百七十トンいたしたのであります。その後、各府県の政府手持ちのふすまの放出の要望等を引き続き取りまとめ中でございましたけれども、県からの要望がほぼ概数が確定いたしましたので、三月の七日、来週でございますけれども、第二次のそれぞれ災害県に
○政府委員(村田豊三君) ただいま各社別の申し込み、最終的なものの確認をいたしておりまするが、金額的に十八億五千万円ちょっとになると承知をいたしております。
○政府委員(村田豊三君) 先ほど農林大臣から申し上げました、今回の畜産振興事業団によります買い入れは、乳製品メーカーの申し込みによって事業団が買い上げるという建前になっております。したがって、政府の側から、これだけ買ってやるからこれだけ持ってこいという建前になっていないことは、戸叶先生御承知のとおりであります。したがいまして、今回大よそ二十億という目安を政府は立てまして、ただいま乳製品メーカーの申し
○政府委員(村田豊三君) 牛乳並びに乳製品の在庫調査は、統計法に基づきまして農林省統計調査部が全国的に調査を実施いたしております。その調査のほかに、畜産局が直接乳製品メーカーから業務報告といたしまして在庫の報告を求めております。その両方の調査並びに報告を突き合わせまして、大体今回の乳製品の在庫は、生乳に換算いたしまして十数万トンに達するという結果を確認いたしておる次第であります。
○村田政府委員 ただいま経済局長から御答弁がありました通りでございまして、従来の畜産経営は乳牛にいたしましても肉用牛にいたしましてもきわめて少数頭数の飼育でございます。かつそれが副業的に行なわれている非常に片寄った生産の実態でございます。それでは生産性の向上なりあるいは収益性の向上ということが期待はできないということから、将来この飼養規模を拡大いたしまして、農業経営の基幹部門ともなり得て、拡大再生産
○政府委員(村田豊三君) 買い上げの方針を決定いたしましたのは、御承知のように昨年の募れでございまして、年が明けまして一月に入りまして買い入れの具体的な事務にただいま入っております。先日も参考人の供述にございまたように、すでに十七億近い申し込みが受け付けられつつございまして、しかも買い入れの実務といたしましては、それぞれの乳業者の申し込みに応じて事業団が買うわけでございまするが、その申し込みは手続的
○政府委員(村田豊三君) お言葉でございまするけれども、事業団が乳製品を買い上げまする条件といたしましては、法律に規定しておりまする当該事業者の申し込みによりまして、その生産しました指定乳製品を安定買い価格で買い上げることができるという建前になっておりまして、これは極端な例かもしれませんけれども、在庫の有無にかかわらず、在庫が幾らたくさんおりましても、指定乳製品の価格が安定買い価格を割っておりません
○政府委員(村田豊三君) 畜産振興事業団が指定乳製品を買うことができるということは、畜産物の価格安定等に関する法律の規定するところでございまするが、建前といたしまして、法律の規定にもございますけれども、申し込みに応じて政府が買い入れることができるという建前になっているのであります。したがいまして、昨年の暮れに二十億の買い入れを決定いたしますにあたりましても、これは大よそどの程度の申し込みが予定されるかという
○村田政府委員 現在農林省が生乳取引の契約例として示しておりますものに、代金の支払いにつきましては、甲乙両者が協議して定めるという方法を一応の建前としてとっておるわけであります。取引の実態につきましては、昨日の参考人の供述にもありますようにいろいろな形があるようであります。この点は末端での生乳の取引形態が非常に複雑になっておるということを私どもは痛感をいたしておりまして、そういう問題がございますだけに
○村田政府委員 御指摘のございました生乳取引の契約の実態でございますが、この生乳の取引実態は地区によりまして、あるいは業者によりまして非常にまちまちであることは、足鹿先生の御指摘の通りでございます。農林省といたしましては、生乳の取引につきましては生乳取引契約例のようなものをすでに示しまして、一つよりどころのようなものは示しておるのでございまするが、ただ、御承知のように、生乳取引がまだ十分に近代化されていない
○村田政府委員 畜産関係につきまして昨日資料の御要望がございました。昨夜来調製に当たっている最中でございますが、できるだけ早く畜産関係のものは取りそろえて、できたものから、提出いたすようにいたします。
○村田政府委員 ただいま資料要求がございましたけれども、早急にできるものと、若干時間のかかるものもございますけれども、できるだけ御趣旨に沿えるように、早く出すように努めたいと思います。
○村田政府委員 非常に具体的、専門的なことでございますので、失礼でございますが私からお答えいたします。 調整工場という概念は、おっしゃる方によりまして非常にいろいろな御意見があるようでございます。私ども一般的に申しまして、調整工場と申しますのは、牛乳の不需要期、いわゆる冬場でございますが、不需要期はどうしても牛乳の消費が減りますので余ってくる。現在はそれを学校給食に回したりなどしておるわけでございますが
○村田政府委員 簡単にお答えいたしますが、ただいま御指摘のありました政府の払い下げますえさにつきましても、基本価格といいますか、織り込み価格というか、支持価格でございますが、それをただいままだ上げておりません。 それから、もう一点御指摘のございましたえさの価格が上がっていやしないかという御指摘でございますが、これはものによって上がっておるものもございます。ものによっては下がっております。主として上
○村田政府委員 ちょっと法律の条文に関連する御質問でもございますので……。 ただいま湯山先生御指摘になりました事項は、畜産物の価格安定等に関する法律の第三条第四項に、確かに御指摘のような規定がございまして、ただいま大臣からもお答えのありました指定乳製品の安定価格につきましては、この法律の定める規定に従いまして、昨年価格審議会の議を経まして、安定価格の決定を見たわけであります。もとより、ただいま御指摘
○政府委員(村田豊三君) ただいま御指摘の点、私ども全く同感で、きわめて重要な点の御指摘であったかと存じます。御承知のように、現在生乳の取引というものは、生産者団体、これは大体全国で千五百ぐらいの生産者団体があるわけでございます。それと大手四社、あるいは中小の数十社、こういう加工業者との間の、しかも個別の、それぞれの工場ごと、地域ごと、村ごとに取引形態が違っておるわけでございます。したがって、契約の
○政府委員(村田豊三君) ただいま御指摘のございました三十五年度の決算で、当初予算に対しまして学校給食用の牛乳なり、乳製品の消費がほとんど半分ぐらいしか実行されてないという御指摘、御指摘のとおりでございます。実はこの点は、三十五年度の予算を編成いたします当時は、御承知のように、三十三年度、三十四年度は、牛乳の需給事情が非常に悪いときでございまして、乳価が相当下がった時代でございます。そのために三十二年度
○政府委員(村田豊三君) ただいま相澤先生から御指摘がございましたように、本年は牛乳の生産は、きわめて順調に伸びて参っておりますけれども、御承知のように牛乳の消費は、なまで飲むいわゆる飲用乳としての消費と脱脂粉乳、バターその他いわゆる乳製品としての加工に消費いたしますものと、両方の別途があることは御承知のとおりでございます。今年は生産のほうは、先ほども申しますように、きわめて順調な伸びを示しておる。
○説明員(村田豊三君) 先ほど申し上げましたように、現在農林省が乳製品につきまして、統計調査部を通じまして、相当広範にわたる生産量の調査でございますとか、あるいは在庫の調査でございますとかという調査は、統計法に基づいたこれは調査でございまして、虚偽の報告があれば、もちろんこれは罰則の適用のある制度的には確立した調査でございます。したがって、一応私どもといたしましては、従来もそれを根拠に、各種の酪農関係
○説明員(村田豊三君) ただいま私から、乳製品の在庫を前年の同期に比べまして一七〇一八〇%、あるいは物によりましては二百数十パーセント、もっと極端に申しますと、四〇〇%アップというものもあるわけでありますが、これは異例でありますので申し上げなかったのでありますが、いずれにいたしましても相当の在庫がある、かように申し上げましたが、その私が申し上げました在庫は、農林省統計調査部が法律上の所定の手続に基づきまして
○説明員(村田豊三君) ただいま御指摘のございましたように、現在乳業メーカーが、その取り引きの相手方でございます生産者団体と乳価の値下げ交渉をやっておるのであります。実は、ただいま渡辺先生から端的な御質問でございますけれども、この秋口ころからこの冬場にかけましてこういう問題が熾烈になりましたのには、やはりそれ相応の背景があると私は理解をするものでございます。渡辺先生からも資料の御要求がございましたのでございますが
○村田説明員 ただいま御指摘のございましたテングサの災害に対する対策でございますが、先ほど東京都の方からも御報告の中にございましたが、ちょうどその問題につきましても、ただいま都の専門の方が現地で調査を実施中でございます。私どもはその調査の報告を承りました上でそれらの対策を検討いたして参りたい、かように考えております。当面考えられますことは、テングサの漁場がどの程度の被害を受けておりますか、これは漁場
○説明員(村田豊三君) ただいまの相澤先生の御指摘非常にむずかしい事例のように承るのでございますが、ある組合が漁業を営んでおる——多分御指摘の御趣旨は、組合がたとえば管理漁業権を持っておる、そしてその組合の組合員には、その各自行政使権がありまして、その組合の持っております管理漁業権を組合員が各自行使をしておるという事例でございますれば、これは従来改正前の現行の漁業法でございますと、定款の規定によって
○説明員(村田豊三君) ただいま御指摘のような事例は、私確かに起こり得ることだと存じております。その場合、どういう指導をしたらよいかということでございますが、これはもう相澤先生もよく御承知の上での御質問だと私存じますけれども、そもそも漁業協同組合は、一定の定足数があれば設立も任意でございまするし、また組合員の加入、脱退も自由にしたしております。漁業生産組合の場合もしかりでございますけれども、したがって
○説明員(村田豊三君) 第一点の漁業法第一条についての御指摘でございまするが、漁業法は、漁業の生産力を高めまして、そうして漁民の生活を向上せしめ、あわせて漁業制度全体の民主化もはかっていくという現行法の精神に相なっておりまして、先般の臨時国会におきましても、漁業法の相当重要な部分の改正を行なったわけでございまするが、そういった漁業法の根本を貫きまする思想と申しまするか、そういう点は、今後におきましても
○村田政府委員 先ほど振興局長が答えましたようなことでございまするが、いずれにいたしましてもPCPの作用が相当あるということは私どもも振興局には絶えず申し上げておるような次第であります。
○村田政府委員 損害の確認でございますけれども、当初私どものところから、本省から現地に調査のために担当官を派遣いたしました際の報告によりますと、大体有明海四県で魚介の被害が十六億、こういうふうに報告をしておったわけであります。大体その後日時が経過いたしますにつれまして、だんだん詳細に被害の調査がまとまった結果であろうかと存じまするが、今日ただいま私どもが承知いたしておりまするところでは、約二十億というふうに
○村田政府委員 今回の有明湾等を中心にいたしました魚介類の大量の斃死の原因でございますけれども、これにつきましては、この事件が発生いたしました直後、水産庁からも、また振興局からも担当官が現地の調査におもむいたのでございます。おもむきまして、その現地調査の結果の報告を聞いておりますると、ただいま御指摘がございましたように、今回の魚介類の大量斃死の原因が、豪雨によりまして、貝類などの産卵直後の生理状態が