1980-04-18 第91回国会 参議院 大蔵委員会 第12号
○参考人(村田宗忠君) ただいま丸谷先生にお尋ねいただきました中期国債ファンドの問題でございます。 これを実施いたしました動機と申しますのは、国債の多様化の線に沿いまして中期債が発行されまして、そうしてこれが公募入札制で行われておる次第でございます。個人にこれを向けていきますのが、販売体制と申しますか、なかなかむずかしい点も実はあるんでございます、販売技術上。 そういうことで、中期国債の受けざらが
○参考人(村田宗忠君) ただいま丸谷先生にお尋ねいただきました中期国債ファンドの問題でございます。 これを実施いたしました動機と申しますのは、国債の多様化の線に沿いまして中期債が発行されまして、そうしてこれが公募入札制で行われておる次第でございます。個人にこれを向けていきますのが、販売体制と申しますか、なかなかむずかしい点も実はあるんでございます、販売技術上。 そういうことで、中期国債の受けざらが
○参考人(村田宗忠君) ただいま関参考人からもお話がございましたけれども、私ども同様に、一兆円減額というのが量的に国債の価格をある程度下げないで済むようにできる、そうは存じませんのですが、しかし、初めて減額に踏み切られたということをひとつ評価したい、かような意味で申し上げました次第でございます。 にもかかわらず、暴落しているじゃないかという丸谷先生の御指摘でございます。関参考人も申されましたように
○参考人(村田宗忠君) 公社債引受協会の村田でございます。 本日は、昭和五十五年度の公債の発行の特例に関する法律案につきまして意見を述べよということでございますので、証券界の立場から若干の所見を申し述べさせていただきたいと存じます。 さて、私から申し上げるまでもなく、わが国経済はきわめて厳しい状況に直面いたしております。生産や設備投資は底がたい拡大基調を続けておりますものの、このところ物価の騰勢
○村田参考人 システムとしてどう考えるかという大変むずかしい問題、私はシステムとしては物の形は非常によく整っておると思います。問題は、そのシステムをどういうふうに使うかというところに問題があるのではないかな、こういう感じを持っております。 先ほどは実務家的な面から申し上げたのでございますけれども、まず、先ほど実勢実勢と申し上げましたが、基本は、国債発行の歯どめといたしまして、市場実勢に即応するということが
○村田参考人 おっしゃいますように、六・一で大分しらががふえました。レートでどうということは差し控えさせていただきまして、先ほどから申し上げておりますように、これは基本的な問題でございます。実勢に即していかなければ今後の個人消化はきわめて困難だということでございます。 一つは、投資家というものが、現在のようにいろいろインフォメーションが非常に行き渡るようになっておりまして、値段のことはわかっております
○村田参考人 公社債引受協会の村田でございます。 本日は、昭和五十五年度の公債の発行の特例に関する法律案につきまして意見を述べよとのことでございます。証券界の立場から若干の所見を申し述べさせていただきたいと存じます。 さて、私から申し上げるまでもなく、わが国の経済は、きわめて厳しい状況のもとに直面いたしておりますわけでございますが、生産や設備投資などは底がたい拡大基調を続けておりますものの、このところ
○参考人(村田宗忠君) 今後の個人消化の問題についてまずお答えいたします。 何と申しましても、一番肝心なことは発行条件が市場実勢に即応してまいるということが何といってもこれ基本かと存じます。この基本が守られている限りにおいては、その限りにおいては私は個人消化の面で心配はないと思います。しかし、何分にも大量発行でございますから、先生御懸念のように、諸外国ではいろいろな国債の優遇策を、アメリカにいたしましても
○参考人(村田宗忠君) どうも弱りました。しかし、大変私どもにとりまして切実な問題につきまして御質問賜りました。 私ども証券業界といたしましては、何と申しますか、市場を担当する者といたしまして責任を持って、またその自覚を持ちまして取っ組んでまいっておりますわけでございます。窓販の問題につきまして、業界といたしましては、これは業界それぞれの、銀行さんにいたしましても証券業界にいたしましても、一業界の
○参考人(村田宗忠君) ただいま委員長から御指名いただきました公社債引受協会の村田でございます。日ごろは先生方に何かと証券市場につきましての御関心、御配慮をちょうだいいたしておりまして、ありがたく存じております。 本日は、昭和五十三年度の財政特例公債法案につきまして、証券界の立場から所見申し上げまして、御参考に供したいと、こう存じております。 さて、私から申し上げるまでもないのでございますが、先般成立
○参考人(村田宗忠君) どうも、先生に窓口販売賛成か反対かと詰められますので実はもう……、お答えいたしますけれども、まあ仮に、その窓口販売をやりたいがどうだという提案があったと仮定いたしまして、その場合には、正直申し上げまして、それは結構だと言うのには余りにいろいろ、先ほども商取引の問題に絡みまして申し上げましたけれども、関連する問題が非常に多うございますのでにわかに賛成しがたいと、このように存じております
○参考人(村田宗忠君) お答えをさせていただきます。 個人消化の促進につきましては、先生御指摘のとおりに非常に重要なこととして考えてまいっておるわけでございます。割引中期国債でございますか、これにつきましては、ただいまシ団代表でいらっしゃいますところの伊部参考人から、銀行協会でも検討するがシ団でも検討するというお答えでございました。私どもは銀行協会には所属いたしておりませんけれども、シ団の構成メンバー
○参考人(村田宗忠君) 私、公社債引受協会の村田でございます。委員の諸先生方におかれましては、平素来から金融資本市場の諸問題につきまして何かと御高配を賜っておりまして、この席をかりまして厚くお礼申し上げる次第でございます。 さて、本日は、昭和五十一年度の財政特例法案につきまして意見を申し述べるようにということでございますので、二、三申し述べさしていただきたいと存ずる次第でございます。 何分にも背景
○村田参考人 先生に大変ありがたい質問をしていただきました。実は、私どもかねがね、小量発行の時代ならともかくといたしまして、六兆、七兆という大量の国債を消化しなければならない。しかも、なるべくマネーサプライに直につながらないような形で個人に消化したいということに相なりますれば、従来の小量発行時代の商品形態一本の、これまでと同じようなやり方で、それだけで今後の大量発行に対処してまいるということは、どだいそのこと
○村田参考人 ただいま御質問の、金融資産としてどのように評価されるかということは、私どもの方にも御質問があったのかと存じますけれども、銀行さんとしての評価と個人の保有者としての評価とは若干評価の立場が違うのではないかと存じます。先生、欲を言えば限りのないことでございますけれども、従来から比較をいたしますと、何と申しましても、先ほども申し上げましたように、昨年の十一月でございましたか、一連の金利の引き
○村田参考人 私、公社債引受協会の村田でございます。 委員の諸先生におかれましては、平素何かと証券市場に関しまして御関心と御配慮を賜わりまして、この席をかりまして厚く御礼申し上げます。 本日は、昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案につきまして、意見を述べよとのことでございますので、多少中村さんのお話と重複するかもしれませんけれども、証券界の立場からいささかの所見を述べまして、御参考に供
○参考人(村田宗忠君) ただいま、地方公募債の個人消化の方は、国債の個人消化と言うけれども、そのようにいくかというお尋ねでございます。これは一つは、国債のシンジケーションの組み方とそれから地方債のシンジケーションの組み方と違っておりまして、国債の場合には、われわれ証券市場といたしまして担当いたしますのは、金融機関あるいは機関投資家を除きました純粋の個人にテリトリーが限られておりまして、そういう意味での
○参考人(村田宗忠君) ただいまの鈴木先生の御質問は大変むずかしい御質問でございまして、御趣意はインフレ現下に対応する考え方はどうかという御趣旨だろうと思いますのですが、これは国債だけでなしに有価証券あるいは金融資産すべてに通じる問題であろうと存じますのですけれども、まあ有価証券としての国債という面でとらえてまいりますと、これに対する一般的措置としてはなかなか私どもの考え及ぶところではないのでございますけれども
○参考人(村田宗忠君) 公社債引受協会の村田でございます。 本日は陳述の機会をお与えいただきましてまことに光栄に存じ上げますとともに、委員の皆様方におかれまして平素は何かと証券市場に御関心をお持ちいただきまして、また御配慮を賜りまして、この機会に厚く御礼申し上げる次第でございます。 本日は、昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案につきまして意見を述べよとのことでございますので、証券界を代表